ふきだまり注意
熊本でまた大きな地震があったのだ。
熊本城の天守閣が復活してまたすぐの被害・・・。
しかも、今回はイオンモールでガス爆発が起きるなんて災害も。
御きゃうさんたちは避難が終わった後だったので大きな被害にならなかったとはいえ、映像で見る限り、見るも無残な感じ。
この爆発の原因はガス漏れ。
この施設では液化石油ガス(LPガス)を使っていたみたいで、地震で大きく揺れてガス漏れが発生。
それが施設内に広がって何かのタイミングで発火。
どっかーんといったらしい。
地震発災後からかなり時間がたってからだったので避難が間に合っていたのだ。
でも、駐車場に避難していた人たちは爆発の様子を目撃したらしい。
都市部でパイプラインにより供給される都市ガスは液化天然ガス(LNG)。
主成分はメタンで空気より軽いのだ。
なので、ガス漏れが発生した場合は天井の方にたまっていくので、姿勢を低くして逃げましょう、と言われるんだよね。
余裕があれば高いところにある窓南下をあけてあげると空気中に拡散もされていくのだ。
一方、今回の爆発の原因のLPガスは、ボンベにためおくもので、火災が起こるとそのボンベが爆発するおそれがあってリスクが高いんだよね。
そして、主成分はプロパンやブタンで空気より重いガス。
下の方にたまるので、この場合は姿勢を低くしてはダメなのだ。
かつ、通気をよくしても拡散されず、低いところに吹き黙ってしまうので、局所的に濃度があたかくなることもあるのだ。
まさに今回の爆発が層だったみたいで、局所的にガスがたまってしまったところがいくつかあって、そこで連続的ン爆発が起きているみたい。
発火の直接の原因は漏電なんじゃないかと言われているけど、そこかしかに容易に火がついて爆発する爆弾が置かれているような状態になってしまっていたんだよね。
しかも、都市ガスに比べてLPガスは火力が強いのだ。
火が付いたときの爆発力が大きいわけ。
これは燃えるときに燃焼熱というよりも、排ガスの量の問題も大きいのだ。
メタンはCH4なので、これが完全燃焼するとCO2+2H2Oとなって3分子になるのだ。
一方、プロパンはC3H8なので、完全燃焼すると3CO2+4H2Oで7分子出てくる。
仮に理想気体と仮定すると、その容量は分子数に比例するので、同じ温度で燃焼した場合、排ガスは2.3倍発生するのだ。
これが爆発力が大きくなる原因だよ。
下にたまっている者が爆発して、その爆風も強くて、それが同時に複数個所で爆発が起こって、という結果として一気にしょっぽんぐモールが残骸になるような災害になったのだ。
下にたまってしまう以上、排気でガスを拡散・放出させるのも原因があるし、なるべく早く逃げて距離を取るしかないのだ。
で、イオンモールの災害マニュアル上も、とにかく早くお客さんを避難させる、自分たちも避難する、避難したら戻らない、となっていたようなんだけど・・・。
今回の事故ではなぜか戻った人、居残った人がいたみたいで、そういう人たちが被害者になってしまったようなのだ。
マニュアルが正しくできていて、それで多くの人が助かったので、非常に残念なことだけど。
こういう事故の教訓として、「こういう行動をしましょう」というだkではなく、「なぜそのような行動が必要なのか」も併せて知っておいてもらわないとダメだということだよね。
そういうリスクが高いLPガスではあるけど、パイプラインで供給される都市ガスとは違って、ボンベを持ってくればすぐに使えるので、災害復興に強いというメリットもあるのだ。
非常に大きな事故になって島たけど、おそらく一番最初に再開できるライフラインはLPガスになるんだよね。
その意味でも、今一度正しく使うことを念頭に、そのリスクとメリットを多くの人に知ってもらった方がよいのだ。