2010/09/18

店内でお召し上がりですか?

外食をするとよくそのお店の名刺大のカードをもらって帰ったりするんだけど、この前見たやつには、カタカナで「テイクアウト」、英語では「Take Away」と書いてあったのだ!
よく、テイクアウトは和製英語なので英語圏では通じなくて、正式にはテイク・アウェイと言う、なんて言われるけど、そういうことかな?
とは言え、ちょっと気になったので調べてみたのだ。

調べてみると、一般的に言われているのは、Take Outは米語で、Take Awayが英語というもの。
米国ではTake Outと言い、その他の英語圏である英国や豪州ではTake Awayが使われるというのだ。
一部ではCarry Outも使うみたい。
でもでも、ボクが米国にいたときは、Take Outという語はほとんど聞かなかったのだ。
だいたい持ち帰りかどうかを聞くときは「Stay or Go」と聞かれて、「To Go」というのが持ち帰り。
一般的にTake Outは「持ち出す」といった意味があるから、通じないと言うことはないのだ。
このあたりは英語の辞書的な意味と、実際のコミュニケーションの場での使われ方の差なんだろうね。

ちなみに、いわゆる持ち帰り用の食品でも、道ばたにワゴンで出ているホットドッグなどはストリート・フード=歩きながら食べるもので、テイクアウトにはあたらないみたい。
定義は曖昧だけど、きちんと店舗があって、そこで売っているものを持ち帰るのがテイクアウトのようなのだ。
持ち帰り専用のスタンドやウィンドウであってもそれはいいみたい。
持ち帰り専用だったらわざわざ「テイクアウトで」とは言わないけど、持ち帰りの食品のことを「Takeout」と言うので、一応区別が必要なのだ。

そのテイクアウトの一種がドライブスルー。
こっちは英語でもDrive Throughなんだけど、米国では日本よりも多くのドライブスルーがあるのだ。
日本的なイメージだとどうしてもファストフードを思い浮かべがちだけど、自動車大国の米国では、車に乗ったまますませられるものはなんでも車に乗ったまま、というわけで、その種類も多種多様。
ドラッグストア(調剤もあり)や銀行(いわゆるATMでなく、窓口業務もあるのだ!)、日用品などなど。
場所によっては、ドライブスルー・チャペルなんてのもあるようだし、なぜかアルコール販売もあるようなのだ。
日本でも郵便業務や銀行、クリーニング受け渡しなどが一部でやられているようだけど。
町中だったら歩いていった方が便利だよね(笑)

テイクアウトと対立する概念がEat-in。
まさに中で食べていく、ということだけど、明確にテイクアウトと区別するときにしか使わないよね。
持ち帰りが多いようなファストフードをその場でも食べられるよ、というような時に使うことが多いのだ。
米国でもサンドイッチとかハンバーガーとか(特にフードコートにあるもの)はそうなんだよね。
いわゆるイートイン・コーナーっていうやつ。
で、Eat-inに対して、Eat-outという表現もあるようなのだ。
中では食べないよ、ってこと。
あんまり使われないようだけど。

もうひとつの対立概念はデリバリー。
テイクアウトは自分でお店から持ち帰るけど、自分のところにお店から持ってきてもらうのがデリバリー。
日本でもおなじみの出前だよね。
もともとそばやラーメン、寿司などで出前の文化があるので、ピザのデリバリーが始まったときにはあんまり違和感はなかったけど、最近はファミリーレストランやオードブルなんかのデリバリーが増えているよね。
こっちは「仕出し」というイメージが強いけど。

ちなみに、あんまり厳格ではないけど、店舗内に飲食スペースがない場合をデリバリーと呼ぶことが多いそうなのだ。
寿司の出前とデリバリーの違いを考えるとそうかもね。
でも、なんだかむかしからあるものが出前で、新たな業種がデリバリーという方が実態に即している気がするけど。
それと、似たサービスのケータリングとの違いは、完成品を運んでくるのが出前・デリバリー、現場で調理をするのがケータリングなんだとか。
ケータリングの場合、注文主の台所を借りて調理したり、現地に移動調理車を持ってきて仕上げたりするのが基本なんだそうだよ。

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