糸引く水
ネットで「納豆水」という不思議な言葉を見たのだ。
何かと思えば、納豆の張っていたパックに水をしばらく張って、水の中に納豆菌を溶かし込んだものらしい。
それがいろいろと役に立つというのだ!
うちも割とよく納豆を食べるから、これは聞き捨てならないぞ、と少し調べてみたよ。
納豆菌は枯草菌の一種で、まさに枯草に普通に付着している細菌。
でも、この枯草菌の仲間は非常に強い菌で、「芽胞」という状態になると、高熱にも耐えるのだ。
実際、納豆の製法では、稲わらをゆでてそこに蒸した大豆を詰める和kだけど、このゆでる過程で納豆菌以外の細菌はほとんど死滅するので、納豆菌による発酵が進む、ということなのだ。
繁殖力も強く、日本酒や醤油・味噌を扱っている職人さんは納豆を食べないんだよね。
麹や酵母がすべて納豆菌に駆逐されてしまうから・・・。
ボクも学生時代に細胞培養をしていたことがあったけど、細胞を触るときは納豆は食べないように、と言われたものだよ。
そんな納豆菌の強さを活かすのが「納豆水」。
一つの使い方は、家庭菜園や植木などに使うんだって。
そう、そのまま納豆水を土にかける・・・。
乞うsることで、土壌中で納豆菌が有機物を分解し、植物に必要な栄養素を作り出すとともに、持ち前の強い繁殖力で他の菌の繁殖を抑えるので、病害にも強くなるのだとか。
納豆を食べた日に納豆パックに張っておいた水をかけるだけなららくちんだ。
ちょっとにおいはありそうだけど。
そもそも枯草菌の仲間は農業では有用微生物とされていて、有機物を分解して土をふかふかにし、栄養素も作り出して根を張りやすくさせ、さらに、病害も防ぐのだ。
市販もされていて、濃い現役を薄めて巻くんだそうだよ。
納豆パックにためた水はまさにそのような薄めた状態の菌液になっているわけだ。
「枯草菌」という名前から受けるイメージだと、「草を枯らすのでは」とも思えるだけど、上述のように枯草から見つかる菌ということなんだよね。
最初は干し草を水にさらし、その水の中で発見されたらしいよ。
もうひとつの役に立ちそうな使い方が、排水口の洗浄。
排水口のぬめりやにおいの原因は、一部残ったゴミやカスに雑菌が繁殖するからなんだけど、そこにより強い納豆菌を持ってくることで駆逐してしまう、ということらしい。
ただし、水が常に流れている状態だと納豆菌も流されて行ってしまうので、寝る前など、しばらく水を流さないタイミングで納豆水を使うのがよいのだとか。
さらに言えば、直前に一度熱湯を流したうえで納豆水を流せば、熱で殺菌したうえでそこに納豆菌が生えるのでより効果が上がるはず。
我が家は金属イオンの殺菌効果を狙って、使用済みのアルミホイルを丸めて排水口に入れているのだ。
効果がどれだけ出ているかは正直わからないのだけど、少なくともにおいがしてきたことはない。
納豆水はこれを越えることができるのか。
次に納豆を食べた機械でぜひ試してみたいなぁ。
そのためには、納豆パックに水を張って夜まで待つ必要があるのか・・・。
それもなんだかな。
でもでも、こういうのは意外と生物学的対処法の方がよかったりするんだよね。
これから気温が上がると菌の繁殖力もあがるし。
やっぱり納豆パワーの実力を見てみたい気もする。
それにしても、安価で栄養豊富でおいしくて、さらに、食べた後のパックまでさらに使えるなんて、納豆はすごいやつだ。