2024/06/29

神宮のMORIMORI

 都知事選の中で、神宮外苑の再開発問題を取り上げている人がいるのだ。
でも、これってすでに言われているように、宗教法人である明治神宮の私有地を純粋民間で再開発する話で、公金は一円たりとも投入されないモノなんだよね。
景観が崩れるとか、日照権が脅かされるとか、周辺住民が反対するのはわかるとしても、都政の争点になるような話ではないはずなんだよね・・・。
でも、なんだか着目を集めてきたので、ちょっと調べてみたよ。

もともと、新宿区や渋谷区のあたりは江戸時代は何もないところだったのだ。
明治神宮内苑は家康公の入府後、肥後熊本藩加藤家の屋敷になるのだ。
内苑にはパワースポットで有名な「清正井」があるけど、それはそういうわけ。
加藤家の改易後は、彦根藩井伊家の下屋敷になるんだよね。
それが御一新で政府に接収されて、代々木御料地になるのだ。

内苑の方はまだ木々があったようだけど(「代々木」地名の由来となるモミの大木があったみたいだよ。)、外苑があったあたりは原野。
何もない野っ原。
そこが御一新後は青山練兵場として陸軍の軍用地になるのだ。
とにかく広大な原っぱだったので、いろんな用途に使われていて、戦前の方の東京オリンピックのスタジアムの候補地だったり、戦前に東京で万博を開こうとするときの候補地だったりするのだ。
それらは実現しなかったわけだけど、太平洋戦争時には学徒出陣の壮行会記念行事なんかも開かれているんだよね。

で、現在につながるような位置づけになったのは、明治天皇崩御後のこと。
明治天皇の御陵は御遺言により、京都の伏見桃山御陵が造営されることになるんだけど、東京府内でも何か残せないか、という話になったのだ。
ちょうど大喪の儀を青山練兵場で開いたこともあり、この近辺に記念施設を創設する計画がまとめられたよ。
その時提案されたのが、国家事業である明治天皇を祭神とする神社施設の創設と、その周辺地域における民間主導の公園施設の整備。
そうして代々木御料地に創設されたのが明治神宮(内苑)で、その外側、青山練兵場跡に作られたのが神宮外苑なのだ。
外苑の整備時には、奉賛会が組織され、各都道府県の支部を通じて国民からの寄付を募ったそうだけど、どの地域も目標額を達成するという大成功のクラウド・ファンディングだったみたい。

宗教施設である内苑と違い、外苑はあくまでも公園なので、記念館としても聖徳記念絵画館(大喪の儀の際に使った葬場殿の跡地に建築)のほか、各種スポーツ施設などが作られたよ。
そう、神宮球場、秩父宮ラグビー場、旧国立競技場(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)なんかだよ。
このほか、景観をよくするために外苑前の銀杏並木が整備されたりしたのだ。
再開発計画に不動産事業者だけでなく、国立スポーツ振興センターが入っているのはそのためだよ。
明治神宮自体は日本で一番初詣の人出がある神社ではあるけど、その収入に御ほとんどは外苑にあるこれら施設の利用料なんだって。
ドル箱は結婚式場の明治記念館と神宮球場みたい。
でも、スポーツ施設群はとにかく古く、老朽化も激しいので、民間の資金を入れて再開発しようという計画のようなのだ。

外苑再開発の批判の中には、「百年の森を守れ」というのがあるけど、これは内苑の方なんだよね。
外苑は緑地面積はあるけど、最初から公園として整備されているので銀杏並木の他はそんなに大きな森はもともとないのだ。
しかも、再開発計画では植樹も行うので、緑地面積はかえって微増するらしい。
樹木が代替わりすることにはなるので体制ベースでは一時的に減ることになるけど。
で、この再開発を止めようという訴えは最高裁まで行って棄却されていて、すでに司法判断も下されているのだ。

ちなみに、「百年の森」と言われている内苑の方も、もともとは人工林。
約100年後に自然林に移行するように、と綿密に計画されて作られた森なのだ。
通常、神域の森はスギやヒノキなどの針葉樹林なんだけど、東京の気候や煙害などを勘案し、カシやクス、シイなどの広葉樹が中心になっているのだ。
基本的には手入れはあまりせず、自然な変異に任せているので、今ではほぼほぼ自然林のような景観になっているのが特徴。
こちらは神域の「鎮守の杜」なので、もちろん再開発の対象にはなっていないよ。

2024/06/22

宣言はしません。

 東京の梅雨入りが遅れているのだ。
天候的にはそれっぽいような、そうでもないような。
で、どういう判断基準で梅雨入りしたかどうかを決めているか調べてみたんだよね。
衝撃の結果が!
次回、梅雨入りはディナーの後で、というのはウソで、単純に言うと、「判断基準はない」というのが気象庁の正式な回答。

そもそも、気象庁は梅雨入りの時期を推定しているだけで、「宣言」はしていないのだ。
よくよく報道を正しく聞いてみると「梅雨入りしたとみられる」と発表しているだけ。
かつ、実は事後に実際の天候の移り変わりから日付を確定し、記録に残しているというのだ。
なので、報道で「今年は昨年より1週間ほど遅い梅雨入り」とか言っていても、比べているものが違うんだよ。
今年のは推定の日付、昨年のは確定の日付。

気象庁によれば、「梅雨」を「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が現れる現象、またはその期間」と定義しているのだ。
これがすごいのは、この時期に話題になる梅雨前線は定義上は関係ないということ。
あくまでも特定の時期に雨天・曇天が続くことを指しているんだよ。
つまり、梅雨前線が関係ない雨(例えば台風による影響の雨)が続くと、梅雨が明けないらしいのだ!
逆に言うと、こういう定義なので、あるときまでは晴天が続いていたけど、どこかのタイミングで雨天や曇天が続くようになると「梅雨入り」になるわけ。
実際には、すっきりとクリアカットで線が引けるわけでもなく、「移り変わり」と呼ばれる期間が5日間ほどあって、その中日を「梅雨入り」の日とするんだそうだよ。

気象庁では、週間天気予報でそういう傾向が強く見えてくると「梅雨入りしたとみられる」と発表するのだけど、先日したように、実際の天候を踏まえて後で確定させて記録に残すのだ。
かつては気象庁も桜の開花と同じように「宣言」という形で発表していたんだけど、梅雨入り当日が晴天になったりすることもあってクレームが来たそうで、一切発表をやめたらしいんだよね。
でも、そうすると、今度は何で発表しないんだ、とたたかれたので、今のように「みられる」という推定の発表をするようにしたんだとか。

ここ10年の関東甲信地方の梅雨入り時期を見てみると、ほとんどが6月第1週、遅くても6月中旬までには梅雨入り。
過去30年の平均である「平年値」では6月7日なので、6月20日を越えているのは珍しく遅いのだ。
ちなみに、気象庁のHPで確認できる範囲(=1951年以降)で、関東甲信越地方の梅雨入りが6月20日以降になっているのは、1967年と2007年だけ。
1967年のときは、梅雨明けはその後割とすぐ後の7月18日なので、1ヶ月なかったのだ。
一方、2007年のときは梅雨明けもずれ込んで8月1日なので、1ヶ月半くらい梅雨が続いたのだ。

報道では、今年の梅雨は期間はそんなに長くないけど、強い雨がざーっと降ることが多い、みたいな予想をしていたけど、どうなんだろう?
雨の総量は農作物に大きく影響する(空梅雨だと不作になりがち)けど、最近は雨の降り方も問題だよね。
あまりにも強く降ると土砂崩れとかにつながるから。
それなりの期間、しとしとと降って、相応の量の降雨がある、というのが理想なんだけどなぁ

2024/06/15

淑女の読み物

 最近の若者は、わりと本を読むらしい。
といっても、ライトノベルが読まれているだけのようだけど・・・。
いわゆる「なろう系」やら「異世界転生もの」が量産されていて、アニメや漫画に展開されてメジャー化していくのだ。
古く言えば、「スレイヤーズ」、その後の世代だと「涼宮ハルヒシリーズ」、最近のだと「転スラ」、「無職転生」、「シャンフロ」、「オーバーロード」とか。
「涼宮ハルヒ」の時代まではプロ作家が書いていたのだけど、最近は小説投稿サイト(「小説家になろう」とか「アルファポリス」など)で素人作家さんが投稿して、人気が出ると書籍化、というぱてーんが増えてきているよね。
こういう形にすると玉石混交だろうけど、編集者が「何が受けるか」をあまり考えなくても、実際に人気のあるコンテンツを見つけられるという利点があるのだ。
携帯小説もそうだけど、けっこう何が受けるかわからないというのはあるんだろうね。
小説としては表現がけっこうメタメタでもストーリーや設定が面白い、キャラクターが魅力的、なんだか読ませる文章で続きが気になる、とかとか。

で、それはまだ理解できるんだけど、いまいちよくわからないのが、なぜか売れ続けている「ハーレクイン・ロマンス」。
こういう言い方をすると愛好者には怒られるかもだけど。
男性であることもあって、ほぼ触れたことはないので、よくわからないんだよね。
岩波文庫並みに本屋の一角を占めていて、売れ筋の書籍の一軍であることは知っているのだけど。
なので、少し調べてみることにしたのだ。

基本的には、ハーレクイン社が出版している主に女性をターゲットとした大衆恋愛小説のペーパーバックが「ハーレクイン・ロマンス」なのだ。
書いているのも女性、読んでいるのも女性で、男性には近寄りがたい雰囲気を持っているのが特徴。
日本では翻訳版が月2回刊行されているらしいけど、それくらい頻繁に出版されるもので、書籍の大量生産・大量消費の代名詞であるペーパーバックの雄なのだ。
っていうか、現在ではぱーぱーバックはもう「ハーレクイン・ロマンス」くらいしか売れないらしい。
かつてはスティーブン・キングのミステリなんかが良く売れたわけだけど、他のコンテンツが充実してくるにしたがってそういう伝統的なペーパーバックは軒並み売れなくなって、「ハーレクイン・ロマンス」だけが残ったようなのだ。
どうも、これは「ハーレクイン・ロマンス」の特徴から来ているらしいことがわかったよ。

先に書いた通り、基本は女性が読む女性作家による大衆恋愛小説。
ヒーローと呼ばれるイケメンや大金持ち(19世紀前半の英国摂政時代の貴族とかアラブの富豪とからしい。)の男性が、ヒロインと呼ばれる主人公の女性と恋に落ち、ハッピーエンドで終わるのだ。
かつ、女性をターゲットにしているので、女性が読んでいて不快になるような展開はまずなくて、浮気とか不倫とかではなくて、あくまでも純粋な恋愛が成就する、というものらしい。
日本ではドロドロした昼ドラが主婦層に好まれていたけど、欧米文化はキリスト教的な価値観もあって、王道のれないがよいらしい。

内容的には3つのシリーズがあって、日常では怒らないようなドラマティックな恋愛の話の「ロマンス」、身近に起こりそうな恋の話の「イマージュ」、情熱的な恋の話の「ディザイア」に分かれるそうで、背表紙もこのシリーズごとに色分けされているみたい。
で、舞台設定でもパターンがいくつかあって、歴史もの(ほとんどは英国摂政時代、日本の異世界転生ものの異世界のほとんどが中世欧州をベースにしているようなものか?)、アラブ王国もの(シークというアラブの王族と恋する話らしい、これはシャムの王様と子供たちの英語家庭教師の恋を描いた「王様と私」みたいなものか?)、現代もの(キャリアウーマンだったり、平凡な女性だったり)がメジャーみたい。
こういう基本的な枠組みの中で、いろんな女性作家が「順列組み合わせ」のような定型パターン・エピソードをつなぎ合わせてハッピーエンドになるれ内を描くようなのだ。
逆に言うと、こういう基本コンセプトがあるからこそ、どんどん大量に刊行できるわけだよね。

正直、これだけ聞くと、「そんな小説を読んで面白いのか?」と思うわけだけど、実はそうではないらしい。
これは、ターゲットである女性読者がその読書体験で何を求めているか、ということにつなげっているのだ。
基本的には、読書体験では、まだ見ぬ世界を知って知識が広がったり、登場人物に感情移入して喜怒哀楽を疑似体験したりするわけだけど、どうも女性の読書体験は後者、感情移入の方に重きが置かれるらしいんだよね。
女性は教官を求める、と言われているのと同じ。
逆に男性は理屈っぽく知識を求める傾向にあると言われ、自己啓発本みたいなやつはほとんどが男性読者なんだそうで。

そうなると、女性読者としては、読書を通じて疑似恋愛を体験して、ドキドキしたい、ワクワクしたい、と思っているわけだ。
でも、個人個人で趣味嗜好がことなるから、せっかくなら現実では味わえないようなラブ・ロマンスを求める人もいれば、実際には体験できていない日常の中でも起こり得そうな恋愛を求める人もいるのだよね。
で、自治はそのほとんどすべてのパターンがそこにはあるのだ!
つまり、読者にしてみれば、自分がどの疑似恋愛体験をしたいのかを探りながらいろんな作品を読んでいくことになるよ。
これが数多くの作品を次々と打ち出して読者をひきつけてやまないコツ。
最初はこういうのが好き、と思っていても、読んでみたら別のジャンルもよかった、みたいなのもあるし、一度はまればどんどん手に取るのだ。
こう考えると、なんだか「なぜ売れているのか」がわかった気がするよね。
ボクは恋愛小説はあまり好みでないので読まないけど(笑)

2024/06/08

丸善にしかける

 地味に好きなお菓子がある。
それはレモンケーキ。
甘酸っぱくて、懐かしい味。
子供の時に最初に食べたのは近所のケーキ屋さんのやつ。
大人になってからは主にコンビニやスーパーで買える山崎のレモナック。
時々百貨店で高級なやつを買うとぜいたくな気分になる。

そんなレモンケーキ。
発祥は大正時代だそう。
広島県の物産陳列館(被爆後に「原爆ドーム」になった建物)で大正8年(1919年)3月に開催された「似島獨逸俘虜技術工藝品展覧會」の菓子即売所で、日本初のバウムクーヘン(ユーハイムのもの)とともにレモンケーキが販売され、大好評を得たのだとか。
この時のレモンケーキは今のような紡錘形でコーティングされたものではなく、レモンピールなどで風味をつけた生地をパウンドケーキ型で焼いて、上部にアイシングしてからカットしたものだったみたい。
当時の広島県内では一大ブームで、御使い物や仏壇に供える菓子と言えばこれ、というくらいになったとか。
それが全国に広まっていったらしいけど、そこまでメジャーにはならなかったのだ。

転機が訪れたのは戦後になってから。
葛飾区にある製菓・製パン用型製品を作っている千代田金属工業が、レモンをかたどった紡錘形の型を作ったのだ。
これまではサクで焼いてカットしていたわけだけど、フィナンシェなどの焼き菓子のように、最初から一つ一つ紡錘形の焼き菓子ができるのだ。
これにレモン風味のホワイトチョコレートでコーティングすると、現在一般的に認知されているようなレモンケーキになるわけ。
これが昭和40年代から50年代にかけて一大ブームになり、全国メジャーなお菓子になったわけ。

まだこのころだとあまりにもしつこいバターの風味は苦手な人が多いだろうし、少し酸味があってさっぱりしているほど良い甘さが受けたのかも。
フォルムもかわいらしいしね。
焼き菓子なので生ケーキより日持ちするので「おもたせ」なんかにもできる点もよかったのだ。
で、その後は「ちょっと懐かしいお菓子」程度になっていくんだけど、最近またブームが来ているようなのだ。
平成の後期くらいからだけど、レモン風味のお菓子が流行ってから、伝統的(?)なタイプにひと手間加えたものが出て来るんだよね。
中にレモンマーマレードを入れてみたり、レモンピールをお目にしてよりレモン風味を出したり。
これらが高級路線のレモンケーキなのだ。

でも、ちょっと気になるのは、なぜ広島発祥なのか?
そう、我が国ではレモン栽培は広島が全国一なんだよね!
というのも、レモンの木は寒さに弱く、国内で栽培できる個所は限られるのだとか。
その一大産地が広島県の瀬戸内海沿岸部なんだよね。
レモン自体が日本に伝わったのが明治6年(1873年)、広島県で最初に植えられたのが明治31年(1897年)と言われているよ。
最初は買ってきたネーブルの苗木の中にレモンが混ざっていて、間違って植えたらしい・・・。
で、レモンの実がなるのだけど、どうやって食べたらよいのかわからないので、港に寄港する船乗りたちに聞いたりしていたのだとか。
そういう背景があって、レモン味のものが広島の名物になったのわけなのだ。

2024/06/01

がる

 実際の会話ではあまり使うことがないけど、ネットなんかでは良く見る表現、「イキる」、「イキり」。
(ネガティブな意味で)格好をつけている、調子に乗っている、虚勢を張っているなどの意味。
不良やチンピラがオラついて絡んでくる様子がまさに「イキって」いる状態だよね。
そういう時に限って、こういう人の方から「イキって」じゃねぇぞ、と言われるわけだけど。

「イキ」は「粋」又は「意気」で、「いきがる」の「が」が抜けた口語表現ではないかと考えられているらしい。
接尾語の「がる」は、形容詞又は形容動詞の語幹や名詞にくっついて、そのように振る舞う、そのようはふりをする、という意味を持たせる言葉。
「強がる」とか「賢がる」とかの「がる」で、本来はそうでないのにそのように見せている的なネガティブなニュアンスを持っているのだ。
で、「粋」にくっつけば、「粋」なふりをする、「粋」であるかのように振る舞う、ということになるよね。

もともと江戸時代で使われていた「粋」という概念はざっくりという今の「cool」と同じでなんかかっこいい、というイメージ。
なので、「いきがってんじねぇ」という場合は、かっこうつけているんじゃねぇ、ということになつよね。
おそらくこれがもともとの意味なんだと思うけど、これが「イキる」になっていく過程で、便利な言葉として様々なシチュエーションで使われていくことで、広がりを持った意味になっていくのだ。
ええかっこしい・かっこうつけている=>調子に乗っている/虚勢を張っている、的な。

ネットとの相性が良いのは、匿名性の高い場においては、自らの本質を隠してなんでもかんでも「盛れる」ので、まさに「イキっ」た人が数多くいる、ということなんだろうね。
少しでもぼろを出したり、あまりにも見え透いた虚勢であれば「イキり」認定されるわけ。
有名な2ちゃんのコピペでこんなのがあるけど、最後まで「イキっ」ていて清々しく、ほほえましいのだ。

33 風吹けば名無し 2016/06/22(水) 12:46:30.27 ID:ISNFTZMe0
まーたしょうもない人生送ってるやつが成功者を叩いてるのか

45 風吹けば名無し 2016/06/22(水) 12:48:16.70 ID:Y8g+JM3E0
>>33
税理士一発合格、早稲田卒、身長182、都内85階タワマン住みがしょうもない人生なんですか・・・(唖然)

73 風吹けば名無し 2016/06/22(水) 12:50:56.00 ID:+61AL8Z50
>>45
東京都内に85階建てのマンションなどない
今建設中の新宿の60階が東京の最高層だ

109 風吹けば名無し 2016/06/22(水) 12:53:53.53 ID:Y8g+JM3E0
>>73
お前が知らないだけだろにわか
俺が言ったのは海外の都内マンションの事。海外住みだからね
日本住みなんていついった?にわか


ちなみに、「生きる」は同音異義語だけど、「イキる」とは活用が違うんだよね。
「生きる」は上一段活用、「イキる」は五段活用。
否定の助動詞の「ない」に接続させるために未然形にすると一目瞭然で、「生き・ない」と「イキら・ない」に分かれるのだ。
なので、文脈を組まずとも音声だけでも区別することができるのだ。
ま、あんまり「生きる」と「イキる」が混同されるような場面は想定されないけど。
アンジャッシュかなんかがコントにしてくれればおもしろいけどね。
世界の黒澤も「イキる」の方で映画を撮っていたらだめだったかも。

2024/05/25

最期はどちらか

 俳優の中尾彬さんの訃報が流れたのだ。
前に一度大きな病気をしてからかなり仕事はセーブしていたらしい。
その死因は「心不全」。
つまりは最後は心臓が機能しなくなって亡くなった、ということなんだけど・・・。

こういう著名人の不法で発表される死因って、事故死などの外因性でない場合、たいていは「心不全」か「呼吸不全」なんだよね。
つまり、心臓が機能しなくなったか、呼吸ができなくなったかのどちらか、というだけの意味。
人間の生命活動の根幹なのでそれはそうなんだけど、問題は、なぜ心臓が動かなくなったり、呼吸ができなくなったか、ということだよね。
とはいえ、死因についてもプライバシーだから何でもかんでも公表すればいいというわけでもなく、病死か、自然死(老衰など)か」、事故死かくらいわかればいい、と言えばそれもそうなんだよね。
でも、医師又は歯科医師が書くことになる死亡診断書(最終的にその人が死亡したということを医師又は歯科医師が判断した証拠の書類)では、そうもいかないのだ。
なんと、ネット上にはこうせいろうどうしょうによる死亡診断書の書き方マニュアルがあるよ。

この死亡診断書には死因について記入する欄があって、①病死・自然死、②外因死(交通事故、転倒・転落、溺水、煙・火災及び火焔による傷害、窒息、薬物による中毒、自殺・他殺等)、③不詳の3つに大きくカテゴライズされるのだ。
②の外因死の場合はかなり検案をする必要があって、火災現場で焼死体が見つかったときは、火災でなくなったのか、先に殺されていて死体が焼かれたのか、で話が変わってくるわけだよね。
そういうのは監察医が司法解剖をして確認することになるよ。
マニュアルを見ると、例えば、てんかん発作が起こって川に転落して溺死した場合、外因死の「溺水」でなくて「てんかん発作による病死」と書かないといけないらしい。
で、どうやってもなくなった原因がわからないのは③で、これは穴を掘っていたら白骨が出てきちゃって、ものすごく古いもので特に外傷の跡も見られない、なんてもの。
困ったときの分類だよね。

で、問題は「病死・自然死」の死因の書き方。
そのむかしは、心臓が止まったら「心不全」、呼吸が止まったら「呼吸不全」と書いていたみたいなんだ。
でも、こういう書き方だと、世界保健機関で集めている死亡原因の統計データに使えないため、もうちょっとなんで死に至るようになったのかをわかるように書くべし、ということになったみたい。
なので、例えば、がんの末期で最後に心臓が止まって亡くなった場合、かつては「心不全」と書いてしまったんだけど、「〇〇がん」と書かれるようになったのだ。
そうすると、これは統計上の死因は「悪性新生物」に分類されることになるよ。

現在の死亡診断書の様式においては、「直接の死因」、「それに至った原因」、「さらにそれに至った原因」と最大で4段階まで原因をさかのぼって書くようになっているんだ。
なので、最終的に心筋梗塞で心臓が止まった場合、直接の死因は「心筋梗塞」でよいのだけど、その心筋梗塞に至った原因として「冠状動脈硬化症」を書く、という感じになっていて、心臓の冠状動脈の状態が悪くてそれが心筋梗塞につながった、というのがわかるようになっているのだ。
がんの場合だと、原発は「大腸がん」でそれ「肝臓に転移」で「肝不全」みたいな感じになるよ。
ここまでくると、書く方もきちんと把握したうえでじゃないと書けないからけっこう大変なような気がする。

病院で亡くなった場合はカルテ情報やらなにやらあるからこういうのは書けると思うのだけど、問題は、自宅療養している場合だよね。
特に、高齢者の場合はいろんな疾病・症状を抱えていて、朝起きたら亡くなっていた、みたいなのもあるだろうから、そうなると死因を調べて特定する必要があるのだ。
せめて病院のベッドの上ではなく畳の上で死にたい、なんて言うけど、そうなると事後の処理が大変だったりするわけだよね・・・。
しかも、なんで亡くなったかけっきょくよくわからない場合もあって、その場合だけ「老衰」というのを死因にできるらしいよ。
もう体全体が弱っていて、ということだよね。

2024/05/18

まじ寝てねーわ

 この時期の大学生あるある。
「寝てない自慢」!
地獄のミサワではないけど、なぜか寝てない自慢をするよね。
でもって、そんな寝てない状況でも普通に過ごせている俺すごい的な。
ところが、これってイキリ大学生だけの話じゃなくって、社会に出てからも同じような人たちがいるんだよね。
さすがに「寝てない自慢」をストレートでするわけでなく、「ショートスリーパーだから睡眠時間が短くても大丈夫」というように進化するのだ。

実際にショートスリーパーと呼ばれる人たちは存在するらしい。
歴史上の人物ではナポレオンなんかが有名だけど、睡眠時間が短くても平気な人。
具体的には、人間は6時間は睡眠をとらないと不調になって脳や肉体のパフォーマンスが落ちると言われていて、それより未ジカンジカンシカ睡眠をとっていないのにパフォーマンスの落ちない人というのがいるらしいのだ。
2時間寝ればスッキリで、むしろ、4時間以上はどんなにがんばっても寝られない、みたいな。
それでいて、日中に眠気に襲われるわけでもなく、記憶力や判断力にも問題がないそうな。
確かにそういうのはちょっとうらやましい(笑)

一方、普通の人が6時間未満の短時間睡眠を繰り返すと、「睡眠負債」というのがたまっていっていくのだ。
この状態では、記憶力や判断力が鈍って作業効率が落ちていくわけだけど、あまりにも睡眠時間が少ないと身体的な能力も低下していくよ。
徹夜続きの状態がまさにそうだよね。
でも、どうも感覚が鈍い人もいるようで、明らかに睡眠不足状態に陥っているのに、それを認識していない人がいるようなのだ。
軽度なものに限るのだろうけど。
常にそうやってパフォーマンスが低い状態で安定しちゃっているので、パワーマンスが落ちている、ということも感覚的にわからなくなっているんだろうね。
で、こういう人たちが「自称ショートスリーパー」のようなのだ。
体調的には不調を来しているんだけど、それに気づいていない人。
どうも、世に「ショートスリーパー」と自称している人のほとんどがこれではないか、というのが睡眠の専門家の言。
実は、それだけ真正のショートスリーパーというのは珍しい存在なのだ。
自分を特別な存在だと思ってしまうイキリぐせはなかなか抜けないわけだね(苦笑)

では、真正のショートスリーパーは何が違うのか。
体調に不調があるかどうかは個人的・主観的な感覚のようだけど、実は、客観的に観察できる事実でも判別できるみたい。
それは、寝ている間の状態。
真正のショートスリーパーの場合、睡眠時にほぼほぼレム睡眠がないということが知られているんだって。
このレム睡眠というのは、まぶたの奥で眼球がぐりぐり動いている浅い眠りの状態。
Rapid Eye Movementの頭文字をとってレム。
この状態では、肉体は弛緩していて休んでいる状態だけど、脳は割と活動的な状態なんだ。
夢を見ているのもたいていはレム睡眠の間と考えられているよ。
なんでこういう状態があるのか不明だけど、頭の中で記憶の整理をしているのではないかなどと言われているのだ。

で、普通の人は、睡眠時に深い眠りであるノンレム睡眠(眼球の動きがなく、脳の活動もかなり抑制されて、体全体が休んでいる状態)と浅い眠りのレム睡眠を周期的に繰り返しているんだよね。
たいていは90分周期くらいで、6時間睡眠では4サイクルくらいしていることになるのだ。
これは眼球の動きだけでなく、脳波を測定した場合もこの周期性は観測できるよ。
どうも、ショートスリーパーの人は、ほぼほぼずっと深い眠りのノンレム睡眠の状態で、かつ、ノンレム睡眠の時間だけを比べると通常の人と変わらない、ということのようなのだ。
つまり、レム睡眠をスキップできる人がショートスリーパーというわけだ。

ネットで検索すると、「どうやってショートスリーパーになるか」みたいなのを見かけるけど、どうもこれは訓練でどうにかなるものではないらしいよ。
生まれ持っての性質、遺伝的要素が強いようなのだ。
なので、短時間睡眠でならしていこうとしようが、単に睡眠不足になるだけなのだ。
なので、イキってみても仕方がないので、生来のショートスリーパーでないのなら、心身の健康のためによく寝ることとが大事なのだ。
ついつい夜更かししてしまうから、ショートスリーパーになれれば便利なんだけどね。
無理なものは無理ということで。