Eがいいらしい
寒さと乾燥が本格的になってきた!
指先がかさかさになって、ハンドクリームが欠かせない季節だよ・・・。
気温が低くなるとどうしても手を洗ったりするのにお湯を使うんだけど、どうすると、皮膚の表面の油脂分を余計に洗い流してしまうので、適度な油脂が確保できずにかさかさになるのだ。
原因はわかっていても、この時期に冷水を使うのはためらわれるよね。
しかも、冷水を使うともっと気になるのは、あかぎれ。
皮膚の表面が角質化して、さけたところから血がにじむのだ。
これは、しもやけの状態になっている手足が、乾燥により皮膚表面がかさかさに硬くなると、ぱっくり割れて細かい傷になってしまうのだ(>o<)
ひびが入り始めた状態が「ひびわれ」で、皮下に達して血が出るとあかぎれなのだ。
で、これを防ぐには、手の保湿を大事にするとともに、まずはしもやけを防止することだよね。
しもやけは、体の末梢が寒さによって血行不良になり起こる炎症で、手足のほか、ほほ、鼻先、耳たぶなんかもなることがあるよ。
ジンジンと脈動に応じてむずがゆい、或いは、痛い、熱いと感じるのだ。
寒さによって熱傷様の炎症が起こるので「しもやけ」と言うんだよね。
てっきり寒ければ寒いほどなりやすいかと思いきや、一番しもやけになりやすいのは、気温が5度前後で、昼夜の温度差が大きい時期なんだとか。
ということは、秋から冬に変わるこの時期や、春先のまだ寒い時期ということだよね。
雪がしんしんと降るような寒い時期は思ったより多くないようなのだ。
手足をぬれたまま放っておくと気化熱により皮膚表面の温度が下がるので、しもやけをおこしやすくなるのだ。
水で濡れたらすぐふくのは当然なんだけど、靴の中に「あたたかくなる中敷き」みたいのを入れておいて、靴の中が暖まって足が汗をかいたとき、すぐに靴下を交換しないとその汗が気化熱で足先を冷やしていくこともあるのだ。
もともと汗をかきやすい人や、代謝が高い子供は気をつけないといけないんだよ。
先が細っている靴だと、もともと血行不良になりやすいので、これも気をつけないといけないのだ。
血行不良でしもやけが起こることはわかっているんだけど、なんで炎症になるかはあまりはっきりしたことが書かれていないのだ。
でも、5度前後の気温で寒暖差が激しい時期に起こりやすいこと、しもやけの予防にはビタミンE(酢酸トコフェロール)が効果的であることが知られていることを考え合わせると、おそらく、活性酸素が悪さをしていると考えられるんだよね。
血行が悪くなったところに急激に血流が再開すると、そこで活性酸素(フリーラジカル)が生まれて、炎症を誘発すると言われているのだ。
「床ずれ」も同様で、ずっと同じ姿勢で寝ていて血行が悪くなったところで、体位が変わって血行が回復すると、そこで炎症が発生するのだ。
やっぱりビタミンEが効くと言われているよ。
ビタミンEは抗酸化剤なので、発生した活性酸素とさっと反応して消してくれるのだ。
しもやけの場合も寒さにより血管が収縮し、血行が悪くなった状態であたたかい場所に入ると血液が急に流れ込んできて、活性酸素が発生している可能性があるのだ。
そのままにしておくと、その場に活性酸素がとどまって、まわりに悪さをするので、この活性酸素を消すか、血流中に散らす必要があるのだ。、
ひどいしもやけの治療だと、お湯と冷水を用意して、ゆっくりと交互に手をつけていくんだよね。
これをやると、血管が収縮・拡張をゆっくり繰り返し、血行が改善するんだよね。
しもやけの場合は、血流は一時的に回復するんだけど血行は悪いままなので、そこに血液が滞りがちなのだ。
これをきちんと流してやることが大事なわけ。
というわけで、この季節はビタミンEを摂取するように心がけて、手足の保湿に気をつけ、ぬれたまま放っておかないようにすることが大事なのだ。
それと、血行不良が原因だから、手をもんだりして軽くマッサージしながら血行をよくしてあげるのも大事だよね。
シャワーで済ませず、ゆっくり浴槽につかると全身の血行もよくなるから、そういうところにも気をつけないと。
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