2009/04/18

野菜ラーメンとは違うぜっ

最近ちょっと体重が増えてきたので、食事に気を遣っているのだ。
それでも、おかしやおやつを食べてしまうからなかなか減らないんだけど・・・。
で、特に気をつけているのは、あんまり脂っこくないもの、炭水化物の少なめのもの、そして、野菜が多いもの。
やっぱり量をそれなりに食べたいし、かつ、食物繊維をたくさん摂取すると健康にもよいので、野菜を食べたくなるんだよね。
そんなとき、実は気軽に食べられるのがタンメン。
味もあっさりしているし、なかなかよいのだ♪

実はこのタンメン、中国にはない料理で、日本オリジナルなんだとか。
ラーメン自体も中国にはないけど、似たような料理があってその日本風アレンジだったわけだけど、タンメンばかりは似た料理もないようなのだ!
中国で「湯麺」というと、スープと麺のみのシンプルな麺料理で、日本のタンメンとはまったく関係ないんだって。
しかも、関東ではよく食べられるけど、中部以西ではマイナーな麺料理なだとか。
関西では知っている人も少ないそうだよ。
この地域的偏りはおどろきだよね・・・。

タンメンは塩味のラーメンに野菜炒めがのっているイメージだけど、そうではなくて、それは野菜ラーメンなのだそうなのだ。
タンメンの場合は、キャベツ、もやし、ニラ、キクラゲ、豚肉などの野菜炒めと同じような材料を、やっぱり野菜炒めのように塩味をつけながら炒めるんだけど、この先が違うのだ。
スープの入った麺の上にのせてしまうと野菜ラーメンで、この炒めた野菜に鶏ガラのスープを加えて煮たてたものを麺の上にかえるのがタンメンなのだ。
つまりは野菜とスープの一体感が違うわけ。
この作り方自体は長崎ちゃんぽんなんかにも似ているけど、ちゃんぽんの場合は麺を入れてさらに一緒に煮込むのだ。
スープの多い塩味焼きそば(スープパスタの中華版)とも言えなくもないのだ。

このタンメン、発祥も謎で、東京か横浜あたりで生まれただろうと言われているものの、いつどこで生まれたのかがわからないんだって。
いつの間にか広まっていて、それがどこの中華屋さんでも見られるくらい広まったということなのだ。
最初に作られたのは戦前とも戦後とも言われているんだよね。
長崎ちゃんぽんは明治時代には生まれていたというから、それが関東に伝わってきて、ラーメンに使う中華麺で作るようになったのかも。
ちゃんぽん麺は太いので似ても大丈夫だけど、ラーメンの縮れ麺だと煮込むのに向いていないので、野菜たっぷりの具入りスープをかけるようになったと考えると合理的なのだ。
ま、実際はどうかわからないけどね(笑)
でも、それが発展して、味噌味のものが出たり、もやしそばのようなバリエーションが出たりと広がっているんだから、おいしい料理として受け入れられたことは確かなのだ。

で、これとは対照的に、万人受けしない野菜たっぷりの麺と言えば三田が発祥のラーメン二郎。
ラードたっぷりの醤油味の濃厚なスープ、大量の麺と野菜が特徴で、野菜たっぷりのラーメンではなく、もはや「二郎」という食べ物とも言われるくらいなのだ。
三田本店には長い行列ができているし、他の支店もけっこう人が並んでいるよ。
好きな人にはたまらない大食い料理なのだ。
似たような麺を出す二郎リスペクトのお店もあるんだよね。

もともとはお金のない学生のために安い値段でたっぷり食べてもらおうという発想で作られたらしいけど、そこから独自路線を歩むことになったみたいだよ。
その歴史については、かつて三田本店の親父さんにインタビューしてまとめられているのだ。
このサイトで読めるよ。
知れば知るほど興味がわくんだけど、ボクは未体験なんだよね。
一度挑戦しようかな?

2009/04/12

ついだりさしたり

東京では桜も散ってきていて、これからはいよいよ八重桜の季節になるねぇ。
で、その後は街路樹としてもたくさん植えられているツツジがたくさんの花をつけるよね。
でも、実はこれらの植物は種をまいて育てているわけではなくて、おなじ遺伝情報を持つ植物個体を増やす技術のクローン技術で増やされているのだ!
しかも、それは」今始まったことじゃなくむかしから行われていたんだよ。
けっこう農業技術って奥が深いんだよね、ということで、今回はこれらの方法について調べてみたのだ。

日本の桜としておなじみのソメイヨシノは江戸時代に駒込近辺の染井村で生まれたのだ。
当初はヤマザクラの一種と思われていて、ヤマザクラの名品・吉野桜にかけて染井吉野と命名されたのだ。
でも、実際はヒガンザクラの一種だったんだけどね(葉が花の後に出てくるんだよ。)。
でも、このソメイヨシノは園芸品種として作成されたので、基本的には最初の一本しかないんだよね。
しかも、ソメイヨシノはごくごく小さな実はなるんだけど、そこから芽の出る種は取れないのだ(>_<)
というわけで、「接ぎ木」で増やしていったんだ。

これはよく見かける八重桜も同じで、八重桜は百人一首に「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」と詠まれているように、もともとは奈良の名物として知られていたもので、それが全国に広まっていったんだ。
それがナラノヤエザクラという品種だよ。
でも、八重桜は、重弁化といって花びらやおしべなどが増えてしまう突然変異なんだけど、たいていはほとんど芽が出る種ができないのだ。
なので、ソメイヨシノと同じように接ぎ木で増やしていったんだ。
というわけで、すでに平安時代には接ぎ木の技術はあったんだよね。

野菜や果物でも接ぎ木は行われていて、一般にスイカやメロンはより丈夫なカボチャやユウガオ(カンピョウにするやつだよ。)に出てきたフタバを接ぎ木するんだよ。
こうすると病気にも強くなるのだ。
リンゴとかナシの場合も新品種ができると、そこから種を取って・・・、とやると時間がかかるし、どうしても父方と母方の遺伝情報が混ざってしまって元通りの品種になるとは限らないので、クローン技術で同じ個体を増やす方が効率的なわけ。
なので、そうやって広めていくんだよ。

接ぎ木の場合は、より丈夫な木や草の上の部分を切って、そこに接ぎ木するものを差し込むのだ。
このとき斜めに切ったものをさす、とか、さした後しばらく布を巻いておいてそこをしめらせておくとか、いろいろ技術がるんだよ。
桜の場合は他の丈夫な桜の木の太い枝を先から落として、そこにソメイヨシノの枝を差し込むんだ。
スイカやメロンは、カボチャの地上から出ている根元の部分から切ってしまって、そこにフタバを接ぐのだ。
接いだ部分はいわるキメラになるんだけど、先の方まで融合しないので、花や実はもとの品種のままなんだよ。
でも、根からの水の吸い上げや病気への強さは向上するのだ!
ちなみに、人間の臓器移植などと違って、植物は免疫反応・拒絶反応がないのでこれができるんだよ。

もっと簡単なのは「挿し木」。
こっちは土や砂にそのまま切った枝や茎をさすだけ。
すると、切り口の部分が少しふくらんで、そこから不定根というのが生えてくるのだ。
水にさしておくだけで根が生えてくることがあるよね。
少しふくらんでくるのは、その中では細胞が脱分化して未分化の細胞になり、増殖するとともに新たに根や茎などの他の細胞に分化していくのだ。
この方法で増える代表選手はイモだよね。
ジャガイモは根がふくらんだものだけど、サツマイモやレンコンは地下茎がふくらんだものなので、まさに茎を植えているようなものなのだ。
パイナップルやバナナも挿し木でやっているそうで、サツキやツツジなどの園芸植物も挿し木で増やしていて、どのあたりから切るか、いつくらいに挿し木にするかなどでかなりスキルがあるみたいだよ。
これも種で荒廃させるとせっかくできた園芸品種がそのまま保存できないので、挿し木でクローン増殖させるのだ。

というわけで、けっこう身近なところに接ぎ木や挿し木は多いみたいだねぇ。
単に種をまけばいい、というわけではないのだ。
そうやって周りの植物を見回してみるのもおもしろいかもしれないのだ。

2009/04/04

当たるも八卦、当たらぬも八卦?

北朝鮮の衛星実験が大きな話題になっているけど、今日はついに「ミサイル発射」の誤報さわぎまであったのだ。
すぐに官房長かが誤報だったと発表したようだけど、かなり混乱があったみたいだね・・・。
その前には官房副長官からミサイル防衛は迎撃できない、なんてきわどい発言もあったし、今、ミサイル防衛が非常に大きな注目を集めているのだ。
というわけで、今回はミサイル防衛について調べてみたよ。

ミサイル防衛の構想はなんと1960年代、米ソの冷戦時代にさかのぼるのだ。
原子力爆弾、水素爆弾ができた後、これにロケット技術が加わってできてのが核ミサイル。
宇宙空間を通過して世界の端から端まで届く大量破壊兵器が開発されてしまったのだ。
で、これを防ごうという発想から出てきたのがミサイル防衛の考え方だよ。
ようは、核ミサイルが着弾する前に無効化しようというわけで、そのために検知する技術と迎撃する技術が開発されることになるのだ。

レーガン大統領時代の戦略防衛構想(SDI:Strategic Defense Initiative)は、宇宙空間を飛行する核ミサイルを人工衛星に搭載したレーザー兵器やミサイルで破壊しようとするもので、スターウォーズ構造なんて呼ばれたよね。
宇宙空間に機雷のように配備される小型のミサイルのブリリアント・ペブルなんてのもあったし、そのまま機雷のように触れるものを巻き込んで爆発する宇宙機雷のスペース・マインなんてのもあったのだ。
でも、開発に巨額な投資が必要であることや、宇宙空間にそういう兵器を置く是非もあってこれはキャンセルされたんだよね。
最近よく話題になっているスペースデブリを大量に発生させる可能性もあるんだよね。
で、そのレーガン大統領のあとを継いだパパ・ブッシュの時代になると、今のミサイル防衛構想が始まるんだよ。
日本では、平成10年に、ミサイル防衛に関する日米共同技術開発を行う方針が閣議決定されたのだ。
ここから防衛省/自衛隊が我が国のミサイル防衛の枠組みである、弾道ミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defense)システムの構築が始まったのだ。

現在のミサイル防衛は三段階にわかれているのだ。
ミサイルが発射されて宇宙空間に出るまでに打ち落とすブースト・フェーズ、宇宙空間を弾道飛行している間に打ち落とすミッドコース・フェーズ、最後再突入から着弾の間に打ち落とすターミナル・フェーズがあるんだ。
ブースト・フェーズでは、ジャンボ機の先端にレーザー兵器を搭載したABL(Airborne LASER)や弾頭のついていない地対空ミサイル(運動エネルギー兵器)で迎撃するんだ。
日本では航空自衛隊がABLに関する基礎的な技術開発を進めているけど、これって発射されたのをすぐに検知してそこまで駆けつけないといけないから、ほぼ不可能なんだよね・・・。
いくら発射段階では速度は速くないとは言え、地対空ミサイルをピンポイントで衝突させるのも難しいのだ(>_<)

一番有望視されているのがミッドコース・フェーズの迎撃で、これは弾道ミサイルをぶつけて打ち落とすのだ。
日本でそのために配備されているのがSM(Standard Missile)-3だよ。
弾道飛行の軌跡をあらかじめシミュレーションで予測して、そこに合わせて衝突させるんだけど、ぶつける方のミサイルも高度に制御しないとぶつけられないし、シミュレーションで予測してうまく衝突するように計算するのも大変なのだ。
で、宇宙空間を弾道飛行しているミサイルの速度は音速をはるかに超える超高速なので、官房副長官が言ったように、銃弾に銃弾をぶつけるような感じで、とても大変なのだ。
でも、通常は1発じゃなくて、複数の迎撃ミサイルを発射するので、バックアップはとれているんだよ。
でも、かつて米国が実験したときでもなかなか当たらなくて、かえってその難しさが実証されてしまったのだ。

最後のターミナル・フェーズでの迎撃は地対空ミサイル。
日本で配備を進めているのがPAC-3だよ。
再突入からターゲットへの着弾まではかなり飛行経路も予測しやすいので、弾道飛行中に当てようとするミッドコース・フェーズよりは当てやすい、と言われているんだけど、それでも速いことには変わらないから難しいのだ。
それと、もっと大きな問題があるんだよね。
ターミナル・フェーズで迎撃する場合は、どうしても日本上空で核ミサイルを爆発させることになるので、放射能の影響は防ぎきれないのだ!
放射能のある破片が地上に降り注ぐ可能性があるんだよね。
直接的な被害は防げるけど、間接的な放射能による影響は出てしまうかもしれないんだよね・・・。

というわけで、迎撃するのは相当難しいんだけど、それ以上に大事なのは核ミサイルの発射を検知する方なんだよね。
迎撃は技術が進化すれば当てられなくもないけど、それにはまず発射を速やかに検知して、すぐに迎撃できる体制をとる必要があるんだよね。
日本の場合は、この部分を米国にかなり依存しているので、一部で問題ではないか、と言われているんだ。

平時においては、人工衛星による画像を分析しているんだよね。
ミサイルが発射台に置かれたとか、燃料が注入されているとかいうのは、だいたい米国の偵察衛星や商用のリモートセンシング衛星が撮った衛星画像を分析した結果だよ。
日本でも平成10年に最初のテポドン事件を契機として情報収集衛星(IGS:Information Gathering Satellite)を導入することが閣議決定され、平成14年から運用されているのだ。
内閣情報調査室に置かれた内閣衛星情報センターが運用し、撮像された画像を分析しているのだ。
でも、その画像や分析結果は一般には公表されないので、どの程度わかっているのかもよくわからないんだよね。
確かに米国の商用衛星の画像しか出て来ないけど、やっぱりインテリジェンスの話なので不透明なんだよね。

で、実際に発射されたかどうかを検知するのは早期警戒衛星。
低軌道や超楕円軌道、静止軌道なんかに複数置かれた赤外線監視衛星で、ミサイルが発射されたり、核実験が行われたときの巨大な熱反応を監視しているのだ。
もともと画像でミサイルが配備されているかどうかの情報はあるので、そこで大きな熱反応があればそのミサイルが発射された、ということがわかるわけ。
日本はこの早期警戒衛星を保有していないので、米国に完全に依存しているんだよね。
で、この発射されたという一番大事な情報が米軍経由になるため、初動が遅れるんじゃないか、というのが一部の人が心配していることだよ。

ミサイルの発射が確認されると、今度はその飛行経路を分析することになるのだ。
そのときに活躍するのがイージス・システム。
日本でも「こんごう」などのイージス艦に搭載されているけど、これは大きなレーダーで、Xバンド(8~12GHzの周波数のマイクロ波だよ。)と呼ばれる波長の電磁波で上空を飛行しているものを捕捉するのだ。
その早さや発射情報から、ミサイルを特定し、その飛行経路を予測するというわけ。
ちなみに、イージスというのはギリシアの戦いの女神アテナが全能の神ゼウスから授けられた、あらゆる魔を祓い、攻撃を防ぐというアイギスという防具の名前から来ているんだよ。
FFには「イージスのたて」なんてのが出てくるけど、まさにそれだよ。

で、日本の場合は、イージス艦による捕捉システムを整備するとともに、実際の迎撃手段としてミッドコース・フェーズ用のSM-3とターミナル・フェーズ用のPAC-3の配備を進めているというわけ。
こういうのは使われないにこしたことはないけど、あの国は脅しなのか、本当にやってしまうのかがよくわからないから、牽制の意味も込めてある程度は用意しておく必要があるかも、なんだよね。
でも、当然安いものではなく、多額の税金が投入されるものなので、早くこういうものがなくてもすむ平和な世の中になってほしいものなのだ。

2009/03/29

アン&ミツ

昨日、上野に行ったときに「みはし」でお土産用のあんみつを買ったのだ♪
江戸時代にはこのあたりは寛永寺の総門の黒門があって、そこに流れている川に3本の橋がかかっていたから「みはし」というのだ。
そのころから寛永寺の参詣客に甘味を提供していたんだよね。
で、ボクなんかはそのころからあんみつは名物だったのかなぁ、なんてなんとなく思っていたんだけど、それがどうも違うらしいのだ!

なんと、あんみつが生まれたのは昭和になってから。
みつ豆でさえ20世紀にならないと登場しないんだって。
おどろきだねぇ。
材料的には寒天もあんこもミツも江戸時代にはあったものだけど、そういう食べ方はしていなかったようなのだ。
甘酒もむかしは冷やして飲んでいて、今みたいに温かいものもなかったんだよね。
すると、今の甘味処とはかなり品揃えが違うかも。
一緒なのは緑茶と団子くらいかな?

みつ豆の先祖と考えられている江戸時代のお菓子は、すあまや団子を作る上新粉を練って舟形にしたものに赤エンドウ豆をのせてミツをかけた子ども向けのお菓子だったんだそうだよ。
豆をいやがる人もいるけど、すでにこの時点でセットなのだ。
えも、ミツの甘い味にちょっと塩気のある豆はおいしいよね。
甘さが引き立つし、さっぱりするのだ。
きっと最初から味のアクセントとして使われているんだろうね。

明治も30年代になると、いもようかんでおなじみの浅草「舟和」が、大人用の甘味として、銀のお皿に寒天と果物、赤エンドウ豆をもってミツをかけたみつ豆を売り出したのだ。
寒天の透明感が涼味として評判を得て、夏のお菓子の定番となって広まっていったんだそうだよ。
今でも季語では「夏」になるらしいのだ。
ボクなんかは寒天と豆だけの「豆寒」からみつ豆ができたんだと思っていたんだけど、実際は逆でみつ豆から果物などを抜いてすっきりさせた甘味として豆寒ができたようなのだ。

で、みつ豆が広まっていくと、そこにはいろいろバリエーションができていったみたい。
今でもアイスクリームがのったクリームみつ豆、白玉の入った白玉みつ豆などがあるけど、このみつ豆にあんこを足した人が出てきたのだ。
その最初は、銀座のお汁粉屋「若松」で、1930年と言われているのだ。
やっぱり、意外に新しい食べ物なんだよね。
で、このあんみつにもみつ豆と同じようにバリエーションがさらにできて、クリームあんみつ、白玉あんみつとさらに拡大していくことになるのだ。

最近はマンゴーをのせたり、抹茶アイスをのせたり、それこそ多種多様なものがあるよね。
ミツと寒天・豆が共通で、そこにあんこが入るか、他のトッピングがあるかで変わってくるのだ。
ミツも白蜜と黒蜜があるし、あんこもこしあんと粒あんがあるし、トッピング以外でもけっこう変わってくるよ。
ボクは黒蜜+こしあんで、求肥が入っているのが好きなのだ(^o^)/

2009/03/21

薄っぺらいのにすごいやつ

バブルの時期のころからか、食べ物にワンポイントで金箔がふってあることがあるよね。
最初こそ「食べても大丈夫?」なんて話題にもなったけど、今ではかなり普通なのだ。
でも、金の場合は王水にしか溶けないから、実はそのまま排出されてしまうんだよね。
なので、完全におかざりなのだ。
でも、この金箔って、西洋のメッキとは違ってまさに金属の金をたたいて引き延ばしたもの。
日本の伝統工芸なのだ。
というわけで、今回は少し金箔について調べてみたよ。

一般に見られる金箔の薄さは1万分の2~3mmというから、0.2~0.3ミクロン。
大腸菌は1ミクロンくらいだから、それよりもさらにうすっぺらいのだ!
5円玉と同じ3.75gの金を使うと、畳一畳分にもなるだとか。
金箔にはいろいろと種類があるようだけど、よくあるのは銀と銅を少し混ぜ込んだ合金なんだって。
これは金箔に加工するときに伸びやすく、破れにくくするためなのだ。
純金の金箔もあるらしいけど、あまり一般的ではないみたい。
で、この合金の割合で色が決まるんだって。
金箔といっても単色ではないのだ。
ちなみに、銀も銅も微量だし、金とともに食品添加物に認められているから食べても平気なんだって。

この金箔、基本は紙の間には実たたきまくって作るのだ。
まずは合金を作って薄く延伸し、薄板を作るのだ。
この時点で薄さは0.02~0.05mmというから、髪の毛の太さくらい。
これを適当な大きさに切って、紙に挟んでたたいて伸ばし、それをまた大きな紙に挟み直してたたいていくのだ。
こうして2~3ミクロンまで薄くするんだよ。
その後、小さく切り分けで紙の間に挟んだものを重ね、皮の袋に入れて最終工程の引き延ばし。
たたいては出てきた熱を冷まし、というやり方で伸ばしていくんだけど、均一に広がるように注意品刈ればならないのだ。
これが10分の1の薄さになると金箔のできがりというわけ。

かつては全部手仕事だったわけだけど、今は機械打ちもできるようになっているみたい。
さすがに紙から薄く延びた金をはがすのはできないけどね。
でも、今でも金箔職人の名人はいて、機械よりもはるかに薄く、きれいに伸ばすことができるのだ。
向こう側がすけるくらいなんだそうだよ。

この金箔の作成過程で間に挟む紙は、金を伸ばすのに使われた後にあぶらとり紙に転用されるのだ。
この紙は薬品につけたりしてから使うらしいんだけど、何回か使うと金を伸ばすのには使えなくなるんだって。
その紙を「ふるや紙」というだけど、これがあぶらとり紙に使われるのだ。
おそらく、なんどもたたかれて紙の繊維が細かくなって毛細管現象による吸い取り効果があがっているんじゃないかな?
有名なようじやのやつなんて、くっつけただけで油を吸い取るよね!

さらに、金箔製造の最終工程に使う皮はタヌキの皮。
たたいても丈夫ということのようなのだ。
で、ここから来たんじゃないかというのがいわゆる「八畳敷き」。
タヌキは自分の玉袋をかぶって変化したり、それを赤い毛氈に見せかけて人をだますなんて言うけどど、タヌキ=広がる、というイメージを与えたのはどうも金箔作りのようなのだ。
実際にはタヌキのやつはむしろ小さくて、丸いしっぽがまたの間から見えるので大きいと勘違いされていたっていうのもあるみたいだけどね。

この金箔作り、発祥は室町以前にさかのぼるのだ。
金閣寺こと鹿苑寺は金箔張りだけど、あのこrはまだ江戸時代より分厚い金箔だったそうだよ。
江戸時代になるとこれが幕府に独占されるんだけど、加賀藩では隠れて作っていて、ずっと幕府に産業として認めるように求めていたそうなのだ。
で、実際にものもよくて闇で流通して広まったので、いつしか加賀の金箔は公にも認められるようになったんだそうな。
それが今も続く加賀の金箔なのだ。

金箔ができる前は、水銀に金を溶かし込んで液体の合金にして、それを塗ってから水銀をとばしたんだよね。
その方法で作ったと言われているのが奈良の大仏。
造立当時は金ぴかだったのだ!
でも、この大工事の時には相当数の人が水銀中毒でやられてしまったみたい・・・。
水銀-金合金を塗った後に周りで火をたいて水銀をおばすそうなんだけど、あたりは水銀の蒸気でいっぱいになるのだ(>_<)
金箔ができるようになると、それを表面に張っていくだけになるので、そういう被害はなくなっていくのだ。
これも技術のおかげだよね。
ま、ただ張るわけじゃなくて、そこにも技術が生まれ、またそこから文化が生まれてきているのだ。
それが今は食文化にも入ってきているということだよね。

2009/03/14

タコたち

今日は御日rにタコスをいただいたのだ。
野菜もわりとおおめにとれるし、サルサのすっきりした辛さが好きなのだ。
スパイシーなお肉も野菜と差宇佐と一緒に巻くとさっぱり食べられるよね。
同じファストフードでも、ハンバーガーなどに比べるとヘルシーっぽい感じがするよね(笑)
というわけで、今日は少しタコスについて調べてみたよ。

日本語では「タコス(tacos)」と言うけど、実はこれは複数形で、本当は「タコ(taco)」が正しいようなのだ。
なぜか日本では複数形で広まってしまったわけだけど、スミをはくタコ(octopus)と区別がつかないからかな?
時々にhんではこういうのがあるよね。
最初にオープンした店の影響というのもあるのだろうけど。

このタコスはスペイン料理の流れをくんでメキシコで発達した料理で、軽食・簡単な食事としてよく食べられるんだよね。
日本で言うと丼物とかおにぎりに近いのだ。
タコは、トウモロコシ粉を使って作った平たいパンのトルティーヤにレタスやトマト、タマネギなどの野菜、小さく切った牛肉のステーキや豚肉・鶏肉の細長く引き裂いたものなどの肉をコリアンダーなどの香草と一緒にサルサをかけて巻いて食べるのだ。
最近はアボガドを使ったmどりいろのねっとりしたソースのワカモレを入れたり、過rさいそーセージのチョリソ、キャベツ、キノコ、チーズ等々、具のバリエーションはたくさんあるんだよね。
そのあたりもメキシコの国民食という感じがするのだ。

ところが、これが米国に渡ってテクスメクス料理になると様変わりするのだ。
まず、ハードタコとソフトタコというものに分かれたんだよね。
ハードタコはトウモロコシ粉で作ったトルティーヤをトルティーヤ・チップスのように油で揚げてかりかりにしたものの中に具を挟んだもの。
さくさくした食感を楽しむのだ。
ソフトタコはメキシコのタコに近いけど、使うのは小麦粉を使って作ったトルティーヤで、本場のもっさりした感じから、もっちりした食感に変わるんだよね。
薄焼きパンに具を挟んだ感じだよね。

で、米国のソフトタコが日本に導入され、日本のタコスができるんだよね。
米軍が駐留している沖縄ではあなりむかしから広まっていたみたいだけど、本土上陸はもっと後。
ボクが知る限りでは、外タレの先駆者の一人、ユタ出身の弁護士であるケント・ギルバートさんが原宿にタコスの店を作ったのがメジャーになった最初じゃないかな?
その店亜すぐにつぶれてしまって有名になったんだけど。
きっと、米国料理を食べさせるお店である程度認知されはじめ、いよいよ広めていこう、というときにあまりうまくいかなかったのだ・・・(>_<)

それがヘルシー食ブームか、スパイシーな料理のブームに乗って一気に広まったんだよね。
今ではかなりメジャーな食べもなのだ。
さすがに米国のように専門のチェーン店(タコベルなど)ができるほどじゃないけど。
でも、このタコスの浸透で、タコスフにして食べる、という習慣も出てきたよね。
もともと手巻き寿司とか海苔巻き、丼物などの組み合わせ系の食べ物が好きだから、米国風からはまた変わって独自の発展を遂げようとしているのだ。
そもそも、きっと辛さも抑えめだし、香草やスパイスも抑えめだろうしね。
それにピタパンやラップ系のサンドイッチも合流するからわけわからなくなるわけだけど。

さらに、沖縄で独自の発明されたのがタコライス。
タコスに巻く具をライスにのせたという、丼とタコスの融合で、米軍の兵士にたくさん安く食べてもらおうと1980年代にできたみたい。
今ではロコモコと並んで、新たな丼物として東京でも見かけるようになったよね。
塩辛くてスパイシーな肉類はむしろご飯に合うかもしれないのだ。

でも、こうした動きがあると、また原点回帰も出てくるんだよね。
けっこうメキシコの人が日本にやってきたというのもあるんだろうけど、本場のメキシコ料理屋で本場のタコも食べられるようになってきたのだ。
でも、正直なところ、ボクなんかは日本風にアレンジしたものの方がやっぱり食べやすくて好きなんだけどね。
それに、日本風の新たなバリエーションも出てきているので、いつしかカレーライスのようにむしろ日本風が海外に輸出できるくらいにしたいものなのだ。

2009/03/07

その筋の人々

民主党の小沢代表の公設秘書が逮捕されるという事件で、最近「与党までは手が回らないだろう」という「政府高官」のコメントが話題になっているよね。
これには与野党から批判が出ているし、官房長官も定例記者会見で「政府としての見解ではない。」と説明しているのだ!
それにしても、気になるのがこの「政府高官」が誰かっていうことだよね(笑)
というわけで、今回は報道で見かけるそういう表現がだれを指すのかを探ってみたのだ。

みんな気になるようで、調べてみるとすぐに出てくるんだよね。
有名なのは「政府首脳」と「政府高官」で、これはそれぞれ「内閣官房長官」と「内閣官房副長官」を指すことが多いのだ。
内閣官房長官は内閣総理大臣の女房役とも言われる国務大臣で、官邸を仕切ったり、スポークスマンとして毎日記者会見を開いたり、ということでよく報道に出てくるのだ。
その会見の映え発言した内容はそのまま「官房長官」の発言にんるなけど、記者のぶら下がり取材などの非公式の場での発言が「政府首脳」となるのだとか。
オフィシャル度が違うということだけど、わざと情報をリークするようなときにも使うみたい。

官房副長官というのは官房長官の下で内閣をまとめる役職で、各府省の副大臣のような立場だけど、もっぱら各府省の調整や国会との連絡役などを務めるのだ。
かつては政務と事務の二人だったけど、今は政務(衆議院)、政務(参議院)と事務の3名。
政務の二人はそれぞれ衆議院と参議院の議院運営委員会に参加して本会議の日程調整や閣僚の海外出張や国会同意人事の事前了解を得たりするのだ。
事務の官房副長官は事務方の最高のポストで、旧内務省系(警察庁、旧自治省及び旧厚生省)がつくことが多いよ。
この人たちが非公式の場で名前を明らかにしないことを前提に話すと「政府高官」で、今回も3名のうちの誰か、ということになるのだ。
たいていは発言内容でほぼ誰だか特定できるんだけどね。
今回は、警察官僚出身のあの人だろうね・・・。
※これについては後日河村官房長官から漆間副長官だったことが明らかにされたのだ。

で、これらの人がもっとオフレコで話すと「政府筋」という表現に変わるんだとか。
ボクは前に事務の官房副長官を務めた古川貞二郎さんの本を読んだことがあるんだけど、週に一度家や職場に記者を招いて「記者懇」というのをやっているらしくて、そういった場で、「これはオフレコだけど・・・」と話すと「政府筋」の話となるのだ。
これも酒の勢いでついつい漏らしてしまうような場合もあるんだろうけど、たいていは公には言えないけど、マスコミにその情報を取り上げてもらいたい、なんて時に使っているようなのだ。
こういうのはその世界では大事なんだよね。

最近の麻生総理の関連の話題でよく出てくるのは「官邸事情通」だけど、これは役人である官邸の職員というより、永田クラブ(官邸記者クラブ、正式には内閣記者会)に属して長いこと官邸に詰めている記者なんかなんだそうだよ。
でも、時々総理秘書官だったりするらしいのだ。
この辺はなかなか発言内容しかも多くの場合は要旨)だけじゃわからないよね。
外の人が言ったのと中の人が言ったのではだいぶ違うんだけど・・・。
その辺をごまかせるから時々秘書官も漏らすんだろうけどね。

これに対して、「○○省高官」や「○○省幹部」、「○○省職員」なんてのもあるよね。
これはわりとわかりやすくて、「高官」というと事務次官や局長などの偉い人たち、「幹部」というとそれ未満だけど課長以上の役職にある人たち、そして、その他課長未満が「職員」となるのだ。
「○○省筋」ぬいなると、オフレコで課長級が記者に漏らした話が多いみたい。
官邸と違って各府省の場合は「事情通」はあまり見ないよね。
各府省にも記者クラブはあるはずだけど、官邸と違って課長やそれ以下の情報を漏らしてくれる協力者(?)がいるから、出てこないだけかな?