<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?><?xml-stylesheet href="http://www.blogger.com/styles/atom.css" type="text/css"?><feed xmlns='http://www.w3.org/2005/Atom' xmlns:openSearch='http://a9.com/-/spec/opensearchrss/1.0/' xmlns:georss='http://www.georss.org/georss' xmlns:gd='http://schemas.google.com/g/2005' xmlns:thr='http://purl.org/syndication/thread/1.0'><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444</id><updated>2012-02-13T23:24:43.489+09:00</updated><title type='text'>しろたん調査部</title><subtitle type='html'></subtitle><link rel='http://schemas.google.com/g/2005#feed' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/posts/default'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default?max-results=100'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/'/><link rel='hub' href='http://pubsubhubbub.appspot.com/'/><link rel='next' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default?start-index=101&amp;max-results=100'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><generator version='7.00' uri='http://www.blogger.com'>Blogger</generator><openSearch:totalResults>532</openSearch:totalResults><openSearch:startIndex>1</openSearch:startIndex><openSearch:itemsPerPage>100</openSearch:itemsPerPage><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-2518706039474201770</id><published>2012-02-11T09:59:00.000+09:00</published><updated>2012-02-11T09:59:00.341+09:00</updated><title type='text'>巻いて一工夫</title><content type='html'>先日朝ごはんに磯辺もちを食べたのだ。&lt;br /&gt;切りもちを焼いて軽くしょうゆをつけてから海苔で巻くだけだから簡単なんだよね。&lt;br /&gt;それでいておいしい♪&lt;br /&gt;そこで、ふと気になったのが「いそべ」。&lt;br /&gt;他にも「磯辺焼き」とか「磯辺揚げ」なんてのがあるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;由来というほどのことでもないんだけど、海苔の産地には「イソベ」という地名が多いらしいのだ。&lt;br /&gt;海苔は海藻を乾燥させて加工して作るので、当然沿岸部が産地になるよね。&lt;br /&gt;それで海苔を使った料理がその地方の名物となり、名前が冠されるようになったようなのだ。&lt;br /&gt;同じ「イソベ」でも、「磯辺」と書いたり、「磯部」と書いたりするのにはそういうわけがあるみたい。&lt;br /&gt;語源的には「磯の近く」ということだから、海苔の産地である磯の料理ということなんだろうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、実はそんな単純ではなくて、今のようなシート状になった板海苔が登場するのは江戸中期。&lt;br /&gt;海苔自体はすでに奈良時代に編纂された各地の風土記にも出てくるので、日本では伝統的に食べられてきた海藻なのだ。&lt;br /&gt;むかしから干して保存し、煮たりしてやわらかくして食べていたみたい。&lt;br /&gt;佃煮なんかにする場合は、海苔を刻んでから煮るんだけど、刻んだ海苔を紙漉の要領で薄いシートに加工して乾燥させると板海苔になるのだ。&lt;br /&gt;これが大発明で、巻き寿司（海苔巻き）や各種「イソベ」料理はここから生まれてくるわけだよ。&lt;br /&gt;ちなみに、海苔を使った寿司でおなじみの「軍艦巻き」は戦時中の昭和16年に、銀座久兵衛の初代主人・今田寿治さんが考案したと言われているよ。&lt;br /&gt;江戸時代から続く江戸前の寿司は、握るか海苔で巻くかだけだったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;同じ江戸時代、それまで自然に生えている海苔を採取しているだけだったのを、養殖できるようにしたのだ。&lt;br /&gt;まだ養殖技術は未熟で、手間もかかるので簡単なものではなかったようだけど、一気に生産量も拡大し、これと板海苔の技術が合わさって消費が拡大されていったようなのだ。&lt;br /&gt;天然物の江戸前の海苔としては品川沖（羽田や大森あたり）が名産地だったので、海苔は品川の名物だったんだ。&lt;br /&gt;なので、海苔を巻いたせんべいを「品川巻き」と言うのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;浅草海苔は養殖海苔の代名詞。&lt;br /&gt;浅草寺の御本尊を隅田川から引き上げたときは確かに浅草は隅田川（当時の大川）の河口付近だったんだけど、海苔の養殖が行われるようになった江戸時代には干拓も進んでいて、すでに海からだいぶ離れていたんだよね。&lt;br /&gt;なのに浅草海苔という名前が残っているのはおそらく浅草で加工されたからではないかと思われるのだ。&lt;br /&gt;浅草から吉原に行くとき、粋な人は堀割の山谷堀（さんやぼり）を猪牙舟（ちょきぶね）で上ったんだけど、この堀の途中に紙漉橋という橋があるのだ（今は堀自体は埋め立てられているよ。）。&lt;br /&gt;それはそのあたりに紙漉職人が住んでいたからで、その紙漉職人がすく前の紙の原料（コウゾやミツマタなどを蒸したり煮たりして繊維を抽出した状態のもの）を冷たい水にさらして冷やしている間に買いもしないのに吉原の遊女をのぞきに行くことを「冷やかし」と言ったのだ。&lt;br /&gt;そんなわけで、浅草周辺には紙漉職人がいたわけで、その技術が板海苔の製造に使われたとすれば、海苔の加工・製造が浅草発祥となったことも考えられるよね。&lt;br /&gt;詳しくはよくわからないけど、食物としての海苔は品川の名産、加工品としての板海苔は浅草の名産ということだったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、明治維新後の明治２年（1869年）に明治天皇が京都に御幸されるときのおみやげとして、日本橋室町１丁目の山本海苔店２代目主人・山本德治郎さんが発明したのが朝食でもおなじみの味付け海苔。&lt;br /&gt;江戸時代は江戸文化も花開いたけど、やはり文化の中心、流通の中心は京都・大阪だったので、東京からのみやげとしては何か目新しいものが求められたのだ。&lt;br /&gt;それまでは板海苔を火であぶってからしょうゆなどをつけて食べていたわけだけど、調味料を混ぜ込んで加熱乾燥してあるので（乾燥の工程でローラーにより調味料が塗布されるのだ。）、そのまま食べられるという優れものだったのだ！&lt;br /&gt;ただし、通常の板海苔よりも吸湿性が高く、保存がより難しかったみたい。&lt;br /&gt;今は個装真空パックができるから、いつでもぱりぱりだけどね。&lt;br /&gt;でも、あぶりたての板海苔は風味もよいし、味付け海苔にはないおいしさがあるんだよね♪&lt;br /&gt;ちなみに、この味付け海苔が日刊併合時に韓国に伝わって韓国海苔が生まれたらしいよ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2518706039474201770?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2518706039474201770/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2518706039474201770&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2518706039474201770'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2518706039474201770'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/02/blog-post_11.html' title='巻いて一工夫'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5258411945570863343</id><published>2012-02-04T10:05:00.000+09:00</published><updated>2012-02-04T10:05:00.237+09:00</updated><title type='text'>やっぱり「草」が好き</title><content type='html'>あっという間に１月も終わってしまったねぇ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;今年はお正月に日本にいなかったのであまりおもちを食べなかったのだ。&lt;br /&gt;ま、保存食として常にストックしているし、比較的簡単に調理して食べられるからそれなりには食べるんだけど。&lt;br /&gt;今年は食べ飽きていないから、出動回数も増えるかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなおもちの中でもボクがもっとも好きなのは草餅。&lt;br /&gt;緑色のにくいやつだよ（笑）&lt;br /&gt;コンビニで売っているものなんかだと本当に色がついているだけだけど、きちんと作ったものは独特の香りがよいよね。&lt;br /&gt;切り餅にしたものを焼いてから食べるのもまたおいしいのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;草餅は通常もちをつくときにヨモギを混ぜるものとばかり思っていたんだけど、実はそうでもないらしいのだ。&lt;br /&gt;春にヨモギの新芽をとって、一回湯がいてアクをとり、それを丸ごと、或いは汁をしぼってまぜこむんだけど、もちをつくときに入れるものと、上新粉を練るときに加えてそれを蒸すものがあるようなのだ。&lt;br /&gt;後者はむしろ「草団子」なんじゃないかと思うんだけど、あんこを包むと草大福や草餅として売られるんだよね。&lt;br /&gt;糯（もち）の米粒をついて作るのがもち、粳（うるち）をひいた上新粉を練って蒸したりゆでたりして作るのが団子、というのが一般的なんだけど、この境界はとてもあいまい。&lt;br /&gt;そもそも白玉団子は糯米の粉で作るし、コンビニなんかで売られている大福餅などはついたものではなくて練ったものがメインなんだよね。&lt;br /&gt;むしろ、最終的な形態で名前を変えている、という方が正確なような気も（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今ではヨモギを使うけど、もともとは春の七草のひとつ、ゴギョウこと母子草を使うものだったんだって。&lt;br /&gt;その起源は中国で、３月３日の上巳の節句に米の粉（？）に母子草の汁を練り込んで羮（あつもの）にしたものを邪気払いで食べていたようなのだ。&lt;br /&gt;粉を練って蒸していることから団子のような作り方だけど、蜜も混ぜて甘くしていたようなので、ういろうに近いものだったのかな？&lt;br /&gt;でも、実物が現代に伝わっていないようなので、よくわからないみたい。&lt;br /&gt;伝わったばかりの平安時代には母子草が使われていたようなんだけど、それがいつしかヨモギに変わっていくのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;母子草は七草に入っているくらいだから邪気を払う効能があるとは考えられていたようだけど、正式な漢方には使われていないようで、あまり「薬効」というのは期待されていなかったのだ。&lt;br /&gt;一方、ヨモギは止血止めにも使えるし、漢方では健胃、冷え性、貧血、腹痛などに効くなどとも言われ、身近にある薬草だったのだ。&lt;br /&gt;沖縄では臭み消しの意味も込めて、今でも料理に入れるよね（ふーちばー）。&lt;br /&gt;モグサの原料でもあるし、「薬効」という観点ではヨモギに軍配が上がるんだよね。&lt;br /&gt;ちなみに、薬に使うヨモギは、乾燥させてから葉の裏の綿毛をとるのだけど、その綿毛はモグサになるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;詳細は不明ながら、鎌倉期以降にヨモギが使われるようになって、江戸期ではもうヨモギが主流だったみたい。&lt;br /&gt;「かつては母子草を使っていた」という言われ方になってしまうのだ。&lt;br /&gt;薬草としての効能だけじゃなく、ヨモギの独特の香りは春を感じさせるさわやかさがあるので、色目だけでなく香りでも季節を感じさせるところがよかったのかもね。&lt;br /&gt;実際に春の節句に使われるものが起源だし、より春らしいものが使われるようになるというのもうなづける話ではあるのだ。&lt;br /&gt;今でもひな祭りの菱餅の「緑」担当はよもぎ餅だよね。&lt;br /&gt;そういうところにかつての節句に食べられていた痕跡が残っているようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ヨモギというのはなかなか有用な植物で、荒れ地でも生えるし、多年草なのでしっかり根をはって土を固定するのだ。&lt;br /&gt;草餅や草団子に使うことから、商品作物としての需要もあるんだよね。&lt;br /&gt;なので、道路を造ったときに切り崩した斜面に植えられたり、休耕地に放っておいても栽培できる作物としてはやすままにされたりしているみたい。&lt;br /&gt;その辺の空き地にも生えているような気がするけど、現代においても身近なところで役に立っていそうなのだ。&lt;br /&gt;まだまだ日本人とヨモギのつきあいは続きそうだね。&lt;br /&gt;そのためにも、色をつけただけじゃなく、しっかりヨモギを練り込んだ草餅をおいしく食べよう♪&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5258411945570863343?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5258411945570863343/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5258411945570863343&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5258411945570863343'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5258411945570863343'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/02/blog-post.html' title='やっぱり「草」が好き'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1713564285455248507</id><published>2012-01-28T10:31:00.000+09:00</published><updated>2012-01-28T10:31:00.290+09:00</updated><title type='text'>三大を取り戻せ</title><content type='html'>農業や漁業に従事している人たちは現金収入が少ないこともあって低所得者層に分類されるんだけど、実はそうではないのだ！&lt;br /&gt;というのも、農家の人であれば自分で作った農作物については自家消費できるし、自分で漁をしている漁師さんも自分でとった魚で市場に卸さないものは自分で食べているのだ。&lt;br /&gt;実はそれがとても新鮮なもので、買おうとすると高価だったりするんだよね・・・。&lt;br /&gt;なので、その分の価値を換算すると、決して所得が低いわけではないのだ！&lt;br /&gt;そう言えば、漁師さんは普通にうにやらあわびやらを漁師料理にふんだんに使っているよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、それを思い知ったのは&lt;a href="http://www.1101.com/tohoku_shigoto/toretate/2012-01-24.html"&gt;三陸の漁業復興の話&lt;/a&gt;を見ていたときなのだ。&lt;br /&gt;三陸沖は世界三大漁場のひとつに数えられるくらいの漁獲量の多い優良な漁場だったのだ！&lt;br /&gt;今は震災のダメージでどこまで復活できるか未知数だけど・・・。&lt;br /&gt;日本の海の幸を守るためにも、海産物とともに生きてきた日本の伝統をつなげていくためにも、三陸漁場は復興させたいよね。&lt;br /&gt;ちなみに、文部科学省では&lt;a href="http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/11/28/1313376_1.pdf"&gt;こんな取組&lt;/a&gt;をしていて、科学的な手法で復興を目指すみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと三陸沖は日本を代表する海流の日本海流（黒潮）と千島海流（親潮）がぶつかる潮境（潮目）なんだよね。&lt;br /&gt;それぞれ暖流と寒流なんだけど、残り２つの世界三大漁場（アイスランド・イギリス・ノルウェー沖、アメリカ・カナダ東海岸）も同じような場所のようなのだ。&lt;br /&gt;黒潮は栄養分に乏しい暖かい海流で、水の透明度が高いから黒く見えるんだよね。&lt;br /&gt;そこから「黒潮」と呼ばれるのだ。&lt;br /&gt;でも、この黒潮の流れに乗って、南海の回遊魚が北上してくるんだ。&lt;br /&gt;寒流である親潮は栄養分に富んでいて、海の生物を育むところからその名が来ているのだ。&lt;br /&gt;プランクトンが大量にいて、緑がかった色や茶色に見えるらしいよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その二つの海流がぶつかるのが三陸沖のあたりで、冷たい親潮が暖かい黒潮の下に潜り込む感じで混ざるんだって。&lt;br /&gt;このとき、黒潮に乗ってきたイワシなどの小型の回遊魚が親潮が運んできたプランクトンを食べ、さらにそれをカツオやマグロなどの大型回遊魚が食べる、という流れで優良な漁場が形成されているんだよ♪&lt;br /&gt;親潮は北から流れてくるわけだけど、北海道の釧路沖なんかではウニやカニなんかを育てているんだよね。&lt;br /&gt;まさに我が国の漁業にとっては生命線とも言うべきものだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;黒潮や親潮はよく見ると見た目でその流れが確認できるんだけど、三陸沖の潮目はもっとよくわかるみたいだよ。&lt;br /&gt;２つの海流は密度も気温も違うので、そこに陽炎のようなゆらゆらとして境目が確認できるそうなのだ。&lt;br /&gt;海藻や木片などもその潮目にぷかぷかととどまる傾向にあるので、そういうところを目指していくことになるよ。&lt;br /&gt;むかしの漁師さんは魚群探知機なんて持っていないから、まさにそういう「潮目」を読んで漁をしたんだろうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回の震災では海底の地形が変わってしまっていると考えられるので、この海流の流れにも影響があるはずなんだ。&lt;br /&gt;すると、三陸漁場にもおそらく影響が出るわけで、それがいったいどういうものなのかをまず調べてみよう、というのが文部科学省の研究事業だよ。&lt;br /&gt;海底にたまったゴミを取り除いたりして普及できるところはあるけど、不可逆的な変化についてはこれからどうなるのかを予測し、それに合わせた漁業・水産業を考えていく必要もあるのだ。&lt;br /&gt;こうして三陸の漁業を復興させていかないと、我が国の漁業全体にも大きな影響が出てしまうんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しかも、海流は漁場に影響を与えるだけでなく、気候にも関係しているのだ。&lt;br /&gt;よく北海道並みに緯度が高いのにパリやロンドンが比較的暖かいのは暖流のおかげ、というけど、まさにそういう話が日本でもあるんだよね。&lt;br /&gt;一般に日本の本州の夏が蒸し暑いのは黒潮が関係していると言われているんだ。&lt;br /&gt;ちょうど季節風が黒潮の上を通ってくるので、その際に湿度が高くなって、蒸し暑くなるのだ。&lt;br /&gt;逆に、冬は季節風が逆向きになるので、黒潮のおかげで寒さが緩和されることがないんだよね・・・。&lt;br /&gt;北海道の場合は親潮の影響で夏は季節風が冷やされ、気温が上がりにくく涼しいのだ。&lt;br /&gt;さらに、冷却されるとともに湿度も高くなるので霧が発生しやすくなるんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こういう影響があるので、海流の流れが変わると日本の気候全体に変化がある可能性があるんだ。&lt;br /&gt;実際に冷夏や暖冬の時にも海流の流れが少し変わっていることが知られているよ。&lt;br /&gt;今回の大地震による海底地形の変化もゆくゆくはそういうところにまで影響を与えかねないんだよね。&lt;br /&gt;すると、漁業だけでなく、農業にも及んでくるのだ。&lt;br /&gt;いやはや、今回の話は三陸だけにとどまらないのだ。&lt;br /&gt;地球規模でものを考えないとだめなんだね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1713564285455248507?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1713564285455248507/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1713564285455248507&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1713564285455248507'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1713564285455248507'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/01/blog-post_28.html' title='三大を取り戻せ'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' 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/&gt;&lt;br /&gt;コンクリートの固まる前のものがいわゆる「生コン」。&lt;br /&gt;これを型に流すと徐々に固まっていくのだ。&lt;br /&gt;人工石としていろんな形に成型できるというのが魅力なんだよね。&lt;br /&gt;一方、圧縮する力には強いものの、引っ張る力には弱いので、建材として使う場合は鉄筋を入れた「鉄筋コンクリート」にして補強する必要があるんだ。&lt;br /&gt;木材に比べれば耐火性にも優れているし、現代の建材としては主流だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そのコンクリートを固める接着剤がセメント。&lt;br /&gt;高分子系の接着剤は重合して固まるときに回りのものを巻き込んで接着するわけだけど、セメントは乾いて固まるときに回りのものを巻き込むのだ。&lt;br /&gt;「乾く」というのもただ乾けばいいだけじゃなくて、伝統的なセメントである石灰を使う場合は、二酸化炭素の存在が重要なんだよ。&lt;br /&gt;石灰を用いたセメントは古代エジプトから連綿と使われている技術なんだけど、これは、水酸化カルシウムは水に溶けるけど、炭酸カルシウムは水に溶けない、という性質を利用しているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;石灰石を高温で加熱すると、二酸化炭素が発生して生石灰（CaO）が残るのだ。&lt;br /&gt;これを水と反応してできるのが消石灰（Ca(OH)&lt;sub&gt;&lt;font size= -1&gt;2&lt;/font&gt;&lt;/sub&gt;）。&lt;br /&gt;これは水によく溶ける化合物で、溶けるときに熱を発生する性質があるんだ。&lt;br /&gt;この性質を利用して、乾燥剤として使われたり、お弁当を温めるのに使われたりもするよ。&lt;br /&gt;この消石灰＝水酸化カルシウム水溶液が空気中の二酸化炭素を吸収すると、炭酸水素カルシウム（重炭酸カルシウム、CaHCO&lt;sub&gt;&lt;font size= -1&gt;3&lt;/font&gt;&lt;/sub&gt;）ができるのだ。&lt;br /&gt;さらに二酸化炭素との反応が進むと、炭酸カルシウム（石灰、Ca(CO&lt;sub&gt;&lt;font size= -1&gt;3&lt;/font&gt;&lt;/sub&gt;)&lt;sub&gt;&lt;font size= -1&gt;2&lt;/font&gt;&lt;/sub&gt;ができるんだ。&lt;br /&gt;ここで重要なのは、炭酸水素カルシウムは水に溶けるけど、炭酸カルシウムは水に溶けないということ。&lt;br /&gt;小学校の理科実験で使う石灰水は炭酸水素カルシウムの水溶液で、ここに二酸化炭素を通すと水に溶けない炭酸カルシウムが生じて白く濁るのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;セメントの場合は、水酸化カルシウムのうちは水溶液になっているわけだけど、徐々に二酸化炭素を吸って炭酸カルシウムができてくるとその部分が固体として固まってくるのだ（これを「気硬性」と言うのだ。）。&lt;br /&gt;そうして炭酸カルシウムの結晶ができていくうちに、炭酸カルシウムが軽石のように網目状の構造で固まっていくんだ。&lt;br /&gt;で、コンクリートの場合はその間に砂利や砂が巻き込まれているというわけ。&lt;br /&gt;石灰だけだとすぐぱりぱりはがれて強度が弱いけど、そこに砂利や砂といった骨材を加えることで建材としてのコンクリートになるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その中間くらいのが、モルタルや漆喰。&lt;br /&gt;モルタルはセメントに砂を加えたもので、かつては日本の住宅でも外壁によく使われていたし、欧米ではれんがとれんがを接着する目地材として使われていたのだ。&lt;br /&gt;日本が伝統的に使ってきた漆喰は、海藻（フノリ）を炊いて作ったのりで麻の繊維のくずと消石灰を混ぜたもの。&lt;br /&gt;木材建築が中心だった日本では、木の骨組みに土壁が基本なんだけど、その壁面に不燃材の漆喰を塗ることで建物の耐水性・耐火性を上げることができたのだ。&lt;br /&gt;それをきれいに薄く塗るのが左官の技術だったわけだよね。&lt;br /&gt;また、土壁に塗って補強したり、漆喰の上に絵を描いて装飾に使われたりしたのだ（海外のフレスコ画や日本の古墳の壁画なんかが漆喰に描かれたものだよ。）。&lt;br /&gt;海外でも接着剤としていわゆる漆喰が使われていたのがわかっているんだけど、日本の海鼠塀のようなきれいな白い漆喰はなかったみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今では石灰系だけでなく、様々な化合物を使ってセメントやコンクリートを作っているようだけど、原理的には似たようなものなのだ。&lt;br /&gt;ま、価格の安さや手法の容易さからまだまだ石灰が使われているんだけどね。&lt;br /&gt;より耐火性を上げたい、水を使わずに固めたい、強度を上げたいとかなると、ちょっと効果になるけど特殊なセメントを使うみたい。&lt;br /&gt;そういう意味では、セメントは古くて新しい建材なんだよね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-938660729253743624?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/938660729253743624/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=938660729253743624&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/938660729253743624'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/938660729253743624'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/01/blog-post_21.html' title='乾かして固めよう'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5598142462349030720</id><published>2012-01-14T09:55:00.000+09:00</published><updated>2012-01-14T09:55:00.683+09:00</updated><title type='text'>じっくり火を通そう♪</title><content type='html'>なんとなく食べたくなって、家でふかし芋をしたのだ。&lt;br /&gt;レンジでやると簡単だけど、ちゃんと蒸して作ったんだよね。&lt;br /&gt;そうしたら、焼き芋並みに甘～いっ！&lt;br /&gt;時間はかかるけど、これはなかなかいけるかも。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、調べてみると、サツマイモって、じっくり熱を通すと甘くなるのだ。&lt;br /&gt;その秘密は、サツマイモの中に大量に含まれているデンプンが麦芽糖に分解されるから。&lt;br /&gt;もともとサツマイモの中にはアミラーゼというデンプン分解酵素が含まれていて、60～70度くらいでじっくりと熱を通すと、この酵素のおかげでデンプンが糖に変わって甘みが増すんだよ。&lt;br /&gt;石焼き芋が理想的な熱の通し方なんだけど（さらに水分も飛んで甘みが凝縮されるしね。）、その次くらいがふかし芋なんだ。&lt;br /&gt;沸騰させないようにゆでたりしてもいいけど、けっこうめんどくさいよね。&lt;br /&gt;一番ダメなのは電子レンジでの加熱で、一気に暖めてしまうので、ぱさぱさとして甘みがないのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このアミラーゼは唾液にも含まれていることでおなじみ。&lt;br /&gt;小学校でごはん粒を口の中で租借してからヨウ素液を垂らすと紫色になる実験をするよね。&lt;br /&gt;人間の口の中でもデンプンはアミラーゼにより分解され、麦芽糖やオリゴ糖などができるのだ。&lt;br /&gt;ごはんやパンをかみ続けるとちょっとずつ甘くなるのはそのため。&lt;br /&gt;古代のアルコール醸造はこの唾液のアミラーゼを活用していたんだよね。&lt;br /&gt;ごはんやパンを租借したものを壺などに入れて発酵させたのだ！&lt;br /&gt;デンプンのままでは発酵できないので、一度唾液のアミラーゼで糖化して、それをアルコールに発酵させたわけ。&lt;br /&gt;お酒を「かもす」はもともと「かむ」から来ているとも言われているよ。&lt;br /&gt;なんだかちょっとばっちい感じもするけどね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、この動物の唾液や膵液などの消化液に含まれているのはαアミラーゼという酵素で、植物に含まれているβアミラーゼとはまた別のもの。&lt;br /&gt;αアミラーゼはランダムにデンプンの糖鎖の結合を切っていくんだけど、βアミラーゼは必ず２つずつの単位（麦芽糖）に切っていくのだ。&lt;br /&gt;端から糖を２個ずつ切り離していくイメージだよね。&lt;br /&gt;この植物由来のアミラーゼで有名なのは大根に含まれるジアスターゼ。&lt;br /&gt;大根おろしを一緒に食べると胃もたれしない、というのはこのジアスターゼやプロテアーゼ、リパーゼなどの大根由来の酵素が消化を助けてくれるからだよ。&lt;br /&gt;お正月の時期だと、大根からみ餅は胃もたれしづらいと言われるのだ。&lt;br /&gt;これはもともと消化しづらいお餅の消化を大根のジアスターゼ（アミラーゼ）が助けてくれるからで、さらに、お餅自体が甘くなるという効果もあるのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このβアミラーゼなんだけど、デンプンを分解できるのはデンプンが水分子を抱え込んで膨潤している状態だけなんだ。&lt;br /&gt;デンプンはまだ粒が残っている状態で水に懸濁してもさらさらなんだけど、適度に膨潤するとゲル状になってどろどろになるのだ。&lt;br /&gt;これが「糊化」された状態で、このときだけβアミラーゼは反応できるというわけ。&lt;br /&gt;これはデンプンの結晶の構造が少しゆるんで、その間に水分子が抱え込まれている状態なんだけど、あんまり熱を加えすぎると結晶構造自体が崩れてまたさらさらな状態にもどってしまうのだ。&lt;br /&gt;片栗粉でとろみをつけるとき火を止めてから水溶き片栗粉を入れるのはこのため。&lt;br /&gt;片栗でとろみをつけたあんを電子レンジで加熱するととろみがまったくなくなるのでわかるよ！（中華料理をレンジであたためるときは注意しよう。）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これはデンプンの糊化が60～70度くらいのときに最適化されるからで、いったん火を止めたくらいから徐々に冷めていく過程でちょうどよい温度になっているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一度とろみがついたものは火で温める程度なら問題ないんだけど、電子レンジの場合は熱を発生させるために水分子の運動自体を活性化してしまうので、デンプンの結晶構造の隙間に水分子が抱え込まれているという状態が維持できなくなるのだ（ToT)&lt;br /&gt;で、話はもどって、サツマイモはじっくりと熱を通した方が甘くなる理由もまさにここで、サツマイモのデンプンがアミラーゼで分解されやすい糊化された状態にするためにはゆっくりと熱をかけるのがいい、ということなんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、サツマイモを食べるときにはほくほく派とねっとり派で好みが分かれるよね。&lt;br /&gt;このほくほくとねっとりもデンプンの状態に依存しているようなのだ。&lt;br /&gt;もともとサツマイモはデンプンの粒子が細かいので、ジャガイモやトウモロコシなんかと比べてなめらかな舌触りなんだよね。&lt;br /&gt;さらに粒子の細かいサトイモになると、あの独特のねっとりした食感になるのだ。&lt;br /&gt;サツマイモの場合、長時間かけて熱をけけると、細胞壁が壊れてゲル状に糊化したデンプンがくっつきあうようになるのだ。&lt;br /&gt;これがねっとりした状態のサツマイモ。&lt;br /&gt;逆に、細胞壁が壊れず、各細胞の中で小さな粒子状に糊化した状態のデンプンがある状態がほくほくのサツマイモだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは単純に細胞壁が残っているかどうかなので、サツマイモの種類や調理方法により変わるのだ。&lt;br /&gt;ベニアズマのような種類だとほくほくに仕上がりやすいし、ベニマサリや安納芋の場合はねっとりとなりやすいんだ。&lt;br /&gt;ちなみに、もともとデンプンが糊化しないとねっとりした食感にはならないので、電子レンジではムリなのだ。&lt;br /&gt;電子レンジでの加熱の場合、急激な温度変化なので細胞壁は壊れるけど、デンプンは糊化しないので、ぱさぱさした感じに仕上がるよ。&lt;br /&gt;逆に言うと、粘りなどがでないので、いもきんとんやいもあんを作るときはそっち方が便利なこともあるんだよね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5598142462349030720?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5598142462349030720/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5598142462349030720&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5598142462349030720'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5598142462349030720'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/01/blog-post_14.html' title='じっくり火を通そう♪'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1123130326808488316</id><published>2012-01-07T10:10:00.000+09:00</published><updated>2012-01-07T10:10:00.715+09:00</updated><title type='text'>よ、４回も・・・</title><content type='html'>新年も明けたけど、まだまだ日本の政治状況は不透明だねぇ。&lt;br /&gt;現政権が増税路線をとりまとめ、野党と協議しようとしているけど、閣僚の進退問題でもめているからどうなることやら・・・。&lt;br /&gt;このまま行くといつ通常国会が開けるのかもわからないのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その通常国会といえば、戦後処理をまだしていた昭和22年以来の第４次補正予算案（補正予算案第４号）の審議をする予定なんだよね。&lt;br /&gt;その後に２４年度の政府予算案が来るわけだけど、あまりにもめるようだと、近年あまり見られなかった年度内の予算不成立に陥るかも・・・。&lt;br /&gt;民主党政権になってから何度か危機が叫ばれたもののうまく回避したけど、今回はどうなることやら。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その補正予算だけど、すでに３次までは成立しているのだ。&lt;br /&gt;憲法では、第86条で「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。」と定めていて、これが通常の予算の根拠規定になっているのだ。&lt;br /&gt;これを受ける形で、財政法第27条では「内閣は、毎会計年度の予算を、前年度の一月中に、国会に提出するのを常例とする。」としているので、毎年毎年８月末に概算要求をし、年末までに政府予算案をとりまとめているんだ。&lt;br /&gt;で、通常１月中に開会される通常国会に提出し、３月までに審議を行うわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一方、財政法では第29条で「内閣は、次に掲げる場合に限り、予算作成の手続に準じ、補正予算を作成し、これを国会に提出することができる。」と定めていて、一定の条件下で補正予算を作ることを来てしているのだ。&lt;br /&gt;その「次に掲げる場合」とは、「法律上又は契約上国の義務に属する経費の不足を補うほか、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費の支出（当該年度において国庫内の移換えにとどまるものを含む。）又は債務の負担を行なうため必要な予算の追加を行なう場合」と「予算作成後に生じた事由に基づいて、予算に追加以外の変更を加える場合」の２つ。&lt;br /&gt;日本の場合は緊急対策というよりも、例年「経済対策」の名の下に編成されてきた歴史があるんだよね。&lt;br /&gt;今回の震災対応なんかは珍しい例なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なお、補正予算は追加的な支出をするだけではなくて、不要な支出をとりやめる「減額補正」もあるんだよ。&lt;br /&gt;トータルで減額になるような「倹約令」みたいなものはないけど（米国の補正予算ではあるんだよね。）、一部の予算の不要を取り崩して他に必要な予算の財源に充てることはよくあるのだ。&lt;br /&gt;例えば、今回の補正でも、２次補正でつけた予算の一部を３次補正で減額し、他の財源に充てていたりするのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その減額された予算というのは「予備費」という費目。&lt;br /&gt;これはあらかじめ「不測の事態」に備えるために積んでおく性質のもので、有事の際に使途を定めて支出するのだ。&lt;br /&gt;憲法87条第１項で「予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。」と規定されているのが根拠だよ。&lt;br /&gt;基本的に国会開会中は補正予算で対応するんだけど、閉会中で特に緊急を要して対応が必要な場合は予備費が充てられるのだ。&lt;br /&gt;ただし、憲法第83条で「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」となっているように、国の歳入・歳出は原則として議会の承認を得ることになっているので、第83条第２項で「すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。」という事後承諾の規定がついているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この予備費は、財務大臣が管理していて、予備費の支出が必要となった段階で所管大臣から財務大臣に調書を作成・提出し、財務大臣から閣議にかけるんだ。&lt;br /&gt;閣議決定を経て予備費の支出が決まるんだよ。&lt;br /&gt;閣議決定をするので、いつ予備費の支出が決まったのかは閣議の案件を見ればわかるのだ。&lt;br /&gt;例えば、最新の予備費使用の決定は昨年の&lt;a href="http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2011/kakugi-2011122001.html"&gt;12月20日の閣議&lt;/a&gt;だよ。&lt;br /&gt;今回の震災対応では、あらかじめ積んでおいた予備費が不足する事態になったので、改めて２次補正で積み増しをしたんだけど、思ったより使わないですみそうだ、ということで３次補正で減額したんだ。&lt;br /&gt;ややこしいね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、補正予算も予備費も当該年度の対応として支出されるわけなので、その年度中に使う必要があるのだ。&lt;br /&gt;とは言え、例えば４次補正なんてこれから国会で審議をするわけで、いつ使えるようになるかわからないよね。&lt;br /&gt;しかも、２月くらいに成立しても残り１ヶ月くらいしかないのだ！&lt;br /&gt;これまでの「財政支出拡大」の目的で行われてきた補正予算も予算案と同時提出で２～３ヶ月予算で執行される例が多かったけど、とてもじゃないけど、まともに全部使い切ることは不可能なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで出てくる制度が「繰越し」。&lt;br /&gt;基本的に国の予算は憲法第86条「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。」に基づいて単年度主義なんだけど、それだけじゃどうしてもまわせないので、一部の予算を翌年度に繰り越して使うことが認められているのだ。&lt;br /&gt;それは財政法第14条の３第１項に「歳出予算の経費のうち、その性質上又は予算成立後の事由に基き年度内にその支出を終らない見込のあるものについては、予め国会の議決を経て、翌年度に繰り越して使用することができる。」と規定されているんだ。&lt;br /&gt;ただ、やみくもに繰り越されてもいけないので、認められる事由というのが決まっているのだ。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://www.mof.go.jp/budget/topics/kurikoshi/22guidebook/index.htm"&gt;制度&lt;/a&gt;や&lt;a href="http://www.mof.go.jp/budget/topics/kurikoshi/22guidebook/22guidebook2.pdf"&gt;繰越事由&lt;/a&gt;については財務省のＨＰに掲載されているよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;予算というのは、前の年に一定の歳入・歳出の予測の上に作るわけだけど、どうしても年度途中に発生した事由で実態にそぐわない部分が出てきてしまうんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;それをうまく合わせる仕組みがこの補正予算と予備費なのだ。&lt;br /&gt;実際に適切に使われているのかどうかはよくわからないけど・・・。&lt;br /&gt;なんとなく税金負担と連動した国費の適正使用という観点ではどうしても本予算だけが注目を集めがちだけど、補正予算や予備費にもしっかりと目をつけておいた方がよいのだ！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1123130326808488316?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1123130326808488316/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1123130326808488316&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1123130326808488316'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1123130326808488316'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2012/01/blog-post.html' title='よ、４回も・・・'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-2352917271017296148</id><published>2011-12-31T09:48:00.000+09:00</published><updated>2011-12-31T09:48:00.358+09:00</updated><title type='text'>え、蒸して乾燥！？</title><content type='html'>寒い季節においしい日本料理といえばふろふき大根♪&lt;br /&gt;ボクはカブの方が早くやわらかくなるし、甘みもあるので好きだけどね。&lt;br /&gt;前から気になっていたんだけど、なぜ「ふろふき」なのか？&lt;br /&gt;まさかお風呂をわかしながらゆでるんじゃないよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;由来を調べてみると、漆器職人が漆を乾かすのに大根のゆで汁を吹き込むとよい、と教えられ、果たしてうまくいくんだけど、そのときにゆでた大根が余ったので近所に配るとこちらも評判。&lt;br /&gt;漆器を乾燥させる場所が「風呂」と呼ばれていたので、「風呂吹き」大根になったのだとか。&lt;br /&gt;むしろ前後逆転で、漆器を乾かす風呂に水蒸気を吹き込む際、ただただお湯をわかすだけじゃもったいないから、ついでに大根もゆでちゃえ、という方が正解かも、とも言われているよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ここで言う「風呂」とは「蒸し風呂」。&lt;br /&gt;江戸時代以前は「風呂」と言えば蒸し風呂だったんだよね。&lt;br /&gt;で、江戸時代の間、いつかはわからないんだけど、お湯につかるように変わったのだ。&lt;br /&gt;弥次喜多の「東海道中膝栗毛」には五右衛門風呂の話が出てくるから、そのころ（19世紀初頭の文化・文政期）にはすでにお湯に入る風呂が一般的になっていたはずだよね。&lt;br /&gt;ちなみに、人が入るお風呂でゆでた大根じゃ食べる気がしないから、風呂吹き大根は蒸し風呂がメインだったころの発明なんだろうね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、ここでさらに疑問。&lt;br /&gt;漆を乾かすのに「風呂」ってどういうこと？&lt;br /&gt;乾かすというと、水分を飛ばすイメージがあるので、暖めるとしても乾燥させる必要があるよね。&lt;br /&gt;でも、漆の場合は違うのだ！&lt;br /&gt;「乾かす」と言っても、それは言葉上だけで、実際には水分を飛ばしているわけじゃないのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;漆はウルシノキの樹液から作るもので、主な成分はウルシオール（タイやミャンマー産の場合はラッコール）と呼ばれる長い炭素鎖のついたフェノール系化合物。&lt;br /&gt;これが「乾かす」という工程を経ると重合して高分子の樹脂になるのだ。&lt;br /&gt;それが漆器表面の被膜だよ。&lt;br /&gt;この被膜により、木の器は耐熱性、耐水性、耐油性などなどが高まり、かつ、腐りにくくなるのだ。&lt;br /&gt;漆器はお手入れは大変だけど、しっかり手入れすると長持ちするんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;採取したウルシノキの樹液（これを荒味うるしと言うのだ。）は、最初は乳白色なんだけど、空気に触れると褐色になるんだ。&lt;br /&gt;この荒味うるしに少し熱を加えて流動性を上げてから濾過をし、不純物を取り除くのだ。&lt;br /&gt;こうしてできたのが「生漆」で、これをよく攪拌し、成分を均一にするとともに粒子を細かくすることを「やなし」と言うんだ。&lt;br /&gt;漆の主成分のウルシオールは水に溶けないので、ウルシオールは小さな粒子状の脂が水溶液中に分散しているエマルジョンの状態なのだ。&lt;br /&gt;その油の粒子を細かくし、さらに均一に分散させるわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに天日干しなどで低温のまま水分を蒸発させる工程を「くろめ」と言い、ここまで来てやっと塗れる漆になるのだ。&lt;br /&gt;この生成過程で鉄分を加えると色が化学反応で黒く発色するんだ。&lt;br /&gt;それが重箱などの黒漆だよ。&lt;br /&gt;何も入れずにそのまま塗るのが透漆（すきうるし）で、木地の目を活かしたいときや、金箔を貼るときの接着剤に使われるのだ。&lt;br /&gt;辰砂（硫化水銀）などの顔料を加えて色をつけることもあるよ。&lt;br /&gt;椀ものなんかであざやかな朱色のものがこれ。&lt;br /&gt;（漆は水に溶けないので、まず水銀などは椀の中身には溶け出さないよ！）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この後、漆は何工程にも分けて「塗り」が行われるんだけど、塗った漆を乾かすのが「風呂」と呼ばれる場所なのだ。&lt;br /&gt;漆の「乾燥」というのは、漆に含まれている「ラッカーゼ」という酵素の作用により重合して高分子化すること。&lt;br /&gt;さらに空気中の酸素で酸化して硬化するのだ。&lt;br /&gt;このうち、空気酸化は常温でもどんどん進むんだけど、酵素反応はある程度の熱と湿気が必要なので、わざわざ「風呂」で「乾かす」んだって。&lt;br /&gt;ちなみに、「くろめ」の時に低温で水分を飛ばすのは酵素を失活させないためだよ。&lt;br /&gt;具体的には、ウルシオールのベンゼン環についている水酸基が架橋してつながるのだ。&lt;br /&gt;空気の酸化では長い炭素鎖に二重結合ができているんだけど、そこは紫外線に弱いので、漆器は洗った後によく拭いてから日に当てずに乾かす必要があるんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一方、酵素反応を使わず、単純に加熱して固める方法もあるのだ。&lt;br /&gt;それが焼き付けと呼ばれるもの。&lt;br /&gt;120～150度で30～60分焼くんだって。&lt;br /&gt;この方法だとウルシオールが熱重合するんだけど、金属のような塗りではうまく漆がつけられない素材でもコーティングできるのだ。&lt;br /&gt;甲冑なんかの武具の場合はこの焼き付けでコーティングしているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、大根から漆の話に変わってしまったのだ（笑）&lt;br /&gt;手入れが大変だから最近は普段使いはしなくなってしまった漆器だけど、やっぱり風情があるよねぇ。&lt;br /&gt;何より、英語ではjapaneseと呼ばれるくらい、海外では日本の名産品と思われているものなのだ。&lt;br /&gt;ちょっとは漆のことを知っていると、海外に行ったときに役に立つかも。&lt;br /&gt;ちなみに、中国や東南アジアにも漆器はあるので日本の特産品ではないよ。&lt;br /&gt;磁器をchineseと呼ぶのと同じで、最初に欧州に入ったときにどこの名産品だったかが重要なのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2352917271017296148?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2352917271017296148/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2352917271017296148&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2352917271017296148'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2352917271017296148'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/12/blog-post_31.html' title='え、蒸して乾燥！？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1073728585213068103</id><published>2011-12-24T10:01:00.000+09:00</published><updated>2011-12-24T10:01:00.466+09:00</updated><title type='text'>乾燥注意報発令</title><content type='html'>この時期いやなのは乾燥肌。&lt;br /&gt;ボクは手や足ががさがさになるんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;見た目が悪いのもあるけど、乾燥しているところはざらざらするから布なんかが引っかかるのだ。&lt;br /&gt;なので、この時期は保湿クリームなんかに気をつけているんだよね。&lt;br /&gt;洗い物なんかをするときもわざわざお湯でなく水でやったりするんだよ！&lt;br /&gt;でも、毎年毎年差鮫肌のようになってしまうのだ・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この乾燥肌、文字どおり皮膚表面の水分量の低下が原因。&lt;br /&gt;人間の皮膚は、一番表面にある表皮、その下の真皮、さらに下の皮下組織から成り立っているのだ。&lt;br /&gt;いわゆる「皮革」は真皮の部分で、「しわ」はこの真皮に刻まれるんだよ。&lt;br /&gt;真皮の繊維タンパク質のコラーゲンなんかが劣化して弾性を失うことが原因。&lt;br /&gt;やけどなんかは真皮まで達してしまうと再生はムリで、痕が残ってしまうのだ(ToT)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その真皮の上の表皮は、外界と人間の体の内部を遮断する役割を持つ最終防衛戦！&lt;br /&gt;適度に水をはじき、雑菌の体内への侵入を防ぎ、保温と汗の気化熱による放熱で体温調節にも役だっているんだ。&lt;br /&gt;表皮の構造は特殊で、真皮のすぐ上にはケラチンという層状の硬いタンパク質を精算する表皮細胞があるのだ。&lt;br /&gt;この細胞は内部にケラチンを蓄積して死ぬと、すぐにははがれ落ちずに、表皮の外側にくっついたままたまっていくのだ。&lt;br /&gt;これが名高い「角質」。&lt;br /&gt;古い角質はあかとなってはがれていくよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この角質が表皮による防護のミソなんだ。&lt;br /&gt;角質の間には、皮膚の下にある皮脂腺から分泌された皮脂がしみ出て、表面に膜状になって薄く広がっているんだ。&lt;br /&gt;皮脂が多いとてかりの原因となって、あぶらとり紙でとるよね（笑）&lt;br /&gt;これが毛穴に詰まって雑菌が繁殖するとニキビになるのだ。&lt;br /&gt;でも、皮脂には重要な役割があって、角質の内部の水分の蒸発を防いでいるんだ。&lt;br /&gt;水の表面に油をはると蒸発が抑えられるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;角質の中にはアミノ酸やカルボン酸などの有機酸、尿素などの天然の保湿成分があって、それにより水分を保持しているんだ。&lt;br /&gt;健康な状態だと20～30％くらいの水分量だとか。&lt;br /&gt;これが少なくなると乾燥肌になるというわけ。&lt;br /&gt;逆に、これが適度に保たれているのが、「ハリ」と「うるおい」のあるお肌だよ(^o^)/&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;乾燥肌の原因はいろいろとあるんだけど、一つは皮脂の分泌が悪くなることによるもの。&lt;br /&gt;これは加齢やストレスが原因と考えられているよ。&lt;br /&gt;この場合は代わりの油を足してあげればいいわけだよね。&lt;br /&gt;なので、ハンドクリームにはセラミドとかの油脂が含まれているのだ。&lt;br /&gt;馬油なんかを塗るのも同じだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それと、よく言われるのが角質のタンパク質の劣化。&lt;br /&gt;これはストレスにより発生する活性酸素や紫外線が原因のようなのだ。&lt;br /&gt;これは骨組みががたつくから、天然保湿成分が失われていくので保湿力そのものが落ちてしまうんだよね。&lt;br /&gt;活性酸素や紫外線の影響を低減させるために抗酸化剤が使われるのだ。&lt;br /&gt;ビタミンＥ（αトコフェロール、酢酸トコフェロールなど）は親油性なのでよく配合されているよね。&lt;br /&gt;保湿力を上げるのに使われるのは尿素やグリセリンなど。&lt;br /&gt;高級なものではヒアルロン酸なんかも入っているよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;人為的な原因もあって、あまりに潔癖すぎて強い石けんを使ったり、硬いタオルなどでごしごしこすると角質がはがれすぎてしまうのだ！&lt;br /&gt;韓国式のあかすりなんかも赤くなったりするけど、あれも基本はこすりすぎ。&lt;br /&gt;乾燥肌と同じように保湿力が失われ、かゆみが出たりするのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、皮膚の表面には常在菌がいるけど、この常在菌が皮脂を分解することで皮膚表面が弱酸性になっていて、それが抗菌作用を発揮しているのだ。&lt;br /&gt;洗いすぎると常在菌叢にも影響が出て、かえって皮膚の健康に悪影響なんだよね。&lt;br /&gt;くさくならない程度、あかがぼろぼろ落ちない程度、適度に洗うことが大切だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;乾燥肌になると、かさかさになるだけでなく、ひどくなるとかゆみとか痛みが出てくるよね。&lt;br /&gt;これは皮膚の防御力が落ちるため。&lt;br /&gt;保湿だけでなくて、皮膚は外界からの様々な刺激を防いでいるけど、その防御力は落ちるので、刺激がダイレクトに伝わるようになるのだ。&lt;br /&gt;かゆみと痛みは実は同じもので、痛覚神経が弱く刺激されるとかゆみ、強く刺激されると痛みとして感知されるだけなので、皮膚への刺激でダメージを受けている、という証拠なのだ。&lt;br /&gt;さらにひどくなるとあかぎれなんかになるけど、これはもう物理的なダメージにまで至っている、ということだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、乾燥肌の仕組みはなんとなくわかったのだ。&lt;br /&gt;保湿クリームは自分の状態（皮脂が少ないのか、角質のダメージなのか）をよく見極めて使わないと効果がないんだよ。&lt;br /&gt;皮脂が出ているのに油系のクリームをぬってもてかりがひどくなるだけだし。&lt;br /&gt;でも、それ以外でも、バランスのよい食事をする（肉食が多いと酸化数の多い質の悪い皮脂に成分が変わってしまうのだ！）とか、睡眠をよくとるとかも大事みたい。&lt;br /&gt;冬はまだこれから。&lt;br /&gt;乾燥対策をきちんとしないと！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1073728585213068103?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1073728585213068103/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1073728585213068103&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1073728585213068103'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1073728585213068103'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/12/blog-post_24.html' title='乾燥注意報発令'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1960715665884787482</id><published>2011-12-17T09:20:00.000+09:00</published><updated>2011-12-17T09:20:00.341+09:00</updated><title type='text'>油をぬいてさっぱりと</title><content type='html'>ふと思ったんだけど、「脱脂綿」ってすごい言葉だよね。&lt;br /&gt;油脂を除いた綿というそのままだけど（笑）&lt;br /&gt;最近ではコットンと呼ぶ方が多いからあまり聞かないけどね。&lt;br /&gt;で、なぜそもそも「脱脂」にする必要があるのか、などをつらつらと調べてみたのだ。&lt;br /&gt;さすがに「脱脂粉乳」とは違うもんね、仲間みたいな響きだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと「綿」は綿花の種を囲んだ白く細い繊維状の部分。&lt;br /&gt;綿が開いた状態で収穫されたものが実綿（みわた）で、中の種は綿実（めんじつ）と言うんだよ。&lt;br /&gt;綿毛の部分だけをはずし、これを２つのローラーの間に圧縮しながら通すと、種だけが手前に落ちて残って、綿毛だけが取り出せるのだ。&lt;br /&gt;これが「綿繰り」という作業。&lt;br /&gt;かつては弓状の道具でこの綿毛を弦ではじいてほぐしていたんだ。&lt;br /&gt;これを「綿打ち」と言うんだけど、このときに残っていた異物やゴミなんかを除くのだ。&lt;br /&gt;さらに、こうしてほぐした綿毛をくし状の針ですいてやると、長い繊維と短い繊維に分かれて、長い方はよって糸に、短い方は紙の原料なんかにするんだって。&lt;br /&gt;綿糸にした後さらに織り込むと綿布となるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;残った綿実は油分が多いので、ごまと同じように絞ると油がとれるのだ。&lt;br /&gt;それが綿実油。&lt;br /&gt;精製技術が低かった頃は黒～赤の色のついた、あまりきれいでない濁った油しかとれなかったらしいんだけど、石灰を使った精製法が開発されてからは透き通った透明な上質な油がとれるようになったのだ。&lt;br /&gt;綿実油は酸化しづらいこともあって、揚げ油やツナ缶に使われたりしているよ。&lt;br /&gt;かつては菜種油なんかより高級品として扱われていて、今でもビタミンＥが豊富だったりするのでちょっと高級な食用油として使われているのだ。&lt;br /&gt;でも、綿花自体をほとんど輸入に頼っている我が国（数字的には自給率０％）では、当然綿実油もごくわずかしか作られていないよ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;木綿の副産物とは言え、製造コストが高いのがネックみたいで、その意味では、健康食品とかの付加価値がつかないと売れないってことみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、話はもどって脱脂綿だけど、不純物を取り除いた綿毛を水酸化ナトリウムで処理し、さらに次亜塩素酸で漂白するとできるのが脱脂綿。&lt;br /&gt;ほぼ純粋なセルロース繊維だけになるんだって。&lt;br /&gt;水酸化ナトリウム処理をすることで油脂分は鹸化されて水に溶けていき、次亜塩素酸でクリーム色っぽい綿毛が真っ白になるのだ。&lt;br /&gt;セルロースは人工合成もできるけど、綿毛状のシートに加工する上では天然物を使った方がよいみたいだね。&lt;br /&gt;もともと木綿は吸水性が高いんだけど、余分な油脂分をさらに除いているのでより吸水性が高くなっているのだ。&lt;br /&gt;つまり、水をはじかないのでしっとりとなじむわけ。&lt;br /&gt;薬液や化粧水をふくませるにはその方が便利だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;綿花は古代から栽培されていて、人類に利用されてきているんだけど、日本で本格的に衣料に使われ始めたのは戦国時代なんだって！&lt;br /&gt;もともと平安時代に綿花が伝えられたらしいんだけど、日本では根付かず、ずっと輸入に頼っていたらしいのだ。&lt;br /&gt;なので、絹と同様に木綿も高級品で、庶民は麻布を使った衣服を着ていたんだそうだよ。&lt;br /&gt;麻布はごわごわして肌触りもよくないし、密に織り込んでもけっこう寒いので、あんまり着心地はよくなさそうだよねorz&lt;br /&gt;布団の綿もないわけで、冬は寒そうなのだ・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな綿花は戦国時代に再度上陸し、このときは栽培が根付いたのだ。&lt;br /&gt;まずは綿花が再上陸した河内から全国に広がっていったんだって。&lt;br /&gt;江戸時代に突入すると生産量も上がり、庶民の衣服にも使われ始めたらしいよ。&lt;br /&gt;こうして木綿が日本の衣料の主流になっていくのだ。&lt;br /&gt;お布団にも綿が入るし、冬には綿入りのあわせの着物も登場。&lt;br /&gt;これでだいぶあたたかいね♪&lt;br /&gt;木綿は吸水性がよくて肌触りもよく、通気性もあってむれづらいのに保温性があって温かいから、日本の風土によく合っていたんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;明治になってもしばらくは関税による保護で国内の綿花栽培も盛んだったんだけど、明治29年（1896年）に関税が廃止されると海外の安い綿花が大量に入ってくるようになって、それを使った繊維工業が発達するのだ。&lt;br /&gt;木綿の生産量は上がったんだけど、国内の綿花栽培は衰退の一途。&lt;br /&gt;さらに、化学繊維の台頭もあって、だいぶ様相が変わって現在に至るそうなのだ。&lt;br /&gt;でも、最近ではオーガニック・コットンとか言って、むかしながらの木綿が再び脚光を浴びているよね。&lt;br /&gt;それに、やっぱりまだまだ肌着などは木綿が好まれているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ボクは帯電体質なこともあって、木綿の服が好きなんだよね。&lt;br /&gt;化繊だとすぐにビリビリ来るから（笑）&lt;br /&gt;でも、こうして調べてみると、意外と日本での木綿の衣料の歴史ってそんなに深くもないんだな、とびっくり。&lt;br /&gt;ただ単に名前が気になって調べてみただけだけど、なかなかおもしろい結果になって満足だよ(^o^)/&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1960715665884787482?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1960715665884787482/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1960715665884787482&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1960715665884787482'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1960715665884787482'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/12/blog-post_17.html' title='油をぬいてさっぱりと'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1990856074710042473</id><published>2011-12-10T09:30:00.000+09:00</published><updated>2011-12-10T09:30:00.472+09:00</updated><title type='text'>感電注意</title><content type='html'>いよいよこの季節がやってきたね・・・。&lt;br /&gt;そう、乾燥した冬の時期に人類を恐怖のずんどこに陥れる、静電気！&lt;br /&gt;ドアノブにさわろうとして、電車の手すりに触れようとして、はたまた、人にさわろうとしただけでビリビリと来るのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ボクなんかこの前シャツを脱ぐときに目の前に「青い稲妻」が見えたよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;静電気は電気を通さない絶縁体が摩擦されるとそこに正又は負の電荷が蓄積したもの。&lt;br /&gt;これが一気に放電されるとびりっと来るのだ。&lt;br /&gt;なんだか自分が電撃を受けているようだけど、実際は自分の指先から放電されていることもあるんだよ（これはどっちに帯電しているかによるのだ。）。&lt;br /&gt;空気が湿っていると静電気が空気中に逃げやすいのでそんなに気にならないんだけど、乾燥していると体に電気が残ったままの帯電状態が続くのだ。&lt;br /&gt;それで金属のような電気を通しやすいものに近づくと放電してしまうわけ。&lt;br /&gt;羊毛や化学繊維だと特に帯電しやすいので、柔軟剤を使って摩擦を少なくしたりするのが予防策だよ。&lt;br /&gt;繊維の中に金属が織り込まれていて、静電気を逃がしやすくしている特殊な服もあるみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、最近では、キーホルダー型の静電気除去装置、というか、静電気を先に逃がしてくれる便利なグッズがあるのだ。&lt;br /&gt;手に持って先に金属にくっつけると、そこで接地（アース）して、帯電した電気をやんわりと逃がしてくれるのだ。&lt;br /&gt;静電気でびりっと来るのは一気に放電されるからで、ゆっくりと電気を移動させてあげれば何も感じないんだよ。&lt;br /&gt;それを助けてくれるグッズなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;原理は意外と簡単で、抵抗値の高い導電性のゴム又はシリコンゴムから電気を逃がすようにしてあるんだ。&lt;br /&gt;自分が帯電していると、まわりと比べて電位（電圧）が高くなったり、低くなったりしている状態なのだ。&lt;br /&gt;その差分を埋めようと放電して電気が流れるとびりっと来るわけ。&lt;br /&gt;人間の体はほぼ絶縁体なので、通常は電気が流れないんだけど、一定の条件を越えると（電位の差の大きさと距離）、火花放電（スパーク）の形で長短時間のうちに一気に電気が移動するのだ。&lt;br /&gt;この電流が流れるとき、間に抵抗値の高い導電体を入れておくと、スムーズに、そして小さな電流が流れることで帯電状態が解消されるんだ。&lt;br /&gt;電流が少なくてすむのは抵抗値が高いからで、オームの法則によるんだよ（電圧＝抵抗値×電流なので、抵抗値が大きいと電流が小さくなる！）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最近のものは電気を逃がすと液晶が光るようになっていたりするよね。&lt;br /&gt;それがまた電気が動いているのが実感できて楽しいのだ♪&lt;br /&gt;これは電気を逃がすときにちょっとだけその電気を使って光らせているのだ。&lt;br /&gt;本体の中には放電管が入っていて、導電体から外に流れる電流のほか、一部が放電管に来るようになっているんだ。&lt;br /&gt;帯電している量が多いほど、放電管に流れる電流も多くなるんだけど、比例するわけではないから、だいたいの目安くらい。&lt;br /&gt;それでも、おっ、たくさん帯電していたな、とわかるとなんだかうれしいよ（笑）&lt;br /&gt;びりっ！、なしで外に逃がしているしね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、このグッズの主役の導電性ゴムがどういうものかというと、それ自体では絶縁体のゴムやシリコンゴムに導電体である黒鉛の粉（カーボンブラック）や金属の微粉末を混ぜ込んだものなんだ。&lt;br /&gt;本体自体は絶縁体だけど、中にちょっとだけ電気を通すものがまぶされているので、全体としてちょっとだけ電気が流れるようになっているのだ。&lt;br /&gt;導電体を混ぜる量で電気の流れやすさが変わるので、用途に応じて使い分けるんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その用途というのは何も静電気のびりっ！を防止するだけじゃないのだ。&lt;br /&gt;精密機械工場だとちょっとの静電気で電子回路がダメになるので、入口のゴムの静電気除去パッドを踏むんだよね。&lt;br /&gt;それも導電性ゴム。&lt;br /&gt;もっと身近なものでは、リモコンのボタンやキーボードのボタンの裏側にあるシリコンなんかもこれだよ。&lt;br /&gt;キーボードでここにほこりがつくと反応が悪くなるんだよね。&lt;br /&gt;柔軟に動くゴムを使うことでスイッチングを容易にしているのだ。&lt;br /&gt;このゴムが回路に接触した瞬間に電気が流れてＯＮ、離れるとＯＦＦといったカンジだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この導電性ゴムは導電性ポリマーの一種なんだけど、もう一つ種類があるのだ。&lt;br /&gt;それが白川英樹博士がノーベル化学賞を取った導電性プラスチック。&lt;br /&gt;こっちは導電体を混ぜ込むのではなくて、もともと電気を流すプラスチックなのだ。&lt;br /&gt;高分子樹脂なんかは基本的には電気を流さない絶縁体なんだけど（天然ゴム自体が高分子樹脂だよね。）、炭素間の二重結合やベンゼン環（いわゆる「亀の子」）が規則的に並ぶような高分子は少し電気を流すのだ。&lt;br /&gt;これは、構造式で書くようには二重結合の位置はきちんと決まっておらず、全体にπ電子と呼ばれる電子が偏在しているような状態になっているんだ。&lt;br /&gt;このπ電子を介してところてん方式で電子の動きが伝えられるので、電気が流れるというわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;混ぜ込み型の導電性ポリマーよりもよく電気を流すところがポイント。&lt;br /&gt;よく言われるのは折りたたみ型の携帯電話のヒンジ部に使われているという話だよね。&lt;br /&gt;銅線でも曲げること自体は可能なわけだけど、何度も曲げたり伸ばしたりすると金属疲労で断線してしまうのだ・・・。&lt;br /&gt;なので、もともと柔軟に動く電気を通す物質が重要だったんだ。&lt;br /&gt;スマホになるとありがたみが薄れるような気もするけど、別に活躍の場はそこだけじゃないからね（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1990856074710042473?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1990856074710042473/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1990856074710042473&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1990856074710042473'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1990856074710042473'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/12/blog-post_10.html' title='感電注意'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3459340515330911524</id><published>2011-12-03T10:40:00.000+09:00</published><updated>2011-12-03T10:40:00.385+09:00</updated><title type='text'>ぴりっと赤い</title><content type='html'>最近気になっている食べ物は「紅しょうが」。&lt;br /&gt;ほどよい酸味と辛みで口の中がさっぱりするよね。&lt;br /&gt;脂っこい肉料理なんかに入れるとおいしいのだ♪&lt;br /&gt;小さい頃はよけて食べていたけど、オトナになるとかかせなくなるよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな紅しょうがだけど、どうやって色をつけているんだろうと気になったわけ。&lt;br /&gt;調べてみると、伝統的な紅しょうがは梅干しと一緒に作られることがわかったのだ。&lt;br /&gt;梅干しを漬けたときに副産物でできる梅酢に新しょうがをつけるのが正式で、あそを後で細切りにするんだとか。&lt;br /&gt;スーパーなんかで売っているやつは、あらかじめ細切りにした新しょうがを赤い食用色素を含む調味液につけこんだものだそうだよ。&lt;br /&gt;このとき使われる色素はタール系の赤102号というやつで、あんまり体にはよくなさそう・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;梅干しは、完熟した梅の実を塩で漬けることから始めるんだけど。このとき浸透圧の関係で梅のみから水分がにじみ出てくるのだ。&lt;br /&gt;それが「梅酢」というやつで、梅から水分だけでなくクエン酸も大量に出てくるんだよね。&lt;br /&gt;そのせいで非常に酸っぱいので「梅酢」と呼ばれるのだ。&lt;br /&gt;塩漬けの段階で出てきたのが「白梅酢」で、真っ赤な梅干し（いわゆる「紫蘇梅」）を作るときはこの梅酢を赤紫蘇で色づけして、「土用干し」と言って塩漬けした後しばらく乾燥させた梅の実（「白干し」という状態だよ。）を再度漬け込むのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、白干しを昆布と一緒に漬け込むと昆布梅、鰹節と一緒に漬け込むと鰹梅、蜂蜜と一緒に漬け込むと蜂蜜梅となるのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このときの真っ赤な梅酢が「赤梅酢」で、梅干しを漬けて残った赤梅酢にしょうがを漬け込むのが真っ赤な紅しょうがの伝統的な作り方だよ。&lt;br /&gt;ところが、白梅酢のままで新しょうがを漬け込むこともあるのだ。&lt;br /&gt;この場合、梅酢の中の酸（クエン酸）と梅の実に含まれるアントシアン系色素が反応して淡いピンク色になるのだ。&lt;br /&gt;お寿司についてくるガリなんかも淡いピンク色のものがあるけど、あれもしょうがを甘酢に漬け込んだときに酢の中の酸と色素が反応しているんだ（ひねしょうがを使うとピンク色にならないみたい。）。&lt;br /&gt;上品な色の天然物（？）の紅しょうがはこうして作られているんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本来の紅しょうがはかたまりのままじっくりと漬け込んで芯まで赤く染まってから切るわけだけど、時間がない場合は切ってから漬けると早いみたい。&lt;br /&gt;大量生産の場合は、梅酢にアミノ酸やらを足した調味液に切ったものを漬け込むんだけど、これはあっという間に漬かるみたい。&lt;br /&gt;調味液の方も浸透しやすいように工夫してあるんだよね。&lt;br /&gt;さらに、少し漬けただけで調味液と一緒にパックして出荷してしまうのだ。&lt;br /&gt;で、流通している間にも漬けている状態になって、手元に届く頃に食べ頃になるというわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;お寿司のガリの場合は口の中をさっぱりさせるだけじゃなくて、その殺菌作用で生魚を安全に食べる、という使用目的もあるのだ。&lt;br /&gt;間にガリを挟むことで前のネタの味を一回リセットするとともに、殺菌も兼ねるわけ。&lt;br /&gt;それと、しょうがの力で生魚を食べて冷えた体を温める、という効果もあるとか。&lt;br /&gt;一方、紅しょうがの場合は彩りや味のアクセントといった役割が強いんだよね。&lt;br /&gt;添えられる料理を見ても、あまり殺菌作用は期待されていなさそうなのだ。&lt;br /&gt;茶色い焼きそばや牛丼なんかだとやっぱり赤い色があった方が見た目にもアクセントとなるし、油っぽさも酸味と辛みで緩和されて味が引き立つのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ガリの場合は甘酢なのでそんなに塩分は入っていないけど、紅しょうがは梅干しの副産物の梅酢で漬けるので、実はけっこう塩分を含んでいるのだ。&lt;br /&gt;伝統的な梅干しは塩分濃度が20％を超えるために長期保存が可能なわけだけど、それを漬けていた梅酢にもけっこうな量の塩分が含まれていることになるよね。&lt;br /&gt;梅干しはその後の干す過程で水分が飛ぶのである程度塩分は濃縮されるけど、それでも梅酢には侮れないほどの塩分が含まれているのだ。&lt;br /&gt;10％を超えるようなので、実は海水よりしょっぱい？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな梅酢に漬けるわけで、紅しょうがも意外と塩分が含まれていて、食塩相当量で見ると、昆布の佃煮とかと同じレベル。&lt;br /&gt;イカの塩辛やシラス干しよりも塩分が多い場合もあるのだ！&lt;br /&gt;梅干しに比べると１／３くらい、しょうゆや味噌に比べると半分以下だけど、それでも多いよねぇ。&lt;br /&gt;市販されているものは調味液につけたものなのでけっこう塩分は抑えてあると思うけど、梅干しも梅酢も紅しょうがも自分で作るとけっこうな塩分になるので注意が必要なのだ。&lt;br /&gt;自分で作って材料的には安心でも、塩分摂取の観点では危険かもよ。&lt;br /&gt;ただし、塩分のおかげで長期保存は可能。&lt;br /&gt;逆に市販のものは塩分を抑えているので、一度開封すると長期保存できないし、冷蔵庫でしっかり冷やして保存しないとダメだったりするんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなに量を使うわけじゃないからと言いながら、牛丼・豚丼なんかを食べるときはついつい紅しょうがを大盛りにしてしまうんだよねorz&lt;br /&gt;これからは少しだけ気をつけてみようかな。&lt;br /&gt;牛丼とかを食べた後はのどが渇くけど、実は汁の濃さよりも紅しょうがが原因だったりして(&gt;o&lt;)&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3459340515330911524?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3459340515330911524/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3459340515330911524&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3459340515330911524'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3459340515330911524'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/12/blog-post.html' title='ぴりっと赤い'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-2136597503397316793</id><published>2011-11-26T09:53:00.000+09:00</published><updated>2011-11-26T09:53:00.118+09:00</updated><title type='text'>ハレの日には麦を食え</title><content type='html'>今週の勤労感謝の日、上州名物のおっきりこみを家で作って食べたのだ。&lt;br /&gt;煮ぼうとうとも呼ばれるもので、塩を入れずに水で練って延ばした麺をたっぷりの野菜と一緒に汁で煮込んで食べるんだよ。&lt;br /&gt;山梨のほうとうとはちょっと違って、カボチャなどが入らない分、甘みは少なく、さっぱりしているのだ。&lt;br /&gt;なかなかの美味。&lt;br /&gt;イメージ的にはすいとんに近いのかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今でこそ小麦をよく口にするけど、どうも日本ではそれほどメジャーではなかったらしいのだ。&lt;br /&gt;伝統的な小麦を使った料理としては、うどんやそうめんのような麺類、ほうとうやひっつみ、はっとなどのすいとん類、まんじゅう、麩など。&lt;br /&gt;けっこうよく見かける気がするけど、実はどれも庶民が口にできるようになったのは江戸時代なんだとか。&lt;br /&gt;それは、単純に挽き臼の問題らしいのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;小麦も大麦も日本には弥生時代には伝わっていて、ともに「五穀」として認識されていたのだ。&lt;br /&gt;実際に記紀神話にも出てくるし。&lt;br /&gt;でも、大麦はわりと簡単に脱穀して飯や粥にして食べられるので、食糧作物として普及したようなのだ。&lt;br /&gt;（戦前のようないわゆる米麦混炊の麦飯ではなくて、大麦だけで食べたり、あらかじめ火を通した大麦を後で加えたりして食べていたようだよ。）&lt;br /&gt;小麦は中心の溝が深いし、粒ももろいので引いたりつぶしたりして粉にしないと食べられなかったんだよね。&lt;br /&gt;日本では稲や大麦、粟などそのままでもゆでたり炊いたりすれば食べられる穀物がよくとれたのでわざわざ小麦を工夫して食べることがなかったようなのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、中国やインドでは小麦をよく食べるよね。&lt;br /&gt;中国の麺や餃子などの点心やインドのナンは小麦粉を使っているのだ。&lt;br /&gt;でも、これは気候が大きく影響しているんだ。&lt;br /&gt;中国でもインドでも、小麦を食べるのは北の方。&lt;br /&gt;南の方は稲作中心で米を主食にしていることが多いのだ。&lt;br /&gt;つまり、より乾燥や低温に強い小麦の方が食糧作物として栽培にふさわしかったのだ。&lt;br /&gt;東欧やロシアとかだともっと寒くて、その場合はライ麦なんかが栽培されるけど、これも気候の影響なんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だったら大麦でもよいようなものだけど、小麦が主流になったわけはその中に多く含まれるタンパク質のグルテン。&lt;br /&gt;大麦の場合はそのまま粥にして食べられるけど、いったん粉にしてしまえば、小麦はパンや麺にするともっちりとした独特の食感があっておいしいよね。&lt;br /&gt;大麦のパンやライ麦のパンはどうしてもかたいのだ・・・。&lt;br /&gt;その方が好きな人もいるみたいだけど。&lt;br /&gt;ただし、大麦も主要作物には違いなくて、むしろデンプンが多く含まれることを利用して発酵食品のもとになっているのだ。&lt;br /&gt;ビールやウイスキーは大麦で造るし、日本でも醤油や味噌、焼酎は大麦なんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本に渡ってきた小麦はそれなりに食べられてきたんだけど、小麦粉に加工されて麺やまんじゅうなどになったのは鎌倉時代から室町時代にかけての話。&lt;br /&gt;仏教、特に禅宗とともに点心が伝わってきて、麺や饅頭の手法が伝わり、それが日本式にアレンジされていったのだ。&lt;br /&gt;ところが、挽き臼が普及していない日本ではわざわざ粉に挽く小麦粉は高級品で、お坊さんがおやつとして点心的なものを食べるくらいで庶民の口には入らなかったんだそうだよ。&lt;br /&gt;たまにハレの日のお祝いの席で食べられたんだとか。&lt;br /&gt;砂糖自体が貴重だったこともあるけど、まんじゅうはお祝いのお菓子だし、祝いの席で人が集まるとすいとんやうどんが振る舞われることがあたようなのだ。&lt;br /&gt;というわけで、ちょうどこのころにいろんな料理法は生み出されるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本での小麦文化が開花されるのは江戸時代。&lt;br /&gt;やっと挽き臼が広まったのだ（笑）&lt;br /&gt;それまでは臼の中で搗くだけだったのが、ようやく粉にできるようになったわけ。&lt;br /&gt;で、同時に粉にしないと食べづらい蕎麦も広まっていくことになるのだ。&lt;br /&gt;このころは税として米やそれに代わるものを納める必要があったわけだけど、流通経済も発展してきたので、それだけではなく、商品作物の栽培も盛んになるのだ。&lt;br /&gt;それで様々な野菜や果物、お茶やたばこなどの嗜好品がより多く作られ、庶民の口にも入るようになるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;小麦や大麦は春に収穫できるので、二毛作を行う上で稲の裏作物としてよく栽培されたのだ。&lt;br /&gt;米は税で取られるけど、麦類は手元に残るから、自分たちが食べられるのだ。&lt;br /&gt;で、大麦なんかは米の代替品として同じような料理法で食べられたわけだけど、小麦は挽いて粉にしてから食べる必要があったので、主に加工品になるわけだよね。&lt;br /&gt;すいとん類はそのまま小麦粉を練った団子様のものを汁で煮るだけで簡単に作られるので、農作業の合間の食事として食べられたりしたみたい。&lt;br /&gt;讃岐うどんの生醤油うどんのような原始的（？）なうどんも、ゆでて醤油を絡めるだけなので、同じような部類だよね。&lt;br /&gt;いわゆるおそば屋さんで食べるような具の入った汁とともに食べるうどんはうどんをゆでるのと汁を作るので手間がかかるので、やっぱりハレの日の料理になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;パンのような生地にしてから食べるのはまんじゅう類だけど、あん入りのまんじゅうは砂糖が高級品なので、一般的な料理ではないのだ。&lt;br /&gt;むしろ、長野のおやきのように、小麦粉で作った生地で具を包んで焼いて食べるようなものが主流。&lt;br /&gt;上州名物の焼きまんじゅうも本来はあんが入っていないまんじゅうを串に刺し、味噌だれをつけて焼いて食べたもののようなのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、おやきは無発酵ぱんだけど、麹で発酵させてふっくらさせるまんじゅうはしパンだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;保存性の高い小麦加工食品を作って流通させたのはそうめんや稲庭うどんのような乾麺や麩のようなもの。&lt;br /&gt;まずは長期保存を目的に作られたんだろうけど、保存が利けば流通するようになるのだ。&lt;br /&gt;そうめんは江戸時代にもかなり流通していたみたいだし、麩も農閑期に農家で作られていたりもしたみたいだよ。&lt;br /&gt;こういうのは現金収入になるので、当時としてはすごく重要な加工品だったはずなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;戦国時代には一部にカステラやパンが入ってくるけど、西洋的な小麦食品がメジャーになるのは明治期以降。&lt;br /&gt;それでも、明治時代はまだ大麦の方が主要な作物だったみたい。&lt;br /&gt;それが逆転してくるのは戦後にパンやパスタなどが食卓によく並ぶようになってからなのだ！&lt;br /&gt;そう考えると、意外と小麦を食べる習慣って最近のものなのかも。&lt;br /&gt;やっぱり給食としてコッペパンと粉ミルクが支給されるようになり、多くの日本人がパン食になれたというのが大きいんだろうね。&lt;br /&gt;でも、そこからさらに巻き返しがあり、お好み焼き、たこ焼き、焼きそばなどの粉もの文化が花開くのだ♪&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、これから小麦加工品を食べるときは、江戸時代以降の伝統と明治期の西洋食文化の導入、そして、戦後の日本食文化としての再興に思いをはせていただく必要があるよ！&lt;br /&gt;ま、おいしければなんでもよいんだけど。&lt;br /&gt;お米も大事だけど、小麦や大麦も大事な食文化としてきちんと残していきたいね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2136597503397316793?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2136597503397316793/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2136597503397316793&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2136597503397316793'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2136597503397316793'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/11/blog-post_26.html' title='ハレの日には麦を食え'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6229514280050286617</id><published>2011-11-19T10:10:00.000+09:00</published><updated>2011-11-19T10:10:00.898+09:00</updated><title type='text'>１秒間に１京回！</title><content type='html'>先日次世代スパコン「京」がまたまた&lt;a href="http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2011/111114/index.html"&gt;スパコン世界ランキングで１位&lt;/a&gt;になったのだ！&lt;br /&gt;その直前にLINPACKというプログラムを使った速度測定で10ペタフロップス（１秒間に浮動小数点演算を１京回する、という速さだよ。）という速度を達成したのだ。&lt;br /&gt;LINPACKというのは、いろいろな機能のあるスパコンの早さを比較するために使われるベンチマークプログラムで、これで世界トップ500を決めているんだ。&lt;br /&gt;それで２回連続１位を獲得したわけ。&lt;br /&gt;中国が追い上げてきているし、米国はスペック的にはもっと上を目指したスパコンを開発中なので抜きつ抜かれつだけど、うれしいのはうれしいよね♪&lt;br /&gt;やっぱり２位より１位がよいのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;国が民間企業と共同でスパコンを世界最速のスパコンを開発した最初は航研スパコンこと「数値風洞（ＮＷＴ）」というもの。&lt;br /&gt;これは流体シミュレーションを行うもので、それまで大型の風洞実験施設でモデルを使って実験していた流体実験をコンピュータ上で再現するんだ。&lt;br /&gt;このときはこういうスペックで流体シミュレーションをしたい、というのがあって、それに見合うスパコンを作ったら世界最速に躍り出たというわけ。&lt;br /&gt;これは関係の研究者に非常に評判がよくて、このスパコンを所有していた航空宇宙技術研究所（現在は統合して宇宙航空研究開発機構）はこの分野のＣＯＥとなったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その次は有名（？）な地球シミュレータ。&lt;br /&gt;これは海洋研究開発機構が持っているよ。&lt;br /&gt;これは地球規模で大気の動きなどをシミュレーションするために開発されたスパコンで、できた当時は温暖化予測などで話題になったのだ。&lt;br /&gt;もちろん、世界最速というところも注目されたし、世界最速の座から転落されたときはもっと大きく報道されたのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ま、マスコミとしてはそっちの方がおもしろいんだろうね。&lt;br /&gt;ちなみに、世界最速の称号は２年半にわたって維持したのだ（５期連続）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは航研スパコンの成果を引き継いで、さらにバブル崩壊で落ち込んだ日本の産業基盤を活性化するため、高性能・高速のスパコンを開発が目指されたという経緯があるのだ。&lt;br /&gt;で、それをどの分野に使うか、ということになったとき、それまでは計算量が多すぎてなかなか精緻なシミュレーションができなかった大気の動きや気候変動予測などの分野が選ばれたんだ。&lt;br /&gt;全地球規模で同時にシミュレーションができるので、その名も「地球シミュレータ」になったわけ。&lt;br /&gt;ただし、このときはすでに世界最速のスパコンを作ることが大きな目的になっていて、「やりたいこと」が先にあったわけでもなかったのでアプリケーションが弱いとの批判があるのだ(ToT)&lt;br /&gt;確かに、十分に使い切れないのか、&lt;a href="http://kyoyonavi.mext.go.jp/info/about02"&gt;地球シミュレータを使った研究を公募する事業&lt;/a&gt;も文部科学省の補助で行われているんだ（他に大学等の大型研究施設も共用の対象だよ。）。&lt;br /&gt;とは言え、国が税金を使って整備した最先端機器だから、それを広く共用しようという意味が強いんだろうけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、第３世代となるのが、次世代スパコンとして開発された「京」。&lt;br /&gt;ここに至っては、我が国のフラッグシップとして世界最速のスパコンを作ること自体が目的になっているので、「コレ」というアプリケーションは特に想定して折らず、「汎用型」となっているんだ。&lt;br /&gt;それゆえに批判もあるんだけど・・・。&lt;br /&gt;ちなみに、どういう分野で使えそうかは当然わかっているので、今はアプリケーションの開発に向けた予算投入も始まっているのだ。&lt;br /&gt;せっかく瞬間風速だとしても世界最速になったのだから、よいアプリケーションを作って活用してもらいたいよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、この「京」には生みの苦しみもあったのだ。&lt;br /&gt;それは途中で開発主体のひとつだったＮＥＣが撤退したこと。&lt;br /&gt;航研スパコンを開発したのは富士通、地球シミュレータはＮＥＣで、その両者がタッグを組んで開発に取り組んでいたのだ。&lt;br /&gt;でも、このＮＥＣが途中で採算が合わない、と撤退し、富士通のみが残ったのだ。&lt;br /&gt;それでも、開発計画を見直した上で、所期の目的の10ペタフロップスという計算速度は実現したわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;富士通とＮＥＣの役割分担は、スカラー計算を行う部分を富士通が、ベクトル計算を行う部分をＮＥＣが担当、というもの。&lt;br /&gt;スカラー計算というのはひたすら単純な計算を繰り返し行うもので、まさにLINPACKやら円周率計算やらを早く正確に行うのに向いているのだ。&lt;br /&gt;一方、ベクトル計算というのは、複数の計算を同時並行的に行うもので、複数のパラメータを同時に変えなくてはいけないような複雑な計算が得意。&lt;br /&gt;地球シミュレータではまさにそれなわけ。&lt;br /&gt;実はこれは日本の強みでもあったんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、単純に一般のパソコンのＣＰＵをどんどん高度化して行くイメージのスカラー型に比べ、ベクトル型は特殊なので、開発にもよりお金がかかるというデメリットがあるのだ。&lt;br /&gt;さらに、省電力性能でもスカラー型はかなりよくなってきているのに比べ、ベクトル型にはどうしても限界があるみたい。&lt;br /&gt;さらに、最近では並列処理計算といって、ひとつの計算機の中でスカラー型のＣＰＵを複数個同時に動かしてひとつの計算をすることで、これまでスカラー型が苦手としていた複数変数の同時計算がかなりよくできるようになってきたのだ！&lt;br /&gt;2009年には長崎大の助教が3,800万円という破格で地球シミュレータを越える計算速度を持つスパコンを組み上げたんだけど、これは市販のＣＰＵを760個使って並列処理をするものなんだ（ちなみに、ＣＰＵを同期させて一つの計算をさせるところが難しいのであって、単純にＣＰＵを多く使えばいいってものでもないんだよ。）。&lt;br /&gt;これによりベクトル型にはこの先限界が見えてきた、ということみたい。&lt;br /&gt;で、けっきょく「京」ではスカラー型に絞ることにしたんだけど、並列処理により複雑な計算もできるようにはなっているのだ。&lt;br /&gt;さらに、他のスパコンとネットワークでつなぐことで、さらに計算能力を高めようとしているわけ。&lt;br /&gt;これがハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ（ＨＰＣＩ）と言われる計画だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと一つの計算を複数のコンピュータで分担して計算するという手法（分散コンピューティング）は前からあって、グリッド・コンピューティングとしてそれぞれが持っている計算資源（スパコン）の能力を持ち寄って、より高い計算環境を実現しよう、というものがあるのだ。&lt;br /&gt;例えば、大学や研究機関のスパコンをつなぐ、ナショナル・リサーチ・グリッド・イニシアティブ（&lt;a href="http://www.naregi.org/project/concept/index.html"&gt;ＮＡＲＥＧＩ&lt;/a&gt;）というものがあるよ。&lt;br /&gt;ＨＰＣＩの場合は、並列処理で計算能力を上げたスパコンをネットワークでつないでグリッド化し、さらに計算能力を高めようという魂胆だよ。&lt;br /&gt;これにより、単独のスパコンとしては能力を抜かれても、総合力では勝てる可能性があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、けっこうスパコン界も大変みたい。&lt;br /&gt;「２位じゃダメなんですか？」なんてのもあったけど、本来は「やりたいこと」を実現するためのツールなんだよね。&lt;br /&gt;でも、逆にツール側の技術力向上で新たにできるようになることも出てくるわけで、その意味では高性能スパコンの開発を進めることにも一定の意義はあるのだ。&lt;br /&gt;なかなか難しい問題だけど、税金が投入されるプロジェクトなので、これからも「関心を持って見ていくことが大事なのかも。&lt;br /&gt;個人的には勝てる分野ならフラッグシップ的なものも「あり」のような気もするけどね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6229514280050286617?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6229514280050286617/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6229514280050286617&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6229514280050286617'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6229514280050286617'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/11/blog-post_19.html' title='１秒間に１京回！'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-4007792493483331476</id><published>2011-11-12T10:11:00.000+09:00</published><updated>2011-11-12T10:11:00.107+09:00</updated><title type='text'>よいマルチ？</title><content type='html'>予算委員会で３次補正予算案の審議が始まったと思ったら、中身は山岡大臣の「マルチ問題」・・・。&lt;br /&gt;これでいいのか？、という気もするけど、この件も気になるのは確かだよね。&lt;br /&gt;疑問符がつく人が担当大臣をしていていいのか、という問題もあるし。&lt;br /&gt;で、個人的に気になったのは、この話で出てくる、「よいマルチ、普通のマルチ」という言葉。&lt;br /&gt;「マルチ商法」って一般には悪いイメージだよね。&lt;br /&gt;「よい」も何もないと思うんだけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;調べてみると、マルチ商法というのは法律用語ではなく、定義もいろいろあるので受け止め方に差が出てくる言葉のようなのだ。&lt;br /&gt;法律上規制されているのは、「特定商取引に関する法律」で規制されている「連鎖販売取引」というもの。&lt;br /&gt;消費者生活センターなどでは、この「連鎖販売取引」のことをいわゆる「マルチ商法」として表現しているみたい。&lt;br /&gt;例えば、国民生活センターの相談事例なんかを見ていると、連鎖販売取引に関するトラブルのところで「マルチ商法」とあるのだ。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200708.html"&gt;大学生が勧誘された例&lt;/a&gt;だけど、これは実際に&lt;a href=" http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200403_1.html"&gt;平成16年に女子学生から相談があった実例&lt;/a&gt;みたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「連鎖販売取引」というのは特定商取引に関する法律（昭和51年法律第57号）第33条で定義されているんだ。&lt;br /&gt;そのまま引用すれば、&lt;blockquote&gt;&lt;font size=2&gt;第三十三条 　この章並びに第五十八条の七第一項及び第三項並びに第六十七条第一項において「連鎖販売業」とは、物品（施設を利用し又は役務の提供を受ける権利を含む。以下同じ。）の販売（そのあつせんを含む。）又は有償で行う役務の提供（そのあつせんを含む。）の事業であつて、販売の目的物たる物品（以下この章及び第五十八条の七第一項第一号イにおいて「商品」という。）の再販売（販売の相手方が商品を買い受けて販売することをいう。以下同じ。）、受託販売（販売の委託を受けて商品を販売することをいう。以下同じ。）若しくは販売のあつせんをする者又は同種役務の提供（その役務と同一の種類の役務の提供をすることをいう。以下同じ。）若しくはその役務の提供のあつせんをする者を特定利益（その商品の再販売、受託販売若しくは販売のあつせんをする他の者又は同種役務の提供若しくはその役務の提供のあつせんをする他の者が提供する取引料その他の主務省令で定める要件に該当する利益の全部又は一部をいう。以下この章及び第五十八条の七第一項第四号において同じ。）を収受し得ることをもつて誘引し、その者と特定負担（その商品の購入若しくはその役務の対価の支払又は取引料の提供をいう。以下この章及び第五十八条の七第一項第四号において同じ。）を伴うその商品の販売若しくはそのあつせん又は同種役務の提供若しくはその役務の提供のあつせんに係る取引（その取引条件の変更を含む。以下「連鎖販売取引」という。）をするものをいう。&lt;/font&gt;&lt;/blockquote&gt; なんだけど、これじゃわからないよね（笑）&lt;br /&gt;わかりやすく言えば、布団やら化粧品やら健康食品やらを販売する事業で、会員になって受託販売をすると、売上高や新規会員紹介でマージンがもらえる、という仕組みで会員を増やしていくものなのだ。&lt;br /&gt;ただし、会員になるときに入会金が必要だったり、有料の研修を受けなければいけなかったり、一定量の商品をあらかじめ購入することを義務づけられたりするのだ。&lt;br /&gt;受託販売のところだけ見るとフランチャイズに似たような感じもするけど、フランチャイズの場合はロイヤルティーを払って自らやらせてもらうんだよね。&lt;br /&gt;なので、自分で事業をしているという感覚があるのだけど、マルチ商法の場合は、もともと売れたらその分マージンがもらえる仕組みで、「副業的に」とか「アルバイト感覚で」とか称してもっと安易にできるようなイメージがあるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実際に受託販売がうまくいくのであれば問題はそんなに問題は発生しないわけで、それがどうも「よいマルチ」らしいんだよね。&lt;br /&gt;「マルチ商法」と言うと聞こえが悪いので、「ネットワーク・ビジネス」とかも言ったりするみたい。&lt;br /&gt;ちなみに、類似のものに「マルチまがい商法」というのもあるよ（笑）&lt;br /&gt;でも、多くの場合、商品が売れないのでマージンが入らない、というところで問題が発生するんだ。&lt;br /&gt;その際、あらかじめ受託販売用に購入させられた商品が返品（クーリング・オフ）できない、とか、実はほとんど売れない商品でもともと会員の入会料だけで回していたような仕組みだった、とかのトラブルにつながるわけ。&lt;br /&gt;簡単だ簡単だと言って高額な入会料や研修料をとる詐欺まがいの行為もあるんだ。&lt;br /&gt;よい資格があると言って高額な料金を払わせて資格を取得させるけど実際には全く使えない資格だったとか、高額な研修を受けてもも実際は仕事を回してもらえないだとか、内職用の高額な器具を交わされても実際には儲からない内職だったとかの詐欺的な手口だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ただし、この連鎖販売取引は、それ自体が禁止されているものではなく、一定の規制がかけられているだけ、というところがいわゆる「ネズミ講」との違いなんだよね。&lt;br /&gt;もともと「特定商取引に関する法律」は悪質な訪問販売や通信販売を規制するためにできた「訪問販売等に関する法律」で、マルチ商法はそれが社会問題化してきたときにこの枠組みに入ったのだ。&lt;br /&gt;で、新たな手口が出てきて問題が発生するたびに取り締まりを強化すべく改正を繰り返し、今の法律になったというわけ。&lt;br /&gt;それでも、日々悪質な手口も進化していくので、「いたちごっこ」的ではあるんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;連鎖販売取引の場合、クーリング・オフができるようにする、中途解約できるようにする、誇大広告をしない、強引な勧誘をしないなどの規制がかかっているんだけど、それをクリアすれば禁止されているものではないのだ。&lt;br /&gt;とは言え、実質上はこの規制はとても厳しくて、ほぼ事実上の禁止に近いものになっているそうなんだ。&lt;br /&gt;なので、「マルチ商法」かな？、と感じたら、とりあえず避けた方が無難。。&lt;br /&gt;もしひっかかっていたら、早め早めに都道府県の消費者センターに相談するべきなのだ。&lt;br /&gt;理論上「よいマルチ」というか「合法的な連鎖取引販売」は存在するけど、本当にそれがビジネスモデルとして社会に存在しているかははなはだあやしいのだ・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、「ネズミ講」は法律で禁止されているんだ。&lt;br /&gt;「無限連鎖講の防止に関する法律」というのがそれで、その中で定義されている「無限連鎖講」がいわゆる「ネズミ講」。&lt;br /&gt;親会員から子会員、孫会員とネズミ算式に会員を増やしていく過程で入会料を集め、それを上位会員に配当金として分配していくのでその名があるんだ。&lt;br /&gt;会員が無限に増えていくのであればいいのだけど、実際には会員が無限に増えるわけではないので、ある時点で破綻し、末端の会員は入会料だけ払って配当がもらえなくなるのだ。&lt;br /&gt;ピラミッドの上位にいた人だけはもうかっていて、それが成功事例のように映ると新規会員が増えてしまうんだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;事業、ビジネスモデル自体に収入が見込めないのに、入会料だけで配当金を回そうとするとこの仕組みになるのだ。&lt;br /&gt;今問題になっている「安愚楽牧場」の経営も、実質上これに近いことになっていたんだよね。&lt;br /&gt;けっきょく肉牛はほとんど売れていなくて、新たな会員からの出資金をもとに配当を払っていたので、会員の加入がなくなった時点で破綻することは目に見えていたのだ。&lt;br /&gt;ま、この場合は意図的にやっていたのではないので「ネズミ講」には当たらないのだろうけど、ウソのビジネスモデルでそういうことをすると「ネズミ講」になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、世の中そんなにうまい話があるわけではなくて、楽してもうけようというのはうまくいかないのだ。&lt;br /&gt;株取引とかで一夜にして莫大なお金を稼ぎ出す人もいるけど、それは一部の才覚のある人で、一般人ではそうはいかないのだ。&lt;br /&gt;宝くじが当たるほど運がよければ別だけど、「誰でも楽にもうけられる」なんてうたい文句ウソっぱちなので、引っかからないように自分で気をつけないといけないよ！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-4007792493483331476?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/4007792493483331476/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=4007792493483331476&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4007792493483331476'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4007792493483331476'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/11/blog-post_12.html' title='よいマルチ？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3298712339371026996</id><published>2011-11-05T08:00:00.000+09:00</published><updated>2011-11-05T08:00:01.105+09:00</updated><title type='text'>私の名はミミ♪</title><content type='html'>日本ではまだまだ浸透していないけど、テレビなんかではハロウィンの仮装の様子が報道されていたりするよね。&lt;br /&gt;どうも日本の「お化け」のイメージと明るいのだ。&lt;br /&gt;日本のものが「陰」なら、西洋のものは「陽」だよね。&lt;br /&gt;西洋でも怖い「お化け」は当然いるんだろうけど、ハロウィンだとどうしても滑稽さが出て来るのかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなハロウィンの時期にふと思い出したのが、「耳なし芳一」の話。&lt;br /&gt;子どものころに知って、かなり怖かった思い出があるのだ・・・。&lt;br /&gt;命は助かるけど、「耳」は取られてしまうっていう、東洋的なあまり救われないストーリーは後味がよくないよね。&lt;br /&gt;むしろ霊を慰めているくらいで、悪いことはしていないはずなのに(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;で、記憶をたどると、最後に耳を取られて、「目も見えない、耳も聞こえない」とhttp://www2.blogger.com/img/blank.gifいう二重苦の状態になったものだと信じていたんだけど、どうもそれは勘違いだったみたい。&lt;br /&gt;改めて小泉八雲さんの「怪談」に収録されている「&lt;a href="http://www.aozora.gr.jp/cards/000258/files/42927_15424.html"&gt;耳無芳一の話&lt;/a&gt;」を読んでみると、耳を取られた後に和尚さんの声に気づいているので、聴覚の機能は失われていないのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それもそのはずで、平家の怨霊に引きちぎられた「耳」は解剖学的には「耳介」と呼ばれる部分で、聴覚自体を担っているものではないのだ。&lt;br /&gt;それこそむかしは戦争で耳がちぎれたりすることもあったろうから、耳がなくなっても音が聞こえなくなるわけじゃない、というのは知られていたんだろうね。&lt;br /&gt;科学的な知識がないからといってバカにできなくて、むしろ経験則として現代人以上にいろんなことを知っている場合があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;人間の耳は、外耳、中耳、内耳と分かれていて、いわゆる「耳」は外耳の耳介という部分。&lt;br /&gt;耳たぶのことは「耳垂」と言うんだそうだよ。&lt;br /&gt;この耳介と耳の穴である「外耳道」を合わせて外耳と言うのだ。&lt;br /&gt;これは空気の振動である音を集め、中耳に伝える役割があるのだ。&lt;br /&gt;耳の後ろに手を当てると音がよく聞こえるようになるけど、耳介にはそういう集音機能があるわけ。&lt;br /&gt;でも、人間の場合はそんなにその機能は発達していなくて、むしろ、後ろ方向からの音を遮ることで、どの方向に音源があるのかを確認することに意義があるのだ。&lt;br /&gt;動物の中にはウサギのように耳を動かして音源方向をソナーのように探ることができるものもいるけど、人間は耳をほとんど動かせないので、首を回すしかないんだよね。&lt;br /&gt;ちなみに、ゾウのような大きな耳介をラジエーターのように放熱器として使っている例もあるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;鳥類やは虫類なんかだと耳の穴だけがあって、耳介はないんだよね。&lt;br /&gt;鳥の場合は翼によって三次元的に動けるからそんなに水平面での音源方向探索は重要ではないのかも。&lt;br /&gt;は虫類だと、においや赤外線なんかを感知していたりするから音よりもそっちの情報が重要なんだろうね。&lt;br /&gt;ヘビやトカゲがぺろぺろと舌を出すのは周囲のにおい物質を集めているわけだし、ヘビはピット器官でサーモグラフィーのような知覚を得ているのだ。&lt;br /&gt;ヘビなんかは鼓膜すら退化しているようだから、音は重視していないのは確実だね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;外耳道は耳の穴でここまでは空気の振動として伝わって来る音が、鼓膜によって固体の振動に変換されるのだ。&lt;br /&gt;なので、鼓膜が破れてしまうと、その変換ができなくなるので音が聞こえなくなるんだよ。&lt;br /&gt;ちなみに、外耳道はただ音を伝えるだけでなく、共鳴管にもなっていて、特定の周波数の音は共鳴で増強されて聞こえやすくなっているのだ。&lt;br /&gt;共鳴させることで音のノイズもある程度キャンセルされるんだよね。&lt;br /&gt;これにより、人間の耳にとって聞こえやすい音とそうでない音が出てくるわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;中耳には鼓膜があって、ここで空気の振動が固体の振動へと変換されるんだけど、これが蝸牛のある内耳に行くと液体の振動に変換されるのだ。&lt;br /&gt;蝸牛の中はリンパ液で満たされていて、固体の振動として伝わってきた音はここで液体の振動に変換されるのだ。&lt;br /&gt;蝸牛の中には有毛細胞という細胞表面に細かな「毛」が生えている細胞があって、液体が揺れるとこの毛がそれを感知するのだ。&lt;br /&gt;すると、その機械的な刺激がカルシウムイオン濃度の調節に作用して、そこから神経を伝わる電気信号になるのだ。&lt;br /&gt;揺れ方によって反応する有毛細胞が違うそうで、それで周波数の高低を区別するんだそうだよ。&lt;br /&gt;よくできているねぇ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、薬剤による副作用の難聴はこの聴覚神経へのつなぎの部分に対する影響なのだ。&lt;br /&gt;抗生物質のストレプトマイシンが有名だけど、これは電気信号への変換が阻害されるようなのだ。&lt;br /&gt;薬をやめれば治るというわけでもないようなので、注意が必要なんだ。&lt;br /&gt;最近ではその副作用の少ない薬剤も増えてきているようだけどね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、最後に、ちょっと気になったのが一時期話題になった「モスキート音」。&lt;br /&gt;これは若者にだけ聞こえる音として注目を集めたのだ。&lt;br /&gt;年齢が進むと高周波の音が聞こえにくくなってくるんだけど、それを利用しているわけ。&lt;br /&gt;どういうメカニズムかはよくわからないんだけど、おそらく、筋肉が固くなることによって中耳での変換が悪くなるからじゃないかなぁ、と思うんだよね。&lt;br /&gt;一般に若い方が肉は軟らかいのだ。&lt;br /&gt;ただ、有毛細胞のところの劣化も老人性難聴では問題になるので、そっちかもしれないんだけど。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3298712339371026996?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3298712339371026996/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3298712339371026996&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3298712339371026996'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3298712339371026996'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/11/blog-post.html' title='私の名はミミ♪'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6396325303260447634</id><published>2011-10-29T01:17:00.000+09:00</published><updated>2011-10-29T01:17:01.014+09:00</updated><title type='text'>原器ですか～？</title><content type='html'>先週の土曜日、気になる&lt;a href="http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111021-OYT1T01126.htm"&gt;記事&lt;/a&gt;を見つけたのだ。&lt;br /&gt;それは、「キログラムの定義を見直す」というもの。http://www2.blogger.com/img/blank.gif&lt;br /&gt;これまでは１kgの標準となる「キログラム原器」というおもりがあって、それと比較して決めていたのだ。&lt;br /&gt;それが、洗浄したり、ほこりが付着したりして微妙に重さが変わるので、現在の精緻な測定には耐えられない、という判断があったみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで調べてみたんだけど、このキログラム原器というのは白金（プラチナ）90％・イリジウム10％で作られた円柱形の分銅。&lt;br /&gt;フランスで40個作り、それが世界に配布されているのだ。&lt;br /&gt;おおもとの「国際キログラム原器」（＝一番正確なもの）はパリ郊外のセーヴルにある国際度量衡局にあるのだ。&lt;br /&gt;日本ではつくばにある産業技術総合研究所計量標準総合センター（旧工業技術院計量研究所）にあるよ。&lt;br /&gt;米国の場合は米国国立標準技術研究所（ＮＩＳＴ）が管轄しているのだ。&lt;br /&gt;で、フランスのおおもとの原器と各国に配布されている原器を約10年ごとに比べて校正するんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;当初は単純に水１リットルの質量として定義されたのがキログラムなんだけど、水の堆積は温度や気圧で変化するので、改めて特定の温度・圧力下での、空気の溶けていない蒸留水１リットルの質量として定義されなおしたんだって。&lt;br /&gt;その重さを体現したのが白金・イリジウム合金の原器というわけ。&lt;br /&gt;これは真空中に厳重に保管されているんだけど、洗浄すると少し軽くなったり、ほこりがつくと少し重くなったり（と言ってもマイクログラム＝100万分の１グラムのオーダーだけど）するので、もっと普遍的な定義に見直そう、というのが決まったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一番有力なのは、ケイ素（Si）原子○個分の重さ、という定義で、ケイ素は非常に安定な物質で、不純物をほとんど含まず単結晶を作ることができるので（純度の高い水晶のことだよ。）、一番向いているだろう、と選ばれたわけ。&lt;br /&gt;一般に、１モルことアボガドロ定数（6.02×10&lt;sup&gt;23&lt;/sup&gt;）の個数の原子があると、質量数にグラムをつけた質量になるんだよね。&lt;br /&gt;例えば、自然界に最も多いケイ素の安定同位体だと&lt;sup&gt;28&lt;/sup&gt;Siだと28ｇ。&lt;br /&gt;でも、これはそうなるような数をアボガドロ定数と定めているので、むしろ本当に何個でそうなるかを精度よく決める研究が必要なのだ。&lt;br /&gt;それを今後４～５年やって、新しいキログラムの定義に活かそうというわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一方、メートル原器というのはすでに使われていないんだよね。&lt;br /&gt;かつては長さの基本単位としてキログラム原器と同様に使われていたんだけど、もっと普遍的な定義を置いたことで使われなくなったのだ。&lt;br /&gt;やっぱり白金90％・イリジウム10％の合金製で、両端についている目盛りの間の距離が、摂氏零度のときにちょうど１メートルになるように作られているんだ。&lt;br /&gt;やっぱりフランスが30個製作して、各国に配布していたんだよ。&lt;br /&gt;日本ではキログラム原器と同様に産業技術総合研究所に保管されていたのだ。&lt;br /&gt;ところが、この白金・イリジウム合金は比較的化学変化が少ないとはいえ、熱で膨張・収縮したり、ちょっとゆがんだりと不具合もあるんだよね。&lt;br /&gt;長さについても高い精度が求められるようになったことを受け、より普遍的な定義を置くことになったのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、米国のＮＩＳＴがそもそも最初のメートル原器に誤差があることを見つけているそうだよ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで19世紀終わりに出てきたのは、特定の光の波長をもとに定義しようという考え。&lt;br /&gt;20世紀になってからも議論を続け、やっと光の波長に基づく定義を見直したのだ。&lt;br /&gt;具体的には、希ガスのクリプトン８６（&lt;sup&gt;86&lt;/sup&gt;Kr）の真空中での電磁スペクトルであるオレンジ～赤色の発光スペクトルが示す波長の1,650,763.73倍と等しい長さ、ということになったんだよ。&lt;br /&gt;ただし、メートル原器はそれなりに使いやすいこともあって、1960年までは使われたみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、やっぱりまだ不確実性が残るので、より普遍的なものが求められるようになったのだ。&lt;br /&gt;それは光を使った定義。&lt;br /&gt;相対性理論でも光速は一定という前提を置いているけど、これを使って、光がある時間に真空中を進む距離、という形式で１メートルを定義したのだ。&lt;br /&gt;宇宙では「光年」という距離の単位を使うことがあるけど、こっちは「光秒」だよ。&lt;br /&gt;光速が299,792、458m/sなので、逆にして1/299,792、458光秒ということになるのだ。&lt;br /&gt;ほぼ同時期にセシウム原子時計が確立されていて、時間の単位の「秒」が精度よく定義できるようになったことも影響しているみたい。&lt;br /&gt;ちなみに、原器が廃止された後は、測定結果が基準になるため、基準となる計量器が特定されるようになるんだって。&lt;br /&gt;これはキログラムも同じだろうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メートルはもともと海抜０ｍの地球の子午線の４万分の１の長さと定義されていたんだよね。&lt;br /&gt;実は、これはフランス革命に前後する時代。&lt;br /&gt;キログラムの定義もほぼ同じ頃に検討されているのだ！&lt;br /&gt;ちょうど世界的視野でものごとをとらえる転換点だったんだろうね。&lt;br /&gt;度量衡の統一というのは中国の古代王朝でも行われたけど、国際的な取引をする際には避けては通れない道で、その途を拓いたのはフランスだったのだ。&lt;br /&gt;スペインとかオランダ、ポルトガルなんかは世界を股にかけて交易していたけど、そういう発想はなかったんだよね。&lt;br /&gt;逆に、フランスでは革命が起こって共和制になったので、古い絶対王政の時代に使っていた度量衡を使わず、新しい単位を作りたい、それも国際的に通用する単位が作りたい、という機運があったのかもね。&lt;br /&gt;実際、フランスでは欧州で使われていたグレゴリオ暦に代わって、革命後に新しい暦（革命歴、熱月とか霧月とかあるやつだよ。）を作ったりもしたからね。&lt;br /&gt;暦は広まらなかったけど（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6396325303260447634?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6396325303260447634/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6396325303260447634&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6396325303260447634'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6396325303260447634'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/10/blog-post_29.html' title='原器ですか～？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3734374884883557517</id><published>2011-10-22T09:36:00.000+09:00</published><updated>2011-10-22T09:36:01.703+09:00</updated><title type='text'>夜に光る</title><content type='html'>世田谷で相当古いラジウムを使った夜行塗料が見つかって大騒ぎになっているのだ！&lt;br /&gt;最初は「すわっ、都内でもホットスポットか？」と話題になったわけだけど、ふたを開けてみると、民家の軒下から放射性物質が「わきだし」たんだよね（管理下にない放射性物質が発見されることを専門用語で「わきだし」と言うらしいよ。）。&lt;br /&gt;で、そのラジウムが入った瓶に「日本夜光」とかかれていて、どうもむかし使われていた夜光塗料ではないか、ということまでわかっているみたいだね。&lt;br /&gt;もともと線量が高いことがわかってすぐ、出ている放射線のスペクトルを調べてセシウムではなさそうだ、というのがわかっていたようだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、この事件でわかってきたことは、けっこう最近まで放射性物質が入った夜光塗料が使われていたという事実(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ま、たいした線量ではないので、その夜光塗料が文字盤に使われた時計を身につけていても健康には影響がないはずだけど。&lt;br /&gt;それでも、関心は一気に高まったよね。&lt;br /&gt;家にある文字盤が光る時計を見て不安を覚えている人も多いかも、なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともとレントゲン博士がＸ線を発見したときのエピソードは、目には見えないけど感光紙に反応する謎の照射がガラス管から出ている、というものだったんだよね。&lt;br /&gt;それでよくわからないから「Ｘ線」と名付けたのだ。&lt;br /&gt;さらに、ノーベル賞も受賞したキュリー夫人は、ウラン化合物からそのＸ線に似た透過力を持つ謎の光線が出ていることを発見。&lt;br /&gt;これが人類による放射線の発見で、その放射線を出す能力を放射能と定義したんだよね。&lt;br /&gt;目には見えないけど、フィルムを感光させるなど間接的に存在がわかったというのがみそなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;今回見つかったラジウム化合物の場合、壊変するときに出てくる放射線で自ら励起され、蛍光を持続的に発するのだ。&lt;br /&gt;いわば自然に発光するわけ。&lt;br /&gt;この特性を利用して、夜光塗料として使われていたんだ。&lt;br /&gt;最初は原因不明だったんだけど、この夜光塗料を使う人の中にがんになる人が頻発したことから、どうも塗料に含まれる放射性物質ががんに関係しているとわかってきたのだ。&lt;br /&gt;よくよく調べると、職人さんたちが夜光塗料を塗る際に筆をなめていて、それで体内にラジウムなどの放射性物質を取り込み、内部被ばくをしていたという事実が判明。&lt;br /&gt;ラジウムはカルシウムに似ているため骨に取り込まれ、けっこう長い間内部被ばくの原因となるのだ。&lt;br /&gt;夜光塗料として使われ始めたのが1900年代初頭、がんの発生が認められ始めたのが1910～1920年代、世界中で使用が禁止されるに至ったのは1990年代なんだって。&lt;br /&gt;もともと低線量だから、使い方に気をつければいいだけではあるんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それに代わって出てきたのが蓄光する夜光塗料。&lt;br /&gt;事前に光を当てておくとエネルギーをためて、暗くなるとぼわっと淡く光るのだ。&lt;br /&gt;最近では時計の文字盤だけでなく、照明器具にも使われているよね。&lt;br /&gt;いきなり暗くならず、しばらくちょっとだけ明るいので便利なのだ。&lt;br /&gt;電源がなくても光るので、避難経路を示す避難誘導板にも使われ始めているらしいよ。&lt;br /&gt;そのほか、キーホルダーやアクセサリーにも使われているのだ。&lt;br /&gt;放射性物質を使った自発光型夜光塗料と違って、時間がたつにつれて発光は弱まっていくのが特徴。&lt;br /&gt;自分の時計の夜光塗料が気になる人は、しばらくながめていれば区別できるというわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この蓄光型の夜間塗料が光るのは燐光が出ているため。&lt;br /&gt;燐光というのは、物質に光などのエネルギーが当たって励起（エネルギー準位が高くなった状態に遷移すること）された後、より波長の長い（＝エネルギーとしては弱い）光を出す現象の一つ。&lt;br /&gt;もっと有名なのは蛍光だよね。&lt;br /&gt;蛍光灯はその名のとおり蛍光で光っていて、水銀などから出てくる紫外線がガラス管の内部に塗られた蛍光物質を励起し、そこから蛍光として可視光が出てくることが光るのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;蛍光と燐光の違いはなかなかむずかしいんだけど、端的に言うと、外から光などでエネルギーを加えられてからすぐに光（＝エネルギー)を放出して基底状態にもどるか、徐々に光を放出して基底状態にもどるかの違いなんだ。&lt;br /&gt;図で示すと以下のようになるんだけど、蛍光の場合は励起された電子のスピンが対になっているので（一重項状態）、すとんとすぐに基底状態まで落ちることができるのだ。&lt;br /&gt;一方、燐光の場合は、励起された電子のスピンが同じ向きにそろっているので（三重項状態）、すぐに基底状態まで落ちることができず、徐々に落ちていくんだ。&lt;br /&gt;このため、蛍光は反射的にぱっと光って、燐光は持続的にぼわっと光るのだ。&lt;br /&gt;この燐光の時間差を利用したのが蓄光というわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://1.bp.blogspot.com/-H8ByAitAnek/Tp7mStISKPI/AAAAAAAAABo/ylIM4i4dPpQ/s1600/%25E8%259B%258D%25E5%2585%2589%25E3%2581%25A8%25E7%2587%2590%25E5%2585%2589.JPG"&gt;&lt;img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 206px;" src="http://1.bp.blogspot.com/-H8ByAitAnek/Tp7mStISKPI/AAAAAAAAABo/ylIM4i4dPpQ/s320/%25E8%259B%258D%25E5%2585%2589%25E3%2581%25A8%25E7%2587%2590%25E5%2585%2589.JPG" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5665218590305036530" /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ほかに光るものと言えばホタルの光や露点で見かけるサイリューム（これは登録商標で、一般名はケミカルライト）が有名かな。&lt;br /&gt;ホタルの場合はルシフェリンという発光物質がルシフェラーゼという酵素の作用で光るんだ。&lt;br /&gt;下村博士がノーベル賞を獲得した緑色蛍光タンパク質（ＧＦＰ）の場合は、ＧＦＰとイクオリンというタンパク質が複合体を作っていて、それがカルシウム濃度の変化によって光るものだよ。&lt;br /&gt;これはエネルギーとしてＡＴＰ（アデノシン三リン酸）を消費して光らせているんだ。&lt;br /&gt;こういうのは生物発光と呼ばれるよ。&lt;br /&gt;ちなみに、ネコの目が夜に光って見えるのはこちら側の光を反射しているだけで、発光しているわけでないんだ。&lt;br /&gt;道路にある反射板と一緒。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ケミカルライトの場合は、シュウ酸ジフェニルと過酸化水素を混ぜることで発光させるのだ。&lt;br /&gt;チューブに入った状態では混ざってなくて、ぽきっと仕切りを折って外して混ぜると光り始めるよ。&lt;br /&gt;シュウ酸ジフェニルが過酸化水素と反応すると過シュウ酸エステルになって、それがさらに酸化を受けると1,2-ジオキセタンジオンというとても不安定な物質（四員環化合物）が生じるんだ。&lt;br /&gt;これはすぐに２つの二酸化炭素に分かれるんだけど、このときに出るエネルギーがまわりにある蛍光色素を励起させることが光るんだ。&lt;br /&gt;蛍光色素を変えることで色も変えられるのが便利なんだよね。&lt;br /&gt;使うときに熱も出ないし、持ち歩けるし、最近では軍隊や災害対策でも使われているよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、夜間に光るものもいろいろあるのだ。&lt;br /&gt;太古のむかしは月明かりや星明かりしかなくて本当に暗かったんだろうけど、現代は身の回りに光があふれているんだねぇ。&lt;br /&gt;中には今回のラジウムのようにちょっと心配なものもあるけど、電気がなくても光るものが意外と身の回りにあるよ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3734374884883557517?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3734374884883557517/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3734374884883557517&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3734374884883557517'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3734374884883557517'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/10/blog-post_22.html' title='夜に光る'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><media:thumbnail xmlns:media='http://search.yahoo.com/mrss/' url='http://1.bp.blogspot.com/-H8ByAitAnek/Tp7mStISKPI/AAAAAAAAABo/ylIM4i4dPpQ/s72-c/%25E8%259B%258D%25E5%2585%2589%25E3%2581%25A8%25E7%2587%2590%25E5%2585%2589.JPG' height='72' width='72'/><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5807002995468641763</id><published>2011-10-15T10:22:00.000+09:00</published><updated>2011-10-15T10:22:00.492+09:00</updated><title type='text'>ギャンブル必勝法？</title><content type='html'>ネットで、&lt;a href="http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20111010-00021683-r25"&gt;「二度あることは三度ある」の確率を数学的に解いている記事&lt;/a&gt;を見つけたのだ。&lt;br /&gt;なかなか興味深い（笑）&lt;br /&gt;で、気づいたんだけど、意外と確率の話って誤解というか、あやまったイメージをもたれがちなんだよね。&lt;br /&gt;特に顕著に出てくるのは、丁半ばくちとか、ルーレットの赤・黒、ハイ＆ローなんかの確率が１／２の「出目」の読み方。&lt;br /&gt;ここまで丁／赤／ハイが続いているから次は逆・・・、なんて発想があるよね。&lt;br /&gt;でも、それこそが誤った認識というか、錯誤なのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この考え方の基本になっているのは、二項分布の正規分布による近似なんだよね。&lt;br /&gt;おそらく、大半の人はそんなこと考えたこともないとは思うけど、直感的に知っている話なのだ。&lt;br /&gt;これは、ある確率ｐで発生する事象について、十分に大きい例数ｎで繰り返すと、その期待値はｎｐになる、というもの。&lt;br /&gt;具体的に言えば、コインの裏表について、1,000回繰り返して投げると、表又は裏が出る期待値はそれぞれ500回程度、ということなんだよね。&lt;br /&gt;もともと１／２の確率なんだから、半分程度になるだろう、という直感と一致するわけ。&lt;br /&gt;すると、片方が多めに出ていると、次はもう一方が出ないとバランスがとれない、という考え方になるのだ。&lt;br /&gt;これが錯誤、誤認のおおもとなんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実際には、近似式で計算すると、100回繰り返した場合、標準偏差は５になるので、60回以上表又は裏が出る確率は15.87％、65回以上表又は裏が出る確率は0.13％になるんだ！&lt;br /&gt;これが400回繰り返した場合だと、標準偏差は10になるので、210回以上表又は裏が出る確率が15.87％、230回以上表又は裏が出る確率が0.13％ということになるのだ。&lt;br /&gt;さらに、10,000回繰り返すと、標準偏差が500になって、5,500回以上が15.87％、6,500回以上が0.13％だよ。&lt;br /&gt;これは、正規分布表を利用した簡便計算で、標準偏差σの振れ幅に入る確率として計算しているのだ。&lt;br /&gt;１σの範囲を超える確率は15.87％、２σだと2.28％、３σだと0.13％なのだ。&lt;br /&gt;でも、逆に言うと、100回繰り返した場合でも、40～60回の間にはいるのは68.26％で、１／３くらいの確率で10回以上の差がつく、とも言えるんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もっと小さい数で考えてみると、５回繰り返した場合に３回以上表又は裏が出る確率はなんと１／２！&lt;br /&gt;５回だと全部で32通りのパターンが考えられるんだけど、そのうちの半分の16通りでは片方の目が３回以上出続けるのだ。&lt;br /&gt;これを６回繰り返した場合を考えてみると、全部で64通りのパターン。&lt;br /&gt;そのうち、６回連続になるのが表又は裏で２通り。&lt;br /&gt;１回だけ別の目が出る場合を考えると、どのタイミングで別の目が出ても必ず３回以上連続することになるので、表と裏各６通りで12通り。&lt;br /&gt;出目が４：２になる場合を考えるとそれぞれ９パターンあるので全部で18通り。&lt;br /&gt;出目が均等な場合は対称性を考慮して全部で６通り。&lt;br /&gt;すると、（２＋12＋18＋６）／64＝38／64で60％弱の確率となるのだ！&lt;br /&gt;むしろ、6回繰り返すと３回以上続かない方が珍しいというわけ。&lt;br /&gt;ちなみに、６回繰り返して４回以上連続する確率は16／64でなんと１／４なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こうなると、すでに続けて同じ目が出ているから次は逆、なんて発想は捨てた方がよいよね。&lt;br /&gt;それに、３回連続で同じ目が出てもなんら不思議ではないのだ。&lt;br /&gt;６回繰り返しただけでむしろ３回連続する方が起こりやすいわけだからね。&lt;br /&gt;ボクたちがイメージしているほど、３回連続で同じ目が出るなんていうのは珍しいことではないのだ。&lt;br /&gt;仏の顔も三度までとか言われても、けっこう頻繁に許してもらえなくなるね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でもでも、もっと重要なのは、いくらその前まで同じ目が出続けていようと、次に表又は裏が出る確率は確実に１／２でしかないということ。&lt;br /&gt;出目の流れなんてはっきり言って関係ないのだ。&lt;br /&gt;前までに出ている出目はすでに確定してしまった事象なので、その確率は考慮に入れる必要はないんだよね。&lt;br /&gt;つまり、その時々の確率だけ考えればよくて、経緯は気にしてはいけないのだ。&lt;br /&gt;全体的に見れば、確かに出目が何回も連続するのは珍しいことでかもしれないけど、それは最初から10回分なりをかける場合（スポーツ振興くじのtotoは全試合の勝敗を１回の投票で予想してかけるけど、そういうイメージ。）の話であって、前にどんな目が出ていようと、次に表又は裏になる確率は変わらないのだから、１回ずつの勝負であれば前のことをすっかり忘れてフレッシュな気持ち（？）で臨むのがよいわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、上でぐちゃぐちゃ計算していたのは、実はそんなに意識しなくても、といううより、むしろ考えない方がよい話なのだ。&lt;br /&gt;とは言え、まったくの無駄ではないんだよね。&lt;br /&gt;それは本当に表又は裏の出る確率が１／２になっているかということ。&lt;br /&gt;表又は裏が出やすいと、計算上の確率ではなかなか起こらないような事象（例えばずっと同じ目が出続けるなど）がより起こりやすくなるわけ。&lt;br /&gt;ま、賭け事の場合はむしろ「いかさま」を疑った方がよいんだよね。&lt;br /&gt;全体の流れを読むのはむしろいかさまが行われているのか、偶然性の下に行われているのかを見極める上で必要なのだ。&lt;br /&gt;例えば、上の例から行くと、100回の結果で66回以上表又は裏が出ているんだとすると、かなりあやしいことになるよね。&lt;br /&gt;逆に、出目が交互に出続けるのは実はものすごくまれな事象なので、むしろそういう場合はいかさまを疑った方がよいんだよ。&lt;br /&gt;それは明らかに誤った確率の認識に基づいてバランスを考えて出目を細工しているはずだから。&lt;br /&gt;気をつけなはれやっ！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5807002995468641763?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5807002995468641763/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5807002995468641763&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5807002995468641763'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5807002995468641763'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/10/blog-post_15.html' title='ギャンブル必勝法？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1775617503193883567</id><published>2011-10-08T10:05:00.000+09:00</published><updated>2011-10-08T10:05:00.148+09:00</updated><title type='text'>いざ！無限大の彼方へ♪</title><content type='html'>今年のノーベル物理学賞は超新星の研究で宇宙が加速膨張をしていることを示した研究者に贈られたのだ。&lt;br /&gt;って、よく意味がわからないよね（笑）&lt;br /&gt;毎年のこととは言え、物理学賞、特に宇宙関係の受賞は難しい話が多いような・・・。&lt;br /&gt;でも、なんだかくやしいので、ちょっとだけ調べてみたよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇宙の始まりは、今では「ビッグバン」で始まったというのが定説だよね。&lt;br /&gt;でも、アインシュタイン博士が相対性理論を確立した近代物理学では「ビッグバン」なんて現象は信じられていなかったのだ！&lt;br /&gt;むしろ、「静的な宇宙」、すなわち、厳然としてそこにあって、変化のない宇宙が広がっている、と考えられていたんだ。&lt;br /&gt;普通は自分たちを取り巻く環境は、小さな変化はあるにしても、トータルでは不変と考えるからね。&lt;br /&gt;ところが、相対性理論をつきつめていくと、宇宙はかなり動的であることがわかってきたんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その中で出てきたのがビッグバンという理論。&lt;br /&gt;ある時巨大な爆発が起こって、そのときに宇宙が生じ、現在に至るまで広がり続けている、という話だよ。&lt;br /&gt;仮説として提示されたときは見向きもされなかったようなんだけど、宇宙望遠鏡にも名前を残したハッブル博士の研究で宇宙が広がっている証拠が示されてから、状況が変わってきたんだ。&lt;br /&gt;ハッブル博士は、非常に遠くの銀河系やクエーサーの研究をしていたんだけど、そこから来る光を調べてみると、銀河の組成から想定される光の波長より長い波長の光が観測されている事実を発見したのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは光のドップラー効果によるもので、遠ざかっていく光源からの光は波長がより長く観測され（赤方偏移）、逆に近づいてくる光源の光は波長が短く観測されるのだ（青方偏移）。&lt;br /&gt;光速は常に一定なので、音のドップラー効果とは違って、周波数でなく波長がずれるんだよね。&lt;br /&gt;で、遠くにある銀河からの光を調べたら、核融合反応等の光源と考えられる現象で出てくるはずの光より波長が長い光が観測されたんだよね。&lt;br /&gt;で、光源である銀河は観測点である地球から徐々に離れている、ということがわかったのだ。&lt;br /&gt;調べてみると、離れている距離に比例して速い速度で遠ざかっていることがわかって、これを「ハッブルの法則」というのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、宇宙には宇宙背景放射と言って、全方向からマイクロ波が放射されているのが観測されるのだ。&lt;br /&gt;これは熱源が光としてエネルギーを照射する黒体放射に換算すると絶対温度で３Ｋ程度。&lt;br /&gt;これは宇宙の「気温」とも言うべきものなんだけど、この正体は、ビッグバンからしばらく後（38万年くらい後）に出てきた光の「なれの果て」と考えられているんだ。&lt;br /&gt;ビッグバン直後は超高熱状態で光（光子）は自由に広がって運動できない状態らしいんだけど、ある程度冷えてくると自由に動けるようになるそうなのだ。&lt;br /&gt;それが「宇宙の晴れ上がり」と言う瞬間で、このときに出てきた光が広がっていって、大きく赤方偏移して赤外線を通り越してマイクロ波にまでなったのが背景放射の正体と考えられているんだ。&lt;br /&gt;で、この背景放射はどこでどの方向から測っても同じという等方性を有しているんだけど、それこそがビッグバンの時に出てきた光が広がったものが観測されているから、という証拠になるんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こうした観測データからビッグバンによる宇宙生成が証拠づけられてきたんだけど、いくつか理論的不具合もあったのだ。&lt;br /&gt;それを解決するのが日本の佐藤勝彦博士も提唱者の一人であるインフレーション理論というやつだよ。&lt;br /&gt;けっきょく「原初」はどうなっていたのか、完全に「無」だったのかどうかなどの解決はついていないんだけど、理論的にいろんなことがわかってきて、かつ、一様と考えられていた宇宙（universe）は、実は同時並行的にいろんな状態が存在している「マルチバース（multiverse）」な状態であることもわかってきたんだそうな。&lt;br /&gt;もうこの辺になるとついていけないよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ビッグバンに話をもどすと、相対性理論で考えていくと、まずいことがわかってきたのだ。&lt;br /&gt;それは、現在推計される宇宙全体の質量では宇宙が膨張し続けるには不十分である、という計算結果。&lt;br /&gt;もっと巨大な質量がなければ膨張が止まって収縮を始め、いずれは無次元の特異点に収束してしまうことになるのだ。&lt;br /&gt;これを「ビッグクランチ」と言うんだよ。&lt;br /&gt;でも、実際は広がり続けているので、何か観測できていない、足りない分の質量があるはずなのだ。&lt;br /&gt;それで出てきたのが暗黒物質（ダークマター）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;重力が働いた痕跡として間接的には存在がわかるんだけど、正体が未だにわからないんだよね。&lt;br /&gt;質量が０だと思われていたニュートリノ（小柴博士がスーパーカミオカンデで観測してノーベル賞を取った素粒子だよ。）に質量があったので、一時はダークマターの正体だ、と言われたこともあったけど、ニュートリノだけでは足りないのだ！&lt;br /&gt;そこで、重力波観測装置（ＬＣＧＴ）というのを作ってその正体をつかもう、という国際大型プロジェクトも動き始めているんだ。&lt;br /&gt;そのうち何かわかるのかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、今回のノーベル物理学賞の受賞は、さらに踏み込んだもので、遠くにある超新星から出てくる光を調べていたら、想定したよりも速い速度で宇宙が広がっていることをつきとめた、という成果。&lt;br /&gt;ハッブルの法則では距離と遠ざかる速度は比例するんだけど、実際に精度を高めて観測すると、加速膨張していることがわかったんだ。&lt;br /&gt;つまり、現在も宇宙が広がる速度は少しずつ大きくなっているというわけ。&lt;br /&gt;そうすると、現在推計されている宇宙全体のエネルギーだけでは説明ができなくなるのだ・・・。&lt;br /&gt;そこで出てくるのが暗黒エネルギー（ダークエナジー）というやつで、よくわからないけど、宇宙を広げるように働く（物質同士が近づこうとする万有引力に抗して斥力として働く）ものが存在すると仮定したわけ。&lt;br /&gt;なんだかこんな話が多いね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これでやっと今回の受賞研究の内容に行き着いたんだけど、このダークエナジーについてはほんとによくわからないんだよね。&lt;br /&gt;現代物理学では、宇宙に存在しているすべての相互作用（重力や電磁気力、原子核内の強い相互作用や弱い相互作用）をひとつの理論で説明しようとする大統一理論の構築を目指しているけど、けっきょくはそこに行き着くことになるのだ。&lt;br /&gt;ダークエネジーを解明することは、その大統一理論の構築につながるんだって。&lt;br /&gt;もしこの理論を打ち立て、それが観測データから証明されれば、またノーベル賞受賞につながるはずなのだ。&lt;br /&gt;これまでも宇宙の生成を巡ってはいくつもノーベル賞が出ているんだけどね。&lt;br /&gt;実生活にはほとんど影響がない話のようだけど、壮大な話ではあるよね。&lt;br /&gt;つい50年前の人たちはビッグバンもしらなかったわけだけど、今では多くの人は聞いたことがあるわけで、未来ではもっと一般の人も宇宙生成について詳しくなっているのかもしれないね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1775617503193883567?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1775617503193883567/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1775617503193883567&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1775617503193883567'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1775617503193883567'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/10/blog-post_08.html' title='いざ！無限大の彼方へ♪'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8911331602649830800</id><published>2011-10-01T09:23:00.000+09:00</published><updated>2011-10-01T09:23:00.111+09:00</updated><title type='text'>皇室の第一次産業</title><content type='html'>今週、天皇陛下が皇居内で稲刈りをされた、というニュースが流れたのだ。&lt;br /&gt;いよいよ秋も深まってきたねぇ、と実感するニュースだよね。&lt;br /&gt;意外と知られていないのかもしれないけど、皇居内には水田があって、陛下は毎年播種、田植え、稲刈りと稲作農業を御公務としてなされているのだ。&lt;br /&gt;これに対して、皇后陛下は養蚕をされていて、繭をとって糸を紡ぐところまでなされているんだよ。&lt;br /&gt;両陛下のスケジュールを見ていると、様々な公務の中にそういうのが散見されるのだ。&lt;br /&gt;例えば、&lt;a href="http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/h23/gonittei-1-2011-2.html"&gt;５月&lt;/a&gt;には&lt;a href="http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/photo1/photo-20110524-1917.html"&gt;お田植え&lt;/a&gt;や&lt;a href="http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/photo1/photo-20110609-1948.html"&gt;御養蚕&lt;/a&gt;の様子が紹介されているよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宮内庁の整理では、稲作と養蚕は我が国の農耕文化の中心という位置づけで、「伝統文化の継承」というカテゴリーで紹介されているんだ。&lt;br /&gt;すでに御高齢で各種祭祀や儀式、行幸などで御多忙な中、毎年毎年取り組まれているのには頭が下がるよね。&lt;br /&gt;計画停電時も23区内は対象外だったのに自主的に停電されるなど、常に国民の目線を意識されているようなのだ。&lt;br /&gt;世界でも、国家元首自らがこうした儀礼的でなく農事に携わるのはきわめてまれなんだそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと天皇家は農耕社会の中から生まれてきて、農耕文化とは切っても切れない縁があるのだ。&lt;br /&gt;重要な宮中祭祀である新嘗祭は、その年に収穫された新米などの五穀の新穀を天神地祇にすすめるとともに、自らも食してその年の収穫を感謝するものだよ。&lt;br /&gt;御自分もお食べになるのは、神、そして皇祖皇宗と一体化するためと言われているよ。&lt;br /&gt;特に即位後最初の新嘗祭である大嘗祭はもっとも重要な祭祀といわれているのだ。&lt;br /&gt;で、現在では、皇居内で獲れた新米が新嘗祭に使われているのだ。&lt;br /&gt;御自分で育て、収穫した稲を使って行う祭祀であれば、感謝の念もひとしおだよね♪&lt;br /&gt;まさに伝統行事の一環というわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こうした宮中祭祀は天皇という存在の由来にも関係していると考えられているんだ。&lt;br /&gt;欧州の王家の多くは王権神授説に代表されるように、神から支配する権限を授けられている、という形式になっていて、王と国民は支配者と被支配者とう関係なのだ。&lt;br /&gt;で、旧約聖書の世界に見られるように、その支配者としての地位は「神との契約」によるもの、となっているんだよね。&lt;br /&gt;なので、実は統治責任は被支配者たる国民に対してではなく、神に負っているので、国民から不評でもやめなくてもよいのだ・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、日本の場合は実はそういう形式ではなくて、天皇家は農耕祭事を司る「シャーマン」という位置づけが強いんだよね。&lt;br /&gt;農耕社会の中で、神に祈り、神の声を聞き、人々を導く存在なのだ。&lt;br /&gt;なので、天皇家は、農耕社会の祭祀・儀礼の主催者というのが一義的な役割で、決して農民を支配する、というものではないんだよね。&lt;br /&gt;実はこれが大和朝廷がずっと存続してきた理由の一つなのかも。&lt;br /&gt;何かまずいことがあっても、それを鎮めるための祭事を執り行うことになるからなのだ。&lt;br /&gt;日本書紀なんかでは「百姓」と書いて「おおみたから」と読ませるけど、被支配者というよりは国を支える者という意識が強いからそういう言い方になっているんじゃないかと思うんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、中国の場合は支配者たる皇帝は天命を受けて支配者となるわけだけど、皇帝は国を治めるのみならず、四時の運行をも支配することになっているのだ。&lt;br /&gt;つまり、季節の移り変わりや天候の順行にも責任を負っているわけ。&lt;br /&gt;その意味では農耕社会との関係は西洋世界より濃厚なのだ。&lt;br /&gt;でも、この関係は逆に言うと、冷夏や天候不順などは皇帝の「徳」に問題があるから、と考えられてしまうので、不作・凶作は皇帝の責任ということになってしまうんだ。&lt;br /&gt;その意味では、皇帝は天に対して責任を負いながら、事実上支配民や農事にも責任を負う形になっているわけ。&lt;br /&gt;なので、西洋世界に比べて王朝の交代、革命が起きやすい環境なんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、むかしから皇室で自ら稲作をしていたわけではないんだ。&lt;br /&gt;現在のように皇居内で稲作を始めたのは昭和天皇で、昭和２年（1927年）のこと。&lt;br /&gt;はじめは天皇自らが泥の中に入って農作業をすることに抵抗があったようだけど。&lt;br /&gt;養蚕の歴史はもう少し古くて、明治４年（1871年）に昭憲皇太后が始められたんだって。&lt;br /&gt;皇居内では、稲作は皇居内生物学研究所で、養蚕は紅葉山御養蚕所でそれぞれ行われているよ。&lt;br /&gt;皇居内生物学研究所は、陛下が御専門のハゼの研究をされているところでもあるのだ。&lt;br /&gt;日本の国家元首は世界でもめずらしい理系元首なんだよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなわけで、皇室は都市に暮らすボクたち以上に季節の移り変わりと密着した生活をしているのだ！&lt;br /&gt;日本の伝統的な姿を体現しているよね。&lt;br /&gt;そういう意味では、今でも「国体」なのかも。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8911331602649830800?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8911331602649830800/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8911331602649830800&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8911331602649830800'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8911331602649830800'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/10/blog-post.html' title='皇室の第一次産業'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-2172610003812400823</id><published>2011-09-24T09:23:00.000+09:00</published><updated>2011-09-24T09:23:00.489+09:00</updated><title type='text'>黒いダイヤも今はギンナン</title><content type='html'>今年もとうとうこの季節がやってきたのだ！&lt;br /&gt;そう、ギンナンが道に落ちて、踏まれてくさくなるのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;みんなよけて歩けばいいのに、といつも思うんだよね。&lt;br /&gt;そんなイチョウは「生きた化石」とも呼ばれる植物。&lt;br /&gt;メタセコイアなんかもそうだけど、古代種が現在まで生き残っているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;イチョウが登場したのは古生代後期に当たる石炭紀の終わり頃。&lt;br /&gt;石炭紀は巨大な両生類が地上を徘徊し、原始的なは虫類も出始めた時代。&lt;br /&gt;もっと興味を引くのは、巨大なシダ植物や巨大昆虫がばっこした時代でもあるんだ。&lt;br /&gt;ちょうどイチョウやソテツなんかの裸子植物も繁茂したんだって。&lt;br /&gt;この植物の大繁殖により、空気中の二酸化炭素濃度は下がり、逆に酸素濃度は30％を超えるほど上がったそうだよ（現在は21％ほど）。&lt;br /&gt;二酸化炭素濃度が低くなりすぎて徐々に気候が寒冷になり、氷河期に突入したとも言われているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その石炭紀という名前は、まさに石炭が出る地層だから。&lt;br /&gt;古生代や中生代の植物が腐敗しないままに地中に埋没し、熱や圧力をかけられると、化学反応により酸素や水素が徐々に抜けていって炭素含有量が増えていくんだって。&lt;br /&gt;最初は脂肪族（主に炭素と水素がつながった有機化合物）で脱水反応が起こり、続いて脱炭酸反応でさらに炭素含有量が高まるのだ。&lt;br /&gt;最後に脱メタン反応で芳香族（ベンゼン環を主体とする有機化合物）に変わっていくんだって。&lt;br /&gt;これを石炭化と言うんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この課程で、最初に脱水反応で炭素含有量が70％を超えるくらいになったのが泥炭や褐炭といった柔らかい石炭。&lt;br /&gt;まだ水分も多く含んでいるし、不純物も多いのであまり燃焼性もよくなく、発熱量も低いのだ。&lt;br /&gt;なので燃料としてはあまりよくないんだけど、泥炭なんかはウィスキーを作る際、麦芽の成長を止めるための乾燥に使われていて、その独特の香りがウィスキーの風味になっているんだよね。&lt;br /&gt;褐炭は水分が多くてエネルギー効率が悪いわりに、自然発火もするのでなかなか扱いづらいみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに脱炭酸が起きると瀝青炭になるのだ。&lt;br /&gt;これが一番高価な石炭で、いわゆる石炭と言えばこれ、というもの。&lt;br /&gt;炭素含有量は83～90％程度で、燃焼性もよく、発熱量もわりと高いのだ。&lt;br /&gt;ただし、まだ硫黄などの不純物も多く、燃焼時に黒煙が出るんだよね。&lt;br /&gt;蒸気機関車の煙で真っ黒になる原因なのだ。&lt;br /&gt;この瀝青炭を蒸し焼き（乾留）すると、コークスとコールタールに分かれるんだ。&lt;br /&gt;コークスは今でも製鉄産業で重要な位置を占めていて、安定性と価格であまり代替がないんだそうだよ。&lt;br /&gt;鉄鉱石とコークスを積み上げて下から空気を吹き込んで燃やしてやると、コークスが不完全燃焼して一酸化炭素が生まれ、その一酸化炭素が酸化鉄から酸素を奪って（還元して）、金属鉄ができるというわけなのだ。&lt;br /&gt;一方のコールタールの方は世界で最初に認定された発がん性物質でもあるけど（山極勝三郎博士がウサギの耳にコールタールを塗り続けた実験だよ。）、かつては芳香族化合物（ベンゼン、フェノール、ナフタレンなど）の重要な原料だったんだよね。&lt;br /&gt;フェノールを日本名で石炭酸というのはここに由来するのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに炭素含有量が上がってかちかちになると無煙炭という石炭になるのだ。&lt;br /&gt;金属光沢があって、燃やしてもあまり煙が出ないのでその名前があるんだ。&lt;br /&gt;発熱量は高いんだけど、あまり着火性がよくないので（不純物としての燃焼性揮発成分に乏しいため）、燃料としては瀝青炭の方が上みたい。&lt;br /&gt;でも、煙が出ないので、かつては軍艦の燃料として重要視されて痛そうだよ。&lt;br /&gt;今では粉状の粉炭にして練炭の材料になったり、炭化物（カーバイト）の材料になったりするのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;石炭ができるには、腐敗する前に堆積していく必要があるんだけど、むかしはシロアリやキノコのように樹木の腐敗を進める生物も少なかったので比較的できやすかったみたい。&lt;br /&gt;で、沼沢地などではすぐに水につかるので腐敗しづらく、石炭になりやすいそうなのだ。&lt;br /&gt;さらに、地殻運動や地熱の違いで反応速度が違っていて、日本は地殻運動や火山活動が活発なので、諸外国より反応が早いんだそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最近家庭で石炭を使うことはほとんどなくなったよね。&lt;br /&gt;バーベキューのときなどに練炭を見かける程度なのだ。&lt;br /&gt;かつては石炭ストーブなんかもあったわけだけど。&lt;br /&gt;これは固形物なので貯蔵や運搬が困難なことと、天然ガスや石油に比べて発熱量が低いからなんだ。&lt;br /&gt;でも、石炭にもメリットがあるんだよね。&lt;br /&gt;それは豊富な埋蔵量と、比較的安定な地域に埋蔵されているという事実。&lt;br /&gt;海外の方が安く掘削できるので国内から炭鉱はなくなったけど、日本にもまだけっこう石炭はあるのだ。&lt;br /&gt;最終的なエネルギー源としては重要なんだよね。&lt;br /&gt;それに、なんと言っても安いのだ。&lt;br /&gt;なんと言っても発電の燃料としては重要で、我が国の電気の下支えをしているのは原子力と石炭火力なのだ。&lt;br /&gt;石油火力や天然ガス火力は熱効率は高いけど、その分コストもかさむんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、石炭自体は発熱量も低く、また、燃焼させると硫黄や窒素などの不純物が出るし、煤煙で真っ黒になるのだ。&lt;br /&gt;そして何より、二酸化炭素を多く出すのだ。&lt;br /&gt;これが問題になっているんだよね。&lt;br /&gt;技術開発が進んで、石炭ガス化ガスなんて言うものもあるけど、クリーンな燃料に変換できても、その分コストがかかれば安価というメリットが消えてしまうのだ。&lt;br /&gt;燃料が枯渇してきたらそれを乗り越えるかもしれないけどね。&lt;br /&gt;そんなわけで、かつては黒いダイヤと言われた石炭は、これからの状況によってはまた大きく復権するかもしれないんだよ。&lt;br /&gt;後は再生可能エネルギーがどこまで使えるようになるかだね。&lt;br /&gt;今はギンナンを落としているイチョウも、遠い将来には重要な燃料になっているかもしれないのだ（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2172610003812400823?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2172610003812400823/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2172610003812400823&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2172610003812400823'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2172610003812400823'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/09/blog-post_24.html' title='黒いダイヤも今はギンナン'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8304439896342068746</id><published>2011-09-17T10:47:00.000+09:00</published><updated>2011-09-17T10:47:00.703+09:00</updated><title type='text'>期待していないけど期待値</title><content type='html'>ちょうど１ヶ月くらい前、サマージャンボ宝くじの抽選が行われたようなのだ。&lt;br /&gt;ボクが子どもの頃は、１等前後賞合わせて１億円（１等賞金6,000千万円＋前後賞各2,000万円）だったけど、これは宝くじの賞金は原則として額面金額（ジャンボの場合は１枚300円）の20万倍までという上限が法律で決められているからなんだって。&lt;br /&gt;今ではさらに法改正され、総務大臣が指定をした場合は、額面金額の100万倍まで（ジャンボなら300円の100万倍で３億円）の当せん金が認められるようになったんだよ。&lt;br /&gt;今のところ最高額のジャンボ宝くじでも２億円だけどね（前後賞を合わせると計３億円）。&lt;br /&gt;でもでも、「億円」という単位が出てくると俄然夢を見たくなるけど、同時に、当たらないよあぁ、というのも宝くじの印象。&lt;br /&gt;これがどうなっているのかをちょっと数字で調べたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://2.bp.blogspot.com/-1wOk_1uoBuU/TnD3EB-Tw_I/AAAAAAAAABg/8r8SHaMIcGg/s1600/%25E3%2582%25B5%25E3%2583%259E%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2583%259C.JPG"&gt;&lt;img style="cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 213px;" src="http://2.bp.blogspot.com/-1wOk_1uoBuU/TnD3EB-Tw_I/AAAAAAAAABg/8r8SHaMIcGg/s320/%25E3%2582%25B5%25E3%2583%259E%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2583%259C.JPG" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5652289180971287538" /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;表がその簡単な分析。&lt;br /&gt;&lt;a href="http://www.mizuhobank.co.jp/takarakuji/tsujyo/jumbo/0607.html"&gt;今年のサマージャンボ宝くじ&lt;/a&gt;の場合、１等、前後賞、２等はそれぞれ１枚ずつ。&lt;br /&gt;01組～100組まであって、それぞれ100000～199999の10万通りの数字の組み合わせがあるので、トータルでは1000万通り。&lt;br /&gt;すなわち、これらの賞は1000万分の１の確率でしか当たらないのだ！&lt;br /&gt;組違い賞だとその100倍、組番の下一桁だけを指定する３等だとその10倍当たりがあるのだ。&lt;br /&gt;で、それぞれ当せん金と当たる確率をかけ合わせて、当せん金の期待値を求めると、１等で20円、前後賞合わせても30円というていたらく・・・。&lt;br /&gt;１等から７等まで＋ラッキーサマー賞まで入れても、300円で買った宝くじ１枚に期待される当せん金は136円という結果になったのだ(ToT)&lt;br /&gt;通常ジャンボ宝くじの当せん金期待値は140～150円くらいと言われているから、こんなものだろうね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;逆に言うと、売上金の半額は実入りになるわけで、そこから宝くじ事業を行うに当たっての経費（人件費、印刷費、宣伝費等）が捻出されるとともに、各種公共事業等に投入される収益金（全国都道府県・19指定都市に納められる分）が生み出されるのだ。&lt;br /&gt;財団法人日本宝くじ協会の&lt;a href="http://www.jla-takarakuji.or.jp/renenue/rhttp://www2.blogger.com/img/blank.gifenenue1/01.html"&gt;ＨＰ&lt;/a&gt;によれば、宝くじの売り上げのうち45.6％が当せん金、14.5％が事業経費、39.9％が収益金になるそうなのだ（平成21年度実績）。&lt;br /&gt;１枚300円のジャンボ宝くじの場合、その45.6％は136円80銭なので、だいたい期待値計算と合っているよね！&lt;br /&gt;実際には、当たっていても当せん金を受け取りに来ない人が多数いるので、その分は収益金にまわるようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;よく宝くじには「当たりやすい売り場」がある、なんて言って長蛇の列ができることがあるよね。&lt;br /&gt;でも、公平に抽選をしている限り、この売り場だと「当たりやすい」ということはないはずなのだ。&lt;br /&gt;ただし、「当たりが出やすい」というのは存在するんだよね。&lt;br /&gt;それは単純に売り上げ枚数の差。&lt;br /&gt;宝くじの当たりのようにごくごくまれにしか起こらない事象はポアソン分布に近似されるけど、そうすると、一つの売り場で高額当せん金が当たる確率は、「売上げ枚数×当選確率」に近似されるのだ。&lt;br /&gt;例えば、さっきのサマージャンボの場合、50万円以上の当たりが出る確率はわずか0.00114％(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;１万枚の売上げがある売り場なら、その期待値は0.114・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;つまり、10回に１回しか高額当せん金は出ないというわけ。&lt;br /&gt;当然、1000枚しか売れない売り場ならその10分の１の確率でしか高額当せん金は出ないわけだよね。&lt;br /&gt;逆に言うと、10万枚以上売上げのある売り場なら毎回１つは高額当せん金が出るんだよ♪&lt;br /&gt;すなわち、一度高額当せん金が出たと言って話題になると売上げが伸びるので、ますます高額当せん金が出る確率が上がるのだ。&lt;br /&gt;この「正の循環」で「当たりが出やすい売り場」（例えば銀座の数寄屋橋）が誕生するわけだよね（笑）&lt;br /&gt;ま、買った人から見れば、どこで勝手も当たる確率に変わりはないのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなわけで、年末にはまた年末ジャンボがあるけど、期待値的に購入金額の半額は寄付していると思って買わなきゃいけないわけ。&lt;br /&gt;ま、当たったら大きいし、夢を買うということだよね。&lt;br /&gt;堅実派のボクとしては、なかなか買おうとは思わないのだけど（笑）&lt;br /&gt;とは言え、買わなきゃ当たらないわけで、高額当せん金を手に入れる確率を「０」にしないためには買うしかないのだ！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8304439896342068746?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8304439896342068746/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8304439896342068746&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8304439896342068746'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8304439896342068746'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/09/blog-post_17.html' title='期待していないけど期待値'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><media:thumbnail xmlns:media='http://search.yahoo.com/mrss/' url='http://2.bp.blogspot.com/-1wOk_1uoBuU/TnD3EB-Tw_I/AAAAAAAAABg/8r8SHaMIcGg/s72-c/%25E3%2582%25B5%25E3%2583%259E%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25B3%25E3%2583%259C.JPG' height='72' width='72'/><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3815386159988526021</id><published>2011-09-10T10:06:00.000+09:00</published><updated>2011-09-10T10:06:00.084+09:00</updated><title type='text'>血の絆～情けは人のためならず</title><content type='html'>この前献血をしたんだけど、そのときの血液を使った検査の結果が家に届いていたのだ。&lt;br /&gt;いわゆる血液検査でやるようなコレステロール値やらγＧＴＰやらを調べてくれるんだよね。&lt;br /&gt;これでまたボクの血が至って健康であることがわかってよかったよ♪&lt;br /&gt;ボクの場合は、学生の時にはじめて献血して以来、職場などでやる場合はできるだけ行くようにしているんだよね。&lt;br /&gt;だって、自分が交通事故なんかに遭ったときのことを考えると、輸血用血液は確保しておいてほしいもんね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、調べてみてわかったんだけど、どうやらつい最近まで輸血用血液や血液を加工して製造される血液製剤はそのほとんどを「売血」によっていたようなのだ！&lt;br /&gt;血液銀行と呼ばれる業者に血を売るんだよね。&lt;br /&gt;水木しげる先生の代表作、ゲゲゲの鬼太郎の前身の墓場鬼太郎の冒頭のエピソードにもそんな話が出てくるよ。&lt;br /&gt;日本では、とある事件が起こってから、原則無償で提供される献血により集められた血液が使われるように変わったんだって。&lt;br /&gt;でも、特に若い層で献血離れが進んでいるので、献血場所で提供される飲み物やお菓子が豪華になったり、複数回行くとポイントがたまってそれに応じたプレゼントがもらえるようになったり、献血場所に雑誌やＤＶＤなどを見られるようになったりと工夫がされているんだ。&lt;br /&gt;ボクなんかも献血するときはたっぷりと飲み物とお菓子をもらっちゃうよ（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その問題となる事件とは、「ライシャワー事件」というもの。&lt;br /&gt;駐日米国大使だったライシャワーさんが昭和39年（1964年）に刺されるという事件が起きたんだけど、このとき輸血を通じて肝炎になってしまったのだ。&lt;br /&gt;輸血された血液中に肝炎ウイルスが潜んでいたんだよね。&lt;br /&gt;当時はウイルスの簡便な検査法もなかったし、主に売血により輸血用血液がまかなわれていたんだけど、その血液の多くは金銭を得るために過度に売血を繰り返していた人たちの血だったのだ。&lt;br /&gt;そういう人たちは肉体労働者が多かったらしいんだけど、そういう人たちの間では覚醒剤が流行していて、注射の回し打ちなんかもしていたのでウイルス性肝炎が蔓延していたんだって。&lt;br /&gt;そういう人たちが血を売るので、あまり質のよくない血液だったんだそうだよ。&lt;br /&gt;肝炎による黄疸で血液が黄色くなっているので、「黄色い血液」なんて呼ばれたとか。&lt;br /&gt;（過度の採決により赤血球の減少で血漿の色が強く出て黄色く見えていた、という説もあるよ。）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この事件を機運として我が国では献血制度が整備され、売血がなりを潜めることになったのだ。&lt;br /&gt;でも、実際には、献血だけでは血液製剤分まではまかなえなくて、その分は海外で売血された血液を原料に使っていたりしたんだよね。&lt;br /&gt;そういう状況下で薬害エイズや薬害肝炎みたいな話が出てきたのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;今でこそ簡易的な検出キットがあるので多少予防はできるのだけど（潜伏期間があるので、完全に検出できるわけじゃないんだよね。）、このころはまだそんな技術もなかったのだ。&lt;br /&gt;でも、問題は、そういうリスクがあるとわかってからも使い続けたことなんだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現在の献血は日本赤十字センターが一元的に行っているんだよね。&lt;br /&gt;献血に行くとわかるけど、まずは献血できる体調かどうかを調べて、さらに献血して大丈夫な人かどうかの検査があるのだ。&lt;br /&gt;これには、不特定多数の人と性的関係を持った、とか、麻薬を服用した、とか、いつぐらいにどこの国に滞在したとかいろいろあるんだよね（海外滞在はクロイツフェルト・ヤコブ病などの疾患のリスクの関係だよ。）。&lt;br /&gt;さらに、献血がエイズ検査目的ではないことが確認され（エイズ検査は全国の保健所等で無料で受けられるよ。）、200ml、400ml、成分のどれかを選んで献血開始。&lt;br /&gt;献血前にスポーツドリンクを勧められるのはこれは水分補給のためで、血液はつまるところそのほとんが水でできているので、水で薄めた感じにしたいんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;献血中、手をグーパーさせられたり、使い捨てカイロであたためるように言われることがあるけど、これは体が冷えると血管が細くなって血が出にくくなるからなんだ。&lt;br /&gt;そうすると、時間がかかって献血する人も苦しいし、待ち時間も長くなってしまうんだよね。&lt;br /&gt;ちなみに、成分献血の場合は、一度全血を抜いてから必要な成分をとった後のものを輸血のように体にもどすんだよね。&lt;br /&gt;時間がかかるというのでボクはやったことないけど、ぷくぷくという変な感触があるらしいよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、全血献血の場合でも、保存する場合は成分ごとに分けて保存されるみたいだよ。&lt;br /&gt;そのままだと長期保存に向かないので、それぞれの成分（赤血球、血小板、血漿等々）に会わせた保存方法がとれるように分けるんだって。&lt;br /&gt;ただし、事故とかでその場で血が必要な場合は「枕元輸血」と言ってその場で血を採取して輸血したりするのだ。&lt;br /&gt;その他、いわゆる「輸血」のイメージは注文制で行われている全血の輸血だけど、手術とか前もってわかっている場合は適宜成分を組み合わせた輸血用の血液製剤が使われるみたい。&lt;br /&gt;なんだか意外だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;血を抜くのはちょっとこわいけど、自分もお世話になるかもしれないわけで、安全な血液を確保するためには協力しておきたいものなのだ。&lt;br /&gt;これこそが本当の意味での「情けは人のためならず」だよね。&lt;br /&gt;献血手帳を持っていると有事の際に優先的に輸血してもらえると言われているけど、実際にはそんなことを確かめているひまもないし、公平に扱われるんだって。&lt;br /&gt;確かに、という感じだね。&lt;br /&gt;ま、無理はすることはないけど、できれば一度はやっておきたいね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3815386159988526021?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3815386159988526021/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3815386159988526021&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3815386159988526021'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3815386159988526021'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/09/blog-post_10.html' title='血の絆～情けは人のためならず'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-331776211734477770</id><published>2011-09-03T10:26:00.000+09:00</published><updated>2011-09-03T10:26:00.204+09:00</updated><title type='text'>育ちのよいドジョウは臭くない（笑）</title><content type='html'>いよいよ野田政権がスタートするねぇ。&lt;br /&gt;本人は「ドジョウのように泥臭く」と言っているみたいだね。&lt;br /&gt;いまいち地味な感じがいなめないけど、堅実派ということをアピールしたいのかな？&lt;br /&gt;で、ボクの場合は、むしろドジョウが気になったので、少し調べてみたのだ（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ドジョウはコイ目ドジョウ科の淡水魚で、むかしは水田や小川でよく見かけたのだ。&lt;br /&gt;それこそ田舎では至る所にいたので、安価な食材としても活用されていて、ドジョウ食文化が生まれたんだよね。&lt;br /&gt;最近は水田にも農薬を使うのでぐんと減ったんだって。&lt;br /&gt;戦前に比べると流通量ががた落ちらしいよ。&lt;br /&gt;確かに、現代ではドジョウ料理ってちょっと高級だよね。&lt;br /&gt;泥臭いイメージはあるけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ドジョウはウナギが短くなったような、ナマズが細くなったような形態だけど、実はコイの仲間。&lt;br /&gt;でも、鱗がなくて体表面を粘液が覆っていてぬめっとしているのでそういうイメージがあるんだよね。&lt;br /&gt;でも、それは進化の過程でたまたま似たような形態になったというだけなんだろうけど。&lt;br /&gt;実際、だんだんわかってきたように、ウナギは概要で産卵し、稚魚が海から川にもどってきて生育するのだ。&lt;br /&gt;なので、淡水だけじゃなく、海水環境でも生きられるんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それに、ウナギは水が少ないところでも皮膚呼吸ができるんだ。&lt;br /&gt;ナマズはえら呼吸のみ。&lt;br /&gt;ドジョウの場合は、皮膚呼吸ではなくて口から空気を吸って、腸でガス交換できるようになっているんだって。&lt;br /&gt;水が少ない環境では、水面に口を出してぱくぱくして呼吸ができるのだ。&lt;br /&gt;コイも口を水面につけてぱくぱくするけど、コイの場合はそれでは呼吸できないみたい。&lt;br /&gt;もともともう少し水の多い環境に棲む魚だからね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ドジョウにもナマズにもひげはあるけど、ナマズのひげがesaとなる小魚や昆虫の動きをとらえるセンサー的な役割を持っているのに対して、ドジョウのひげには味蕾があって、味を感じているらしいのだ。&lt;br /&gt;泥がある環境だと視覚だけに頼れないので、ナマズは水の動きで、ドジョウは味で餌を探しているみたい。&lt;br /&gt;ナマズの場合は何か動きを察したらそっちに行ってぱくっとやればよいけど、ドジョウの場合はおいしそう（？）な味がしたらぱくっといくのかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなドジョウはユスリカの幼虫やミジンコなどの動物性プランクトンなどを食べる雑食性。&lt;br /&gt;どうしても泥も一緒に食べてしまうので泥臭いんだよね。&lt;br /&gt;食材として使うときにはきれいな水に上げて泥を吐かせる必要があるのだ。&lt;br /&gt;これはコイやナマズでも一緒だけどね。&lt;br /&gt;でも、この泥臭さって、藍藻中に含まれるゲオスミンという化学物質が原因なので、水田のように泥の上に常にきれいな水が流れている場所でとれたドジョウはそんなに泥臭くないのだ！&lt;br /&gt;ため池とか沼とかの水の流れがよくないところでとれるナマズやコイなんかは相当泥臭いけどね。&lt;br /&gt;ちなみに、このゲオスミンは酸性条件下で分解するらしいので、お酢を使うと多少くさみがとれるみたい。&lt;br /&gt;通常は味噌味や強めの醤油味で臭みをごまかすよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ドジョウの場合は、ささがきのゴボウと一緒に甘めのしょうゆたれで煮て、最後に卵でとじる柳川が有名だよね。&lt;br /&gt;ドジョウからはよいダシが出るそうで、それを卵でとじておいしく食べようという工夫なんだって。&lt;br /&gt;小さいものだとまるのまま入れるんだけど、内臓があると泥臭さが出るし、骨も硬いので、大きなものは割いてから入れるそうな。&lt;br /&gt;それと、体の表面のぬめりも生臭さの原因になるので、お湯をかけて白くかたまったぬめりを取ってから調理すると上品な味になるみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このほか、江戸では、そのまま醤油味で煮て最後に山椒をふるドジョウ鍋なんかも食べられていたようだよ。&lt;br /&gt;田舎ではそのまま味噌味で煮たドジョウ汁や、蒲焼き、串焼き、唐揚げなどで食されていたようなのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、ドジョウ豆腐（地獄鍋）という料理があって、これは豆腐と生きたドジョウを一緒に煮ると、熱さを逃れるためにドジョウが豆腐の中に逃げ込んで煮えてしまう、とかいうものなんだけど、実際には豆腐の中に入り込む前に煮えてしまうので、実現はむずかしいようなのだ。&lt;br /&gt;ウナギは捕るのが大変だったけど、ドジョウは水田にちょっと罠を仕掛けるとすぐにとれたようなので、生活に密着した食材だったんだよね。&lt;br /&gt;今では天然物のドジョウは少なく、養殖物や輸入ものが使われていて、かえってウナギより効果なのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;江戸でドジョウ料理の名店と言えば駒形どぜう。&lt;br /&gt;本来ドジョウの旧仮名表記は「どぢやう」なんだけど、これを「どぜう」と書き始めたのは駒形どぜうの初代越後屋助七さんなんだって。&lt;br /&gt;なんでも、文化３年（1806年）の江戸の大化で店が類焼したとき「どぢやう」の４文字では縁起が悪いとして、３文字で同じく「ドジョウ」と読める「どぜう」と書き改めたんだとか。&lt;br /&gt;他の店もまねするようになって、「どぜう」と書かれることが多くなったんだそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、泥臭いイメージのあるドジョウだけど、実はそんなに泥臭いワケじゃないし、今ではわりと高級食材なのだ。&lt;br /&gt;新しい野田政権は、旧態然としたイメージのドジョウなのか、現代のドジョウなのか、今後が注目されるね。&lt;br /&gt;できれば、泥の中から出ても、洗練された味にあるドジョウになったほしいけど。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-331776211734477770?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/331776211734477770/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=331776211734477770&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/331776211734477770'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/331776211734477770'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/09/blog-post.html' title='育ちのよいドジョウは臭くない（笑）'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3253498861339221163</id><published>2011-08-27T09:46:00.000+09:00</published><updated>2011-08-27T09:46:00.153+09:00</updated><title type='text'>もちもちとしこしこ</title><content type='html'>暑い日にはつるつるっと食べられる麺類がありがたいよねぇ。&lt;br /&gt;朝夜ともにお世話になっているのだm(_ _)m&lt;br /&gt;朝は主に乾麺のそうめんやそばが多いんだけど、夜は讃岐うどん♪&lt;br /&gt;しこしこもちもちのコシのある太麺が最高だよね！&lt;br /&gt;ボクはもっぱら釜揚げがもっちりしていて好きなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、このうどんのコシ、タンパク質のグルテンによるものなんだけど、小麦粉を使った麺類では共通なんだよね。&lt;br /&gt;もともと小麦粉の中にはグリアジングルテニンというタンパク質が含まれていて、これがグルテンに変化すると麺類のコシが出てくるのだ。&lt;br /&gt;うどんなどの麺類の生地をこねるときには必ず水と一緒に塩を入れるんだけど、これがポイント。&lt;br /&gt;もともとグリアジンもグルテニンも比較的低分子のタンパク質で、これが塩の存在下で見ずと一緒に練ると、システインのチオール基（-SH）の間でジスルフィド結合（-S-S-）ができることで、三次元的な網目構造ができるのだ。&lt;br /&gt;それがデンプンと水を抱え込んだのが「麺」だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;グリアジンもグルテニンも水溶性タンパク質で、小麦粉を水にさらすだけだと表面の親水基のまわりに水の分子が水素結合で水和して分散するのだ。&lt;br /&gt;小麦粉を水で溶くとさらさらだよね。&lt;br /&gt;でも、そこに塩を入れると、タンパク質のまわりに水和していた水分子がナトリウムイオン（Na&lt;sup&gt;+&lt;/sup&gt;）や塩化物イオン（Cl&lt;sup&gt;-&lt;/sup&gt;）に取られるので、タンパク質同士がお互いに密着するようになるのだ。&lt;br /&gt;そこに「練る」という作業で外から力を加えてあげると、グリアジンとグルテニンの表面に出ているシステインのチオール基の間で化学反応が起こって、ジスルフィド結合でつながるわけ。&lt;br /&gt;そうして重合してできた大きな網目状のタンパク質がグルテンなのだ。&lt;br /&gt;塩がなくてもある程度練ることはできるけど、グルテンの網目構造が大きくならないのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ちなみに、タンパク質が多すぎると麺が固くなるので、うどん粉は主に中力粉だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;うどんなんかは練った後に寝かせたりするけど、それはグルテンをより大きくするためなんだよね。&lt;br /&gt;グルテンの重合度が高ければ高いほど強いコシになるのだ！&lt;br /&gt;ゆっくりと重合反応が起きるのを待つわけ。&lt;br /&gt;このグルテンは液性がアルカリに傾くとよりできやすくなるので、中華麺だとかん水を入れるんだよね。&lt;br /&gt;すると、よりコシが出てくるし、麺の色も黄色くなるのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、このグルテンだけを取りだして乾燥させたのがお麩だよ。&lt;br /&gt;練った小麦粉を水にさらしてデンプンを洗い流すのだ。&lt;br /&gt;お麩の網目状構造がまさにグルテンの三次元ネットワークということだね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;麺は打っただけではだめで、必ずゆでるよね。&lt;br /&gt;これはデンプンを糊化（α化）するため。&lt;br /&gt;もともとデンプンはブドウ糖が重合した高分子で、長い螺旋状にブドウ糖がつながった直鎖に分枝として短いブドウ糖の直鎖が出ている構造を取っているんだ。&lt;br /&gt;安定的な結晶構造だと、この枝分かれした部分は水素結合によってきれいにたたまれている状態なんだけど、熱を加えてやるとその水素結合が切れて枝が広がるのだ。&lt;br /&gt;まさに使い古したほうきのようになるわけ。&lt;br /&gt;で、この広がった枝の間に水が入り込んで膨潤すると、ゲル状になるんだよね。&lt;br /&gt;小麦粉を溶いた水に熱を加えるととろみが出るのはこのためだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、麺の状態でも同じで、グルテンに抱え込まれたデンプンに熱が加わると糊化してゲル状になるのだ。&lt;br /&gt;この状態が麺がゆであがった状態。&lt;br /&gt;あんまりゆですぎると水を吸いすぎてコシがなくなるけど、適度に水を吸った状態では、グルテンの編み目がとろみを帯びたデンプンを抱え込んでいい感じになるんだ。&lt;br /&gt;この状態ですぐ食べるのがいわゆる「釜揚げ」の状態。&lt;br /&gt;この状態ではグルテンの網目構造は比較的ゆるく、デンプンのとろみが目立つので、もちもちした食感になるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これを冷水でしめると、グルテンの網目構造がかしっときつくなって、麺表面のとろっとしたデンプンは再び結晶化して固い構造になるので、しこしことした食感が生まれるのだ。&lt;br /&gt;これがざるうどんなどで食べる状態。&lt;br /&gt;温うどんにするときはもう一度麺の表面を温めるのが本来のゆで方だよ。&lt;br /&gt;温うどんは二度ゆでるのだ。&lt;br /&gt;ただし、冷え切ってしまうと、グルテンに抱え込まれたデンプンのとろみが失われ、固くぼろぼろ、ぼそぼそになるんだよね。&lt;br /&gt;これが古いゆで麺が「のびた」状態。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般にゆで麺で売られているのがこの状態で、再び湯がくことでデンプンの糊化が復活し、うどんの食感になるのだ。&lt;br /&gt;焼きうどんにする場合でも、一度湯がいてから使うのはこのためだよ。&lt;br /&gt;ゆで麺をそのまま炒めてもぼそぼそしておいしくないのだ(ToT)&lt;br /&gt;一方、冷凍麺は実は釜揚げの状態で急速冷凍しているんだよね。&lt;br /&gt;ただし、冷凍すると水分が凍結するときに体積が増えて、せっかくのデンプンの高次構造が破壊されて弾力が弱くなることがあるのだ。&lt;br /&gt;そこで、破壊されにくいタピオカなどのデンプンが混ぜられているんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、うどんなどの麺類のもちもち感としこしこ感はタンパク質とデンプンの重合・変性によるものだったのだ。&lt;br /&gt;現在おいしい既製品うどんがあるのも、こうやって化学的にうどんが解明されたおかげなんだよね。&lt;br /&gt;でも、先人はそれを経験の積み重ねで改良してきたんだから、もっとすごいよね。&lt;br /&gt;よく讃岐うどんなんてものが生まれたと思うよ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3253498861339221163?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3253498861339221163/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3253498861339221163&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3253498861339221163'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3253498861339221163'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/08/blog-post_27.html' title='もちもちとしこしこ'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6203099336965110849</id><published>2011-08-20T10:05:00.000+09:00</published><updated>2011-08-20T10:05:00.648+09:00</updated><title type='text'>しりこーん</title><content type='html'>最近ＣＭで「ノンシリコンシャンプー」というのをよく聞くのだ。&lt;br /&gt;なんだかよくわからなかったんだけど、これって、シャンプーの成分にシリコン系高分子が入っていないってことなんだって。&lt;br /&gt;で、そんなことを知っても、けっきょくなんだかわからないんだけど（笑）&lt;br /&gt;というわけで、ちょっとシリコン系高分子について調べてみたよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;シリコンと聞くと美容整形のジェル状のものを思い浮かべたり、半導体の材料を思い浮かべたりするよね。&lt;br /&gt;前者のジェル状のやつがシリコン系高分子なのだ。&lt;br /&gt;炭素は水素と一緒に炭化水素系の高分子を作るけど、その炭素の代わりにケイ素が入ったのが有機ケイ素系化合物。&lt;br /&gt;その中でも、ケイ素と酸素が強く結合したシロキサン結合を介して重合した高分子がシリコン（又はシリコーン）だよ。&lt;br /&gt;重合の度合いや置換基によってオイル状立ったり、ゴム状だったりするのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ケイ素と酸素の結合は、炭素と酸素の結合よりもはるかに強いので、シリコン系高分子はいわゆる炭素骨格の高分子より化学的・物理的に安定なんだ。&lt;br /&gt;耐熱性や耐酸化性、絶縁性にすぐれ、紫外線や放射線にも強いんだって。&lt;br /&gt;さらに、炭素・酸素結合を介した高分子が二次元的なジグザグ構造を取るのに対し、ケイ素・酸素結合を介した高分子はそこにひねりが加わって三次元的ならせん構造をとるので、その構造からも独特の性質がでるんだとか。&lt;br /&gt;それは主に水素結合がしづらいということによる分子間力の低下で、表面張力が小さかったり、温度による粘度変化が小さかったり、水をはじく性質（撥水性）が出たりするんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これらの性質がシリコン系高分子の使われ方にも影響するんだよね。&lt;br /&gt;例えば、水素結合を作りづらいという性質は、摩擦が少なく、さらさらしているということなのだ。&lt;br /&gt;これを利用したのが潤滑油で使われるシリコンオイルやグリース。&lt;br /&gt;油の潤滑油は紫外線などで酸化して劣化していくし、酸やアルカリに弱いけど、シリコンオイルだと比較的丈夫なのだ。&lt;br /&gt;また、化粧品なんかにも伸びがよくなってべたつかなくなるとので使われるんだって。&lt;br /&gt;高級な油だと肌にしみこむのでべたつかないけど、その分伸びが弱かったりするよね。&lt;br /&gt;それを補えるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;シャンプーやリンスの成分としてに使われるのもまさにこの理由。&lt;br /&gt;髪を洗うとキューティクルが開き、そこに界面活性剤のシャンプーが来るとキューティクルがはがれるとともに必要な油脂分まで奪っていくのだ。&lt;br /&gt;その油脂分を補うのがリンスやコンディショナーだけど、その上からシリコン系高分子でコーティングすると、「さらさら」した感触になるというわけ。&lt;br /&gt;ただし、キューティクルは傷んだまま「くさいものにふた」方式でごまかしていることになるので、髪質がよくなっているわけではないのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;で、最近は髪質自体をよくしよう、表面上だけさらさらにするんじゃダメだ、という流れで、ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーが出てきたんだそうだよ。&lt;br /&gt;なるほどねぇ、と思うのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;熱や酸に強く、変性しづらいという性質は、ゴム状のシリコンゴムで重要なのだ。&lt;br /&gt;シリコンパッキンなどに代表されるように、劣化しづらいゴム状の性質は便利なんだよね。&lt;br /&gt;天然ゴムや合成ゴムだとどうしても酸化して固く、もろくなるから。&lt;br /&gt;で、化学反応を受けにくいので、生体内でも安定するんだ。&lt;br /&gt;それで医療材料にも使われるようになったそうな。&lt;br /&gt;つまった動脈を開くバルーンカテーテルとか、人工心肺膜なんかに利用されているよ。&lt;br /&gt;そのほか、酸素透過型コンタクトレンズもシリコン系高分子だそうなのだ。&lt;br /&gt;さらに、豊胸などの美容整形の分野でも使われているのだ。&lt;br /&gt;ただし、シリコン系高分子自体は安定なんだけど、異物であることは確かなので、それを包んでいる袋が回りの組織と癒着したり、必ずしも長期的な安全性は未確認な面もあるんだよね(ToT)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;撥水性という性質は、シリコンオイルやシリコンパッキンでも重要なんだけど、深夜の通販番組でよく見かけるのはカーワックスだよね。&lt;br /&gt;最新のシリコンワックスというやつなのだ。&lt;br /&gt;伸びがよくてよく水をはじく、というもの。&lt;br /&gt;ワックスだけじゃなく、撥水性や摩擦の低下をねらってシリコン系高分子でコーティングをすることはよくあるのだ。&lt;br /&gt;ガラスなんかもあらかじめシリコンコーティングをしておくとべちゃっとぬれずに、水滴が浮くのだ。&lt;br /&gt;そのかわり、くもりやすいんだけどね。&lt;br /&gt;（くもりどめにはむしろ親水性のコーティングをして、水が表面全体に広がるようにするんだよ。）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、シャンプー界では疎まれ始めているシリコン系高分子も、かなり身近なところで活躍しているのだ。&lt;br /&gt;知らず知らずのうちにお世話になっていたんだねぇ。&lt;br /&gt;ようは使いようってことだから、適材適所で使えばよいだけなんだけど。&lt;br /&gt;とりあえず、家に帰ったらシャンプーの成分表示でも確認しようかな？&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6203099336965110849?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6203099336965110849/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6203099336965110849&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6203099336965110849'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6203099336965110849'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/08/blog-post_20.html' title='しりこーん'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5359037536737449051</id><published>2011-08-13T09:10:00.000+09:00</published><updated>2011-08-13T09:10:01.023+09:00</updated><title type='text'>どこに干す？</title><content type='html'>毎日暑いし、日差しも強いよねぇ(ToT;)&lt;br /&gt;この時期だとい、夕立がこわいものの、洗濯物を外に干すとからっとすぐに乾くのだ！&lt;br /&gt;節電が求められている今こそ、自然の力を使って乾燥だよね。&lt;br /&gt;とは言え、昼間家にいられない共働き家庭の身としては、平日に外に洗濯物を干すのは難しいんだけど(&gt;_&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;よく言われるのは、部屋干しだと独特のにおいが出てくるけど、外に干すとそれがない、というもの。&lt;br /&gt;なので、外に干せないなら乾燥機で乾燥させる、ということになってきているのだ。&lt;br /&gt;部屋干しもうまく活用できれば省エネにもなるし、よいんだけどね。&lt;br /&gt;で、その気になるにおいのもとは、最近ＣＭでもおなじみになってきた雑菌の繁殖。&lt;br /&gt;洗濯物はきれいなはずなんだけど、実際には繊維の間に洗剤が残って付着していたり、落としきれなかった皮脂の汚れなんかがこびりついているのだ。&lt;br /&gt;で、そこに湿気が加わると、雑菌が繁殖してしまうというわけ・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;部屋干しのにおいを抑える洗剤やスプレーには殺菌成分が入っていて、この雑菌の繁殖を抑えるのだ。&lt;br /&gt;外に干している場合は、太陽光に含まれる紫外線によりある程度の殺菌効果が期待できるのと、部屋干しよりは乾燥が早いので、雑菌が繁殖できる時間が短く、においが出る前に至らないんだ。&lt;br /&gt;でも、くもりの日なんかだと乾燥に時間がかかって、いつまでも湿気っている状態なので、場合によってはにおいが出てくることもあるのだ。&lt;br /&gt;乾燥機の場合は、乾いた熱い空気で一気に乾燥させるのでその心配はないんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;乾燥機の場合、回転させながらまんべんなく熱風を当てて乾かしていくので、乾燥も早いし、タオルなんかだとふっくらと仕上がるんだよね。&lt;br /&gt;これは回転させることで洗濯している間につぶされていたパイル生地の繊維がふくらんでくるから。&lt;br /&gt;タオルを天日干しする場合は、洗いざらしをそのまま干すと、繊維がつぶされたまま乾燥されてしまうのでごわごわになるのだ！&lt;br /&gt;そのときは、タオルをよく振ったりはたいてから干すとごわごわにならないよ。&lt;br /&gt;そうすることでつぶれていた繊維の間にも空気が入り込み、わりとふっくらと乾燥させることができるのだ。&lt;br /&gt;柔軟剤を使うと繊維自体はやわらかく仕上がるけど、繊維自体がつぶれている場合はその効果がうすいので注意が必要だよ。&lt;br /&gt;柔軟剤を増やせばふっくらとなるわけではないのだ。&lt;br /&gt;問題は乾燥のさせ方なんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、乾燥機も完璧ではないんだよね。&lt;br /&gt;エネルギーを余計に消費するというのもあるけど、一気に乾燥させるので、繊維を傷める可能性があるんだ。&lt;br /&gt;絹や化学繊維のように熱に弱いものだと、その熱で縮んだりするので、それはＮＧ。&lt;br /&gt;また、なかで乾燥させながら回転させるので、ボタンなんかも壊れやすいんだよ。&lt;br /&gt;さらに、乾燥気温赤で動き回るので、しわがつきやすいのだ。&lt;br /&gt;後でアイロンをかけたりすればよいわけだけど、乾燥機は下着やタオルなんかが得意で、高級な衣類には使えないのだ。&lt;br /&gt;ま、高級な衣類は普通はクリーニングに出すけどね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;乾燥機と部屋干しの間にあるのが浴室乾燥。&lt;br /&gt;うちももっぱらこれなのだ。&lt;br /&gt;お風呂場に部屋干ししつつ、そこに乾いた温風を当てつつ、洗濯物から出てくる湿気を排出していくのだ。&lt;br /&gt;普通の部屋干しよりはるかに早く乾くし、日中洗濯物が取り込めない人にはありがたいよね。&lt;br /&gt;最近では放射性物質がつくので外に干せないなんて言って使う人も多いようだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;天日干しの場合は、重力で下に引っ張られながら乾燥していくので、しわができづらいんだよね。&lt;br /&gt;とは言え、天日干しでもしわができることはあって、その対策としては、干すときにぱんぱんとよくたたいて伸ばしてから干すとしわになりづらいのだ。&lt;br /&gt;あらかじめアイロンを軽くあててから干すなんていう裏技もあるみたいだよ。&lt;br /&gt;もともと洗うときにネットにたたんで入れて洗るとさらによいらしいのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;天日干しもただ日の当たるところに干せばよいというわけではなくて、洗濯物の乾燥には４つのポイントがあるのだ。&lt;br /&gt;それは、気温、湿度、風、日照で、天気予報と一緒に出てくる洗濯指数はこれを組み合わせて計算しているらしいよ。&lt;br /&gt;詳しくは予報会社の企業秘密なんだそうだけど（笑）&lt;br /&gt;重要なのは、湿度と風で、いくら気温が高くても湿度が高いと乾きづらいし、また、気温が低くても風があると乾燥が早いのだ。&lt;br /&gt;日照が少なくても、洗濯物の回りの蒸発した水蒸気が散っていってくれるので、風があるとどんどん水分の蒸発が進んでかなり乾くんだよね！&lt;br /&gt;ま、天日干し独特のあたたかみやからっと感は低いかもしれないけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、直射日光を当てるかどうかも問題なんだ。&lt;br /&gt;よく「陰干し」なんて言葉があるけど、それは、直接日が当たらないように風通しのよいところに干すことなんだよね。&lt;br /&gt;日光には殺菌効果もあるんだけど、同時に、紫外線は色素を変化させて、退色させる作用があるので、色もの・がらものにはよくないのだ。&lt;br /&gt;そこで、日の光を当てずに乾かすわけ。&lt;br /&gt;また、ぬいぐるみとかくつなど、内部に水分がたまりやすいものは、直射日光を当てて乾かすと表面だけ乾燥してしまって中が湿ったままになるんだよね。&lt;br /&gt;なので、内部の水分が徐々に表面にしみ出ていきつつ、表面から水分が飛んでいくように乾かす必要があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;陰干しではなくて、夜干しというのもあるのだ。&lt;br /&gt;単に夜に干すだけなんだけど（笑）&lt;br /&gt;これは時間がない人が使ったりするよね。&lt;br /&gt;でも、注意しなくちゃいけないのは、夜露が下りてせっかく乾いた洗濯物がまた湿気ってしまう可能性があること。&lt;br /&gt;それと、乾くのに時間がかかるので、においが出るおそれもあるのだ。&lt;br /&gt;陰干しと同じように、風通しが重要なのと、湿度に気にしなくちゃいけないんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、洗濯物の乾燥だけでも奥が深いんだよねぇ。&lt;br /&gt;なんにせよ、洗濯したての衣類は気持ちよいのだ♪&lt;br /&gt;きちんと乾かして、気持ちのよい生活を送りたいよね。&lt;br /&gt;そのためにも、うまく洗濯物を干さないと。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5359037536737449051?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5359037536737449051/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5359037536737449051&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5359037536737449051'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5359037536737449051'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/08/blog-post_13.html' title='どこに干す？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5582741317335813833</id><published>2011-08-06T09:57:00.000+09:00</published><updated>2011-08-06T09:57:00.560+09:00</updated><title type='text'>風通しよく</title><content type='html'>節電ブーム（？）の今夏に注目されている、日本古来の道具と言えば、「すだれ」と「よしず」。&lt;br /&gt;細い竹やアシ（ヨシ）を糸で束ねてシート状にしたものだよ。&lt;br /&gt;ホームセンターなんかでは前から見かけたけど、今年は特に需要が高まっているそうだよ。&lt;br /&gt;いまのボクのうちは賃貸マンションなのでなかなか使う場面がないけど、ちょっと使ってみたい気もするのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;風流だし、見た目が涼しそうだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「すだれ」と「よしず」の違いは必ずしも明確ではないし、いろいろと説があるらしいんだけど、一般的には、軒に横向きにぶら下げて使うのが「すだれ」で、使わないときはくるくる丸めておくのだ。&lt;br /&gt;一方、縁側などの屋外に縦向きに立てかけて使うのが「よしず」で、海の家や古い駄菓子屋さんなんかでよく見かけるよね。&lt;br /&gt;こっちも使わないときはくるくると巻いておくわけだけど、丈があるからけっこう場所をとるのだ(ToT)&lt;br /&gt;むかしだったら家の横にでも立てかけておけたんだろうけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すだれやよしずはカーテンと同じように遮光して、その分太陽熱を遮断してくれるんだけど、一本一本の竹又はアシの間には隙間が空いているので、そこから風が通るんだよね。&lt;br /&gt;これで涼しさアップなのだ。&lt;br /&gt;むしろブラインドに近いのかな？&lt;br /&gt;ブラインドだと光量が調節できるけど、すだれとかよしずはそこまではできないけどね。&lt;br /&gt;でも、よしずの場合は水をかけておくと、隙間を通ってくる風が気化熱で冷やされるので、冷風機にもなるんだよ！&lt;br /&gt;この機能はよしずの方が優れているよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;竹やアシを糸で編んだだけの単純な構造なので、その歴史は古く、すでに万葉集にも登場しているんだって。&lt;br /&gt;それだけ長い間日本の風土・気候とともに生きてきたというわけ。&lt;br /&gt;でも、これは機能面からだけじゃなく、文化的な意味でも使われていたんだよね。&lt;br /&gt;例えば、天皇や公家なんかの偉い人は、下々の者が直接顔を見てはいけないので、御簾（みす）と呼ばれるすだれをはさんで面会したのだ。&lt;br /&gt;ぼんやり姿がわかり、声も聞こえるけどはっきりとは見えない、そんな微妙な演出をする道具にもなっていたわけ。&lt;br /&gt;これは一種の境界を意味するわけだよね。&lt;br /&gt;その間は連続的ではなくて、「隔たりがある」ということを象徴的に示すものとして使われたのだ。&lt;br /&gt;それだけ、すだれというものが内と外を区別する境界にある、という認識が広まっていたということだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、昭和の時代まではまだ国産品が多かったようなんだけど、河川の改修・整備などで日本産のアシが手に入りにくくなったため、現在では多くのものが中国産なんだって！&lt;br /&gt;さすがに農薬とかを使っているというわけではないだろうけど、糸がすぐほどけてばらばらになったりと、丈夫さなんかには不安が残るよね。&lt;br /&gt;何度も巻いたり広げたりするものだから、きちんとしたものを買った方が後々お得かも。&lt;br /&gt;原産地標記（があればの話だけど、）注意してみよう♪&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最後に、このすだれを名前をいただく偉大な科学機器の話。&lt;br /&gt;それは、日本のＸ線天文学の草分け、小田稔先生の開発した「すだれコリメーター」だよ。&lt;br /&gt;1970年代、宇宙の世界ではＸ線を放出している天体（Ｘ線天体）の存在が予言されたのだ。&lt;br /&gt;ブラックホールや恒星（太陽を含む。）、中性子星などは電磁波としてＸ線を出しているのではないか、というもの。&lt;br /&gt;で、それを観測するために作られたのがすだれコリメーターなんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;Ｘ線は可視光や赤外線なんかと違って、鏡で反射させたり、レンズで屈折させたりができないのだ。&lt;br /&gt;なので、進んでくるものをそのまま観測するしかないんだよね。&lt;br /&gt;で、特定の方向からどんなＸ線が来ているかを観測しようとしても、いろんな方向から来るＸ線が混じり合って観測されてしまうので、よくわからなかったのだ（可視光などの場合は鏡の反射やレンズの屈折で特定の方向の光だけ取りだして観測することができるのだ。）。&lt;br /&gt;そこで、指向性を持ったＸ線観測装置としてすだれコリメーターという装置が出てきたんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;原理は比較的単純で、複数のスリットを組み合わせて、その後ろに観測機器を置くだけ。&lt;br /&gt;スリットを組み合わせるところがみそで、正面から電磁波が来る場合は、すべてのスリットをそのまますり抜けてくるので比較的強度の強い電磁波が観測されるんだけど、斜めから入っている場合は、最初のスリットは通り抜けても、次のスリットは通り抜けられなくなったりするのだ。&lt;br /&gt;すると、その分だけ強度が弱くなるわけ。&lt;br /&gt;これにより、入射方向で強度が違うので、スリット付の観測機器を全方向に回転させながら周波数ごとのスペクトルをとっていくと、どの方向からどんな周波数の電磁波が来ているかがわかるようになるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは屈折も反射も使わず、遮蔽効果しか使っていないので、Ｘ線にも応用可能なわけ。&lt;br /&gt;で、このスリットがすだれのようなワイヤーを縦に並べてものを使っていたので、「すだれ」コリメーターと命名されたんだ。&lt;br /&gt;これで日本は世界に先駆けてＸ線天文学を作り上げていくんだけど、このアイデアも、身近にすだれがあったから思いついたのかもしれないよね（笑）&lt;br /&gt;でも、（当時の）最先端の科学機器に「すだれ」って入っているのはちょっとおしゃれだよね(^o^)/&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5582741317335813833?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5582741317335813833/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5582741317335813833&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5582741317335813833'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5582741317335813833'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/08/blog-post.html' title='風通しよく'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3208536586060353490</id><published>2011-07-30T10:03:00.000+09:00</published><updated>2011-07-30T10:03:00.489+09:00</updated><title type='text'>ワーラーを吸うわら</title><content type='html'>日本全国が肉牛（「にくうし」と読むんだよ。）のセシウム汚染で大騒ぎ！&lt;br /&gt;これまで日本の牛肉は世界的にも安全・安心でおいしいと評判だったんだけど、その信頼も失われつつあるのだ(ToT)&lt;br /&gt;当然すべての肉牛が汚染されているわけではないけど、いわゆる「風評被害」で日本の牛肉全体が危険と思われてしまうんだよねorz&lt;br /&gt;しかも、東北の国産牛って関東地域ではブランド牛として扱われていただけに、畜産農家のショックも大きいだろうねぇ。&lt;br /&gt;なにしろ、これまで高値で取引されていたものが値がつかなくなるんだから。&lt;br /&gt;これは将来的な影響もあるので、かなり深刻な問題だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その原因となったのが、飼料として使われていた稲わらの汚染。&lt;br /&gt;農林水産省も震災後に「気をつけるように」という&lt;a href="http://www.maff.go.jp/j/syouan/pdf/3-4.pdf"&gt;通知&lt;/a&gt;を出していたんだけど、そこには「乾牧草」とは書いてあっても、「稲わら」とは明記されていなくて、「など」に含まれるとして解釈する必要があったんだって。&lt;br /&gt;ま、それはよくあることのような気もするけど、周知徹底の方法に問題があったんじゃないか、とも言われているよね。&lt;br /&gt;結果として起きてしまっていることなので、犯人捜しや責任の追及をするよりも、まずはすでに流通してしまった汚染わらを追跡して、飼料として使われないようにすることが大事だと思うけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、この稲わら、宮城県から出荷されたものが汚染されていたんだよね。http://www2.blogger.com/img/blank.gif&lt;br /&gt;ところが、文部科学省で発表している航空機モニタリング（米国のエネルギー省の協力を得て空中から線量分布を測定しているものだよ。）の&lt;a href="http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/22/1305819_0722.pdf"&gt;結果&lt;/a&gt;をみると、宮城県内はさほど高い数値は出ていないのだ！&lt;br /&gt;すると、考えられる原因としては、少し前に話題になった「特定避難勧奨地点」、いわゆる「ホットスポット」のように局地的に線量の高い場所があって、そこにたまたまわらがあった、というもの。&lt;br /&gt;でも、これって偶然が重ならないとそうならないし、今では他の地域でも汚染されたわらが見つかったりしているので、そういう話ではないはずなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで考えられているのが、稲わらでは放射能が濃縮されてしまう、という説。&lt;br /&gt;もともと東北地方では、開きに稲を刈り取り、稲わらは水を抜いた田んぼに並べてしいておくんだって。&lt;br /&gt;で、冬に雪が降って、それが融けてまた乾燥したころにロールして出荷されるそうなんだ。&lt;br /&gt;これが「春わら」と呼ばれるもので、東北地域は一大生産地だとか。&lt;br /&gt;それで東北から出荷された稲わらが全国的に広がってしまったようなんだよね。&lt;br /&gt;でも、稲わらが汚染されているのがわかっているので、それを追えば二次被害は防げるはずで、稲わらの流通をしっかり抑えれば次の犠牲（まさに牛偏だね・・・。）はでないはず。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;では、なぜわらの放射能が濃縮されたか。&lt;br /&gt;稲わらは、田んぼ一面に並べてあって、本来地表に付着するはずだった放射性セシウムを吸着してしまうんだ。&lt;br /&gt;空から降ってくる放射性セシウムは、大気中を漂っていたのが雨や雪と一緒に降下してきたもので、水をよく吸う性質のある稲わらはこれをたくさん吸収するわけ。&lt;br /&gt;地表面だと一部の雨水は表面を流れていってしまうし、地下にも浸透していくけど、稲わらはその分も含めて全部吸っているのだ。&lt;br /&gt;で、それが乾燥すると、稲わらにだけ放射性セシウムが残るわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その放射性セシウムを吸った稲わらをロール状に巻いていくと、１カ所に集められるので放射能が高くなるのだ。&lt;br /&gt;これは福島県の小学校で汚染された校庭の表土を削って、校庭の隅に置いておいたら、そこだけ空間線量が高くなった、というのと同じ。&lt;br /&gt;一様にうすく分布していたものがまとめられると、単位体積当たりの放射能が高くなるのだ。&lt;br /&gt;さらに、稲わらは体積のわりに軽い（比重が小さい）ので、単位重量当たりの放射能で見ると数字が大きくなるのだ。&lt;br /&gt;報道でよく使われる「○Bq/kg」という単位がそれだよ。&lt;br /&gt;稲わら１kgって相当あるんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こういうようにして放射能が濃縮されていくので、地表面の放射能（空間線量率）を測定するとたいして高くないのに、そこに並べてあった稲わらの線量は高くなってしまうのだ。&lt;br /&gt;地面から生えている牧草も同じようなことが言えると思えるんだけど、牧草は生えている間は縦になっているので、意外と雨に振れる面積が少ないし、何より稲わらのように雨水を吸収しないのだ。&lt;br /&gt;なので、震災後に刈り取った牧草を乾燥させた乾牧草は稲わらほど線量が高くないんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これで本当にすべてが説明できるかどうかはわからないけど、かなり説得力のある説明だと思うんだよね。&lt;br /&gt;そして、汚染された稲わらがあった地域は危ない、といういい加減な流言の否定にもつながるのだ。&lt;br /&gt;大事なのは、稲わらは汚染が濃縮されるから線量が高いだけで、それがあった地域は必ずしも線量が高くない、ってことなんだ。&lt;br /&gt;汚染された稲わらが見つかったからといってすぐに逃げ出すような話ではないのだ。&lt;br /&gt;ただし、逆に、そんなに汚染されていない地域でも、今回の稲わらのように汚染が濃縮される可能性はあるわけで、そこは気をつけないといけないんだよね。&lt;br /&gt;すでに雨樋の下や下水の汚泥は放射能が濃縮されていることが知られているけど、そういうのが事前にわかっていれば気をつけようがあるからね。&lt;br /&gt;それと、稲わらは有機農法に使う堆肥の原料にもなるので、そっちも気をつけないといけないのだ！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3208536586060353490?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3208536586060353490/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3208536586060353490&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3208536586060353490'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3208536586060353490'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/07/blog-post_30.html' title='ワーラーを吸うわら'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6602870636501028890</id><published>2011-07-23T10:18:00.001+09:00</published><updated>2011-07-23T10:18:00.614+09:00</updated><title type='text'>「エセ」に気をつけろ！</title><content type='html'>なんだか原発の事故以降、ネットに玉石混淆の情報が蔓延しているのだ(ToT)&lt;br /&gt;勘違いとか理解が足りないくらいならまだよいんだけど、科学的な説明のフリをしてさも説得力を持たせようとしているものはたちが悪いのだ。&lt;br /&gt;リテラシーが十分に高くないといいようにだまされちゃうからね。&lt;br /&gt;これは政府とか公的な発表も同じなんだけど、やっぱり情報は自分で吟味して峻別しないといけないのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな中で少しびっくりしたのは、「人間が化石燃料を燃やすぐらいで増えたＣＯ&lt;sub&gt;&lt;font size="-1"&gt;２&lt;/font&gt;&lt;/sub&gt;は、むしろ雲の発生を促し地球を冷やす効果もある」とかいう主張。&lt;br /&gt;実際、エアロゾルが増えると雲が増え、それで日射が遮られて寒冷化する、という話はあるのだ。&lt;br /&gt;これを日傘効果と言うらしいんだけど、恐竜の絶滅の原因と考えられている巨大隕石の落下（グレート・インパクト）はまさにユカタン半島への巨大な隕石の落下でで空中にたくさん粉塵が舞い上がり、それで日光が遮られて寒冷化したと想定されているんだ。&lt;br /&gt;そのせいで植物は枯れ、草食恐竜がいなくなり、肉食恐竜も絶えたのだ・・・。&lt;br /&gt;これは大規模な火山噴火でも同じようなことが起きると考えられていて、噴煙や火山灰で空が暗くなるほどの噴火だとそういうことが起きる可能性があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ただし、これはエアロゾルの話で、二酸化炭素だとまたちょっと事情が変わってくるはずなんだよね。&lt;br /&gt;まず、二酸化炭素が増えることによって雲が増えるという部分から怪しいんだけど、これって、二酸化炭素により大気の温度が上がるのできやすくなる、というところから来ていると思われるのだ。&lt;br /&gt;でも、それってそのまんま地球温暖化だよね？&lt;br /&gt;二酸化炭素で地球の気温が上がる、という前提が成立しない限り、二酸化炭素が増えて雲が増える、ということにはならないはずなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;よしんば二酸化炭素の増加で雲が増えたとしても、おかしな話があるんだよね。&lt;br /&gt;確かに雲が大量にできれば日光が遮られて地表面の温度は下がるけど、太陽から来るエネルギーが変わらない限りは大気はその分余計に温まっていることになるはず。&lt;br /&gt;すると、地球全体で見れば気温は下がることはないのだ。&lt;br /&gt;さらに、二酸化炭素などの温暖化ガスは熱をため込む性質（正確には、放射熱として出される赤外線を吸収する性質）があるので、地球から宇宙への熱放出（輻射）は減るはず。&lt;br /&gt;すると、全体的には地球の温度は上がるはずだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと地上は太陽光で昼間温められ、夜になると熱（赤外線）を放射して冷めていくのだ。&lt;br /&gt;このサイクルで温められるのと冷めるのとが釣り合っているので地上での気温がズーと上がり続けたり、下がり続けたりすることがないわけ。&lt;br /&gt;地表から放出された熱＝赤外線は大気の中をとおり、複雑なプロセスを経て最終的には宇宙空間へ放出されるんだ。&lt;br /&gt;で、この熱の放出量が太陽から受けるエネルギーと釣り合うから地球の温度がほぼ一定に保たれるわけ。&lt;br /&gt;受ける熱量の方が多ければ温度が上がりすぎて地球は融けてしまうし、出す熱量の方が多ければ氷の惑星になってしまうよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、二酸化炭素の増加は、このバランスを少し崩すのだ。&lt;br /&gt;二酸化炭素に熱がトラップされる分だけ放出量が減るので、徐々に地球が温まるというわけ。&lt;br /&gt;ただし、地球の温度は常に一定というわけではなくて、長期的に見ると変動しているのだ。&lt;br /&gt;それが氷河期と間氷期というやつで、今の温度上昇もその変動の中のものでしかない、という考え方もあるんだよね。&lt;br /&gt;一方で、化石燃料を使い始めてからは急激に温暖化が進んでいるので、自然な変動では説明できない、人為的な要素がある、というのが地球温暖化問題を考える上での原点だよ。&lt;br /&gt;こればかりはなかなか決定的な証拠がないわけだけど、一般的には二酸化炭素が増えることが温暖化につながるという認識だよね。&lt;br /&gt;地球温暖化問題に関して、政治的な理由も含めて懐疑論があるけど、物理的な性質や状況証拠から多くの懐疑論は反論できるのが現実だよ。&lt;br /&gt;ただし、どんなものでもきちんと科学的に反論していくのが大事なので、そういうものに耳を傾ける姿勢は大事なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、原子力発電は発電過程で二酸化炭素を出さないから地球温暖化問題に貢献する、という説明がよくなされていたけど、これも正直あやしいんだよね。&lt;br /&gt;まず、原子力発電所は設計基準が厳しいので、他の発電所に比べると建設にエネルギーがかかるから、そこでは他の発電所より多くの二酸化炭素を出しているはずなのだ。&lt;br /&gt;さらに、原子力発電特有の問題として、放射性廃棄物の処理の問題があるんだよね。&lt;br /&gt;まだ最終処分の方法も処分場所も決まっていないけど、数千年とか数万年のオーダーで管理しないといけないんだよね・・・。&lt;br /&gt;すると、その管理の分のエネルギーも必要なわけで、そこには当然二酸化炭素の排出が伴うのだ（そのときまでにすべてのエネルギーが二酸化炭素の放出なしに得られるようになっていれば別だけど・・・。）。&lt;br /&gt;というわけで、「発電プロセスで」という仮定があれば正しいんだけど、本当に原子力発電が温暖化問題に貢献するかどうかは微妙だと思うのだ。&lt;br /&gt;ま、もともと廃棄物問題があるから決してクリーンとは言えないと思うんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに余談だけど、じゃあ原子力発電をやめるか、というと、なかなかそうもいかないんだよね。&lt;br /&gt;現在の電力需要を支えるためのベース電源としては有力であることは確かだと思うのだ。&lt;br /&gt;太陽光や風力で代替なんて言うけど、そういう発電量が一定しない発電方法だと「使う分だけ発電する」という電力消費の特性に対応できないのだ。&lt;br /&gt;これを同時同量というんだけど、発電量が多すぎても送配電網に障害が起きるし、発電量が少ないと瞬時に停電するから、厳密な発電量の制御が必要なのだ。&lt;br /&gt;今は原子力や石炭火力、水力でほぼ一定量の発電を続けてベースを作り、その上で発電量制御が比較的容易な天然ガス火力や石油火力で調整しているんだよ。&lt;br /&gt;太陽光や風力は微々たるものなのでさほど影響は与えないけど、こういう天気任せの発電方法のシェアが増えると同時同量の達成が非常に難しくなるのだ。&lt;br /&gt;なので、現在の技術の延長線上では原子力の代替とはなり得ないんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いやな話でも、それが現実なのだ。&lt;br /&gt;というわけで、脱原発をするのであれば、徹底的に電力消費を抑える必要があって、それこそ昭和30年代くらいのくらしにもどるとかしないとダメなんだよね。&lt;br /&gt;で、二酸化炭素を出さないように火力も絞るとなると、江戸時代のような日が昇ったら起きて、日が沈んだら寝る見たいな生活をしないといけなくなるかもしれないってわけ。&lt;br /&gt;生活の利便性とウラハラの関係であるということは頭に入れておかないといけないのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6602870636501028890?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6602870636501028890/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6602870636501028890&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6602870636501028890'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6602870636501028890'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/07/blog-post_23.html' title='「エセ」に気をつけろ！'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8016103807481081456</id><published>2011-07-16T10:15:00.000+09:00</published><updated>2011-07-16T10:15:00.340+09:00</updated><title type='text'>熱い汁を固めてぷるるん</title><content type='html'>やっぱり夏は水ようかんの季節だね！&lt;br /&gt;ぷるるん、つるるんとさっぱりした甘さでおいしいのだ♪&lt;br /&gt;でも、夏の和菓子には水ようかんだけじゃなく、色とりどりの寒天で固めた涼しげなお菓子があるのだ。&lt;br /&gt;梅酒を固めた梅酒羹とか、夏みかん果汁を固めた夏柑糖とか。&lt;br /&gt;寒天で水を表して中に金魚型の練り菓子が入っているような和菓子（琥珀羹）もあるよね。&lt;br /&gt;ボクは正直あまり好きではなかったけど、むかしおじいちゃんの家に行くと牛乳を寒天で固めた牛乳羹がよく出てきたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どうも羊羹に引きずられてか、こういうたぐいの餡や果汁などの液体を寒天で固めたものは「～羹」と呼ばれるよね。&lt;br /&gt;寒天の「かん」のような気もするけど、これは漢字から羊羹の「かん」のようなのだ。&lt;br /&gt;でも、これって本当はおかしな話なんだ。&lt;br /&gt;というのも、「羹」はもともと羮に懲りて膾を吹く」の「あつもの」と読む漢字で、肉や野菜を煮込んだ熱いスープを指すのだ！&lt;br /&gt;ということは、「～羹」だと「～のスープ」ということになってしまうよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本に羊羹の原型が伝わったのは鎌倉のころと考えられているんだけど、禅宗と一緒にやってきたのがポイントだったみたい。&lt;br /&gt;中国の本来の羊羹は字義通り羊の肉を使ったスープなんだけど、冷めると煮こごりになってゼリー状に固まったようなのだ。&lt;br /&gt;肉食が禁じられている禅宗では、その代わりに小豆なんかを使って似たようなものを作ったんだって。&lt;br /&gt;小豆を煮て、小麦粉やくず粉と混ぜて蒸して固めたようなのだ。&lt;br /&gt;これが蒸し羊羹の原型。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、もう一つ説があって、羊の肝臓を模したお菓子に羊肝こうというのがあって、それが日本に伝えられる際に「かん」の字が間違ったというもの。&lt;br /&gt;ちなみに、羊肝こうは点心で食べられていたもので、小豆を使った蒸し餅菓子だったようだよ。&lt;br /&gt;これももともとは羊の肝臓が食べられていたんだけど、精進料理では肉食が厳禁なので、代わりに小豆で似せて作ったもののようなのだ。&lt;br /&gt;いずれにせよ、本当は羊料理だったわけだね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、なんだかんだで蒸し羊羹が日本に伝来したんだけど、ここでもまだ「～羹」とは大きく違って寒天が出てこないのだ。&lt;br /&gt;寒天を使った羊羹が出てくるのは江戸時代。&lt;br /&gt;米粉を混ぜて蒸して作るういろうは蒸し羊羹の一種だけど、寒天で固める羊羹に比べるともっさりしているのだ。&lt;br /&gt;ねっとりした食感がないよね。&lt;br /&gt;寒天で固める煉り羊羹が出てきて、だんだんと近づいてくることになるよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、「～羹」に行き着くにはもう１ステップ必要。&lt;br /&gt;今度は、よりつるんとした食感を出すために、水分量を多くした水ようかんが作られるようになるのを待たなければいけないのだ。&lt;br /&gt;はっきりした年代は不明なようだけど、だいぶ時代をくだらないといけないみたい。&lt;br /&gt;こうなると、小豆あんを寒天で固める、というテンプレートができあがるよね。&lt;br /&gt;ちなみに、重要な材料である寒天も江戸時代の発明。&lt;br /&gt;すでにところてんは食べられていたけど、それをいったん凍結させることで不純物を取り除いた寒天が広まるのは江戸時代になってからなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その水ようかんのバリエーションとして、小豆あん以外のものを寒天で固め始めるのだ。&lt;br /&gt;これはもう明治に入ってからみたい。&lt;br /&gt;牛乳羹なんかはもっと最近だろうけど。&lt;br /&gt;同時に、寒天を使った甘味も明治から広まり出すのだ。&lt;br /&gt;浅草の舟和がみつ豆を売り出したのが明治30年（1897年）で、ここからあんみつ、みつ豆、豆寒などの甘味が広まっていくんだ。&lt;br /&gt;こうして、寒天を使った菓子が夏の風物詩となっていったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いやあ、もともとは熱いスープだったはずなのに大きな変革だよ。&lt;br /&gt;もはやもとの意味はまったく痕跡もないし、むしろ熱いから冷たいだから逆になっているからね！&lt;br /&gt;ちなみに、すでに辞書によると「羹」で餅菓子を意味すると載っているのだ。&lt;br /&gt;これは蒸し羊羹などを念頭に置いたものだけど、九州のかるかんは「軽羹」で蒸した餅菓子だから、確かにその意味は生きているのだ。&lt;br /&gt;とは言え、あんまり餅菓子の意味で「羹」を使っている例は少ないけどね。&lt;br /&gt;そのうち、辞書的な意味でも、「羹」＝「寒天を使った冷たいお菓子」というところに行き着くはずなのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8016103807481081456?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8016103807481081456/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8016103807481081456&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8016103807481081456'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8016103807481081456'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/07/blog-post_16.html' title='熱い汁を固めてぷるるん'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-7156457940818946456</id><published>2011-07-09T10:21:00.000+09:00</published><updated>2011-07-09T10:21:00.358+09:00</updated><title type='text'>クールビズのおともに</title><content type='html'>最近クールビズを実践して、ノーネクタイの開襟シャツで働いているんだけど、正直断然涼しい、っていう感じにはならないよね（笑）&lt;br /&gt;ボクはシャツが張り付いて気持ち悪くなるのでＹシャツの下にＴシャツを着るようにしているんだけど、汗がたっぷり出るとやはりびしょ濡れになって着心地は悪くなるのだ・・・。&lt;br /&gt;Ｙシャツだけの場合よりはましなんだろうけど。&lt;br /&gt;でも、最近は技術力でそこもかなり改善されるんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それが、速乾シャツ♪&lt;br /&gt;汗をぐんぐん吸い取って、でも、すぐに蒸発させるので常にさらさらの着心地。&lt;br /&gt;ボクも持っているけど、確かにこれはすごいのだ。&lt;br /&gt;シャツがべとつかないので涼しさもアップだよね。&lt;br /&gt;やっぱりクールビズはこっちもセットじゃないと。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、この速乾シャツだけど、ものすごく細い化学繊維でできているのだ。&lt;br /&gt;通常ポリエステルやナイロンといった化学繊維は水を吸わないので、汗をかくと着心地がめちゃくちゃ悪くなるよね。&lt;br /&gt;シャツと体の間を汗が流れていく感じ・・・(ToT)&lt;br /&gt;ところが、この速乾シャツの場合は、細い繊維で編み上げることで、毛細管現象を利用してぐんぐんと汗を吸い上げるのだ。&lt;br /&gt;顕微鏡で見たらわかると思うんだけど、細い繊維がからまって細かな隙間がたくさんできているのだ。&lt;br /&gt;そこに水（汗）がしみこんでいくというわけ。&lt;br /&gt;さらに、繊維が十字型になっていたり、繊維に細かい溝がほられていたりと、毛細管現象による吸水力をアップする工夫がしてるんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、速乾シャツのすごいところは汗を吸うだけではないのだ！&lt;br /&gt;吸った汗をどんどん蒸発させていくからこそさらっとしているんだよね。&lt;br /&gt;その秘密はやはり化学繊維を使っているところにあるんだ。&lt;br /&gt;化学繊維は綿なんかの天然繊維と違って繊維自体が水を吸わないのだ。&lt;br /&gt;なので、吸った汗は繊維と繊維の間にたまるわけ。&lt;br /&gt;で、この繊維は細かったり、十字型だったり、溝がほってあったりして表面積を稼いでいるので、より蒸発しやすくなっているんだ。&lt;br /&gt;すると、すったそばから蒸発をしていくというわけ。&lt;br /&gt;繊維の中に水が残らないから、すぐに乾くんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、多くの速乾シャツは生地が多層構造になっていて、吸った汗はどんどん表面に近い層に移っていくのだ。&lt;br /&gt;すると、肌に触れている面はそんなにぬれていないんだよね。&lt;br /&gt;さらに、表面加工もしてあって、細かい凹凸があるので、多少ぬれていてもべっとりと肌につくことはなく、さらっとした肌触りになるのだ！&lt;br /&gt;最近では、繊維に表面加工して抗菌にしたりもしていて、汗のにおいの原因となる微生物の繁殖を防いでいるんだ。&lt;br /&gt;もともと汗のにおいは、汗に含まれる皮脂などが微生物に分解されて出てくるにおい物質が原因なんだけど、水分がどんどん飛んでいくだけでかなり雑菌の繁殖は抑えられるんだよね。&lt;br /&gt;なので、においも抑制できるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、すごいようだけど、これって実はステテコと同じ原理（笑）&lt;br /&gt;ズボンの下にはくステテコは、綿を平織りにして横糸を強くねじっておくことで「ちりちり」に縮ませたもの。&lt;br /&gt;これにより、生地表面に凹凸があるので、肌にべっとりとくっつかないし、表面積も稼いでいるので、吸水性に優れているのだ。&lt;br /&gt;さらに、比較的水分を蒸発させやすいので、わりとさらっとしているんだよね。&lt;br /&gt;化学繊維でなくても、ほぼ同じ原理で速乾性と涼感を実現しているのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;確かにこの時期はＹシャツが張り付くのもいやだけど、ズボンがべっとりとくっつくのもいやなんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;なので、今年の夏は、上半身は最新技術の速乾シャツ、下半身は明治からの伝統のステテコで涼しく過ごすのがよいかも。&lt;br /&gt;それにしても、意外とむかしのものって科学的に妥当なんだよね。&lt;br /&gt;それをわざわざ最新技術を駆使して再現するっていうのもおもしろいのだ。&lt;br /&gt;さすがに上半身はちりちりのシャツを上に着るわけにはいかないので、やっぱり速乾シャツが必要だけどね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-7156457940818946456?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/7156457940818946456/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=7156457940818946456&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/7156457940818946456'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/7156457940818946456'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/07/blog-post_09.html' title='クールビズのおともに'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-2788738289719532370</id><published>2011-07-02T09:44:00.000+09:00</published><updated>2011-07-02T09:44:00.806+09:00</updated><title type='text'>まもなく最終便です</title><content type='html'>今月、いよいよスペースシャトルの最後の打上げが行われるのだ！&lt;br /&gt;1981年４月にコロンビア号が打ち上げられて以来、30年もの長きにわたって運用され続けてきたんだよね。&lt;br /&gt;30年前と言えばインターネットも携帯電話もない時代・・・。&lt;br /&gt;最先端技術が駆使される宇宙開発の分野でそのころからの宇宙機が継続して運用されているというのはある意味すごいよね。&lt;br /&gt;でも、さすがに米国も限界を感じていて、今回でいよいよラスト・フライトとなったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともとはブッシュ（息子）政権が2004年１月に打ち出した宇宙探査構想（Vision for Space Exploration）の中に示された方針で、2010会計年度まで（2010年９月中）にスペースシャトルを退役させ、まずは有人月探査を再開した上で将来的な有人火星探査を行うための新しい有人ロケット・宇宙船を開発する、という方向性が打ち出されたのだ。&lt;br /&gt;これを受けて始まったのがコンステレーション計画で、有人ロケットのアレスＩ、貨物運搬用ロケットのアレスＶ、カプセル型有人宇宙船のオリオン、月着陸船アルタイルなどが含まれていたんだ。&lt;br /&gt;ところが、次のオバマ政権になって2010年に新しい宇宙政策が出されると、この方向性は中止されて、コンステレーション計画もキャンセルになったのだ。&lt;br /&gt;ただし、この件では予算を作る連邦議会ともめていて、決着がついていないんだ・・・。&lt;br /&gt;とりあえず次世代型の大型ロケットと多目的カプセル型宇宙船を開発する方向では合意しているみたいなんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、もともとは去年の夏には退役しているはずのスペースシャトルだったんだけど、諸般の事情で退役できなかったのだ。&lt;br /&gt;その大きな理由は「代替の手段がない」こと。&lt;br /&gt;人の運搬についてはロシアのソユーズに頼らざるを得ないんだけど、物資の運搬は独自に民間の輸送サービスを調達することでまかなおうとしていたんだよね。&lt;br /&gt;それが商業軌道輸送サービス（ＣＯＴＳ：Commercial Orbital Transportation Services）というやつで、米国航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が民間企業を資金援助しながら、宇宙輸送系を開発してもらい、それを使って国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）へ物資の輸送をしようという計画だよ。&lt;br /&gt;これにはOrbital Sciences社やSpace X社が参加しているんだ（それぞれ、トーラスIIロケット＆キグナス輸送機、ファルコン９ロケット＆ドラゴンカプセル輸送機）。&lt;br /&gt;開発は進んでいるけど、スペースシャトルが退役するまでには間に合わない、というのが最大のネックなんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その間はロシアのプログレス、日本の宇宙ステーション補給機（ＨＴＶ）、欧州の欧州補給機（ＡＴＶ）などで補う予定だったんだけど、スペースシャトルに比べると輸送量がはるかに違うのだ！&lt;br /&gt;さらに、スペースシャトル関連には大きな雇用問題がからんでいて、一気にリストラするわけにもいかず、できるだけ運用を延長したいという地元の意向（特にフロリダ、テキサス、アラバマなど）もあったんだよね。&lt;br /&gt;さらに、スペースシャトルの不具合問題もあって、打上げが延期され、さらに、緊急用として確保していたアトランティスの打上げも正規に行うこととして、今回の135回目の打上げが最終となったのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、今回打ち上げられるアトランティスは初期に作られたオービターなので、30年以上前のもの。&lt;br /&gt;といっても、打ち上げるたびに改修しているし、改造もしているので、まるで同じものではないんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ポスト・アポロ計画の中で出てきた「往還型宇宙機」の構想では、全部を再使用する予定だったんだけど、予算的な制約などもあって、現在の一部再使用型のスペースシャトルになったのだ。&lt;br /&gt;実は、一部再使用と言いつつ、使い切りのロケット以上の運用経費がかかるもので、あんまり効率的じゃないんだよね・・・。&lt;br /&gt;完全再使用ならまた別なんだろうけど。&lt;br /&gt;さらに、チャレンジャーとコロンビアの二度の大事故を経て、チェックや改修の基準がきびしくなったので、ますます運用コストは上がったのだ。&lt;br /&gt;もともとオービターと呼ばれる飛行機型の機体（宇宙空間に出るスペースシャトルの本体）と固体補助ブースター（打上げの時にオレンジの外部燃料タンクの両脇につける２本の固体ロケット）が再使用の対象。&lt;br /&gt;一番大きな外部燃料タンクは使い切りだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;オービターはもどってきた時点でほぼオーバーホールの大改修。&lt;br /&gt;コロンビアの事故では、宇宙空間で機体表面の耐熱タイルに傷がつき、それがもとで大気圏突入児に大爆発をしたので、入念なチェックが行われるのだ。&lt;br /&gt;それ以降は、宇宙空間に出た後、ロボットアームの先につけた鏡で傷がついていないかどうかを確認しているんだよ。&lt;br /&gt;固体補助ブースターは会場に落ちたものを改修するんだ。&lt;br /&gt;固体ロケットは花火みたいなものなので、筒の中に火薬がつまっているだけなんだよね。&lt;br /&gt;その筒を拾いに行くわけだけど、実際には、傷がついていたり、さびが出たりするとそれがもとで変な飛び方をしたり、場合によっては爆発するおそれがあるので、慎重にチェックして再使用するのだ。&lt;br /&gt;ま、あんまり再使用感はないよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最初の構想では、人工衛星の打上げなんかもすべてスペースシャトルで行う予定で、必ず宇宙飛行士がついて行くので、場合によってはちょっと故障した人工衛星の修理なんかもできるんじゃ、と機体があったんだけど、現実はそんなに甘くなかったのだ。&lt;br /&gt;それが端的に表れたのはチャレンジャーの事故。&lt;br /&gt;ロケットの打上げというのが本来危険な作業で、必ずしも人がいなくてもいいような場合でも、人が乗り込んで宇宙に行かなければならないスペースシャトルでの人工衛星の打上げはキャンセルされることになったのだ。&lt;br /&gt;そうなると、スペースシャトルは必然的に有人ミッションのためだけに使われることになり、ＩＳＳの建設が始まるまでは各種の宇宙実験を行うくらいのものだったんだよね。&lt;br /&gt;そして、スペースシャトルを人工衛星の打上げに使えなくなったので、代わりに米国空軍が使い切りの人工衛星打上げ用のロケットを開発したのだ。&lt;br /&gt;それがデルタIVとアトラスＶだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、当初想定していたほど効率もよくないし（これはそもそも打ち上げる回数が予定よりもはるかに少ないというのも大きいんだけど）、二度の大事故もあったこともあり、次世代の有人輸送系が求められることになったのだ。&lt;br /&gt;2003年のコロンビアの事故の事故調査委員会の報告書ではすでに次の有人輸送系を開発する計画を明らかにするべき、という勧告が出ているんだけど、新しいものを開発するにも時間も労力もお金もかかるので、ブッシュ（息子）大統領が宇宙探査構想を打ち出すまではそれは棚上げにされていたんだ。&lt;br /&gt;それでようやく次世代型の有人輸送系の開発がスタートしたと思ったら、政権交代もあってまだもめているのだ・・・。&lt;br /&gt;政権交代で混乱しているのは日本だけじゃないんだね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、開発時に大気中での滑空試験などに使っていたエンタープライズはワシントンＤＣの空の玄関、ダレス国際空港横の国立航空宇宙博物館ウドバー・ハジー・センターに展示されているんだけど、退役した各オービターもいろんな場所で保管・展示される予定なんだって。&lt;br /&gt;なので、実際に宇宙から帰ってきたスペースシャトルをもうすぐ見られるようになるのだ。&lt;br /&gt;二度の大事故を引き起こしたスペースシャトルだけど、世界的に有人宇宙船はこう、というイメージを植え付けたスペースシャトルが退役するというのは感慨もひとしおなのだ。&lt;br /&gt;宇宙に興味ない人でも知っているものだからね。&lt;br /&gt;最後のフライトを無事に終えることができるよう、陰ながら応援したいのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2788738289719532370?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2788738289719532370/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2788738289719532370&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2788738289719532370'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2788738289719532370'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/07/blog-post.html' title='まもなく最終便です'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-4816346364540763527</id><published>2011-06-25T10:24:00.000+09:00</published><updated>2011-06-25T10:24:00.053+09:00</updated><title type='text'>いつかは白いごはんを・・・</title><content type='html'>最近は外食するとごはんは白米だけじゃなくて、玄米や十穀米も選べたりするよね。&lt;br /&gt;ついつい健康に良さそうだという理由でそっちを選んでしまうよね。&lt;br /&gt;でも、むかしは「貧乏人は麦を食え」なんて話があったように、むかしは白米を食べることがひとつのステータスだったのだ。&lt;br /&gt;江戸時代も貧しい農民は稲作をしていながら自分ではお米は食べられなくて、粟や稗などを食べていたんだよね。&lt;br /&gt;そういう点で言うと、ぜいたくになったものなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;玄米は精米する前のお米だけど、白米に精米すると量が減るし、それだけ手間もかかるので高級品だったのだ。&lt;br /&gt;でも、お米を食べられるのはまだいい方で、お米が食べられないと、いわゆる雑穀と言われるものを雑炊とかにして食べていたんだよね。&lt;br /&gt;明治以降は大麦（押麦）をお米と一緒に炊いた麦飯は代表的だけど、それより以前は粟や稗を雑炊にしたり、餅・団子にしたりするのがメジャーだったのだ。&lt;br /&gt;今では家畜や小鳥のえさになっている粟や稗だけど、かつては重要な主食だったんだよね！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;いわゆる雑穀の定義は微妙で、狭い意味では、イネ以外のイネ科キビ亜科の穀物を指すのだ。&lt;br /&gt;すなわち、アワ、ヒエ、キビなんかがそう。&lt;br /&gt;広い意味では、穀物だけでなく豆類なんかも含まれ、主食として食べられるもの全般を指すよ。&lt;br /&gt;その場合は、イネ科のオートミールにするエンバク、麦茶でおなじみのハトムギ、マメ科ではダイズやアズキ、イネ科ではない穀物的な植物（擬穀類）のソバ、アマランサスなどなどが入るんだ。&lt;br /&gt;これに油を取るゴマ、ナタネ、ヒマワリ（種子）なんかも含むこともあるみたい。&lt;br /&gt;いわゆる十穀米は広い意味の雑穀なので、豆なんかも入っているんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href="http://www.zakkoku.jp/index.php?pg=top"&gt;日本雑穀協会&lt;/a&gt;というい団体によると、穀物は主穀、雑穀、菽穀、擬穀の４種類に分けられるんだって。&lt;br /&gt;主穀はイネ科植物のうち主食食物として食べられているイネ、コムギ、トウモロコシ、雑穀はイネ科のうち小さい穎果（籾殻に包まれた乾燥した実）をつけるアワ、ヒエ、キビなどの総称。&lt;br /&gt;菽穀は豆類のことで、擬穀は上に出てきたように、ソバなどのイネ科でないのに穀物的な実をつける植物のこと（イネ科が単子葉植物であるのに対して、ソバなどは双子葉植物でだいぶ系統が異なるのだ！）。&lt;br /&gt;でも、同協会ではより広く、主食以外に利用している穀物全般を対象にしているみたいだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本の食物起源神話に出てくる五穀は、稲、粟、麦、豆（大豆・小豆）、稗（又は黍）で、それが代表的な主食になる植物だったんだろうね。&lt;br /&gt;五穀豊穣というのはこれらの植物の方策を願っているのだ。&lt;br /&gt;でも、五穀には正確な定義がなくて、代表的な穀物くらいの意味で、さらに十穀になるともっと広い範囲、というくらいの認識みたい。&lt;br /&gt;５とか10という数字にはほとんど意味がないようなのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ま、そういうのはままあることだよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ここにも表れているように、古代社会では雑穀も重要な位置を占めていたのだ。&lt;br /&gt;そもそも乾燥地帯だとイネよりもムギの方が育てやすいし、より貧困な土地だとアワやヒエでないと育てられないなどの理由もあったんだよね。&lt;br /&gt;だいだんと新田開発の技術も進み、農業技術も向上したので、水田稲作へとシフトしていったけど、春に収穫できるムギや荒れた土地でも栽培できる雑穀は引き続き受け継がれてきたのだ。&lt;br /&gt;それが明治以降だんだんと廃れてきたわけだけど、いままた注目を浴びているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;その理由は栄養価の高さ。&lt;br /&gt;玄米であればまだビタミンＢが補えるけど、白米だとビタミン類はほとんど失われているんだよね。&lt;br /&gt;そのせいで、白米を大量に食べ始めた江戸時代は脚気が流行することになるのだ。&lt;br /&gt;雑穀類は亜鉛、リン、カリウム、水溶性ビタミン類、ポリフェノールなどの栄養価が豊富で食物繊維が多い分、デンプンが少なめなのでカロリーは控えめ。&lt;br /&gt;まさに飽食の現代にあった食物になっているみたい。&lt;br /&gt;それで白米至上主義から徐々にゆりもどしが来ているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、現代的な理由はそれだけじゃなく、アレルギーの問題というのもあるのだ。&lt;br /&gt;お米はあんまりきかないけど、小麦のアレルギーって言うのはけっこうあるんだよね・・・。&lt;br /&gt;そうなると麺類もパンも食べられなくてかわいそうだけど、そういう人たちのために雑穀を小麦の代わりに使うこともあるみたい。&lt;br /&gt;ただし、雑穀はグルテンを含まないので、そのままでは麺やパンにはできないのが難点なのだ(ToT)&lt;br /&gt;そこはずいぶん技術的に改善できているようだけどね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、雑穀が見直されているわけ。&lt;br /&gt;全世界的な食糧事情で考えると、稲や麦の栽培に向いていない土地が多いので、収量が少ないという欠点はありながらも、雑穀をもっと主食に振り向けていくことが重要なんだよね。&lt;br /&gt;そのときも、米や麦に劣る位置づけというのではなくて、それはそれとして重要な主食と認識することが重要なのだ。&lt;br /&gt;実はたいした手間をかけなくても育つという利点もあるので、今後は主要食糧としてますます評価がなされるかも。&lt;br /&gt;これからがさらに注目が集まりそうなのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-4816346364540763527?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/4816346364540763527/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=4816346364540763527&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4816346364540763527'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4816346364540763527'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/06/blog-post_25.html' title='いつかは白いごはんを・・・'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8098016558978862692</id><published>2011-06-18T09:42:00.000+09:00</published><updated>2011-06-18T09:42:00.630+09:00</updated><title type='text'>やんのか、やらへんのか、どっちやねん？</title><content type='html'>退陣表明をしたと思われた総理はまだしばらく居座るつもりみたいだね。&lt;br /&gt;それもあって、今やっている通常国会の会期を延長するとかしないとかでもめている、というニュースが盛んに流れているのだ。&lt;br /&gt;でもでも、一般国民からすると「会期の延長ってそもそも何？」っていうのが正直なところだよね（笑）&lt;br /&gt;そこで、ちょろっと調べてみたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;国会の会期については&lt;a href="http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkai.htm"&gt;衆議院のＨＰ&lt;/a&gt;の説明がわかりやすいよ。&lt;br /&gt;って、それだけじゃ終わっちゃうので、少し解説すると、常に開催することが決まっているのが「常会」とも言われる「通常国会」。&lt;br /&gt;国会法第２条では、「常会は、毎年一月中に召集するのを常例とする」とあるので、通常は１月中に招集されるのだ。&lt;br /&gt;通常国会の会期は150日間と決められていて（途中で衆議院が任期満了となる場合はその日まで）、１回だけ延長できるんだ。&lt;br /&gt;現在も通常国会の最中で、それがほうっておくと６月22日で会期末となるので、延長するしないという話題になっているわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;通例秋に招集されているのが「臨時会」こと「臨時国会」。&lt;br /&gt;これは内閣が求めた場合、いずれかの議院に所属する総議員の１／４以上の要求があった場合、任期満了後の衆議院総選挙後又は参議院通常選挙後の場合に招集されるのだ。&lt;br /&gt;「特別会」こと「特別国会」は解散後の衆議院総選挙の後に開かれるよ。&lt;br /&gt;二つともその会期（開いている期間）は両議員の一致の議決で定めることになっていて（国会法第11条）、衆参で異なる議決となった場合は衆院の議決が優先するんだ（国会法第13条）。&lt;br /&gt;で、この臨時会と特別会は２回まで延長ができるんだ。&lt;br /&gt;特別会は解散総選挙後のみだけど、臨時会は普通は９月～12月にかけて開いているのだ。&lt;br /&gt;常会を延長したり、臨時会を早めに開いたりしてほぼ１年中国会を開いている状態を「通年国会」と呼んでいるよ。&lt;br /&gt;「震災対応は通年国会で対応」なんてことを言っている人もいるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;会期の延長を定めているのは国会法第12条で、その第１項では、両議員の一致の議決をもって延長することができると規定しているんだけど、さっきと同じで、第13条により、衆参で異なる議決となった場合は衆院の議決で決まるのだ。&lt;br /&gt;なので、「ねじれ国会」でも衆院の議決だけで延長自体は可能なわけ。&lt;br /&gt;ところが、そうやって無理に延長をすると野党が審議拒否をするおそれがあって、そうなると延長した意味がなくなるので、普通は与野党で合意してから延長するのだ。&lt;br /&gt;その調整でもめているのが今の状況。&lt;br /&gt;ただし、日本国憲法で定められた衆議院議決の優越を使って時間稼ぎをしたいときは無理やり延長することもあるんだよね（予算は衆院が参院に送ってから30日以内に議決しない場合は衆院の議決で決まるし、法案も衆院から参院に送られてから60日以内に議決しないと否決したものと見なされて、衆院の２／３以上の賛成で再可決で成立させることが可能なのだ。）。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これで延長問題が本質が何となく見えてきたけど、今回与党が会期延長をしたいのはいくつかの法案を成立させるためなので、やっぱり野党の協力がないときついんだよね。&lt;br /&gt;一方、震災対応があるのに審議拒否をするとなると野党が責められるおそれもあって、野党も慎重なのだ。&lt;br /&gt;そこにつけこんでけっこう与党が強引に延長を持ちかけているのもあるんだろうけどね。&lt;br /&gt;で、例えば報道されているように90日延長すると９月下旬までになって、総理が言っている震災対応の三次補正までなんとかなりそう、ということになるのだ・・・。&lt;br /&gt;とりあえず、今変性指示が出ている二次補正（1.5次補正？）を通すためには、多少は延長しないといけないのは確かなのだ。&lt;br /&gt;どうなるかわからないけどね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、退陣を表明していて執行をしないであろう内閣が次の補正予算を編成して国会に提出するのはおかしい、というのは正論だけど、延長をいやがっているのは他にも大きな理由があるのだ。&lt;br /&gt;それは「内閣不信任案」の提出問題。&lt;br /&gt;これは国会法等で定められているものではなく、言わば「不文律」のルールなんだけど、「一事不再議」の原則というのがあるのだ。&lt;br /&gt;同一会期中に同じ議案を再び審議しない、というもの。&lt;br /&gt;すなわち、一度不信任案を出してしまって否決されているので、このルールを守る限りは、次の臨時会以降でないと再び不信任案が出せない、となるのだ。&lt;br /&gt;法的拘束力のない参議院の問責決議なら出せるし、可決もできるけど、無視を決め込む可能性があるんだよね・・・。&lt;br /&gt;通常はそれに対して審議拒否をすることで対抗するんだけど、やっぱり震災対応で大事な時期に、と批判されるので、この手も使いづらいのだ。&lt;br /&gt;なので、会期延長に慎重にならざるを得ないわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、今回は今般の政局を解説してみたのだ。&lt;br /&gt;なんだか池上なんちゃらさんになったみたいだね（笑）&lt;br /&gt;でも、法律のこととか、国会のルールなどの背景情報を知ってからニュースに接すると、よくわかっておもしろいよ♪&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8098016558978862692?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8098016558978862692/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8098016558978862692&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8098016558978862692'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8098016558978862692'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/06/blog-post_18.html' title='やんのか、やらへんのか、どっちやねん？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-4185648855879163928</id><published>2011-06-11T09:32:00.000+09:00</published><updated>2011-06-11T09:32:00.229+09:00</updated><title type='text'>アライグマの気持ちで</title><content type='html'>ネットで見かけてちょっとおどろいたんだけど、今般の福島の原発事故に関連して、「&lt;a href="http://sankei.jp.msn.com/life/news/110607/trd11060714370009-n1.htmhttp://www2.blogger.com/img/blank.gif"&gt;放射性セシウム減らす調理法は？&lt;/a&gt;」なんてのがあったのだ！&lt;br /&gt;女性誌なんかでも食べ物の放射線をどうするか、みたいな特集が組まれているのだ。&lt;br /&gt;確かに、食事を作ることが多い女性の関心事項なのかも。&lt;br /&gt;でも、女性誌の中にくは、あれも汚染されている、これも汚染されている、と不安をあおるようなものもあるので注意しないといけないんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;その点、ネットで見つけた「放射性セシウムを減らす調理法」はきわめめてまともなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;放射性セシウム（&lt;sup&gt;137&lt;/sup&gt;Cs）は、ナトリウムやカリウムと同じアルカリ金属というカテゴリーに入る元素で、性質的にもカリウムによく似ているんだよね。&lt;br /&gt;なので、水に溶けやすく、カリウムと同様に体に取り込まれると血液を会して体中に広がるのだ。&lt;br /&gt;ただし、尿中にすぐ排出されるものでもあるので、長く体の中にとどまって悪さをするようなものでもないんだよね。&lt;br /&gt;とは言え、心配なのは確かなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで何をするかというと、まずは食材をよく洗うこと。&lt;br /&gt;それで表面についた放射性セシウムは洗い落とすことができるのだ。&lt;br /&gt;野菜や果物が中にセシウムを取り込んでしまっている場合は、塩をしたり、酢に漬けたりして水分を抜くことで、一緒にセシウムを出すこともできるよ。&lt;br /&gt;といっても、100％取り除けるわけではないので、減らすだけだけどね。 &lt;br /&gt;さらに、もっと減らそうと思ったら、塩水に長時間つけるなどして置換する方法もあるのだ。&lt;br /&gt;ナトリウムよりカリウムの方が性質が似ているので、天然塩の方が効果はあるかな？&lt;br /&gt;ま、そこまでして抜く必要があるとも思えないんだけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この薄めるという方法は、放射性物質の取り込みを減らすための手法として一般的なんだよね。&lt;br /&gt;今回の事故でわりと有名になった「安定ヨウ素剤」がまさにそう。&lt;br /&gt;ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料なので、のどの甲状腺に貯まる性質があるのだ。&lt;br /&gt;なので、放射性ヨウ素（&lt;sup&gt;131」&lt;/sup&gt;Ｉ）も甲状腺に集まり、そこで悪さをするので甲状腺がんのリスクが高まるんだよね。&lt;br /&gt;チェルノブイリ原発事故の後、ウクライナでは子どもの甲状腺がんが増えたんだけど、その原因といわれているのがこの放射性ヨウ素。&lt;br /&gt;子どもの方が甲状腺に多くのヨウ素を集めるのでリスクが高いのだ。&lt;br /&gt;ただし、そこまでひどくなったのは、放射性ヨウ素に汚染された牛乳を規制せずにそのまま飲み続けたためで、そのリスクはかなりコントロールできるので、必ずしも福島で同じことが起きるわけではないんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このリスクを減らすための措置が「安定ヨウ素剤」の摂取で、安定ヨウ素剤というのは放射性でない天然のヨウ素でできた、ヨウ化カリウムのことなのだ。&lt;br /&gt;外から放射性でないヨウ素を過剰に摂取することで、放射性のヨウ素を薄めようというわけ。&lt;br /&gt;ヨウ素は取れば取るだけ貯まっていくわけではなくて、ためられる量に限界があって余剰な分は次々に排出されるので、放射性ヨウ素を追い出せるのだ。&lt;br /&gt;ただし、ヨウ化カリウムは甲状腺の機能異常などの副作用があるので、きちんと専門家や医師の指示の下に服用しなきゃいけないよ。&lt;br /&gt;予防的に、ということで飲めばよいというものではないのだ。&lt;br /&gt;どうしても心配なら、ヨウ素を多く含む海藻をたくさん食べたりしてもよいけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ほとんど検出されていないけど、心配されているのにストロンチウム（放射性なのは&lt;sup&gt;90&lt;/sup&gt;Sr）という元素もあるのだ。&lt;br /&gt;これはマグネシウムやカルシウムと同じアルカリ土類に分類される元素で、カルシウムによく似た性質を持っているんだ。&lt;br /&gt;そのため、摂取してしまうと骨に取り込まれた長い間体に影響を与えるおそれがあるのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;そのために危険視されているわけ。&lt;br /&gt;これも心配な場合は、外からたくさんカルシウムを入れるしかないよね。&lt;br /&gt;骨代謝は筋肉をよく動かすと活性化されるので、カルシウムを多く摂取して、体を動かすのがよいのかな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、食品が放射性物質に汚染されていてがんになる、なんて不安になるような報道がなされているけど、厚労省や農水省で暫定的な安全基準を定めているので、基本的には流通しているものであればそんなに危険はないのだ。&lt;br /&gt;基準値を超えていても出荷していた、なんてケースがあるから完全に信用できるわけでもないんだけど(ToT)&lt;br /&gt;とは言え、自然界にも放射線を出す放射性同位体はあって、それは食品中に微量ながら含まれているのだ。&lt;br /&gt;放射性炭素（&lt;sup&gt;14&lt;/sup&gt;Ｃなんかはもともと食べているんだ。&lt;br /&gt;とは言え、今回問題視されているような放射性のセシウムやヨウ素、ストロンチウムは基本的には核分裂反応から出てくるもので、自然界には存在しないので、今回の事故がなければまず口にしないものであるのは確か。&lt;br /&gt;そういう意味では気をつけるに越したことはないけど、それを必要以上に気にして、何を食べたらいいかわからない、なんてパニックを起こすのはよくないのだ。&lt;br /&gt;とりあえず今のところはいつもよりよく食品を洗う程度でかなり効果はあるはずなので、それくらいでよいはずなんだよね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-4185648855879163928?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/4185648855879163928/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=4185648855879163928&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4185648855879163928'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4185648855879163928'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/06/blog-post_11.html' title='アライグマの気持ちで'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-193928142681346139</id><published>2011-06-04T10:10:00.000+09:00</published><updated>2011-06-04T10:10:00.460+09:00</updated><title type='text'>リキッド・メタル</title><content type='html'>最近歯医者に通っているんだけど、それは小学生くらいの時に治療した歯のつめものがとれたから・・・。&lt;br /&gt;それはいわゆる「銀歯」。&lt;br /&gt;むかしはキャラメルみたいな粘性の強いものを食べているとときどきとれたりしたよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ボクの場合は知らないうちにとれていたようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この「銀歯」の正体は、銀錫アマルガムと呼ばれる合金。&lt;br /&gt;銀と錫の合金に亜鉛や銅を添加した粉末を水銀で練ったものなんだよ。&lt;br /&gt;それ自体は粘着性はないんだけど、しばらくすると膨張しながら固まるので、やわらかいうちに歯の隙間につめ、時間がたつとそこにしっかりはまって固まるのだ。&lt;br /&gt;なので、むかしは歯につめものをした後はしばらくものを食べられなかったのだ。&lt;br /&gt;簡単かつ手軽に患部をふさぐことができ、しかも安価なのでむかしはよく使われたんだけど、最近ではほとんど見られないんだ。&lt;br /&gt;見た目的に目立って美しくないのと、つめものに含まれる水銀や銅などの金属が溶け出すおそれがあるからなのだ。&lt;br /&gt;口中に溶け出したこれらの金属イオンが金属アレルギーの原因になることもあるので、このごろはチタンやセラミックスを使うんだよね。&lt;br /&gt;セラミックスだと見た目も歯と同じようにきれいに仕上がるのだ！&lt;br /&gt;保険がきかないから高価だけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;水銀と言えば、むかしは体温計でも水銀を使っていたのだ。&lt;br /&gt;水銀は熱に対する膨張率が一定で、体積が温度にほぼ線形に比例して増加するので、その性質を使って水銀の体積膨張を目盛りで刻んで温度計にしたわけ。&lt;br /&gt;かつては気圧計も水銀を使っていて、mmHgなんていう単位もあるよね（１気圧は、760mmHgで、これは1013mb＝1013hPaなのだ。）。&lt;br /&gt;これは１気圧というのは、76cm分水銀を持ち上げるだけの力がある、という意味なんだよね。&lt;br /&gt;今はあんまり使われないけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現代ではその強い毒性から使われることが少なくなった水銀だけど、近代までは工業技術的に非常に重要な金属だったのだ。&lt;br /&gt;それは、金や銀などの金属を溶かし込んでアマルガムと呼ばれる合金を作る性質から来るんだ。&lt;br /&gt;まるで水が塩を溶かすように、水銀の中には金属を溶かし込むことができるんだよね。&lt;br /&gt;この液体の合金を作る性質を利用していたのが、メッキや鏡を作る技術。&lt;br /&gt;これは古代から使われていた技術なのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;水銀は自然界では、辰砂（又は丹砂）と呼ばれる赤褐色の鉱石か、自然水銀と呼ばれる液体金属の形で算出されるのだ。&lt;br /&gt;ほとんどは辰砂でそのまわりに自然水銀はあるみたい。&lt;br /&gt;この辰砂は硫化水銀で、半透明から透明な赤い鉱石なんだけど、その色から、血が固まったもののように見えるんだよね。&lt;br /&gt;そこから、古代中国では不老長生の霊薬として用いられていて、中国では王族が飲んでいたこともあるんだよ。&lt;br /&gt;中国では不老不死の妙薬を作る技術を練丹術と呼び、その薬を金丹などとして服用していたんだけど、かえって水銀中毒で毒性があったんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;水俣病で問題になった有機水銀ほど水溶性が高くないので毒性は相対的に低いとは言うけど、あまりよくないのだ。&lt;br /&gt;また、その色が鮮やかなので粉にして顔料に使われていたけど、毒性があるので今はあまり使わないのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この辰砂を数百度まで加熱すると水銀蒸気と亜硫酸ガスが出てくるのだ。&lt;br /&gt;この水銀蒸気を集めて冷やしてあげると液体金属の水銀が得られるわけ。&lt;br /&gt;ただし、この水銀蒸気は有毒なので、この作業は非常に危険なんだよ。&lt;br /&gt;むかしはそれを人力でやっていたんだよね・・・。&lt;br /&gt;で、こうして得られた水銀に金や銀を溶かし込んで、それをメッキに使っていたんだ。&lt;br /&gt;仏像なんかの場合、銅で鋳造した仏像の表面を梅酢を使ってよく磨き上げ（梅酢に含まれるクエン酸で汚れを落とすのだ！）、そこに金や銀を溶かし込んだ水銀を温んだよね。&lt;br /&gt;これを火にかざすと、その熱で水銀が蒸発し、銅の表面に金や銀が残るのだ。&lt;br /&gt;このままだとまだ表面がでこぼこしていて光沢がないので、さらにへらで表面を平均化し、磨き上げ、ぴかぴかにするんだ。&lt;br /&gt;まさに奈良の大仏がこの方法で金メッキされていたと考えられているんだけど、大量の水銀蒸気が閉鎖空間で発生するため、多くの作業者が水銀中毒になったと考えられているんだ(&gt;_&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;鏡の作成にも当初から水銀は重要な役割を果たしているのだ。&lt;br /&gt;原初の金属鏡は、銅や青銅の表面を磨いただけのもの。&lt;br /&gt;それだとどうしても鈍いので、そこに錫メッキがなされるようになるのだ。&lt;br /&gt;このとき、錫を水銀に溶かして塗ったわけ。&lt;br /&gt;その後、カタバミやザクロの果汁で磨き上げるんだけど、カタバミやザクロにはシュウ酸が含まれていて、その還元力で「くもり」の原因である微細な金属の錆をとっていたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現代の鏡はガラスやプラスチックなどの裏面に金属を付着させたものだけど、最初はガラスに錫箔を貼り、そこに水銀を注いでアマルガムを作らせて付着させる方法をとっていたんだって。&lt;br /&gt;ただし、これには非常に時間がかかる作業なのだ。&lt;br /&gt;すなわち、超高級品というわけ。&lt;br /&gt;19世紀になると、硝酸銀を使った銀鏡反応で直接ガラス表面に銀を付着させることができるようになったので、ガラス製の鏡がぐっと身近な存在になるのだ。&lt;br /&gt;工業的に大量生産できるようになったんだよね。&lt;br /&gt;今ではガラスだけじゃなく、プラスチックやアクリルなどの透明な板にアルミなどの金属を蒸着させて作っているのだ。&lt;br /&gt;可視光の反射率という点では銀がよいみたいだけど、アクリル＋アルミだと安価に軽く作れるんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、ついこの間まではだいぶ身近だった水銀も、今ではあまり見かけなくなってきているのだ。&lt;br /&gt;それでも、人類の歴史の上では非常に重要な役割を演じてきた金属なんだよね。&lt;br /&gt;常温で液体という特異な性質が有効利用されてきたのだ。&lt;br /&gt;電池も水銀フリーになってきてますます見かけなくなったけど、今後も活躍の場は出てくるかな？&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-193928142681346139?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/193928142681346139/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=193928142681346139&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/193928142681346139'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/193928142681346139'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/06/blog-post.html' title='リキッド・メタル'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6977995521898767278</id><published>2011-05-28T10:00:00.000+09:00</published><updated>2011-05-28T10:00:00.972+09:00</updated><title type='text'>大きすぎて目が点</title><content type='html'>かつて期間限定メニューとして公表を博したメガマックが復活するんだって。&lt;br /&gt;ビーフパティが４枚で、一つ食べただけで800kcal近くも摂取してしまうおそろしいハンバーガーだよ。&lt;br /&gt;ま、話題になると一度は食べてみたくなるんだけど（笑）&lt;br /&gt;そんなメガマック、ビッグマックがベースで、「ビッグ」よりさらに大きいからと「メガ」にしたんだよね。&lt;br /&gt;ところで、メガってなんじゃらほい？、ということで、少し調べたんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;メガ（mega）はギリシア語で「大きい（great）」の意味を持つ「μέγας（megas）」という言葉に由来しているのだ。&lt;br /&gt;拡声器のメガホンとか、ストーンヘンジなどの巨石群を指すメガリスなんて単語にはまさにそういう意味合いで使われているのだ。&lt;br /&gt;最近では、原発事故関係でメガフロートなんてのも有名になったよね。&lt;br /&gt;あれも海上に浮かぶ巨大な人工物なのでそう呼ばれるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一方、一般によく聞くのは、メガバイトとか、メガトン（ＴＮＴ火薬の爆発力の何倍かを示す単位）とかの、単位につける接頭辞の使用法だよね。&lt;br /&gt;こちらの「メガ」は百万倍を意味していて、１と０を区別する１バイトの百万倍（実際には２&lt;sup&gt;20&lt;/sup&gt;で1,048,576倍）がメガバイト（ＭＢ）だよ。&lt;br /&gt;かつてのフロッピーディスク（通常の２ＤＤの場合）はだいたい１ＭＢだけど、ＣＤだと640ＭＢ、ＤＶＤになると片面一層でも4,700ＭＢで、通常はそのさらに上の「ギガ＝十億倍」を使って４．７ギガバイト（ＧＢ）と言うのだ。&lt;br /&gt;コンピュータの世界は容量が飛躍的に大きくなってきているから、まさにこういう接頭辞があると桁数が少なくてすむんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この単位の接頭辞には決まりがあって、増える方では、十倍がデカ（ほんとど使われないけど・・・。）、百倍がヘクト（畑の広さなどで使うヘクタールという単位はよく出てくるよね。）、千倍がおなじみのキロ。&lt;br /&gt;その上は３桁ずつ上がっていって、百万倍がメガ、十億倍がギガ、一兆倍がテラ、千兆倍がペタ、百京倍（19桁！）がエクサ、十垓（がい）倍（22桁!!）がゼタ、一秭（じょ）倍（25桁!?）がヨタというんだよ。&lt;br /&gt;スパコンの計算速度でペタフロップスというのがあるので、新聞なんかでもペタくらいまでは出てくるけど、その先はまずみないし、そもそも漢字の数の単位が読めないよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは逆に減る方もあって、十分の一がデシ（デシリットルという単位は小学校で出てくるよね。）、百分の一がセンチ（センチメートルくらいしか使わないのだ。）、千分の一がやっぱりおなじみのミリ。&lt;br /&gt;その下は３桁ずつで、百万分の一がマイクロ（最近は放射線量率でよく聞く？）、十億分の一がナノ（ナノテクノロジーのナノだよ。）、一兆分の一がピコ、千兆分の一がフェムト、百京分の一がアト、十垓分の一がゼプト、一秭分の一がヨクトなんだって。&lt;br /&gt;半導体なんかの微細加工にフェムト秒レーザーというごくごく短時間だけレーザー光を照射する技術があるんだけど、そういうのでぎりぎり「フェムト」が専門紙で見かける程度かな？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;大きいことを表すメガと同じように、小さいことをマイクロということがあるよね。&lt;br /&gt;ミニスカートよりさらに短いマイクロミニとか、かつては超小型機械をマイクロマシンなんて呼んでいたのだ。&lt;br /&gt;ところが、さらに微細化高技術は高度化されていったので、半導体の分野なんかで分子や原子のレベルで制御する技術が出てきて、それがマイクロの下のナノを使ってナノテクノロジーと呼ばれるようになったのだ。&lt;br /&gt;そこから、ものすごく小さいモノをナノと呼ぶようになって、ナノ加工とかナノ洗浄とか聞くようになったよね。&lt;br /&gt;iPod nanoなんてのもあるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ということは、ちょうだいえっとメニューの小さいハンバーガーはナノマック？&lt;br /&gt;かつては米国ではカロリーを抑えたハンバーガーが発売されていたみたいだけど、日本でも、ハンバーガーは食べたいけどカロリーは抑えたい、というニーズに対応して出たりして。&lt;br /&gt;商標登録するならいまのうちだよ（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6977995521898767278?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6977995521898767278/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6977995521898767278&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6977995521898767278'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6977995521898767278'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/05/blog-post_28.html' title='大きすぎて目が点'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8873750736387666677</id><published>2011-05-21T10:58:00.000+09:00</published><updated>2011-05-21T10:58:00.256+09:00</updated><title type='text'>にがずっぱい！</title><content type='html'>気温もぐんぐん上がってきて、なんとなく梅雨も近づいて、いよいよ夏が近づいてきたのだ♪&lt;br /&gt;今年は冷房がなくてきつそうだけど、やっぱりボクは夏が好きなんだよね。&lt;br /&gt;そんな夏好きがそわそわする季節に出てくる果物が夏みかん。&lt;br /&gt;最近はほとんど食卓でみかけなくなったけど、初夏の風物詩なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この夏みかん、江戸の中期に萩藩青海島（現在の山口県長門市）の砂浜に流れ着いた柑橘類のタネを植えて育ててみたのが始まり、という不思議な出自。&lt;br /&gt;今でもその原木は残っているそうなんだけど、これは史跡かつ天然記念物に指定されているのだ（ちなみに原木部分は根本のみで、上は接ぎ木されたものだって。）。&lt;br /&gt;皮が厚くて実が大きなブンタンが何か別の柑橘類と自然交配してできたものだろうと言われているんだ。&lt;br /&gt;確かに、皮の厚みや実の水分の少なさはブンタンゆずりだけど、あの独特の甘さはないよね・・・。&lt;br /&gt;むしろ、酸っぱくて、ちょっと苦みがあって、という印象で、味的には大きく異なるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんな味なので、江戸中期に栽培され始めたころは生食用ではなく、大きな実を子どもがおもちゃにしたり、酸っぱい果汁を食酢のかわりにしたりしたのだ。&lt;br /&gt;食酢の代わりというのはスダチやカボスに似た使い方だね。&lt;br /&gt;でも、明治になると生食されるようになったのだ。&lt;br /&gt;そのきっかけは、秋から冬にかけて色づいて来た実を収穫せず、初夏まで放っておいてから食べてみたこと！&lt;br /&gt;すると、酸味が減って、その分甘みが感じられ、爽快な甘酸っぱさになったというのだ。&lt;br /&gt;ここで「初夏」と言っているのは５～６月なんだけど、今の感覚だとちょっと「初夏」には早い気がするよね。&lt;br /&gt;でも、東洋的な季節のとらえ方だと、気温がぐんぐん上がり始める時期である「立夏」を過ぎたら「夏」だったので、ちょうど新暦の５月くらいが「初夏」だったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;夏みかんはナツダイダイとも呼ばれるんだけど、これはダイダイと同様に実が色づいてからも長く木になり続けるからみたい。&lt;br /&gt;ダイダイはそれこそ２～３年もなり続けるので、それが「代々」にかけられ「だいだい」と呼ばれるようになったのだ。&lt;br /&gt;それで縁起がいいからと正月飾りなんかにつかうんだよね。&lt;br /&gt;夏みかんも同様で、冬に熟してからも放っておけば木になったまま。&lt;br /&gt;あるとき、誰かが気がついて初夏に食べてみたら、酸味成分であるクエン酸や酒石酸が減り、もともとある糖分の甘さが目立つようになったのだ。&lt;br /&gt;（６月を過ぎるとまた実の色が薄くなり、やがて緑色にもどる「回青」という現象が起きるので、それまでに収穫するようだよ。）&lt;br /&gt;糖度は12くらいで、温州ミカンとほぼ変わらないそうなので、実は結構甘い果物なのだ。。&lt;br /&gt;糖度の比較は&lt;a href="http://www.atago.net/japanese/g_fruits.html"&gt;この表&lt;/a&gt;がわかりやすいよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;現代では露地もの、ハウスもの、輸入ものとそれこそ１年中いろんな果物が食べられるけど、明治の初期は果物の旬は通常の収穫時期のみ。&lt;br /&gt;初夏に食べられる夏みかんは貴重な存在だったのだ。&lt;br /&gt;それで萩藩では、明治維新で職を失った下級士族に夏みかんの栽培を奨励し、一気に栽培量が増えていったみたい。&lt;br /&gt;さらに、昭和10年（1935年）になると、大分県の果樹園で川野さんがより甘みのある変わり種を発見したのだ。&lt;br /&gt;それが「甘夏」で、発見者からカワノナツダイダイと呼ばれるんだよね。&lt;br /&gt;戦後は夏みかんから甘夏に徐々に置き換わっていったみたい。&lt;br /&gt;糖度が上がったというより、酸味が早めに抜けるようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実は、日本人は無類の夏みかん好きで、その独特の苦みがある甘さと酸っぱさを楽しんでいたのだ。&lt;br /&gt;グレープフルーツの自由化が始まると夏みかんの生産量は減っていくんだけど、昭和61年（1986年）に伊予柑にぬかれるまでは、柑橘類ではダントツの温州ミカンに次ぐ消費だったみたい。&lt;br /&gt;今でも夏みかん味のガムやアメは人気があるよね。&lt;br /&gt;さすがにグレープフルーツや伊予柑、スイーティーなんかが出てきているので、生食する機会はほとんどないけど、それでも、夏みかんの皮の砂糖漬とか夏みかんのマーマレードなんかはけっこうよく見かけるよ。&lt;br /&gt;和菓子では、夏みかんをくりぬいて果汁を寒天で固めた&lt;a href="http://www.oimatu.co.jp/products/natsukanto.html"&gt;夏柑糖&lt;/a&gt;なんてのもあるよね。&lt;br /&gt;これがまたさっぱりとした味わいでおいしいのだ(^o^)/&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、夏みかんの木は意外と街中でも見かけるよね。&lt;br /&gt;ボクも小学生くらいのころよく気になっていたのだ。&lt;br /&gt;見ているとおいしそうで、もらったこともあったんだけど、食べられたものじゃないんだよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;記憶が定かでないけど、きっと時期がダメだったんだろうな。&lt;br /&gt;５月くらいにもらえば、生食もできるはず。&lt;br /&gt;今度もらうなら今の時期だね！&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8873750736387666677?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8873750736387666677/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8873750736387666677&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8873750736387666677'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8873750736387666677'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/05/blog-post_21.html' title='にがずっぱい！'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-135075492447198949</id><published>2011-05-14T10:45:00.001+09:00</published><updated>2011-05-19T01:01:21.619+09:00</updated><title type='text'>目に青葉・・・</title><content type='html'>季節も春本番で、まもなく梅雨のうっとうしい天気が来そうなこの頃。&lt;br /&gt;ちょうどカツオの水揚げも増え、食卓に初鰹が並ぶ時期でもあるのだ。&lt;br /&gt;江戸時代には特に珍重されて、初鰹は女房・子どもを質に入れてでも、と言われたものだけど、今では庶民の食卓にも普通に出てくるものになったよね。&lt;br /&gt;ま、むかしも「初物」にこだわらなければ庶民の口に入るものだったようだけど（笑）&lt;br /&gt;そんなカツオを少し調べてみたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;カツオは、春先に南から黒潮に乗って三陸沖まで北上し、秋には逆向きに南下していく季節性回遊魚。&lt;br /&gt;春先の北上してくるのが初鰹で、秋に南下してくるのが戻り鰹。&lt;br /&gt;２回の旬がある魚だよ。&lt;br /&gt;秋の戻り鰹は産卵を控えているので脂がのっていて、トロ以上に珍重する向きもあるんだけど、逆に脂が少ない春先の初鰹はその分だけうまみ成分のイノシン酸の味が強く感じられるさっぱり系の味で、明治より前の日本ではその方が好まれていたのだ。&lt;br /&gt;もともと白身の魚の方が高級で、サバやサンマなどの脂ののった魚は庶民のものだったし、マグロのトロに至っては捨てられていたらしいからね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなカツオは古代から日本では親しまれていた魚で、神饌といって神様のお供え物にされるくらいだったとか。&lt;br /&gt;でも、カツオはサバと同じように傷みやすいので、干して保存が利くようにしてから流通させていたようなのだ。&lt;br /&gt;冷蔵して運べるようになって夏まで初鰹が食べられるようになった現代とは大違い！&lt;br /&gt;ちなみに、その干したカツオが現在の鰹節の原型だとか。&lt;br /&gt;江戸時代に製法が確立された今の鰹節は、ゆでた後に燻製し、天日干しを行うのだ。&lt;br /&gt;ゆでて小骨を抜いたのがなまり節で、これはこれで好きな人がいるよね。&lt;br /&gt;燻製をして水分を抜くんだけど、これを燻乾と呼んでいて、これが終わると荒節と呼ばれる状態になるよ。&lt;br /&gt;これを薄く削ったのが「花かつお」なのだ。&lt;br /&gt;いわゆる本枯節と呼ばれる、たたくと金属音のする固い鰹節は、さらにカビを表面につけ、熟成しながら水分を抜いていくのだ。&lt;br /&gt;こうすることで、タンパク質が分解されてうまみ成分のアミノ酸が増えていくとともに、他の有害なカビが生えなくなって、保存性が高くなるんだ。&lt;br /&gt;これは透明感のある赤い色で、重量は最初の鰹節の２割程度にまでなるというから、水分もほとんどないことになるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この傷みやすいカツオだけど、もっとも一般的な食べ方はなんと言っても「たたき（土佐造り）」だよね。&lt;br /&gt;皮付きのまま表面を火であぶって、氷水か何かであら熱を取って厚めに切って、大量の薬味と一緒に食べるのだ。&lt;br /&gt;同じく痛みやすいサバは酢に漬けて「しめ鯖」にして食べるので、この「たたき」も表面をあぶることで殺菌しているなんて言われるんだけど、どうもそうではないみたい。&lt;br /&gt;むしろ、これを臭みをとると同時に、皮のすぐしたにある脂の層熱を加えることでうまみを増しているっぽいのだ。&lt;br /&gt;脂を少し融かしてうまみを増す、というのは超レアな状態で食べる牛肉の「たたき」と同じなんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;保存性を高める目的なら、流通させる時点で高めておかないといけないはず。&lt;br /&gt;しめ鯖のように酢に漬けたり、漬けマグロのようにしょうゆに漬けたり、鮒寿司のように乳酸発酵させたり、昆布締めのように塩で水分を抜いたり、と実際にそうやって保存性を高める食べ方をしている例はたくさんあるのだ。&lt;br /&gt;あえて言えば、カツオの場合はそれがなまり節なんだろうけど。&lt;br /&gt;今ではかなり新鮮な状態で運べるけど、むかしは新鮮とは言っても流通経路が発達していないので、けっこうにおいが出てしまっていたはずなんだよね。&lt;br /&gt;それをごまかすためにも、生姜やネギなどの薬味をきかせる必要があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それでもなおかつ食べられる理由はやっぱりその味にあるみたい。&lt;br /&gt;マグロもそうなんだけど、カツオは死後うまみ成分であるイノシン酸が増えてくるのだ（釣ってから約１日後がピーク。）。&lt;br /&gt;なので、時間がたつと臭みもますんだけど、うまみも増しているというわけで、臭みを我慢してでもおいしいものが食べたい、ということで考案されたのではないか、と思うのだ。&lt;br /&gt;たたきの由来にはいろいろあって、土佐藩主の山内公が食中毒を避けるために生魚を食べることを禁止した際に焼き魚だと言うために表面だけあぶった、なんて説もあるので、そういうところから殺菌説が出てきたのかも。&lt;br /&gt;もともと「たたき」という語源は、塩をたたくようにすり込んだから、とかいうのもあるので、そうやって保存性を上げたカツオの生食の料理のことを「たたき」と呼ぶように鳴ったのではないか、とも思えるよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;じゃあ、なんで同じようなマグロの場合は臭みがないかというと、これは獲ってからすぐに尾びれを切って血抜きをし、かつ、さばいた後にも血合いをきれいに取り除くからなんだって。&lt;br /&gt;カツオの場合は魚体がそんなに大きくないし、何より高級魚でもないので、そこまでしないから見に臭みが出てしまう見たい。&lt;br /&gt;自分で釣り上げた場合に、すぐに血抜きをして、血合いをとってあげると、まったく臭みなく普通のお刺身として食べられるようだよ。&lt;br /&gt;つりが好きな人は試してみるとよいかも。&lt;br /&gt;ちなみに、有名な一本釣りは、網で獲るとカツオのみに傷がつくので、それを避けるために竿で釣り上げるんだけど、これもカツオが痛みやすいことと関連があるんだよね。&lt;br /&gt;体表に傷がつくとそこから傷んでしまうから。&lt;br /&gt;その点では、サバやイワシよりは高級ってことだよね（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-135075492447198949?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/135075492447198949/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=135075492447198949&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/135075492447198949'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/135075492447198949'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/05/blog-post_14.html' title='目に青葉・・・'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-4078200750326793303</id><published>2011-05-07T09:58:00.000+09:00</published><updated>2011-05-07T09:58:00.482+09:00</updated><title type='text'>甘い汁</title><content type='html'>ペプシが新製品として&lt;a href="http://www.suntory.co.jp/news/2011/11059.html"&gt;甘くないコーラを発表&lt;/a&gt;したのだ。&lt;br /&gt;コーラというと、あの独特の甘みとフレーバー（これが秘密なんだよね。）が特徴だけど、その甘みを取り除いた、というのだ。&lt;br /&gt;これまでも人工甘味料を使ってカロリーを０にした製品はあったけど、画期的ではあるよね。&lt;br /&gt;ちょっと興味があるので、一度は飲んでみたいのだ。&lt;br /&gt;そのままではきつくても、アルコールを割るものとしてはそれなりに需要はあるかも。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、その抜かれたコーラの甘さのもとは「異性化糖」という液糖（シロップ）。&lt;br /&gt;成分的に見ると、単糖のブドウ糖と果糖が混ざったものなんだけど、これが清涼飲料水に最適なすっきりとした甘さになるんだって。&lt;br /&gt;砂糖（しょ糖）だとちょっと甘さが口の中に残るし、何より、冷たい飲料を作る場合に粉状の砂糖は溶かしにくい、という問題もあるようなのだ。&lt;br /&gt;ブドウ糖は砂糖の７割程度の甘さで、果糖は逆に1.5倍前後の甘さ。&lt;br /&gt;砂糖より甘くないブドウ糖と砂糖より甘い果糖が混ざることで、砂糖と同じくらいの甘さだけど、すっきり感がある甘味料になっているんだそうだよ。&lt;br /&gt;ちなみに、低温では砂糖の甘みは感じにくいけど、ブドウ糖や果糖では低温でもしっかり甘みを感じるので、やっぱり冷たいものに合っているようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この異性化糖、いかつい名前だけど、それは生産方法から来ているんだよね。&lt;br /&gt;一般に家庭で消費されている砂糖はサトウキビやテンサイから抽出された糖液から抽出するわけだけど、異性化糖の場合はデンプンに酵素を反応させて作るのだ。&lt;br /&gt;麦芽糖も麦芽に含まれる酵素でデンプンを分解するんだけど、この場合は二糖である麦芽糖までしか分解できないので、そんなに甘くならないんだよね。&lt;br /&gt;異性化糖の場合は主にトウモロコシ由来のデンプンを使うので、米国では「コーン・シロップ」なんて呼ばれるとか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;異性化糖の場合は、まずαアミラーゼを加えて95℃くらいまで加熱し、デンプンを小さく断片化することでよく水に溶けるようにするのだ（液化）。&lt;br /&gt;次に、55℃くらいまで冷却してから、今度はグルコアミラーゼという酵素を加えて、さらに分解していくのだ。&lt;br /&gt;αアミラーゼで分解すると、デキストリンなど、ブドウ糖がいくつか連なったオリゴ糖になるのだ。&lt;br /&gt;このオリゴ糖をはしから分解していってブドウ糖にするのが今回の反応（糖化）。&lt;br /&gt;これでデンプンののり状のどろどろがとろっとした甘い糖液になるのだ。&lt;br /&gt;さらに、このブドウ糖液にグルコースイソメラーゼという酵素を反応させ、ブドウ糖を果糖へと変換するのだ（異性化）。&lt;br /&gt;分子式を変えずに分子構造を変えることを「異性化」と呼んでいるので、一連の工程でできた液糖が異性化糖と呼ばれるわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="http://4.bp.blogspot.com/-Y03hU7pgB4s/Tb65Is5NnTI/AAAAAAAAABI/ka9dcQP4ZFg/s1600/%25E3%2583%2596%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A6%25E7%25B3%2596%25E3%2581%25A8%25E6%259E%259C%25E7%25B3%2596.JPG"&gt;&lt;img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 320px; height: 175px;" src="http://4.bp.blogspot.com/-Y03hU7pgB4s/Tb65Is5NnTI/AAAAAAAAABI/ka9dcQP4ZFg/s320/%25E3%2583%2596%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A6%25E7%25B3%2596%25E3%2581%25A8%25E6%259E%259C%25E7%25B3%2596.JPG" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5602118545636695346" /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;途中で異性化させて果糖に変換しているので、ブドウ糖液だと甘さがたりないため。&lt;br /&gt;なんとか砂糖に近い甘さにしようとした結果で、最終的には、水分を飛ばして濃縮し、ブドウ糖と果糖の比率が一定になるように精製して製品となるのだ。&lt;br /&gt;果糖が多ければより甘い異性化糖になるよ。&lt;br /&gt;ちなみに、ブドウ糖が多い異性化糖はブドウ糖果糖液糖、果糖が多い異性化糖は果糖ブドウ糖液糖と呼ばれていて、それぞれ、果糖が42％、55％のものが一般的みたい。&lt;br /&gt;果糖42％だと砂糖より少し甘くなくて（でも、低温では甘く感じることがあるよ。）、果糖55％より砂糖より少し甘くなるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最終的にシロップの形で出てくるので、冷菓や清涼飲料水の材料として使いやすいんだよね。&lt;br /&gt;タンクローリーなどで運搬も比較的楽だし、工場で計量するときも液状なので量りやすいのだ（粉だと空隙があるから体積では量れないので、いちいち重量を量らないといけないからね。）。&lt;br /&gt;でも、高温にするとメイラード反応が起きて茶色くなってしまうので、熱を加えるものには使いにくいという欠点も。&lt;br /&gt;それに、水分を完全に除去して粉状、固形状にはできないので（その前にメイラード反応が起こってカラメルになってしまうのだ・・・。）、一般消費者向けにはほとんど売られていないのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;むかしはサトウキビやテンサイという植物が限定的にしか栽培できなかったから甘い糖は非常に貴重だったわけだけど、今ではこうしてそこらじゅうにあるデンプンからも作ることができるようになったのだ。&lt;br /&gt;口の中でお米をずっとかんでいると甘くなるけど、あれも唾液中のアミラーゼでデンプンが分解され、麦芽糖ができるから甘いわけだけど、そこからシロップにはつながらないよね（笑）&lt;br /&gt;また、お酒の醸造では、デンプンを麹で糖化し、酵母でそこでできた糖を発酵させてアルコールにしていたので、酵素を使った糖化はずっとやってきたわけだけど、せいぜい甘酒を造るくらいで、砂糖の代用になるほどの糖液は作ってこなかったんだよね。&lt;br /&gt;おそらく、最後の異性化の工程が重要で、砂糖並みに甘くできたところが成功の秘訣のような気がするよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、かつては酸分解でデンプンをブドウ糖にしていたらしいんだけど、それだと甘みも少ないし、副産物で色がついていたらしいのだ。&lt;br /&gt;ここに日本の技術が搭乗し、糖化するところに酵素を使ってきれいにブドウ糖液にすることを可能にし、さらに、酵素を使って異性化をすることで甘みも増強させたのだ。&lt;br /&gt;日本が醸造技術なんかで培ってきた技術力が生きているんだね。&lt;br /&gt;そう思うと、たまに飲む甘い清涼飲料水もありがたみがでるかな？&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-4078200750326793303?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/4078200750326793303/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=4078200750326793303&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4078200750326793303'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4078200750326793303'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/05/blog-post.html' title='甘い汁'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><media:thumbnail xmlns:media='http://search.yahoo.com/mrss/' url='http://4.bp.blogspot.com/-Y03hU7pgB4s/Tb65Is5NnTI/AAAAAAAAABI/ka9dcQP4ZFg/s72-c/%25E3%2583%2596%25E3%2583%2589%25E3%2582%25A6%25E7%25B3%2596%25E3%2581%25A8%25E6%259E%259C%25E7%25B3%2596.JPG' height='72' width='72'/><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-8875667737981359440</id><published>2011-04-29T09:34:00.000+09:00</published><updated>2011-04-29T09:34:00.410+09:00</updated><title type='text'>ご利用は、間接的に</title><content type='html'>まだそんな気分じゃないという人もいるだろうけど、いよいよゴールデンウィークに突入。&lt;br /&gt;今年は２日と６日さえ休めば超大型連休！&lt;br /&gt;逆に、その平日二日を普通に来ると、断続的な連休なのだ・・・。&lt;br /&gt;この時勢だとなかなか大型連休にするのはつらいよね(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;そんな連休のさなか、いよいよ天皇皇后両陛下は被災３県に行幸啓されるのだ♪&lt;br /&gt;芸能人が来たり、スポーツ選手が来たりするのもうれしいだろうけど、やっぱり皇室の方々が来るとなると違うよね。&lt;br /&gt;変な政治家だったらむしろ来なくていいだろうし（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、ここで気になったのは敬称。&lt;br /&gt;日本語だと、皇室や各国の王室に対しては、君主及びその配偶者に「陛下」、それ以外の皇族・王族に「殿下」を使うのが通例。&lt;br /&gt;大統領とか大臣だと「閣下」。&lt;br /&gt;偉いお坊さんや司教などの宗教家に対しては「猊下」&lt;br /&gt;珍しいところでは、ローマ法王（教皇）に対して使う「台下」（或いは「聖下」）なんてのもあるよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これは、もともと偉い人を直接名指しするのが失礼だ、とする考え方があったからで、天皇のことを「帝＝御門（みかど）」や「内裏（だいり）」と呼んだり、将軍の正室を「御台所（みだいどころ）」と呼んだりするのも同じ考え方。&lt;br /&gt;本人を直接指すのではなく、その人がいる場所で表そうとするものなのだ。&lt;br /&gt;「陛下」という敬称も同じような発想で中国で生まれたもので、「玉座、高御座（たかみくら）の陛（階段）の下においでのお取り次ぎの方にまで申し上げます。」といった意味で使われ始めたんだって。&lt;br /&gt;これは直接話しかけるのが失礼なので、ワンクッションおいて間接的に話しかける、という発想。&lt;br /&gt;殿下や閣下なんていうのも同じ発想で使われるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実はこれ、西洋でも同じ発想なんだよね。&lt;br /&gt;例えば、米国の大統領が日本の天皇に話しかけるときは、気軽に「You」なんて言ってはいけないのだ。&lt;br /&gt;そういう呼びかけのときは、「Your Majesty」と使い、第三者として言及するときは「His Majesty」と使うんだよ。&lt;br /&gt;これはその他の敬称でも同じような感じで、ローマ法王に使うHolinessの「台下・聖下」、王族などに使うHighness(殿下）、大統領や大臣に使うExcellency（閣下）など。&lt;br /&gt;市長や裁判官、国会議員などに使うLordshipやWorshipなんてのもあるけど、逆にこっちは対応する日本の敬称はないかもね。&lt;br /&gt;洋の東西を問わず、偉い人に対しては直接指すことなく、間接的にその人であることをほのめかすということをするのだ。&lt;br /&gt;けっこうおもしろい現象だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、これらは「～さん」という意味で使うMr.やMs.、「～博士」のDr.、「～卿」という意味で使うSirやLordとはまた違うんだよね。&lt;br /&gt;その場合の敬称（というか役職みたいなもの）は名前の前につけるのだ。&lt;br /&gt;エリザベス女王ならQueen Elizabeth、明仁天皇ならEmperor Akihito。&lt;br /&gt;爵位を表すDuke（公爵）、Marquess（侯爵）、Count（伯爵）、Viscount（子爵）、Baron（男爵）や、「～王子」という時に使うPrinceも名前の前だよね）例えば、今度結婚するウィリアム王子はPrince William。）。&lt;br /&gt;一方、日本語の訳からだとまぎたわしいのが大使や偉い軍人などに使う「Honorable」。&lt;br /&gt;訳語は「閣下」になってしまいがちだけど、これも名前の前につけるのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、Sirだけはファーストネームの前につけるんだよね。&lt;br /&gt;アイザック・ニュートンはドクター・ニュートンだけど、サー・アイザック・ニュートンとするのが一般的だよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、こうやって間接的に呼びかけられる人々は自分を指すときも独特の言い回しがあったりするのだ。&lt;br /&gt;中国や日本では、皇帝や王は「朕」という一人称を使うよね。&lt;br /&gt;日本でも戦前までは詔勅で天皇が自分をさすときは「朕」だったのだ（昭和天皇は口語では「私」、普段は「僕」とおっしゃっていたようだけど。）。&lt;br /&gt;いわゆる「玉音放送」の「大東亜戦争終結ノ詔書」も「朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ・・・」となっているのだ。&lt;br /&gt;西欧語でもそういう独特の言い回しがあって、偉い人は自分個人でも一人称複数を使う、という習慣（？）があったのだ。&lt;br /&gt;これを「尊厳の複数（Royal We）」と呼んでいるそうなんだけど、すべての一人称を複数形にするんだよね。&lt;br /&gt;ローマ法王も同じだったんだけど、先々代のヨハネ・パウロＩ世からそれを廃止して、一人称で「Ｉ」を使うようになったんだそうだよ。&lt;br /&gt;日本では天皇に対してのみ使う敬語なんていう特殊な表現まで生まれたけど、西洋でもいろんな婉曲表現で「尊敬の念」を表したようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、偉い人の持ち上げ方は意外と洋の東西を問わず同じだったのだ（笑）&lt;br /&gt;こういうのって、たまに接する機会があるから、注意してみているとおもしろいかも。&lt;br /&gt;例えば、ＮＨＫの英語ニュースで海外から偉い人とかが来たときにどう表現されているかなどで調べられるのだ！&lt;br /&gt;一番直近では、英国のウィリアム王子の結婚式かな？&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-8875667737981359440?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/8875667737981359440/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=8875667737981359440&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8875667737981359440'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/8875667737981359440'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/04/blog-post_29.html' title='ご利用は、間接的に'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1913354367414859146</id><published>2011-04-23T10:40:00.000+09:00</published><updated>2011-04-23T10:40:00.584+09:00</updated><title type='text'>今年は昭和で言うと何年？</title><content type='html'>未曾有の大震災から１ヵ月以上が経ったけど、なかなか復興のメドは立たないし、原発の方も不安がつのるばかりだよね(ToT)&lt;br /&gt;まさに、21世紀最大の災害なのだ！&lt;br /&gt;中国文明圏では、こういう天変地異があるとよく元号を変えたんだよね。&lt;br /&gt;日本でも飢饉や大地震などがあると変えた例があるのだ。&lt;br /&gt;で、今更ながら元号について気になったので、ちょっと調べてみることにしたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと元号っていうのは中国発祥のもので、中国の考え方では、すべての世界を司る天帝から天命を受けた皇帝は、地上を支配するのみならず、時間をも支配すると考えられていたのだ。&lt;br /&gt;この時空を支配するという考え方は、皇帝が暦を作ってそれを頒布し、その暦に従って人々の生活、特に農業が営まれるということをも意味するんだ。&lt;br /&gt;これは四時の運行は皇帝が司っている、という証でもあるのだ。&lt;br /&gt;すなわち、暦を作るのは王朝の専権事項であって、勝手に暦を作ってはいけなかったのだ。&lt;br /&gt;逆に、自分こそが「王」だと思う人は、自分で暦を作ってそれをアピールしたみたいだよ。&lt;br /&gt;で、年を表す元号っていうのもその流れから来るんだよね。&lt;br /&gt;暦と同様に皇帝以外が勝手に元号を定めてはいけないし、我こそが支配者だと思う人は自分が作った私的な元号を支配民に使わせたりしたようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この元号は、基本的には君主が交代すると変わる（＝改元される）んだけど、それ以外にも変えられたのだ。&lt;br /&gt;ひとつは祥瑞改元というもので、吉事があったときに縁起がよいと変えるというもの。&lt;br /&gt;中国では竜が天に昇るのを見た、とか、麒麟が空を駆けていくのを見た、とかそういうもので変えたようだよ。&lt;br /&gt;日本でも、白雉という元号があるけど、これは珍しい白いキジが朝廷に献上されたことに由来するものなんだよ。&lt;br /&gt;そして、革年改元というのがあって、中国では甲子、戊辰、辛酉の年に大きな政治的変化があるという説があったので、その年になると元号を変えていたことがあったのだ。&lt;br /&gt;これは政治的な変革が発生しないように、象徴的に元号だけを変えるという発想みたいだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そして、天変地異があった場合に改元する災異改元。&lt;br /&gt;例えば、江戸時代でも、振り袖火事とも呼ばれる明暦の大火の後に万治と改元されているし、天保の大飢饉の後に弘化と改元されているのだ。&lt;br /&gt;これは、元号を変えて悪い影響に区切りをつけようという思いもあるんだけど、それ以上に、天災地変が発生するのは、為政者の徳が低いから、という中国的な考え方が背景にあるためなのだ。&lt;br /&gt;なので、支配者が心を入れ替えて政治をするためにも、元号を変えて出直そう、ということなんだ。&lt;br /&gt;奈良時代の聖武天皇は疫病が流行したときに御自身の徳の低さを嘆き、全国に国分寺を設置するとともに奈良の大仏を建立したんだけど、平安時代まで下ると、御霊信仰とあいまって、何かあると誰かのたたりとして祭り上げ、改元して出直そうとしたのだ。&lt;br /&gt;で、今回も未曾有の大災害だから改元しよう、なんていっている人たちがいるんだけど、そんなわけにはいかないんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;明治維新以降、改元をどうするかが問題になって、「一世一元の制」がしかれたのだ。&lt;br /&gt;これは天皇の在位中には元号を変えず、皇位継承があったときだけ改元するというもの。&lt;br /&gt;日本では「蒸し米を炊いて祝おう大化の改新（645年＝大化元年）」から元号が断続的に使われ始め、「なれい大宝律令（701年＝大宝元年）」からは連続して元号が定め続けられてきているんだ（南北朝時代は２系統の元号があったけどね。）。&lt;br /&gt;それまでは、いろんなタイミングで改元をしていたんだけど、明治になって一世一元の詔を出して、在位中は改元しない制度に変えたのだ。&lt;br /&gt;これは旧皇室典範に継承され、大正、昭和と引き継がれるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;戦後になると旧皇室典範が廃止され、新たに定められた皇室典範（昭和22年法律第３号）には元号に関する規定がなかったので、一時あやふやな状況が続いていたんだよね。&lt;br /&gt;これは、戦後になって古い体制を改めようと、一時公文書でも西暦を使ったりしようという動きがあったからなんだよね。&lt;br /&gt;でも、けっきょく国民は元号を使っているので、しっかりとその法的根拠を定めようとできたのが元号法（昭和54年法律第43号）なのだ。&lt;br /&gt;元号を使うということは、歴史的に見てもその天皇の支配下に属するということなのでけっこう騒がれたようなんだけど、なんとか成立したのだ。&lt;br /&gt;法律自体は２項しかなくて、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font size="-1"&gt;１　元号は、政令で定める。&lt;br /&gt;２　元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というあっさりしたもので、皇位継承があった場合、政令により次の元号を定めるのだ。&lt;br /&gt;この元号法に基づいて最初に定められた元号が「平成」だよ。&lt;br /&gt;なので、どんな災害があっても皇位継承がなければ元号は変わらないんだ。&lt;br /&gt;元号法を改正すれば別だけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それにしても、すごいのは、日本ではずっと天皇が君主であり続けて、天皇が定めた元号が使われ続けてきた、という事実なのだ。&lt;br /&gt;摂関政治の頃はあくまでも天皇の下で貴族たちが政治をおこなっていたわけだけど、鎌倉幕府以降、政治の実権は武士に移っているのだ。&lt;br /&gt;でもでも、元号を定め、国を代表する象徴的支配者はあくまでも天皇であり続けたんだよね。&lt;br /&gt;これがすぐに王朝が交代してしまう中国との違いなのだ。&lt;br /&gt;現在の憲法の下でも天皇も、国をまとめる象徴的な存在という意味では、江戸時代となんら変わらないのだ。&lt;br /&gt;というわけで、元号を使うのは日本国民としてのアイデンティティ、誇りでもあるので、便利だからといって西暦ばかり使っていてはダメなのだ。&lt;br /&gt;それと、今上天皇への敬意を表するためにも、「今年って昭和で言うと何年だっけ？」なんてのもダメなんだよ（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1913354367414859146?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1913354367414859146/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1913354367414859146&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1913354367414859146'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1913354367414859146'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/04/blog-post_23.html' title='今年は昭和で言うと何年？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-5562585725584744291</id><published>2011-04-16T10:15:00.000+09:00</published><updated>2011-04-16T10:15:00.530+09:00</updated><title type='text'>いつまでゆれるの？</title><content type='html'>３月11日に東北地方太平洋沖地震が発生してから１ヵ月が経過したのだ。&lt;br /&gt;でも、まだまだ余震が続いているよねぇ。&lt;br /&gt;最近では震度６級の大きな余震もあって、東京でも震度４くらいでゆれたから本当にびっくりしたよ。&lt;br /&gt;気象庁が大きな余震の可能性は低くなるって発表した矢先だったしね。&lt;br /&gt;原発問題もまだしばらく片付きそうにないけど、余震の方も心配なのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;先の地震でもろくなった構造物が倒壊するおそれがあるし、何より、いつまでも余震が続くと精神的な重圧も感じるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;余震というのは、地殻プレートが押し合ったり、引っ張り合ったり、横ずれしたりして起きる地震（これを本震と言うのだ。）の後に続く地震の総称で、大きな地震であればあるほど大きな余震が長い間続く可能性があるのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、本震の前に先触れでゆれる前震というのもあるんだって。&lt;br /&gt;この余震は、本震で放出されきれなかった地震のエネルギーが徐々に放出されることで起きると思われているのだ。&lt;br /&gt;あまりに貯まったエネルギーが大きいと、一気に放出しきれないんだそうだよ。&lt;br /&gt;で、そういうときは、大きな地震が来た後に、比較的大きな地震が続くのだ・・・。&lt;br /&gt;今の状態がまさにそうなんだけど、なかなか収まる気配はないし、まだまだ警戒しなきゃ、という雰囲気だよね(ToT)&lt;br /&gt;一般には、余震の大きさは最高でも本震のマグニチュードより１程度小さくなると言われているんだけど、今回の地震はマグニチュードが9.0だったから、マグニチュード８クラスの巨大地震が余震として発生するおそれがあるかもしれないということだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;よく地震のメカニズムとして、プレートテクトニクスが語られるよね。&lt;br /&gt;地球表面を覆っている比較的固い岩盤は「１枚岩」ではなくて、いくつかのプレートに分かれていて、それが動いているというのだ。&lt;br /&gt;プレートとプレートの間では、横にずれたり、下に滑り込んだり、上に乗り上がったりして摩擦が生じていて、そこで発生するエネルギーが徐々にためられていくことになるんだ。&lt;br /&gt;それがためきれなくなって放出されると地震となるわけ。&lt;br /&gt;ちなみに、ヒマラヤ山脈も富士山もプレート同士がぶつかって盛り上がってできているんだよね。&lt;br /&gt;決して速いスピードで動いているわけではないけど、それくらいの強さのものなのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ニュースの解説なんかだと、そのため込まれたエネルギーを地震として放出する際に板バネのような絵を描いて説明するのだ。&lt;br /&gt;板バネを指で曲げておいてから指を話すと、振動しながらもとのまっすぐな状態にもどろうとするよね。&lt;br /&gt;これはいわゆる「縦ゆれ」的なイメージだけど、ゴムひもやバネのような伸び縮みするような場合もあって、それが「横ゆれ」のイメージになるのだ。&lt;br /&gt;でも、実際には地殻はそんな単純に縦と横の成分に分けて考えられるような動きをするわけじゃないんだよね。&lt;br /&gt;むしろ、ゴムまりを無理やりつぶして、それが複雑に動きながらもとの形にもどろうとする動きの方が近いのだ。&lt;br /&gt;これは「応力」という力で、物体の内部に生じたゆがみをもどそうとあらゆる方向に働く力のことで、糸が引っ張られたときに引っ張られたのと反対方向に働く張力が３次元になったようなものなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;地殻の構成は一様ではなくて、いろんな岩石や砂、泥、水などなどがモザイク状にまざっていて、岩石内部での密度の濃淡があったり、粘度の大小があったりするんだよね。&lt;br /&gt;そのために外部から力が加わると、それが均等に分散されず、弱いところにゆがみ・ひずみが蓄積されるのだ。&lt;br /&gt;それで局所的に応力が発生した状態になるんだけど、いよいよそのゆがみ・ひずみに耐えられなくなると、地殻の岩盤が割れて、断層ができるのだ。&lt;br /&gt;この断層ができるときのゆれが地震となるわけ。&lt;br /&gt;断層ができる場合には、押し合う力で上に盛り上がる逆断層、引っ張り合う力で下にずれ込む正断層、横にずれ合う横ずれ断層などの種類があって、それぞれの断層のでき方で地震のゆれも特徴的になるんだよ。&lt;br /&gt;この断層は地震後にある程度確認できるので、どういう地震だったかの解析が可能になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、こうやって断層ができても、完全にゆがみやひずみが解消していない場合があるんだよね。&lt;br /&gt;いったん断層ができるともろくなって次の断層ができやすくなるし、また、断層ができてずれて動くことで新たなゆがみ・ひずみが発生することもあるのだ。&lt;br /&gt;こうしてまた耐えられない状態になると地震が発生するんだ。&lt;br /&gt;それが余震。&lt;br /&gt;逆に、断層が大きく動く時にその予兆として少し動くのが前震だよ。&lt;br /&gt;実際には断層は一カ所にだけできる訳じゃなくて、いろんな形の断層がいっぺんにできるので、そう単純ではないんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、耐えられなくなって断層ができる前にも、ゆがみ・ひずみのエネルギーが蓄積されている状態は観測できるはずなんだよね。&lt;br /&gt;それで地震予知を行おうという考え方もあるのだ。&lt;br /&gt;例えば、岩石は外から圧力をかけられると中に応力が発生するんだけど、その際、内部に微弱な電流が流れることが知られているのだ。&lt;br /&gt;地殻でも同じことが言えるだろうと、地中に発生する微弱な電流をとらえて地震予知につなげようとする方法もあるんだ。&lt;br /&gt;地震の前にはプラズマの火球が発生するとか、地温が高くなって生物の行動に変化が見られるとか、土中成分の濃度に変化が出てそれが植物に影響を与えるとかとか、いろいろとあやしいのも含めて考えられてはいるんだよね。&lt;br /&gt;地震雲という特徴的な雲が出るなんて言う民間伝承的なものもあるのだ。&lt;br /&gt;日本で一般的なのは、微弱な地層のずれなどをＧＰＳなどを使った精密な位置観測で検出するのだ。&lt;br /&gt;これは前震よりさらに前の前触れを見ているわけだよ。&lt;br /&gt;古代中国では８つの首の竜が８方向に顔を向けて玉を加えていて、その玉が落ちた首の方向で地震が起きる、なんて予知をしていたけど、これも微弱なゆれを検知する機械になっているんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;気象庁の余震の予測は、過去の地震の観測例や統計データ、発生した地震の性質の分析などをすることで、どの程度の余震が発生するかのシミュレーションをして、余震の発生確率を割り出しているんだよ。&lt;br /&gt;ある期間の間にどれくらいの大きさの余震がどれくらいの確率で発生するかを発表するのだ。&lt;br /&gt;さらに、その予測が当たったか外れたかをさらに計算に入れて未来の予測につなげていくのだ。&lt;br /&gt;今回の地震は未曾有の大災害といわれるような超巨大地震だったのでなかなか予測は難しいみたいだけど、数年に一度発生するような中程度の地震であれば統計モデルもかなり確立されているので予測精度は高いみたい。&lt;br /&gt;今回の地震のデータを詳細に解析すれば、将来の大きな地震にも備えられるはずだから、しっかりとデータをとり続けることが大事なのだ！&lt;br /&gt;次の地震に備えることも必要なんだよね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-5562585725584744291?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/5562585725584744291/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=5562585725584744291&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5562585725584744291'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/5562585725584744291'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/04/blog-post_16.html' title='いつまでゆれるの？'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-7875736482528823965</id><published>2011-04-09T10:28:00.000+09:00</published><updated>2011-04-09T10:28:00.659+09:00</updated><title type='text'>踏みならして地固め</title><content type='html'>八百長問題でもめている日本相撲協会は、５月場所（夏場所）もとりやめて、国技館で「技量審査」という名目で相撲の取組を無料で公開することにしたのだ。&lt;br /&gt;あくまでも興行ではなく、日々相撲道に精進している力士の「心技体」を競い、技量を披露しようというわけなのだ。&lt;br /&gt;多額の寄付をした人の特別席を除いては整理券が配られるみたい。&lt;br /&gt;一気の多くの力士が退会したので場所運営が厳しいという事情もあるみたいだけど、信頼回復のために始動し始めたというニュアンスが強いよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そんなニュースが流れる中、同時に画面に露出してきたのは、力士による被災地の慰問。&lt;br /&gt;お相撲さんが被災現場の避難所でちゃんこをふるまったり、子どもたちとふれあったりするほほえましい光景が映し出されているのだ。&lt;br /&gt;避難所では娯楽も少ないから、うれしそうだよね♪&lt;br /&gt;どうせ場所もないんだから被災地を回って少しでも信頼回復に努めればいい、なんて辛口のことを言う人もいるけど、やっぱりこうして訪れてくれると被災地を元気づけることにつながってよいと思うんだよね。&lt;br /&gt;でも、実はこれにはもっと意味があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと相撲は神事として行われている側面もあって、今でも靖国神社などでは奉納相撲などが行われているのだ。&lt;br /&gt;江戸相撲も富岡八幡宮での奉納相撲が起源で、今でも横綱碑などの相撲関係の碑があるよね。&lt;br /&gt;そのうち両国の回向院で定期的に相撲が開催されるようになり、いわゆる「常場所」化していったのだ。&lt;br /&gt;これが現在の大相撲のルーツ。&lt;br /&gt;なんだけど、やっぱり相撲は古代から神事として行われていることもあって、寺社との関係が強いのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;神事としての相撲の意味合いは、その勝敗で吉凶を占うというのもあるんだけど、それより重要なのは、大地の邪気を払い、清めるということ。&lt;br /&gt;それを体現している動作が「四股」で、だからこそ相撲では四股が重要な意味合いを持っているのだ。&lt;br /&gt;土俵入りで様式美の四股を踏むことには大きな意味があるんだよ。&lt;br /&gt;強く大地を踏みしめることで邪気を払うんだけど、まさに「地固め」の意味があるんだよね。&lt;br /&gt;これは建物を建てる前の地鎮祭と一緒の発想なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この大地を踏みしめるという動作はむかしから神聖なものと見なされているんだよね。&lt;br /&gt;天の岩戸伝説では、元祖力士とも言うべきアメノタヂカラオが少し隙間の開いた岩戸をこじ開けるわけだけど、そのきっかけはアメノウズメの官能的な踊りとそれをもてはやす神々の嬌声なんだよね。&lt;br /&gt;で、このときのアメノウズメの踊りというのは、体に玉を帯びて強く大地を踏みしめ、しゃんしゃんと鳴らすものだったのだ。&lt;br /&gt;ここでも大地を踏みしめる動作が重要な意味を持っているんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本書紀や古事記が編纂されたのは奈良時代のことだけど、おそらく、このころまでに日本に伝わった中国文化の影響が出ているんだよね。&lt;br /&gt;その最たる例は平安時代に集大成される陰陽道の儀式で、「反閇（へんばい）」というのがあるのだ。&lt;br /&gt;これは独特の歩き方をして邪気を払う動作なんだけど、かつては皇族や貴人が出かける際には陰陽師が先に立って邪気を払っていたのだ！&lt;br /&gt;おそらくそんなイメージが古事記や日本書紀でのアメノウズメの動きにも反映されているし、後々の神事としての相撲における四股にも影響しているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この反閇は俗に「禹歩（うほ）」とも呼ばれるんだけど、これは古代中国の三皇五帝の最後の一人、「禹」に由来しているんだ。&lt;br /&gt;伝説上の聖王で、中国最後の王朝「夏」の創始者として知られる禹は黄河の治水に成功したことで王権を手にしたのだ。&lt;br /&gt;その際、中国全土を奔走したことで半身不随になり、独特の片足で跳ぶように歩いていたと伝えられているのだ。&lt;br /&gt;これが元祖「禹歩」で、道教ではこの「禹歩」の動きをまねることで邪気を払う儀式をするようになったそうなのだ。&lt;br /&gt;それが日本に伝わってきたというわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;禹王の場合は全国を歩き回った結果として足が悪くなったんだけど、逆にその悪くなった足での歩き方が邪気を払うというように転換されてきたのだ。&lt;br /&gt;原因と結果が逆転しているんだよね。&lt;br /&gt;で、今度はその全国を歩き回って邪気を払い、地固めをする、ということが注目されるようになるのだ。&lt;br /&gt;作家の荒俣宏さんは昭和天皇の全国各地への巡幸をそのようにとらえていて、戦後の日本という国の地固めのため、自ら全国を巡ったと考えているんだ。&lt;br /&gt;最後の現人神であり、最初の象徴天皇である昭和天皇が、最後に残された呪術性を発揮して新生日本の国固めをした、という考え方だよ。&lt;br /&gt;昭和天皇は全国各地に行幸することを強く希望されていて、沖縄にだけ入れなかったことを強く後悔されていた、と言われているほど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まさに今回の震災の被災地に神事たる相撲の担い手でもある力士が入ることは、そこに意味があると思っているのだ。&lt;br /&gt;被災者を励ますだけでなく、力士が被災現場で四股を踏むことで邪気を払って、地固めをすることにもなるんだ。&lt;br /&gt;科学的にはまったく意味のないことかもしれないけど、象徴的にはきっと大事なことのように思うんだよね。&lt;br /&gt;現代ではすでにお祭りの本来の意義である五穀豊穣祈願とか雨乞い祈願などの意味は失われているけど、根底にはやっぱりそういう部分があるはずなんだよね。&lt;br /&gt;というわけで、ぜひぜひ力士のみなさんには被災地で「地固め」をしてきてもらいたいのだ。&lt;br /&gt;物理的な復旧・復興も大事だけど、心の面はもっと重要なはずで、そこに大きく貢献できる気がするのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-7875736482528823965?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/7875736482528823965/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=7875736482528823965&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/7875736482528823965'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/7875736482528823965'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/04/blog-post_09.html' title='踏みならして地固め'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-540232040475569648</id><published>2011-04-02T10:43:00.000+09:00</published><updated>2011-04-02T10:43:00.467+09:00</updated><title type='text'>力の限界・・・</title><content type='html'>震災以降、東京のスーパーやコンビニでは品薄状態が続いていて、商品陳列棚が少しさみしい状況なのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;やっと落ち着いてきて回復傾向にあるけど、まだまだだよね。&lt;br /&gt;カップ麺や水、卵、缶詰などは実際は「買い占め」と物流の停滞のせいで一時的に品薄になっただけなんだけど、今でも深刻なのはヨーグルトとか納豆。&lt;br /&gt;多少売られるようになったけど、あっという間に売り切れているみたい！&lt;br /&gt;ボクみたいに平日の夜か土日にしかスーパーに買い物に行けない身としてはつらいのだ(ToT)&lt;br /&gt;しかも、この品薄状態はそうそう解消しそうにないんだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;震災発生後に顕著になったのは、保存食品や乾電池などの災害対応物資の買い占めが起こったこと。&lt;br /&gt;一気にこられの商品を見かけなくなったのだ。&lt;br /&gt;しかも、東北や関東で道路が通行止めや激しい渋滞になり、鉄道や航空も滞ったため、物流も一時的に麻痺。&lt;br /&gt;在庫をさばいた時点で売るものがなくなったのだ。&lt;br /&gt;今では物流も復活してきたので、従前と同じ程度とまでは言えないけど、まったく手に入らない、という状況は脱したんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、ヨーグルトや納豆は現在でもほとんど見かけないよね。&lt;br /&gt;これは、買い占めとか物流の停滞とか、そういう問題を越えたところに大きな原因があるのだ。&lt;br /&gt;もともと関東で消費されるヨーグルトや納豆は今回被災した東北地方で製造されているものが多く、地震や津波の影響で工場が止まっている、というのもあるんだよね。&lt;br /&gt;でも、そんな直接的な被害を受けていなくても、生産量ががた落ちしているのだ！&lt;br /&gt;その現況は計画停電！&lt;br /&gt;どちらも発酵過程で温度・湿度を長時間にわたって管理する必要があるので、１日の間の少しでも電気が止まってしまうとそもそも製造が止まってしまうんだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;例えば、納豆の場合、大豆を煮る又は蒸してからパックに詰め、そこに納豆菌を植え付けてから一定の温度・湿度に保たれた場所で発酵させるんだって。&lt;br /&gt;（その温度や湿度で風味などが大きく変わるので企業秘密みたい。）&lt;br /&gt;室温でも発酵は続くので、流通・販売にかかる時間を見越して出荷するのが一般的なようだよ。&lt;br /&gt;ようは保温庫で発酵させるんだけど、その温度・湿度が一定に保てないと、品質が保証された納豆が製造できないのだ。&lt;br /&gt;このせいで、直接被災していない地域でも計画停電によって生産が滞るわけ。&lt;br /&gt;ちなみに、むかしながらのやり方では、ゆでた又はむした大豆を熱湯にさっと通して納豆菌以外の雑菌を滅菌したわらにくるみ、囲炉裏のそばなど少しあたたかい場所につるしておいたんだよね。&lt;br /&gt;で、頃合いを見て食べたのだ。&lt;br /&gt;でも、この伝統的な作り方だと、品質保証もできないし、衛生管理もできないし、大量に作ることもできないので、それだけではカバーはできないんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;同じようなことがヨーグルトでもあって、ブルガリアで伝統的な作り方では、温めて少し水分を飛ばした生乳に乳酸菌がついた小枝をさっと差し入れ、その後放っておくとできあがるのだ。&lt;br /&gt;適度にとろみがついて酸味が出たところで食べるんだよ。&lt;br /&gt;でも、これは寒冷で乾燥したブルガリアだからできることで、高温多湿な日本では普通に腐敗してしまうのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;なので、しっかり温度・湿度管理をする必要があるわけ。&lt;br /&gt;工業的には生乳や乳脂肪などの原料を混ぜ合わせ、均質化した後滅菌し、42～45℃で発酵させ、最後に冷蔵して発酵を止めて出荷するんだ。&lt;br /&gt;もともとヨーグルトは北海道・東北で多く作っていたようだけど、計画停電は関東の工場にも影響を与えているので、一気に品薄になったようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;とりあえず代表的なのはこの２つなんだけど、同じように温度と湿度を管理して発酵させるようなものは他にもあるわけだよね。&lt;br /&gt;さっと思いつくのはアルコール類。&lt;br /&gt;日本酒は伝統的にあまり暖房などで温めず造るむかしながらの作り方をする造酒屋もあるけど、大量生産においてはやっぱり電力を使って管理しているのだ。&lt;br /&gt;ビールだと完全に電力に依存しているのでより危険。&lt;br /&gt;夏の消費のピークでは不足になるかも？&lt;br /&gt;それまでにどれだけ計画停電の影響のない地域で作りだめするかだけど、ビアガーデンとかではそうもいかないよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;酢やしょうゆ、みそなんかも発酵食品だけど、こちらは熟成期間があるのですぐに品薄ということにはならなさそうなのだ。&lt;br /&gt;これは一安心だね。&lt;br /&gt;あまりに計画停電が長引くと影響は出てくるけど・・・。&lt;br /&gt;それまでになんとかしてほしいよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、今回の特定の食品の品薄状態は早々には解決しそうにないのだ。&lt;br /&gt;必需品じゃないとは言え、なければないで食べたくなるのが心情。&lt;br /&gt;なんとか西日本地域での生産量を増やすとか、計画停電とうまくつきあっていくとかで持ち直してほしいところだよね。&lt;br /&gt;何より、生産できなければ売れないわけで、企業経営にもダメージがあるのだ！&lt;br /&gt;そうなると品薄だけじゃなくてそもそも生産されなくなってしまうので、そうならないように何か手だてが必要だよね。&lt;br /&gt;まだまだ予断を許さないのだ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-540232040475569648?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/540232040475569648/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=540232040475569648&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/540232040475569648'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/540232040475569648'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/04/blog-post.html' title='力の限界・・・'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3212530122125518431</id><published>2011-03-26T10:41:00.000+09:00</published><updated>2011-03-26T10:41:01.038+09:00</updated><title type='text'>レッツ！セッツ♪電</title><content type='html'>まだまだ東北地方太平洋沖地震は事態の収拾がつなかいねぇ・・・。&lt;br /&gt;余震が続いていることもそうだけど、福島の原発が予断を許さない状況なのだ！&lt;br /&gt;本邦初の原子力発電所での大災害なので、否が応でも緊張感が走るよね。&lt;br /&gt;でもでも、この原発問題が一段落しても、容易にかたがつかないのは電力不足問題。&lt;br /&gt;以前にも新潟の柏崎刈羽原発が止まったときに夏の電力不足問題が発生したことがあったけど、そのときは他の電力会社からの融通、発電事業者からの買電、全体的な節電、そして、冷夏の影響でなんとか乗り切ったのだ。&lt;br /&gt;ところが、今回は津波被害で大型の火力発電所も止まっていて、早急に供給力の復帰は見込めそうにないんだよね(ToT)&lt;br /&gt;そこで、蓮舫大臣が節電普及啓発担当大臣に任命され、政府を挙げて節電に取り組む姿勢を打ち出したのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;と言っても、とりあえず無駄な灯りは消す、待機電力を使わないようにこまめにプラグをぬく、冷暖房の設定温度は控えめに、くらいはわかるとしても、本格的に節電するとなるとどうしたらいいかわからないよね（笑）&lt;br /&gt;実際に官邸からも何も具体的なガイドラインが示されていないのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;原発で東京電力もそれどころじゃないんだろうけど、これはみんなで乗り切らないといけない事態なので、個人的にちょっとまとめてみることにしたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般に節電というと電気の使用量を減らすことだと思われるけど、全体の消費を減らすというのは実際はむずかしいよね。&lt;br /&gt;それこそ昭和40年代の家電がまだそんなに家庭になくて、カラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機が白物家電の三種の神器と呼ばれていた時代の生活にもどれれば話は別だけど、電化で便利になった今の生活レベルを極力維持したままで、となるとそうはいかないのだ。&lt;br /&gt;確かに上で書いたようなことで電力消費量は個人レベルでも減らせるけど、春まではもっても夏は乗り切れない可能性があるのだ。&lt;br /&gt;そこで重要なのが、いかに電気をうまく、効率よく使うか、という概念なんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これが「負荷平準化」という考え方で、通常電気はある時間帯にはたくさん使われるけど、またある時間帯にはほとんど使われない、というような消費傾向があるのだ。&lt;br /&gt;例えば、今の季節なら暖房需要が大きな割合を占めていて、そこに夕ごはんの支度などの家事で電気の使用量が増える夕方にピークが来るんだ（これは最近の報道でもおなじみだよね。）。&lt;br /&gt;一方、夏だと、気温が高くなるお昼頃がピークになるんだよ。&lt;br /&gt;で、実際に電力消費量の１日の推移を見ていくと、ピーク時とボトム時では最大で２倍以上違うのだ。&lt;br /&gt;ということは、もう少し電気の使い方をならしてあげれば、同じ発電容量でもより多くの電力消費ができるはずなんだよね。&lt;br /&gt;なので、負荷平準化というのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、東京電力管内で言うと、１年で最も多くの電気が使われる夏のピークは最大で6,500万kWくらい。&lt;br /&gt;でも、今はそれが3,800万kWくらいしか供給量が確保できていないんだよね（今後もう少し努力するみたいで、夏までにはそれなりの回復も見られるようだけど。）。&lt;br /&gt;なので、その上限を意識しつつ、その範囲の中で最大限電気を効率よく使うことを考えないといけないのだ。&lt;br /&gt;先日から東京電力が公開している&lt;a href="http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html"&gt;電気予報&lt;/a&gt;を見ると、一番低い時期だと3,000万kWを切っているので、供給余力の800万kWで何かできないか、という話になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般に負荷平準化には、電力消費のピークの時間帯をずらすピークシフト、ピーク時の電力消費を抑えるピークカット、深夜などの電力消費が低い時間帯の電気を有効に使うボトムアップという３つの対策があるのだ。&lt;br /&gt;ピークカットの究極的手法はまさに今実施されている「計画停電」（輪番停電）で、強制的に電気を使えないようにするのだ。&lt;br /&gt;米国でもカリフォルニア電力危機なんかのときに行われているんだ。&lt;br /&gt;日本では戦後すぐのインフラ未整備時代以来らしいけど・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もう少しソフトなピークカットは大口需要家との間の「需給調整契約」。&lt;br /&gt;あらかじめ需給逼迫時には電気を止める可能性があることを条件に電気料金が割引になるオプションメニューなのだ。&lt;br /&gt;基本的にはどういう場合になったらどれだけ止めるなどの条件を相手側と合いたい契約でつめるので、詳細はよくわからないんだよね。&lt;br /&gt;とにかく、今回のような電力不足になると真っ先に「お願い」されて電気がストップすることになるんだ。&lt;br /&gt;一般消費者がエアコンの設定温度をマイルドにしたり、エレベーターやエスカレーターを止める、無駄な電灯を消すなんていう今やられている取組もピークカットに資するものだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これと大きくコンセプトが異なるのがピークシフトとボトムアップ。&lt;br /&gt;どちらもピーク時には電力消費を抑えて、もっと余裕のある時間の電気を使う、という考え方なんだ。&lt;br /&gt;専門的に言うと供給余力を効率的に使う手法なのだ。&lt;br /&gt;ピークシフトは名前のとおりだけど、自分の電気の消費特性を踏まえて、一番電気を多く使う時間を他の人たちが使う時間からずらす、ということ。&lt;br /&gt;夏だと昼間にピークが来るので、自分のピークを朝や夕方に来るように電気の使い方を変えることなのだ。&lt;br /&gt;ボトムアップは一番電気が使われない深夜の電気を有効活用するもの。&lt;br /&gt;今でもあまった深夜電力は揚水発電に使われるんだけど、お弁当工場のように操業自体を深夜に移したりするのがこれにあたるのだ。&lt;br /&gt;個人ベースでも、深夜電力料金というオプションメニューがあって、電気料金は割引になるんだよ。&lt;br /&gt;直接深夜に電気を使わなくても、深夜電力を活用して熱エネルギーとしてためておいて、その熱エネルギーを昼間に使う「蓄熱」というのもあるのだ。&lt;br /&gt;一時期よく宣伝していたエコアイスとかエコキュートなんていうのがそのシステム。&lt;br /&gt;深夜のあまっていて安い電気で氷を作っておいて、その熱（冷たさ）を冷房などに使うんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、こうしてみると、普段できる限り電気の消費を抑える節電に努めるとともに、洗濯機は夜に回す、充電は深夜にするなどなどの個人消費での負荷平準化にはまだまだ可能性があるよ。&lt;br /&gt;こういうのって、追求してみるのもまたおもしろいよね（笑）&lt;br /&gt;そうやってみんなが興味を持ってくれると、うまく大事にならずに乗り切れるかも、なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、東京電力では、古くなった火力発電所を復帰させるとともに、新規の火力発電所の稼働も考えているようだけど、やっぱり供給力の確保においては原子力発電の再開が不可欠なんだよね。&lt;br /&gt;柏崎刈羽はまもなく全機動かせるかもだけど、今回の震災による地元の理解が問題なんだよね・・・。&lt;br /&gt;もちろん、それは今回の自己で比較的ダメージが少ないと見込まれる福島第二原発もそうなのだ。&lt;br /&gt;東北電力の女川原発も動き出せば東京電力に融通できるけど、動かせるかは微妙だよね。&lt;br /&gt;さらに、東京電力は東通に新しい原発を作る計画もあるけど、それも見通しは明るくないと思うのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;加えて、他の電力会社からの融通も実はそんなに見込めないんだ。&lt;br /&gt;というのも、有名なこととして、東日本と西日本では電気の周波数が違っていて、中部・関西・北陸・中国・四国・九州の６電力はネットワークがつながっていて融通しやすいんだけど、東京電力と中部電力の間は周波数の違いから３つの周波数変換所（東京電力、中部電力、電源開発＝Ｊパワーの持ち物だよ。）でしかつながっていないのだ。&lt;br /&gt;流せる電気の量に制限があるので、無制限に応援できないわけ。&lt;br /&gt;さらに、北海道電力は周波数は同じなんだけど、地理的に離れていて、東北電力と北海道電力の間は交流じゃなくて直流でつながれているのだ（北本連系）。&lt;br /&gt;こっちも流せる容量に制限があるので、北海道のあまった電気を自由にもらうこともできないわけ。&lt;br /&gt;すると、周波数変換所を増やしたり、北本連系を太くするしかないんだけど、それには発電所を作る以上に時間がかかるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;だとすると、この節電はけっこう長期的に考えないといけないんだよね。&lt;br /&gt;実は身近に貢献できる話でありながら、日本のエネルギー問題の根本問題でもあるということ。&lt;br /&gt;これを機に国民がもっとエネルギーのことを考えてくれると、よりよい方向に行くかもだけど、たいていは、「のど元過ぎれば・・・」なんだよね(&gt;_&lt;)&lt;br /&gt;今回はなかなか「のど元」を過ぎないと思うけど。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3212530122125518431?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3212530122125518431/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3212530122125518431&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3212530122125518431'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3212530122125518431'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/03/blog-post_26.html' title='レッツ！セッツ♪電'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1232987381459454309</id><published>2011-03-19T09:55:00.000+09:00</published><updated>2011-03-19T09:55:00.321+09:00</updated><title type='text'>能と線</title><content type='html'>先週の大地震で福島では大変なことが起きているのだ！&lt;br /&gt;そう、福島第一原子力発電所の事故・・・。&lt;br /&gt;まだなんとか持ちこたえているけど、目が離せない状態なのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;で、この事故に関連して、新聞報道なんかでよく「放射能」とか「放射線」という言葉を見るようになったよね。&lt;br /&gt;でも、実は必ずしも正確に使われなかったりするので、一度きちんとおさらいをするのだ。&lt;br /&gt;正しい情報を得ることが何より大事だからね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まず、誤解してはいけないのが放射能と放射線の違い。&lt;br /&gt;放射線は放射性物質から出てくるエネルギーを持つ粒子の並や電磁波で、周りにあるものを電離させる（イオン化する）能力があるものなのだ。&lt;br /&gt;それが靱帯に影響すると、タンパク質が破壊されたり、ＤＮＡが傷ついたりして傷害が発生するわけ。&lt;br /&gt;で、その放射線を出す能力のことを放射能と言うんだよね。&lt;br /&gt;よく「放射能漏れ」とか表現するけど、これは正しくなくて、「放射性物質漏れ」が正しいのだ。&lt;br /&gt;一般には放射性物質のことを放射能と表現する傾向にあることから出てくるものなんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この手の話がわかってきたのは19世紀の終わり。&lt;br /&gt;まさにキュリー夫人はこの分野の研究でノーベル賞を受賞しているのだ。&lt;br /&gt;レントゲンさんによるＸ線の発見の後、ベクレルさんにより放射性物質であるウランの化合物を黒い紙で包んだ写真乾板の上に置いておくと感光する現象が知られるようになり、何かがウランから出ていることがわかったのが。&lt;br /&gt;これがまさに放射線の発見で、この後、キュリー夫人と夫のピエールさんはいろんな鉱物から同じような放射線が出ていることをつきとめ、ポロニウムやラジウムを発見するんだ。&lt;br /&gt;ここから一気に放射能の研究が始まるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;歴史的に「何かが出ている」というところから始まったので、その「何か」である放射線を出す能力のことを放射能と呼ぶようになったんだ。&lt;br /&gt;放射能の単位は国際標準ではベクレル（Bq）を使うけど、これは最初に発見したベクレルさんにちなんでいるんだよ。&lt;br /&gt;ベクレルは１秒間に１つの原子核が崩壊して放射能が出す能力のこと。&lt;br /&gt;以前はキュリー夫妻にちなんだキュリー（Ci）という単位を使っていたんだけど、これは１ｇのラジウムの持つ放射線を出す能力を基本としているのだ。&lt;br /&gt;ベクレルでいうと１Ci＝3.7×10&lt;sup&gt;&lt;font size=-2&gt;10&lt;/font&gt;&lt;/sup&gt;Bq＝3.7MBqになるそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、放射線というのはいろいろ種類があって、有名なところでは、ヘリウムの原子核のアルファ線、電子のベータ線、高エネルギーの電磁波のガンマ線、中性子の中性子線などが知られているのだ。&lt;br /&gt;放射能という観点で見るとどれでもいいからとりあえず放射線が出る、というところに着目しているんだよね。&lt;br /&gt;放射能のサーベイに使われるガイガー・カウンター（ガイガー・ミュラー計数管）は筒の中に不活性ガスが封入されていて、それが放射線で電離されるときに出る電気で放射線を検知しているんだけど、放射線のエネルギーは測れないので、まさに放射能を計測しているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ところが、放射線は種類ごとにエネルギーが異なって、そのために影響度も違うのだ。&lt;br /&gt;そこで、放射線が与えるエネルギーに着目した単位が放射線の強さを表すグレイ（Gy）。&lt;br /&gt;１kgの物質が放射線により１Ｊのエネルギーを吸収したときが１Gy。&lt;br /&gt;むかしは実際に気体１cm&lt;sup&gt;&lt;font size=-2&gt;3&lt;/font&gt;&lt;/sup&gt;にどれだけの電離を生じさせたかで定義されるレントゲン（Ｒ）という単位を使っていたんだけど、国際単位系に合わせるときにグレイが使われるようになったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、人体への影響を評価するために、放射線の種類ごとの係数をかけるのがシーベルト（Sv）という単位。&lt;br /&gt;今テレビでホットな（？）単位だよね。&lt;br /&gt;ベータ線やガンマ線の場合は１なのでグレイ単位の数字と同じなんだけど、アルファ線だと20なので20倍になるのだ！&lt;br /&gt;原子炉の中で大量に発生している中性子線の場合はエネルギーの大きさによって変わるんだけど、５～20なのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、放射線が人体に与える影響については文部科学省のＨＰにわりとわかりやすい資料「&lt;a href="http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/17/1303577_6_2.pdf"&gt;日常生活と放射線&lt;/a&gt;」があるよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;でも、実はテレビではこの値は正確に表現されていないのだ(ToT)&lt;br /&gt;報道で出てくる数字は線量率というやつで、単位時間当たりの放射線量を表す値。&lt;br /&gt;一方で、人体に影響を与えるかどうかを評価するときは、実際に照射された放射線量で見る必要があって、さっきの資料は年間当たりの線量で書かれているよ（＝年間当たりの線量率）。&lt;br /&gt;報道でよく出てくる単位はシーベルト毎時（Sv/h）なんだけど、１時間その場に滞在するとそれだけの線量の放射線を浴びるということなので、線量で考えると、２時間なら２倍、30分なら半分で考えないといけないんだ。&lt;br /&gt;ちゃんと積分値でどれだけの線量になるかを見ないといけないというのがポイントで、闇雲に数字が多きとか小さいとかで判断できないので注意なのだ！&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;加えて、外部被ばくと内部被ばくというのがあるんだよね。&lt;br /&gt;外部被ばくというのは体の外に放射性物質が付着したり、体の外部にある放射性物質から出る放射線に当たることによる被ばく。&lt;br /&gt;体に付着した場合は洗い落とせばよいし（これは報道では「除染」と仰々しく言っているのだ。）、外部の放射性物質の影響なら単純に離れればよいだけ。&lt;br /&gt;内部被ばくは、放射性物質を含むほこりを吸い込んでしまったり、食べ物に含まれる放射性物質を摂取してしまった場合に起こる被ばくだよ。&lt;br /&gt;すぐに体外に排出される場合もあるけど、ヨウ素なんかだと甲状腺ホルモンの材料としてのどにある甲状腺に貯まるし、ストロンチウムだとカルシウムの代わりに骨に沈着するので、けっこう長期間被ばくし続けるのだ。&lt;br /&gt;でも、一般には、ＤＮＡやタンパク質が損害を受けても、生体は修復機構も持っているので、線量が小さくてすぐに体外に排出される場合は、外部被ばくより内部被ばくの方が影響が少ないと言われているんだ。&lt;br /&gt;ただし、ヨウ素やストロンチウムのように長期間とどまり続けるものはずっと影響し続けるのでこわいんだよね・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これでテレビで放射能や放射線の話が出てきてもだいたいどんなものかがわかるはずなのだ。&lt;br /&gt;どれだけの時間を浴びるかによるので評価は難しいんだけど、額面上の数字の大きさだけに踊らされてはいけない、というのは重要なことだから覚えておかないとね。&lt;br /&gt;なお、今のところ、避難地域より離れていれば、健康上影響があるレベルの放射線は確認されていないので、そんなに心配する必要はないみたいだよ。&lt;br /&gt;もちろん、楽観視はできないんだけどね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1232987381459454309?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1232987381459454309/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1232987381459454309&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1232987381459454309'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1232987381459454309'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/03/blog-post_19.html' title='能と線'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-3835839465371090840</id><published>2011-03-12T11:04:00.000+09:00</published><updated>2011-03-12T11:04:00.742+09:00</updated><title type='text'>宇宙の食事情</title><content type='html'>たまたまネットでおもしろいニュースを見つけたのだ。&lt;br /&gt;それは、オーストラリアの醸造会社が、&lt;a href="http://www.excite.co.jp/News/science/20110305/Sugomori_5020.html"&gt;世界で初めて宇宙用のビールを製造・発売を開始&lt;/a&gt;した、というもの。&lt;br /&gt;日本でもかつて「宇宙ビール」というのはあったけど、それは宇宙空間に持って行った酵母で発酵させたビール。&lt;br /&gt;今度のビールは実際に宇宙空間で楽しむために開発されたビールなんだとか。&lt;br /&gt;なんだこりゃ、ということで、少し調べてみたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともとこの宇宙ビールを開発したいきさつは、宇宙空間では無重力（より正確には微少重力）の環境であるため、炭酸飲料が飲みづらいということなのだ。&lt;br /&gt;炭酸飲料を飲むとゲップが出やすくなるけど、これが問題の本質。&lt;br /&gt;地上では重力があるので液体部分は胃の中に残り、気体だけがゲップとして口から出てくるのだけど、宇宙空間では重力が希薄なために液体は下に残り、気体は上に出ていく、という「常識」が通用しないのだ！&lt;br /&gt;液体も気体もまぜこぜで口から出てしまうというわけ・・・。&lt;br /&gt;なので、ゲップが出にくいように炭酸を抑え、でも、ビールの風味は残して、というコンセプトで開発されたそうだよ。&lt;br /&gt;宇宙での試飲はまだみたいだけどね（笑）&lt;br /&gt;ちなみに、このビール、世界初の有人宇宙船にちなんで「ボストーク」と名付けられているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇宙での食事はこのビールに限らず、宇宙空間という特殊な環境に適応するために特別なものが開発されてきたのだ。&lt;br /&gt;重力というのがひとつのキーワードだし、宇宙に持って行く重量には制限があることもポイント。&lt;br /&gt;さらに、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）のような宇宙での居住空間は閉鎖空間なので、そこにも配慮しなくてはいけないのだ。&lt;br /&gt;そんな条件から、一般的に宇宙食の条件とされているのは、以下のようなものだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;まず最初に、長期保存できること。&lt;br /&gt;宇宙と地上の間はそんなに頻繁に行ったり来たりできないので、長期保存できないと困るのだ。&lt;br /&gt;宇宙食から広がった技術としては、食品のフリーズドライこの技術が確立したのは米国のジェミニ計画のころ。）やレトルト技術（これはアポロ計画から生まれたのだ。）なんかがよく知られているよね。&lt;br /&gt;フリーズドライなら水分量の分だけ軽量化でき保存性も高まるし、缶詰だと缶の重量だけ損してしまうけどレトルトなら袋の重さだけですむのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;すでに出てきているけど、次に重要なのは軽いこと。&lt;br /&gt;宇宙に持って行ける重量には制限があるので、できるだけ軽くしていろいろなものをたくさん持って行きたいわけ。&lt;br /&gt;水なんかはかなり再生利用できるようになっているので、フリーズドライのように水分を飛ばすとそれだけ軽くできるよね（。&lt;br /&gt;科学系の博物館の売店とかで売っている宇宙食シリーズはだいたいフリーズドライだけど、その軽さにびっくりするよ。&lt;br /&gt;中身が入っていないみたい（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;それから、なかなか気づきにくいことだけど、強い臭気がないこと。&lt;br /&gt;ＩＳＳのような空間は閉鎖的で、かつ、換気も十分にできないので、においがいつまでも残ってしまうのだ・・・。&lt;br /&gt;かつて毛利さんがスペースシャトルに納豆を持ち込もうとしたときも断られたし、韓国人宇宙飛行士がＩＳＳにキムチを持ち込もうとしたときも断られたんだ。&lt;br /&gt;でも、カレーは宇宙食として一般的になりつつあるので、においの種類にもよるんだろうね。&lt;br /&gt;みんながおいしそうと感じられたり、不快に思わないようなにおいであればＯＫなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、重要なものは飛散しないこと。&lt;br /&gt;宇宙では重力がほとんど働かないので、液体や粉末が飛散すると下に落ちることなく、全方向に拡散していくのだ！&lt;br /&gt;なので、液体の飛沫なんかが飛んでいって機器に影響を及ぼさないように、とろみをつけたりとか工夫するわけ。&lt;br /&gt;最初の宇宙食のチューブ状の古典的な宇宙食はかなりの粘度だし、宇宙でＣＭ撮影もされた宇宙用カップヌードルも麺は小さく丸く固められていてその回りにとろみのついたスープがまとわりつくというもので、飛沫が飛散しないようになっているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実はこれがもっとも大事かもしれないのが、栄養価が高いとともに、食事として楽しめること。&lt;br /&gt;他に栄養の取りようがないので必要十分な栄養がとれないといけないんだけど、かといって味気ないものでは困るのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;ただでさえ閉鎖空間で気が滅入るし、地上との交信もネットや電話が使えるとは言えそんなに頻繁にはできないので、やっぱり食事は楽しみなんだよね。&lt;br /&gt;顔を合わせるメンバーもそんなに変わらないし、食事くらいは楽しめないとストレスが貯まる一方ということで、最近ではいろんな食事を持って行けるようになっているみたい。&lt;br /&gt;日本からは焼鳥やカレー、肉じゃが、たこ焼き・お好み焼きなどなどが持ち込まれたことがあるんだけど、これが海外の宇宙飛行士にも人気らしいのだ（野口さん用の日本食宇宙食がロシア人宇宙飛行士に食べられちゃった、なんて話もあったよね。）。&lt;br /&gt;最近ではフリーズドライのものだけじゃなく、こういう宇宙食もおみやげとして手にはいるよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;最後に、実用面で大事なのが、特別な調理を必要としないこと。&lt;br /&gt;宇宙ではそのまま食べるか、お湯でふやかすか、温めるかくらいしかできないので、基本はインスタント食品なんだよね。&lt;br /&gt;このあたりは軍隊のレーションと一緒なのだ。&lt;br /&gt;宇宙では電気オーブンで温められるので、だいぶましだとは思うけど。&lt;br /&gt;ちなみに、電子レンジはマイクロ波を放射して温めるんだけど、他の電子機器に悪影響を及ぼしかねないため、宇宙では電熱器のオーブンを使うみたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;以上の条件を満たせばすぐに宇宙食になるかというと、実はそうでもないのだ。&lt;br /&gt;まだくわしくは解明されていないんだけど、宇宙では味覚が鈍るらしいんだよね。&lt;br /&gt;なので、宇宙食は通常よりも味付けを濃いめにしてあるそうなのだ。&lt;br /&gt;でも、水を自由にがぶがぶ飲める環境でもないので、のどが渇くようでは困るので、かなり難しい塩梅。&lt;br /&gt;日本食が人気なので、もともと甘辛いものが多くて、味を感じづらい宇宙空間でもしっかりと味がするからなのかも。&lt;br /&gt;カレーが人気なのも香辛料のおかげかもね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;加えて、食品としての安全管理にも最大限の注意を払っているのだ。&lt;br /&gt;宇宙からはすぐにもどれないから、食中毒なんてしゃれにもならないしね。&lt;br /&gt;そこで米国で生まれた管理技術がＨＡＣＣＰ（Hazard Analysis and Critical Control Point）、いわゆる「ハサップ」なのだ。&lt;br /&gt;様々なリスクを科学的に分析した上で、そのリスクごとに管理を行うという手法で、ようは一つ一つリスクをつぶすように管理を行う手法なんだ。&lt;br /&gt;この方法では各工程ごとに管理できるので、最後にランダムで抜き取り検査をするだけよりもはるかに高い安全性で管理できるんだ。&lt;br /&gt;この手法は一般の食品なんかにも広まっていて、マクドナルドでも使われているんだよ。&lt;br /&gt;ただし、これは安全管理であって、品質の管理ではない点に注意なのだ。&lt;br /&gt;品質を管理するには、環境要件で加熱時間を変えたり、素材の質で扱いを変えたりなんてことをする必要があるので、画一的に工程管理をするハサップとはまた別の話なんだそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、だいぶ宇宙食についてわかったのだ。&lt;br /&gt;オーストラリアの宇宙ビールが本当にこれだけの条件をクリアしているかはわからないけど、ゆくゆくは宇宙空間に出て丸い地球を見ながら冷たいビールでいっぱい、なんてこともできるのかも。&lt;br /&gt;でも、宇宙は無重力なので、体を固定しないとくるくる回転するし、もともと全身がむくむ傾向にあるので、なんだか悪酔いしそう・・・。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-3835839465371090840?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/3835839465371090840/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=3835839465371090840&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3835839465371090840'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/3835839465371090840'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/03/blog-post_12.html' title='宇宙の食事情'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6124108484925030410</id><published>2011-03-05T10:19:00.000+09:00</published><updated>2011-03-05T10:19:00.145+09:00</updated><title type='text'>おっと転んで大分県</title><content type='html'>先日、道を歩いていたらもともと街路樹があったと思われるくぼみに足を取られてしまったのだ(ToT)&lt;br /&gt;ぐきっと足を痛めてしまったんだけど、歩けないほどではなかったので、そのまま歩いていたんだよね。&lt;br /&gt;そうしたら、案の定、腫れもひどくなってきて熱も帯びてきたのだ！&lt;br /&gt;で、そこから湿布をし、あまり動かさないように気をつけることにしたんだ。&lt;br /&gt;しばらく安静にしていると、ウソのように腫れも引いてきて、痛みも緩和されるからやっぱり無理をしないことが大事なんだね。&lt;br /&gt;というわけで、きちんと治すためにも、ちょっと調べてみたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;転んだときにするけがは大きく分けると３種類で、筋肉が損傷して内出血なども起こる打ち身（打撲）、骨が損傷する骨折（ひびが入るだけでも骨折なのだ。）、そして、靱帯や関節包など関節の軟組織が損傷する捻挫の３つだよ。&lt;br /&gt;今回のボクのけがの場合は軽くひねっただけだけど、どうも軽度の捻挫と思われるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;打ち身は筋肉に過剰な負荷がかかって筋繊維が断裂して起こるんだけど、そのとき、筋肉中に走っている細い血管が切れるので内出血を伴うことが多いのだ。&lt;br /&gt;ヴェニスの商人でおなじみのように、血を出さずに肉を切ることはできないわけ。&lt;br /&gt;すると、それが局所で黒く固まって、外から見ると青から紫に変色して見えるんだよね。&lt;br /&gt;これがいわゆる「青あざ」だよ。&lt;br /&gt;見た目にも痛そうだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;骨折はそのままで骨が折れてしまったり、骨にひびが入ってしまうことだけど、骨折した場合の特徴としては「気持ち悪くなる」というのが知られているのだ。&lt;br /&gt;また、とにかく痛くて痛みが持続するのも特徴。&lt;br /&gt;骨の表面の骨膜には神経が多く走っているので、その神経ごと損傷するとそうなるみたい。&lt;br /&gt;ちなみに、骨が折れて皮膚を突き破ると複雑骨折・・・。&lt;br /&gt;考えただけで痛そうで背中がぞくぞくするよ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;捻挫のは関節が可動域を超えて動いたことにより回りの組織に損傷が起こった状態。&lt;br /&gt;ひどいのはアキレス腱が切れた、というような靱帯断裂の状態。&lt;br /&gt;軽いものでは関節の部分の軟骨がちょっと損傷したり、靱帯が少し伸びたり、という程度。&lt;br /&gt;それでも侮れないのは、痛くなくなったと思っていて動かすと、そのまま関節の可動域がおかしくなってしまって、「捻挫ぐせ」がついてしまうのだ！&lt;br /&gt;動かさないように安静にしてきちんと治すことが大事なんだって。&lt;br /&gt;ボクも気をつけないと・・・。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;どれも運動障害が特徴的だけど、損傷している箇所が違うので治る期間も変わってくるのだ。&lt;br /&gt;筋肉は割と回復が早いのでよほどのけがでない限りはだいたい１週間以内で治るよね。&lt;br /&gt;突き指程度の軽い捻挫もそれくらい。&lt;br /&gt;でも、骨折だと１ヵ月以上はかかるし、捻挫でも靱帯が損傷している場合なんかはそれより時間がかかることがあるのだ。&lt;br /&gt;骨のひびとか捻挫とかだとある程度のところで動かせるようにはなるけど、下手にそこで動かすと関節が変形したりすることもあるので、重大なけがの場合はしっかり固定して安静にすることが必要みたい。&lt;br /&gt;で、ギブスや添え木で固定して動かないようにするのだ。&lt;br /&gt;固定できない部分の骨折（代表的な例は肋骨）なんかだと、コルセットを着けたりはするけど、自分で気をつけないといけないんだよね。&lt;br /&gt;これは苦しいそうだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、それぞれのけがで共通なのが炎症反応。&lt;br /&gt;発赤、熱感、腫脹、疼痛が４大症状が出てくるのだ。&lt;br /&gt;発赤は損傷部位の回りの血管が拡張するために赤く見えるんだけど、これは炎症が起こっている部位に炎症性細胞（白血球やマクロファージ）を集合させるために血管が太くなるんだ。&lt;br /&gt;同時に、これらの細胞が炎症が起こっている損傷部位に行きやすいように血管の内皮細胞の結合がゆるくなって隙間が大きくなるのだ。&lt;br /&gt;血管の透過性の亢進と言われる現象だけど、これにより血液中の水分が損傷部位の周辺の間質に移動して起こるのだ。&lt;br /&gt;炎症部位に水分がたまるのでふくれるわけ。&lt;br /&gt;ともに、ケモカインやインターロイキンなどのサイトカインと呼ばれるアレルギー反応の伝達物質によって引き起こされる反応なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;熱感も同じで、免疫反応は体温が高い方が効率がよいので、炎症部位周辺で発熱をさせる必要があるのだ。&lt;br /&gt;このためにも血液の流入量を増やすことが重要なんだ。&lt;br /&gt;特に手足の先などの末端組織の場合はあまり血流が良くなくて冷えていることが多いからね。&lt;br /&gt;最後の疼痛はそれこそ筋肉や関節、骨といった組織と一緒に神経が損傷しているから起きているもの。&lt;br /&gt;自分で経験してみると、それぞれ痛みの特徴も違うことに気づくよ。&lt;br /&gt;よく汚した後にお医者さんに言って、どんな痛みですか？、って聞かれるのはそのため。&lt;br /&gt;ズキズキだったらどこがあやしい、じーんだったらどこがあやしい、ということ。&lt;br /&gt;それに関節を少し動かしてみて痛みの発生の違いを見ると、筋肉を痛めたか、関節を痛めたか、骨を痛めたかの見極めがつくのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こういう症状が出た場合の対処法だけど、なんといっても炎症が起きていて熱があって腫れている間は冷やすのが肝心。&lt;br /&gt;本来この炎症反応は良かれ、ということで起きているはずなんだけど、筋肉や関節、骨の物理的な損傷の場合はそんなにアレルギー反応は役に立たないのだ（笑）&lt;br /&gt;同時に、固定をしてあまり動かさないようにすることで、損傷が広がるのを食い止め、自然に治癒するのを待つことなのだ。&lt;br /&gt;ここでがまんがきかないと、骨が変形してくっついたり、関節がおかしくなったりするので要注意。&lt;br /&gt;腫れも引いて痛みもとれてもう大丈夫だな、となったらリハビリも重要。&lt;br /&gt;ずっと動かさないと筋肉も落ちているし、関節の可動域も少し狭まっているので、前と同じように動かすためには違和感がなくなるまでリハビリをする必要があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、ボクもまずは静養して、後でゆっくりとリハビリしないと。&lt;br /&gt;けがをしないのが一番だけど、どうしても避けられないから、こういうことを学んでおくのも大事だよね。&lt;br /&gt;これこそ「けがの功名」？&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6124108484925030410?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6124108484925030410/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6124108484925030410&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6124108484925030410'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6124108484925030410'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/03/blog-post.html' title='おっと転んで大分県'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' 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/&gt;最初に西洋人に発見された後に一度狩猟の対象になってがくんと減ったらしいんだけど、その愛らしさから、1936年に米国に生きた個体が連れ帰られ、シカゴの動物園で生きた個体が飼育されるようになると保護運動が起こり、絶滅するにまでは至らなかったみたい（そのときのパンダの剥製はワシントンＤＣのスミソニアン協会の自然史博物館に展示されているよ。）。&lt;br /&gt;しかも、主食の竹は60～120年に一度花を咲かせるんだけど、一度花が咲くといっせいに枯れてしまうんだよね。&lt;br /&gt;なので、一帯に一種類の竹しか生えていない状況だと一気に食糧難に陥るのだ！&lt;br /&gt;なかなかパンだっていうのは増えづらい生態なんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;そこで、中国では1963年に臥龍自然保護区が指定され、パンダの大々的な保護が始まったのだ。&lt;br /&gt;1983年には、世界自然保護基金（ＷＷＦ、当時は世界野生生物基金）と協力して、保護区に臥龍中国パンダ保護研究センターが設立されたのだ。&lt;br /&gt;今でもＷＷＦのシンボルマークはパンダだよね。&lt;br /&gt;ここがいわゆる「パンダ幼稚園」で、パンダの生態（ＧＰＳでの位置情報の補足や食環境の調査）や繁殖技術（特に人工授精）、飼育技術などの研究を行っているんだ。&lt;br /&gt;ここが「パンダ幼稚園」と言われるゆえんは、子パンダを多数飼育していて、しかも、だっこできたりする観光名所にもなっているから（日本でも和歌山のアドベンチャーワールドならパンダにふれあえるプログラムがあるよ。）。&lt;br /&gt;一応「里親」とかになって寄付をしないといけないんだけどね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;しかし、中国以外の国がパンダを展示するときは、基本的に有料で「借りる」という形式をとるのだ。&lt;br /&gt;今回の上野の場合、１頭当たり4,000万円の10年契約で８億円と言われているよ。&lt;br /&gt;名目上は繁殖・飼育の協力という形を取っているんだけどね。&lt;br /&gt;これが中国の得意技の「パンダ外交」なのだ。&lt;br /&gt;でも、有料でもパンダは見たいかも・・・。&lt;br /&gt;ちなみに、上野に最初に来たパンダのランランとカンカンは日中国交正常化の時に日中友好のシンボルとして寄贈されたものだったので日本の所有だったのだ！&lt;br /&gt;なので、その子どものトントンも日本のものだったんだけど、「借りた」パンダで繁殖させた場合、生まれた子パンダも中国の周遊になるので、子パンダ分の借料も必要になるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;さらに、パンダの飼育にはお金がかかって、遊び場を用意したり、快適な空間を用意したりするんだよね。&lt;br /&gt;上野の場合、空調と床暖房完備だって！&lt;br /&gt;都心でいい生活しているよね。&lt;br /&gt;そして、えさ代もけっこうかかるのだ。&lt;br /&gt;主食はもちろん笹だけど、これを通年入手するのはけっこう大変みたい。&lt;br /&gt;実は、パンダは笹・竹・タケノコだけを食べるわけじゃなくて、動物園ではリンゴやニンジン、パンダ団子（トウモロコシ粉、大豆粉、ビタミン、ミネラル類を水に溶いて固めたもの）なども与えているのだ。&lt;br /&gt;自然界では果物や、まれに昆虫や小動物の死体なんかも食べるんだって。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;パンダの消化器はクマと似ていてむしろ雑食性なんだよね。&lt;br /&gt;無理やり笹や竹を食べている感じなのだ。&lt;br /&gt;手には「第六の指」と言われる肉球があって笹や竹をつかみやすいように進化しているんだけど、内臓はそこまで進化できていないんだよね・・・&lt;br /&gt;つくづく不思議な動物なのだ。&lt;br /&gt;で、基本は笹と竹だけ食べていて、しかも、それをほとんど消化できないので、フンは99％が笹や竹のかす（繊維質）。&lt;br /&gt;なので、ほとんどくさくないんだって。&lt;br /&gt;動物園で飼育していると他のものも与えているから多少は臭いのかな？&lt;br /&gt;さらに、消化できないからたくさん食べないといけないし、あまり活発に行動してエネルギーを浪費するわけにもいかないのだ。&lt;br /&gt;そうなると、コアラと同じように、睡眠時間が長く、起きている間はほとんど食事、という感じになってしまうんだよね。&lt;br /&gt;動物園のパンダの場合は栄養状態もよいので遊びも好きだけど、野生の場合は規定のルートを動き回ってえさをずっと食べているみたいだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、知れば知るほど奥が深いのだ。&lt;br /&gt;せっかく上野にやってくるし、ほとぼりが冷めたら見に行ってみようかな？&lt;br /&gt;でも、いつまでも混んでいそうな気もするね・・・。&lt;br /&gt;一度くらいはパンダを見に行きたいけど。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-2516981129952493729?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/2516981129952493729/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=2516981129952493729&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2516981129952493729'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/2516981129952493729'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/02/pandas-have-been-back.html' title='Pandas have been back!'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1150515584403830335</id><published>2011-02-19T11:14:00.001+09:00</published><updated>2011-02-25T01:00:22.860+09:00</updated><title type='text'>運転手は君だ、車掌はボクだ in Space</title><content type='html'>日本人宇宙飛行士の若田光一さんが平成25年末からまた約６ヵ月国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に&lt;a href="http://www.jaxa.jp/press/2011/02/20110217_wakata_j.html"&gt;長期滞在することが発表&lt;/a&gt;されたのだ。&lt;br /&gt;しかも、今回は大役で、帰る前の２ヶ月間はＩＳＳのコマンダーを務めるんだって。&lt;br /&gt;コマンダーはいわゆる船長で、ＩＳＳの長期滞在クルーの統括をする立場だよ。&lt;br /&gt;宇宙での日本人の活躍が期待されるよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇宙飛行士は別に何か資格試験があるわけじゃないけど、有人ロケットを持っている国が選抜をし、厳しい訓練をさせた後に認証しているのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、米国の宇宙飛行士はastronaut、ロシアの宇宙飛行士はcosmonaut、中国の宇宙飛行士はtaikonautというのだ。&lt;br /&gt;astro-とかcosmo-はともに宇宙を意味する接頭語だけど、中国のtaiko-は「太空」で中国語で宇宙のことらしいのだ。&lt;br /&gt;日本や欧州、カナダのように独自に有人ロケットを持っていない国の場合は、米国やロシアなどの有人宇宙船を持っている国の訓練を受けて認めてもらう必要があるのだ。&lt;br /&gt;独自の訓練も必要で、日本ではつくばの宇宙センターに訓練施設があるよ。&lt;br /&gt;この訓練のスケジュールは過密で、日本、米国、ロシアを行ったり来たり、そして、その合間にシンポジウムに顔を出したりインタビューを受けたりしているのだ！&lt;br /&gt;超多忙なんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;宇宙飛行士にも役割区分があって、例えば、もうすぐ退役予定のスペースシャトルの場合は、全体を統括するとともに操縦もする船長（コマンダー）、船長を補佐しながら操縦をする操縦手（パイロット）、スペースシャトルの運用を担当し、実施に宇宙遊泳をしたり、ロボットアームを操作したりする搭乗運用技術者（ミッションスペシャリスト）がいるのだ。&lt;br /&gt;船長と操縦手は米国の人でないとなれない決まりなんだよ。&lt;br /&gt;なので、これまでスペースシャトルで宇宙に行った多くの日本人宇宙飛行士はこのミッションスペシャリストで、若田さんなんかはロボットアームの操縦がうまいと有名なんだよね。&lt;br /&gt;さらに、スペースシャトルの運用には直接携わらないけど、スペースシャトルに乗って宇宙で実験をしたり、スペースシャトルによって運ばれる機器の運用をしたりする搭乗科学技術者（ペイロードスペシャリスト）というのがあるのだ。&lt;br /&gt;宇宙でメダカの実験をした向井千秋さんはこのペイロードスペシャリストだったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;スペースシャトルには実績はないけど、ロシアのソユーズ宇宙船なんかは商用の宇宙旅行者を乗せたりするのだ（時々超お金持ちが何億円も払って宇宙に行ったりしていたよね。）。&lt;br /&gt;宇宙に行くためにはけっこう訓練を受けないと行けないんだけど、この人たちはあくまでも「宇宙旅行者」なので、宇宙飛行関係者と区別されるんだって。&lt;br /&gt;日本人で初めて宇宙に行ったＴＢＳ特派員の秋山豊寛さん。&lt;br /&gt;「これ本番ですか？」の名言を残した人だけど、このときはロシアにお金を払って載せてもらっていて、このカテゴリーに入るみたい。&lt;br /&gt;ちなみに、秋山さんのケースが世界で初めての商用宇宙旅行にもなっているようだよ（そのため、秋山さんの場合は正式に「ロシアの宇宙飛行士」としての資格が与えられているという説もあるのだ。）。&lt;br /&gt;その後には、「ペプシを飲んで宇宙に行こう」なんてキャンペーンがはやったりしたけど、現在まではロシアのソユーズ宇宙船に大金を払って載った例しか実例はないのだ。&lt;br /&gt;まもなく弾道飛行（数分くらい宇宙空間に出てすぐに地球に帰還する飛行）では商用旅行が始まりそうだけどね。&lt;br /&gt;これも安くなったとは言え数千万とか何百万とかするのだ・・・。&lt;br /&gt;それでも予約がいっぱいというのだからおどろきだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ＩＳＳの長期滞在の場合は、全体を指揮する船長（コマンダー）とその他日々の運用や実験を行うフライトエンジニアの２種類があるのだ。&lt;br /&gt;今は６名体制なので、船長１名、フライトエンジニア５名の構成だよ。&lt;br /&gt;船長にはかなりの権限があって、有事の際には独自の判断でいろいろなことができるようになっているんだとか。&lt;br /&gt;例えば、常に係留されているソユーズ宇宙船による緊急離脱とか。&lt;br /&gt;これは責任重大だね。&lt;br /&gt;ちなみに、米国とロシア以外の国の人が船長をやるのは若田さんが３例目になるとのことで、実績は欧州の一人だけ。&lt;br /&gt;若田さんより先にカナダ人が船長になるみたいだよ。&lt;br /&gt;で、若田さんが船長になれれば、これでやっと日本もＩＳＳ参加国の一員として一人前になったというわけなのだ。&lt;br /&gt;これは楽しみだね♪&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;若田さんが次の長期滞在にいくころはすでにスペースシャトルは退役しているはずなので、人の輸送は基本的にはロシアのソユーズ宇宙船で行うのだ。&lt;br /&gt;ソユーズ宇宙船は３人乗りで、操縦士でもある船長と、その他の機器の運用を行うフライトエンジニアからなるんだ。&lt;br /&gt;ロシアの宇宙船なのでロシア人以外は船長になれないんだけど、日本人もフライトエンジニアとしては搭乗するので、ロシア語にも精通していないといけないんだ・・・。&lt;br /&gt;英語だけでもハードルが高いのに、宇宙飛行士ってすごいよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;このソユーズ宇宙船はカプセルと言った方がよいくらい小さいもので、中はぎゅうぎゅうなんだって。&lt;br /&gt;しかも、座席は宇宙飛行士一人一人の型をとった特注なので、乗る人が変わるたびに交換する必要があるんだ。&lt;br /&gt;これは普通の飛行機のように着陸するスペースシャトルと違って、パラシュートで減速しながら落下してくるため。&lt;br /&gt;ある程度制御はできるけど、どこに落ちるわからないことがるため、パラシュートはテントになるようになっているし、宇宙船の中にはサバイバル用品としてオノや釣り竿なんかも積まれているそうだよ。&lt;br /&gt;乗り心地は悪そうだけど、ちょっと興味あるよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;米国ではスペースシャトルの代わりに人の輸送を行う商業ベースの輸送手段の開発も進められているけど、それができるとまた宇宙飛行士の役割も変わってくるんだろうね。&lt;br /&gt;パイロットはタクシーの運転手みたいにＩＳＳと地球を往復してお客さん（ＩＳＳに滞在する宇宙飛行士）を送り届けるだけになるかもしれないし。&lt;br /&gt;これからは一般人でも宇宙に行けるようになれるかもしれないから、そうなると宇宙の「バスの運転手」みたいな人も出てくるわけだよね。&lt;br /&gt;なんだかぐっと親近感がわく気がするよ。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1150515584403830335?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1150515584403830335/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1150515584403830335&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1150515584403830335'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1150515584403830335'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/02/in-space.html' title='運転手は君だ、車掌はボクだ in Space'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1265319380637938584</id><published>2011-02-11T10:40:00.000+09:00</published><updated>2011-02-11T10:40:00.691+09:00</updated><title type='text'>太陽と月と木星と</title><content type='html'>今日は建国記念の日！&lt;br /&gt;国民の祝日に関する法律（昭和23年法律第178号）第２条では、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」とされている日で、その日付は建国記念の日となる日を定める政令&lt;br /&gt;（昭和41年政令第376号）で２月１１日とされているんだよ。&lt;br /&gt;戦前の紀元節の復活だと戦後もめにもめて制定された祝日として有名だけど、お正月明けから１ヵ月程度たってちょうど休みがほしい時期だからありがたいよね（笑）&lt;br /&gt;この日は紀元前660年に神武天皇が奈良は橿原の地で践祚・即位された日付をグレゴリウス暦に当てはめたものなんだよ。&lt;br /&gt;今回は、この日付の謎に少し迫ってみるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;日本の最初の正史である日本書紀によれば、神武天皇の即位は「辛酉年春正月庚辰朔」の日とされているのだ。&lt;br /&gt;日本書紀の編纂時期と歴代天皇の在位期間を計算すると、この「辛酉」の年は紀元前660年と計算されるんだって。&lt;br /&gt;それをもとにして、昭和15年（1940年）に皇紀2600年の記念行事を大々的に挙行したのだ。&lt;br /&gt;さらに、「春正月」とあるので立春のある月で、さらに庚辰の日を探せばよいことになるのだ。&lt;br /&gt;※東洋の季節の考え方は立春になって気温が上がり始めるころからを「春」と呼ぶので、旧暦でいうと１月、新暦では２月から春になるのだ。&lt;br /&gt;で、そのあたりの庚辰の日を探すと２月11日がどんぴしゃとあって、その前後だと12月20日と４月19日でどちらも候補にならないのだ。&lt;br /&gt;それで２月11日だろう、ということになったわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;実際に現在の知識をもとに月齢を計算してみると、紀元前660年２月11日は「朔」、すなわち新月だったようなのだ。&lt;br /&gt;計算上は日本書紀の記述とこの日付の比定は整合性があるのだけど、紀元前660年ころの日本はまだ弥生時代なので、おそらく、大和朝廷はまだできあがっていないんだよね。&lt;br /&gt;考古学的に天皇家の存在が遡れるのはどうやっても古墳時代が限界なので、そのはるか以前にこういう事象があったかどうかは定かではないのだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;でもでも、前漢～後漢の時代の中国でぇ亜辛酉の年に大きな政治的変革が起こるという説（讖緯説）がはやっていたらしく、それを採用するためにこの年に当てたとも言われているんだ。&lt;br /&gt;紀元前７世紀だと中国はすでに春秋時代で資料も残っているので、後から計算して春正月の「朔」になる日として庚辰を当てた可能性もあるのだ。&lt;br /&gt;少なくとも当てすっぽうで書いているわけではないみたい（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、日本書紀の編纂は養老４年（720年）で庚申の年。&lt;br /&gt;神武天皇即位が紀元前660年とすると、その間には1380年あるのだ。&lt;br /&gt;庚申は辛酉の前なので、720年の前の辛酉はその59年前の661年で、以降は60年周期でさかのぼっていくはず・・・。&lt;br /&gt;とすると、干支が合わなくなるのだ！&lt;br /&gt;（59＋60×ｎ）年前じゃないといけないはずだよね。&lt;br /&gt;ここには干支紀年法の歴史が関わっているのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと干支紀年法は木星の動きで年を表す紀年法によっているのだ。&lt;br /&gt;木星は約12年周期で天球を一周するので、その動きを12区分してどの位置にいるかで年を区別することが可能なのだ。&lt;br /&gt;このために古代中国では木星のことを歳星と呼んでいたんだよ。&lt;br /&gt;この木星の天球上の位置区分を十二次と言って、十二支による方位区分に対応した天球上の太陽や月の動きを見る十二辰と共通なのだ。&lt;br /&gt;ところが、木星は太陽や月とは違って天球上を西から東に動くんだよね。&lt;br /&gt;そうすると、十二次上の移り変わりはいわゆる十二辰上の移り変わり（十二支に対応）の順序と逆になってしまうんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なので、十二辰上を動く架空の惑星を想定することにしたのだ。&lt;br /&gt;それが「太歳」で、木星の天球上の見かけ上の動きの円軌道に直径を引き、木星と線対称の位置にある星として便宜的に使うことにしたんだ（その直線の引き方は暦法ごとに異なっているのだ。）。&lt;br /&gt;この太歳は太陽や月と同じように十二辰上を十二支の順番どおりに動いてくれるので扱いが楽なんだよね。&lt;br /&gt;実際に観測した木星の位置から計算しないと行けないのでちょっと面倒なんだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;木星（歳星）も太歳も12年周期なんだけど、これに十干を組み合わせると60通りになるので、当時の平均寿命から考えると、生きている間の各年を干支をもとにした区分で区別できることになるのだ。&lt;br /&gt;還暦で一周だけどせいぜい二回り目があるかどうかだから、「前の・・・」と言えば区別可能だよね。&lt;br /&gt;こうして、木星或いは太歳の位置で60通りに年を区別する干支紀年法が誕生したのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;またここで問題があって、木星の公転周期は実際には11.862年で12年より短いので、十二次上の歳星或いは十二辰上の太歳はより早く動いてしまうのだ。&lt;br /&gt;ちょっとずつずれていって、約86年でまるまる１区分ずれてしまうので、補正が必要なんだよね。&lt;br /&gt;そこで、一つとばしで２つ先に進むという「超辰」という補正が行われていたんだ。&lt;br /&gt;これが干支がずれてしまう理由で、正確な60年周期にならない原因だったのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;とは言っても、そもそも太歳は実際には存在しない星だし、いちいち木星を観測せずに60年周期で計算した方が楽だということもあって、漢の時代になると干支で年を表しつつも木星の動きと関連づけない暦法が採用されることとなったのだ。&lt;br /&gt;以降はきちんと60年周期となるわけ。&lt;br /&gt;それが漢の元和２年（85年）のことなので、それ以前はずれあり、それ以降はずれなしで計算すると、紀元前660年の辛酉の干支が出てくるそうだよ。&lt;br /&gt;いやあ、複雑なのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;話はもどって、建国記念の日の前身（？）の紀元節は、当初は１月29日に設定されたんだよね。&lt;br /&gt;これは明治６年（1873年）の旧暦の１月１日に当たる日付で、「春正月」の「朔」だから、立春のある月の朔日＝旧暦の１日ということで機械的に当てはめたのだ。&lt;br /&gt;ところが、明治政府は、旧暦で祝っていた祝日は新暦でそのままの日付で設定し直すという方針もとっていたので、これが旧正月のお祝いと勘違いされて混乱を来すこととなったのだ。&lt;br /&gt;もともとは複雑な旧暦と新暦の換算をせずにすむように、ということだったんだけど、なんのゆかりもない新暦の１月１日だけでなく、古来親しまれてきた旧暦の１月１日が祝日で残されたように思われてしまったというわけなのだ。&lt;br /&gt;そうすると、天皇親政を歌っている制覇、この日が神武天皇即位の日だという認識が広まらないことをおそれ、文部省天文局に計算させて、翌年の明治７年（1874年）からはからは２月11日という新たに計算した、旧暦に対応する日を定め直したんだって。&lt;br /&gt;その計算方法の詳細は不明だけど、上記のようなことが勘案されたようなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、経緯も興味深いけど、その後ろで行われた計算も実は複雑怪奇だったのだ。&lt;br /&gt;いやあ、建国記念の日っていうのはつくづく曰く付きの祝日なんだねぇ。&lt;br /&gt;とにかく、この時期に貴重な祝日を作ってくれた先人に感謝し、ゆっくり休むしかないね♪&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1265319380637938584?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1265319380637938584/comments/default' 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/&gt;しかも、期待と混ざっていてほとんど摩擦なく広がっていくので、ものすごく高速で流れて来るのだ。&lt;br /&gt;この熱と高速の流れが火砕流の被害を甚大にしている原因なんだ！&lt;br /&gt;雲仙普賢岳の噴火の時には家や森が一気に押し流され、破壊される映像が流れていたけど、まさにそういうことが霧島でも起きようとしているということなのだ・・・。&lt;br /&gt;これはおそろしいよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;火山の被害では、どうしても浅間山や三原山の噴火のように溶岩が直接流れ出てくるものを想像しがちだけど、実は溶岩はどろっとしているので摩擦でそんなに早く流れないのだ。&lt;br /&gt;山崩れの土石流や表面だけが崩落して流れる雪崩は火砕流と同じようにものすごい早さだからよけたりすることはできないけど、溶岩はじわじわと焼きながら浸食してくる感じなんだよね。&lt;br /&gt;ハワイのキラウエアみたいに玄武岩質でさらさらの溶岩だと、そもそも大きく噴火することもなく、こんこんと（？）溶岩がわき出して海に流れていくんだよね。&lt;br /&gt;一方、流紋岩のように粘性が高いと流れ出ることはなく、噴火口から押し出される感じで溶岩ドームが形成され、それが耐えきれなくなると一気に爆発するのだ。&lt;br /&gt;このとき流れ出るのは溶岩流ではなくて火砕流だよ。&lt;br /&gt;中間の粘性の安山岩だと、溶岩が適度に流れ出るので、溶岩流が出てくるんだ。&lt;br /&gt;浅間山の「鬼押出し」なんかはその溶岩流が流れて固まった跡だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;火砕流が発生するときは、いくつかパターンがあるんだ。&lt;br /&gt;今回の霧島のように、溶岩ドームが先にできて、それが爆発的に砕けたときに一気に火砕流が流れ出すのだ。&lt;br /&gt;このときは山の地形に影響されて流れやすいところに流れていくよ。&lt;br /&gt;雲仙普賢岳のケースがまさにこれ。&lt;br /&gt;粘性が高く、中に多くのガスを含んでいるマグマが地表付近で圧力が軽減されて一気に爆発・発砲するときも大規模な火砕流が起きるのだ。&lt;br /&gt;地中深いところでは圧力が高いのでガスがマグマの中に閉じこめられているんだけど、地表付近でそれが気圧程度になると一気にガスが発砲して、爆発するわけ。&lt;br /&gt;この場合はほぼ全方向に火砕流が発生するのだ！&lt;br /&gt;噴火した後、マグマがなくなって空洞になった部分がつぶれて窪地になってカルデラが形成されるのが特徴で、阿蘇山なんかはこのタイプの火砕流が発生していたみたい。&lt;br /&gt;火砕流の後に冷えてできたのがシラス台地だって。&lt;br /&gt;イタリアのヴェスヴィオ火山のようなタイプだと、ガスと個体物が混同している噴煙柱が立ち上っていくんだけど、自重に耐えきれず上昇できなくなって倒れたときにそれが火砕流となって流れ出すんだって。&lt;br /&gt;この場合はまさに倒れたところにだけ火砕流が発せするわけだけど、その流れる方向は風とかの影響を受けるわけで、予測しづらいんだよね。&lt;br /&gt;ポンペイの都市はこの火砕流で地中に埋もれたんだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;火砕流中の固体成分でだいぶ流れ方や流れた後の被害も変わるんだけど、火山ガスの影響もあるのだ。&lt;br /&gt;水蒸気が多い場合は熱以外にそんなに影響がないけど、硫化水素のような有毒ガスが多いと、火砕流が流れた地域のまわりの動植物にも影響が出るのだ。&lt;br /&gt;カルデラが形成されて火山ガスがそこに残ってしまうともはや生息不可能地域になるし、直接の被害だけでなくてそういう間接的な被害も無視できないんだ。&lt;br /&gt;火砕流はわりとさらさらで、高速で広い地域に流れ出していくので、その被害範囲も広くなることが多く、大きく動植物の生息環境を変えてしまうおそろしいものなんだ(&gt;o&lt;)&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、ちょっと調べてみただけでもそのおそろしさは増ばかり！&lt;br /&gt;ポンペイが一瞬にして滅んだ原因とか言われるとその被害の大きさがよくわかるよね。&lt;br /&gt;そういう目で霧島の状況を見ることも大切かも。&lt;br /&gt;雲仙の被害も復興にものすごく時間がかかったからね。&lt;br /&gt;今回はそんなことにならなければよいんだけど・・・。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-4906070932314492864?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/4906070932314492864/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=4906070932314492864&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4906070932314492864'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/4906070932314492864'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/02/blog-post.html' title='火山でこわいのは溶岩だけじゃない！'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6414565325974626266</id><published>2011-01-29T10:45:00.004+09:00</published><updated>2011-01-29T23:58:31.968+09:00</updated><title type='text'>プロラタで議席も配分</title><content type='html'>与謝野大臣の入閣でにわかに問題になっているのが、「自民党の比例代表枠を使って復活当選したのに民主党政権で大臣になるのはいかがなものか」というもの。&lt;br /&gt;でも、この話を本当に理解するには日本の選挙制度の比例代表制について少しは知らないとわからないことも多いので、ちょっと調べてみたのだ。&lt;br /&gt;これがまた複雑なんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;比例代表制は選挙制度の一つで、候補者個人というよりも政党ごとに投票して、その得票率に応じて議席を配分する方法だよ。&lt;br /&gt;日本ではかつては参議院だけだったけど、衆議院でも、一つの選挙区から複数の当選者の出る中選挙区制から、一つの選挙区からは一人の当選者しか出ない小選挙区制に移行したのに伴って導入されたのだ。&lt;br /&gt;これは、小選挙区制の場合、接戦だった場合に「死に票」が多く出る弊害をカバーすることが目的なのだ。&lt;br /&gt;候補者が多くてどんぐりの背比べの得票になると、３～４割の得票率でも当選することがあるんだよね。&lt;br /&gt;逆に言うと、６～７割の選挙民はその人のことは支持していないのだ！&lt;br /&gt;これだと民意がきちんと国政に反映されるか、という点で疑念があるので、比例代表制が導入されることとなったんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;参議院の場合は全国区比例で、特にブロックは定めずに日本全国の国民は横並びで政党名又は立候補者名で投票するのだ。&lt;br /&gt;かつては「拘束名簿方式」というもので、あらかじめ政党ごとに候補者の順位リストがあって、そのリストの上位者から当選していくという方式。&lt;br /&gt;平成13年からは「非拘束名簿方式」というもので、あらかじめ順位は決めておかず、政党として獲得した票数と各立候補者が獲得した票数で政党ごとの議席を配分し、個人名での得票数の多い立候補者から当選させていくのだ。&lt;br /&gt;事実上の全国区制（日本全体を一つの選挙区として行われる選挙）の復活と言われることもあるけど、個人での得票が少なくても政党の得票が多ければ当選できるので、必ずしも個人で票を稼ぐ必要はないんだよね。&lt;br /&gt;個人での得票数は党内での順位決めだけなので、全国区制ほどは大きくきかないよ。&lt;br /&gt;逆に、「客寄せパンダ」的な圧倒的に知名度と人気のある候補者がいると、その人の得票の「おこぼれ」で他の候補者が当選できるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;衆議院の場合はブロック制で、全国をいくつかのブロックに分け、そのブロックごとに議席数を割り振っているのだ。&lt;br /&gt;さらに、衆議院では「単純拘束名簿方式」を採用していて、あらかじめ政党が候補者の順位を決めていて、その順位に従って当選者が出ていくんだけど、複雑なのは、ここに復活当選の仕組みが組み込まれているのだ。&lt;br /&gt;具体的に言うと、衆議院の比例代表の場合、小選挙区の立候補者を比例代表の名簿にも載せることができるのだ（ただし、公職選挙法に定める政党の要件を満たしている政党からの立候補者に限る。）。&lt;br /&gt;このとき、重複して立候補している人は同一順位でリストに掲載することもできて、その場合、小選挙区での「惜敗率」に応じて当選順位を決めるんだ。&lt;br /&gt;惜敗率というのは、選挙区における最下位の当選者の得票に対する当該候補の得票の割合で、要は当選までどこまで迫っていたかを数値化した指標。&lt;br /&gt;現在は小選挙区制なので、その選挙区でどこまで接戦できたかの指標になっていて、上記の「死に票」をできるだけ少なくするための工夫になっているんだよ。&lt;br /&gt;接戦で負けた重複候補者は比例復活できるというわけ。&lt;br /&gt;与謝野大臣の場合、選挙区の東京１区では海江田国土交通大臣に負けたんだけど、比例代表の東京ブロックで重複立候補していたので、自民党の議席の枠で復活当選したのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;もともと公職選挙法では第87条で重複立候補の禁止を定めていて、同法第86条の２第４項で衆議院の比例代表の場合は第87条の規定にかかわらず重複して比例名簿に重複立候補者を入れることができると規定されているんだ。&lt;br /&gt;イメージは敗者復活戦だよね。&lt;br /&gt;比例復活は恥ずかしいからと重複立候補しない人もいるけど、従来中選挙区制で票を分け合ってきた人が小選挙区制になってあまり強くない地域に割り振られた場合の優遇措置としては機能するのだ。&lt;br /&gt;そもそも森元首相が導入した「コスタリカ方式」で小選挙区と比例で交互に出てもらう、という方法もあるんだけど、これも不人気で最近はあまり採用されないよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ちなみに、比例代表は基本的には政党に対して配分された議席なので、当該議員がその政党を離れたときは議席がなくなるのだ。&lt;br /&gt;でもでも、公職選挙法の第99条の２第１項の規定では、当選時に当該比例区に存在した他の政党に移籍する場合に当選が無効になるとなっているので、無所属になったり、新党を設立したり、その比例区には立候補者を出していなかった政党に移る場合は対象外でやめなくてよいのだ。&lt;br /&gt;それが今回問題になっている「法の抜け穴」と言われる与謝野大臣の離籍の方法なのだ。&lt;br /&gt;最初は新党「立ち上がれ日本」を設立するので自民党を離れたので議員はやめなくてＯＫだし、現在も無所属議員として民主党会派に合流しているだけなのでやっぱり議員を辞める必要はないのだ。&lt;br /&gt;ただし、あくまでも法令上の話であって、道義的にどうか、というのが問題になっているのだけど。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ついでに、比例代表制でよくわからないのが議席の配分方法。&lt;br /&gt;ニュースなんかでは「ドント方式」と聞くけど、これがまたわかりづらいんだよね。&lt;br /&gt;公職選挙法では、第95条の２で衆議院の比例代表の配分方法を、第95条の３で参議院の比例代表の配分方法を定めているけど、これが難解！&lt;br /&gt;例えば、第95条の２の第１項は「衆議院（比例代表選出）議員の選挙においては、各衆議院名簿届出政党等の得票数を一から当該衆議院名簿届出政党等に係る衆議院名簿登載者（当該選挙の期日において公職の候補者たる者に限る。第百三条第四項を除き、以下この章及び次章において同じ。）の数に相当する数までの各整数で順次除して得たすべての商のうち、その数値の最も大きいものから順次に数えて当該選挙において選挙すべき議員の数に相当する数になるまでにある商で各衆議院名簿届出政党等の得票数に係るものの個数をもつて、それぞれの衆議院名簿届出政党等の当選人の数とする。 」と書いてあるんだけど、まったくわからないよね（笑）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;簡単に言うと、１、２、３・・・と順次割っていって、その商が大きい順に議席を割り振っていくのだ。&lt;br /&gt;表で考えるとわかりやすいんだけど、例えば、以下のようになるわけ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;table border="2" cellpadding="2"&gt;&lt;br /&gt;&lt;caption&gt;議席数の配分例&lt;/caption&gt;&lt;br /&gt;&lt;tbody&gt;&lt;tr&gt;&lt;th&gt;&lt;br /&gt;&lt;/th&gt;&lt;br /&gt;&lt;th&gt;うさぎさん党&lt;/th&gt;&lt;br /&gt;&lt;th&gt;日本たぬき党&lt;/th&gt;&lt;br /&gt;&lt;th&gt;新党アロワナ&lt;/th&gt;&lt;br /&gt;&lt;th&gt;コウモリの会&lt;/th&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tr&gt;&lt;br /&gt;&lt;tr align="center"&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;÷１&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;４００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;３００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;２００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;１００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tr&gt;&lt;br /&gt;&lt;tr align="center"&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;÷２&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;２００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;１５０&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;１００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tr&gt;&lt;br /&gt;&lt;tr align="center"&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;÷３&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td style="background: none repeat scroll 0% 0% rgb(255, 128, 255);"&gt;１３３&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;１００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tr&gt;&lt;br /&gt;&lt;tr align="center"&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;÷４&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;１００&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;td&gt;－&lt;/td&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tr&gt;&lt;br /&gt;&lt;/tbody&gt;&lt;/table&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この例だと全体で1,000の有効投票があった場合に６つの議席を配分しているのだけど、当落の基準は100で、「うさぎさん党」は３で割ってもまだ100を越えているので３議席、「日本たぬき党」は２までなので２議席、「新党アロワナ」は１以外では100を割り切るので１議席、「コウモリの会」に至ってはすでに100票しかないから議席なしになるのだ。&lt;br /&gt;ちなみに、この例で配分すべき議席数が半分の３の場合は当落の基準が200になるんだけど、「うさぎさん党」の「÷２」と「新党アロワナ」の「÷１」が並んでしまうんだよね。&lt;br /&gt;こういうときは、公職選挙法の規定に従って「くじびき」で当選者を決めるのだ。&lt;br /&gt;小選挙区でも同じ得票数だとくじ引きになるのと同じだよ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;また、あまりないんだけど、、思ったより得票が伸びてリストに掲載した人数以上に議席が割り振られることもあるんだよね。&lt;br /&gt;特に衆議院は重複立候補があるので、小選挙区で当選が増えるとそういう事態が生じるのだ。&lt;br /&gt;その場合、次に割ったときの商が大きい政党に議席が割り振られてしまうんだよね・・・。&lt;br /&gt;上の例だと、「うさぎさん党」は小選挙区との重複が多く、比例の名簿にはすでに２名しか残っていなかったとすると、第７位で並んでいる「うさぎさん党」の４人目、「日本たぬき党」の３人目、「新党アロワナ」の２人目、「コウモリの会」の１人目からくじ引きで当選者を決めることになるのだ。&lt;br /&gt;実際には、小泉政権下で衆議院員総選挙に大勝したときに、自民党は候補者が不足して、１議席社民党に割り振られたのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;というわけで、比例代表というのはかくも難解で奥が深い制度なんだよね。&lt;br /&gt;他の国ではまた違う方式の比例代表制があって、まだまだ広がりがあるのだ。&lt;br /&gt;よりよく国民の声を政治に反映させようと工夫されてきた跡なんだよね。&lt;br /&gt;そう考えると、よくぞここまで考えた！、ともちょっとだけ思うね（笑）&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-6414565325974626266?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/6414565325974626266/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=6414565325974626266&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6414565325974626266'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/6414565325974626266'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/01/blog-post_27.html' title='プロラタで議席も配分'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-1841719514635852761</id><published>2011-01-22T10:17:00.000+09:00</published><updated>2011-01-22T10:17:00.149+09:00</updated><title type='text'>みなさまお誘い合わせの上・・・</title><content type='html'>お正月のおせちでにわかに注目を集めた共同購入型クーポン。&lt;br /&gt;ネットなんかに載っている情報だとトラブルも多いみたいだけど、うまく賢く使えば得するということで利用者も多いのだ。&lt;br /&gt;通信販売と一緒で、「見極める」力がいるのかもね。&lt;br /&gt;で、この手法って、よくよく考えてみると、いわゆる団体割引や大量購入の割引と同じなんだよね。&lt;br /&gt;一定規模での物品又はサービスの購入をすることで、一部の利益を還元してもらう仕組みなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般には、永遠に在庫を抱えきれないし、サービスの提供には一定以上の人数が必要なので、コストにおける原価計算にはマージンが含まれるんだよね。&lt;br /&gt;商品だったらすべてを売り切れるわけではないので、どれくらい在庫を抱えるかを考えて売れなかった場合のリスクをあらかじめコストに載せておかないといけないのだ。&lt;br /&gt;サービスの場合も、一人でもサービスを受けたい人がいれば提供しないといけないから、どうしてもサービスの提供者の手が空いている時間（アイドルタイム）ができてしまうんだけど、その間も人件費は発生しているわけで、サービス提供の非効率性をリスクとしてコストに載せておく必要があるのだ。&lt;br /&gt;電車だったら乗車率だし、映画館だったら空席率なんかがその指標だよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、大量購入する場合、その在庫リスクをおさえることができるので、その分を利益還元して割引に使うというわけ。&lt;br /&gt;米国から来たコストコのような一気に大量にものを売るスーパーや、10個買うと１個無料でついてくるなんていうキャンペーンがそれだよね。&lt;br /&gt;生協（生活協同組合）なんかは組合員が一緒になって購入することで大口購入者となって価格交渉力を上げるとともに、大量に仕入れるので仕入れ価格がおさえられるので、組合員が買うときにその分が価格に還元されるのだ。&lt;br /&gt;家電量販店の場合は、メーカーから大量に商品を買うことで仕入れ価格をおさえているんだけど、こっちはリスクをとって商売をしているだけで、一気に売り切らなくちゃいけないんだよね。&lt;br /&gt;街の電気屋さんに比べれば多くの商品が売れるからよいのだろうけど。&lt;br /&gt;端的なのは共同購入で、注文が入った分だけ仕入れればよいのでリスクを見込まなくてよくなるんだけど、当然仕入れるときにある程度の量を注文しないといけないので、共同購入する仲間を増やさないといけないんだよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;サービスの場合もそうで、電車の団体割引なんかは想定されている乗車率を超えて多くの人が利用するので、リスクとして想定していた分を還元できるのだ。&lt;br /&gt;これは博物館や美術館、映画館なんかでも同じだよね。&lt;br /&gt;団体が来たときだけ開館する展示施設や、希望者が一定規模以上になると好きな映画を上映してくれる映画館のようなサービスも言わば共同購入なのだ。&lt;br /&gt;ただし、厳密にどれだけサービス提供の効率性が上がるかなんて評価できないので、実際には50円引きとか100円引きとか均一的な割引が多いのだ。&lt;br /&gt;でも、そういう割引を設定することにより、団体で利用した方がお得なので、団体の利用が増えるというわけ。&lt;br /&gt;そうすると自然とサービスの提供の効率性が上がり、利益率もよくなるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;で、これを利用したのがグルーポンをはじめとする共同購入型クーポンなのだ。&lt;br /&gt;大量に物品なりサービスが消費される仕組みとして、はじめから存在している団体を対象にするのではなくて、任意で集まってもらうわけ。&lt;br /&gt;お店の側からすれば、安定的に消費されることが確実ならリスクは下げられるわけで、その分安く提供できるようになるんだ。&lt;br /&gt;必ずしも安くする必要はないわけだけど（笑）、価格競争力は出るよね。&lt;br /&gt;物品の場合は在庫を抱えなければ常に新鮮なもの、流行のものを売ることができるし、サービスの場合も効率的な人員配置で人件費が抑えられるよ。&lt;br /&gt;ぐるなびとかホットペッパーのクーポンでも何名様以上なら幹事様無料なんてのがあるのもこれなのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;これだけだと、大勢お客が集まればよいだけなので、乗り合いバスとか、最少催行人数が決まったパック旅行、お米や野菜の共同購入と同じなのだ。&lt;br /&gt;でも、グルーポンなどが画期的なのは、ここにフラッシュ・マーケティングと呼ばれる手法を組み込んだこと。&lt;br /&gt;人数や申込時間に制限を設けて、その条件がクリアされたときのみクーポンが利用できるようになるんだ。&lt;br /&gt;これのねらいは、一時的なクーポンなのでお店側の協力が得られやすいことと、条件をクリアするためにクーポンをほしい人たちが短時間で情報を広めてくれること。&lt;br /&gt;最近口コミという宣伝媒体が注目を集めていて、ブログやツイッターで宣伝してくれたら広告費を払います、なんてのもあるけど、その広告費を払う代わりにクーポンで還元するのだ。&lt;br /&gt;自主的にどんどん広めてくれるというところがポイントだよね。&lt;br /&gt;書かされているよりは自分で書きたいと思っている方が心がこもるだろうし。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;この共同購入型クーポンの場合、回避できた分のリスクに相当するコスト分だけ利益還元してくれるのならビジネスモデルとして安定的なんだけど、実はそうでもないのだ。&lt;br /&gt;多少「赤」が出ても宣伝効果に期待してその分を広告費として飲み込む場合があるのだ。&lt;br /&gt;これはセールで目玉商品を用意してそれで客を呼び込むのと同じだよね。&lt;br /&gt;まずはお試しセットで、ということだけど、それをドモホルン○ンクルとかプロア○ティブ自分で宣伝するのと、共同購入型クーポンを用意して口コミで広めてもらうのには大きな差があるのだ。&lt;br /&gt;宣伝費がかかるかからないの差だけじゃなく、口コミで広まっていくと強いというのがあるんだよね。&lt;br /&gt;けっこう自分で広告を出すとなると大変だけど、グルーポンのような会社がそういう枠組みを用意してくれていて、そこにのるだけでよい、というのも楽だし、敷居が低いよね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ただし、やっぱりそんなうまい話ばかりでもないのだ。&lt;br /&gt;お正月に問題になったおせちの場合は、とても用意できないような数の注文を受けてしまったために起きたもので、もともとお正月シーズンに品薄になりがちな数の子などの材料が確保していないままやってしまったところに問題があるんだ。&lt;br /&gt;申し込み上限が多すぎたことともあいまってああいう結果になってしまったんだよね(ToT)&lt;br /&gt;また、ウラでよく言われるのは、もともとの値段からいったん価格をつり上げて、そこから値下げして「偽装」しているというもの。&lt;br /&gt;例えば、前から3,000円で提供していた宴会コースを「定価6,000円」とした上で、共同購入型クーポンが成立すると「半額の3,000円」で提供する、といったもの。&lt;br /&gt;ここまで露骨でなくても、どうも底上げ疑惑があるクーポンもあるみたいだよ。&lt;br /&gt;さらに、注文したけど商品が来ない・遅れた、というような通販にありがちなトラブルもあるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;こうしたことからいろいろとトラブルが起きていて、自分の目で見極めないとダメなんだよね。&lt;br /&gt;うまく利用できれば賢い選択だけど、そこには罠も待っているかもしれないから手放しで安いから飛びつくという姿勢はまずいのだ。&lt;br /&gt;安いには安いなりに理由があるので、そこについてちょっと考えてから購入しないとね。&lt;div class="blogger-post-footer"&gt;&lt;img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/9055759160671977444-1841719514635852761?l=shirotan-research.blogspot.com' alt='' /&gt;&lt;/div&gt;</content><link rel='replies' type='application/atom+xml' href='http://shirotan-research.blogspot.com/feeds/1841719514635852761/comments/default' title='コメントの投稿'/><link rel='replies' type='text/html' href='http://www.blogger.com/comment.g?blogID=9055759160671977444&amp;postID=1841719514635852761&amp;isPopup=true' title='0 件のコメント'/><link rel='edit' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1841719514635852761'/><link rel='self' type='application/atom+xml' href='http://www.blogger.com/feeds/9055759160671977444/posts/default/1841719514635852761'/><link rel='alternate' type='text/html' href='http://shirotan-research.blogspot.com/2011/01/blog-post_22.html' title='みなさまお誘い合わせの上・・・'/><author><name>しろたん調査員</name><uri>http://www.blogger.com/profile/12269195072070633832</uri><email>noreply@blogger.com</email><gd:image rel='http://schemas.google.com/g/2005#thumbnail' width='24' height='32' src='http://1.bp.blogspot.com/_4Ol_4z5437A/S2TCY807OPI/AAAAAAAAAAM/vuvX07axSns/S220/%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%9F%E3%82%93%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1.JPG'/></author><thr:total>0</thr:total></entry><entry><id>tag:blogger.com,1999:blog-9055759160671977444.post-6207285992743872344</id><published>2011-01-15T09:58:00.001+09:00</published><updated>2011-01-15T09:58:00.116+09:00</updated><title type='text'>歌と勉学のハジメ</title><content type='html'>今週は宮中行事として、12日（水）に講書始の儀、14日（金）に歌会始の儀が執り行われたのだ。&lt;br /&gt;どちらも１月の恒例の宮中行事で、わりとよく報道されるよね。&lt;br /&gt;仏滅の日に異例の内閣改造かなんていう話もあったけど、内閣改造に伴う認証式なんかの国事行為よりもこういう行事の方が日本国の象徴たる皇室の行事としてはふさわしい気がするよ。&lt;br /&gt;で、このふたつの行事は皇室の公務として行われているわけだけど、それぞれ歴史があるのだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;講書始の儀というのは、年初に３人の学者・有識者からそれぞれ15分ずつ天皇陛下が皇后陛下と皇太子殿下等の皇族の方々御列席の下で御進講を受ける行事。&lt;br /&gt;もともと天皇陛下が学者から御進講を受けられる機会というのは多々あるわけだけど（中には南方熊楠翁のよう
