2025/08/16

要チェックやで!

 子供のころからインスタント麺がけっこう好き。
カップでも袋でも。
で、スーパーであたらしい味を見つけたり、好きなブランドが安売りになっていたりするのを見かけると、ついつい買ってしまうのだ。
長持ちするし、って。
でも、よくよくパッケージを見てみると、実はそこまで長期保存できないので。
通常の場合、カップ麺は製造から6か月で、袋麺は少し長くなって8か月・・・。
1年以上もつわけではないのか。

一方で、もう少し伝統的な乾麺のそばやうどん、素麺を見てみると、もっと保存可能期間が長いんだよね。
そばやうどんは1~2年、素麺は3年以上なのだ(揖保乃糸なんかは3年半)。
なんでだろうと思うよね。
で、ちょっと調べてみたのだ。
端的に言うと、どうも残っている水分量が多ければ多いほど保存期間は短く設定されるみたい。
逆に言うと、素麺は一番乾いていて、インスタント麺はそこまで乾燥していない、ということなのだ。
素麺は細いから別としても、パスタや乾麺はゆでるのに5~10分かかるのに対し、インスタント麺はデフォルトで3分、長いものでも5分だから、麺自体に違いはありそうなのだ。
乾麺だとゆで時間が足りないと芯が残るから、やはりインスタント麺は乾燥度合いが低いのかもね。
と思ったのだけど・・・。


AIさんによると、そうでもないらしい。
乾麺の水分量は14%以下となっているのに対し、インスタント麺の場合は、フライ製法だと3~6%、ノンフライ製法でも10%前後。
つまり、水分量で保存期間が影響されるなら、乾麺の方が短くなくてはいけないのだ!
でも、インスタント麺の方が「もどり」やすいということは考慮する必要があるのではないか?
短い時間で「もどる」ということは、それだけ水分を吸収しやすいから、仮に少しでも水分(湿気)があると劣化しやすくなるという性質なのではないか。
そう考えると、ちょっと保存可能期間が短くなるのはあるかもしれない。

それと、今回問題視しているのは「賞味期限」なので、食べられる・食べられないというぎりぎりの判断ではなく、おいしく食べられるかどうか、という視点。
この視点でいうと、時間がたつと酸化して劣化する油も重要なのだ。
確かに、フライ製法の方がノンフライ製法よりも風味が損なわれる経時劣化が大きいと言われているのだ。
でも、そうすると素麺なんかは油を塗りながら伸ばしているわけで、もっと短くなるはず。
なのに、素麺は一番賞味期限が長く、なおかつ、「熟成」といって製造から時間がたったものの方がおいしいとまで言われている・
ということは油の問題でもなさそうだ。

そこでふと気づくのは、「たれ」の存在。
そう、おそらくはこれが問題なのだ。
粉末スープにせよ、液体スープにせよ、インスタント麺には味をつけるものが付属くしているのだ(初期型のチキンラーメンのように麺にしみこませているものもあるけど。)。
醤油などの調味料単品の賞味期限は1~2年だけど、ラーメン全体の風味という点では、いろんなものが混ぜられた結果短くなっているのではないか?
比較対象として、液体のめんつゆの賞味期限を調べてみると、開封前の賞味期限は1年ほどのよう。
これは乾麺に比べると短い賞味期限だから、やはりこちらに引きずられている部分はあるだろうね。

というわかえで、保存可能期間だけ考えると、素麺がいいわけだけど、けっきょく麺つゆが長持ちしないから、塩味で食べるということでもしない限り、乾燥麺の保存食はせいぜい1年くらいと考えるしかないね。
缶詰のように数年もつと考えてはいけないのだ。
というわけで、賞味期限前においしく食べるために、しっかり日付は確認しておこう。

2025/08/09

ぱっと散る

 最近はトラブルもあるようだけど、花火のシーズンになったのだ。
空中で火薬を爆発させるだけで本来的には季節的な要素はないはずないし、なんなら、日本の場合は冬の方が空気も乾燥して住んでいるし、早く暗くなるから見栄えがいいはずなんだけど、それでも「夏のもの」というイメージだよね。
なんでも、江戸の華と言われた隅田川の花火は、隅田川での船遊びが許された納涼花火解禁期間の開始日に花火師の玉屋と鍵屋が宣伝目的で互いに競い合って花火を上げたのgははじまりだそうで、
一説に、基金やこれらの死者をともらうために吉宗公が始めた、とも言われるけど、これは歴史的には間違っているそうだよ。
そんな日本の花火。
世界的に見ても芸術性が高いと言われているよね。
それは、打ち上げ花火の技術力。
その広がり方、色などが独特の進化を遂げているのだ。
海外だと、ただ広がるだけみたいのが主流だったから。

日本の打ち上げ花火は紙製のカプセルの中に丸めた火薬をきれいに並べて作られる煙火玉というもの。
大きいものでは尺(一尺は約30cm)を超えるので「尺玉」なんて呼ばれ方もするよね。
その火薬玉の並べ方で花火の広がり方が変わり、火薬玉の組成で色が変わるのだ。
そこが花火師の技術力。
おそらく、広がり方は歴史的に経験則として語り継がれてきたもので、今は多分計算もしていると思うのだ。
きれいに放射状(実際に空中では球状)に広がるのを基本に、変わり者としてハート形とか字の形にするなんてのもあるよね。

もう一つのポイントが色。
花火に使われる火薬は伝統的な黒色火薬。
酸化剤の硝石(硝酸カリウム)に燃料である木炭と酸化促進剤の硫黄を混ぜた組成が基本。
見た目が真っ黒なので黒色火薬なんだけど、種子島に火縄銃が伝わって以来、日本でも生産が拡大するのだ。
で、戦国の世が終わり、平和な江戸時代になると、それが花火に応用されるというわけ。
典型的な文化的な発展だね。

で、この黒色火薬そのものは赤く燃えるのだ。
線香花火はこの黒色火薬をごく少量使ったものなので、あのちょっと淡いオレンジがそもそもの色。
この黒色火薬に、添加物として金属粉を入れると色が変わるんだよ。
これは金属元素の炎色反応を利用したもの。
そう、化学で習う

リアカー(Li)赤
なき(Na黄)
ケイ村(K紫)
動力(Cu緑)
かると(Ca橙)
するもくれない(Sr紅)
馬力(Ba緑)

というやつ。

これを混ぜ合わせてさらに色を作っていくのだけど、このときのポイントは、絵の具を混ぜるイメージではないということ。絵の具の色は吸光反応、特定の色(波長)の可視光を吸収すると、その吸収する光の色と補色の関係にある色に見えるのだ。
例えば、植物が緑色に見えるのは葉緑素の色だけど、この葉緑素は光合成に赤い光を使っているんだよね。
つまり、赤い光を吸収するから、その補色の緑に見えるのだ。
一方で、この花火の色は金属の炎色反応で発色なので、光の色の重ね合わせの方になるのだ。
つまり、赤緑青が基本で、全部混ぜると白色になるというやつ。
カラーテレビでいろんな色味を出せる原理と同じ。
赤と緑が混ざれば黄色(絵の具の場合は黒)、緑と青を混ぜると水色(絵の具の場合は深緑)のような感じ。
実際には、金属の炎色反応は人間のカラー認識の基本のRGBと一致しているわけではないので、直感的に色の混ぜ合わせは予測しづらいんだよね。
発色の違いもあるし、この辺は経験値がものをいうのだ。
例えば、絵の具だと桜のピンク色を作るには赤と白を混ぜればいいけど、これを花火で再現しようとするとけっこう大変らしいのだ。

ちなみに、途中で色が変わる花火は、それぞれの色の火薬玉の詰め方の違い。
外側から燃えていくので、外側と内側で異なる色の火薬玉を使うと、燃焼中に色が変わるというわけ。
これも花火の広がり方と合わせて絶妙なバランス配置がいるはずで、やはり難しい技術なのだ。
でも、こういう技術に日本が優れているのってなんだかほこらしいよね。
こういうすぐに社会に役立つわけではないところに過剰に技術力を咲くのが日本らしいというか、なんというか。

2025/08/02

はぁちぃ~

 先日、東新宿駅のポイント故障で副都心線が止まったのだ。
で、相互乗り入れなどしている関係で、有楽町線、西武線、東武線、東急線にもその影響が波及。
最近では珍しい大混乱になったのだ。
で、おそらく、一番大変だったのは渋谷ではないかと思うんだよね。
というのも、副都心線・東横線は他の路線から乗り換えるときに遠いので、山手線などで振替輸送してもらうにしても混雑の中けっこうな距離を移動しないといけないのだ。
池袋・新宿から乗り換えなしで東横線に入れるのが副都心線最大の魅力なのに!

そんな渋谷。
今では大都会で、しかも、さらに再開発でまたまた大きくなろうとしているけど、江戸時代から栄えていた新宿と比べると普通に田園風景広がるいなかだったんだよね。
「春の小川」に出てくる川のモデルは代々木に流れていた河骨川と言われているけど、これは渋谷を流れていた宇田川の支流(いずれもすべて暗渠化)。
ああいう風景が渋谷にも広がっていたはずなのだ。
確かに、映画の「ハチ公物語」に出てくる渋谷駅も都心ではないよね。

新宿は、甲州街道やその脇街道の青梅街道の最初の宿場で、江戸外れの歓楽街として栄えていたのだ。
同じように、東海道の最初の宿場である品川もそう。
江戸市中の範囲は今の23区よりだいぶ狭くて、山手線の西側はおおよそ江戸の境界にあたるんだよね。
目黒なんかは将軍家がタカ狩りをするくらいだったわけだし。
で、渋谷に何もなかったかというとそういうことでもなく、大山街道(矢倉沢往還)の宿場として集落はあったようなのだ。
それが道玄坂上の円山町のあたり。
少し高台になっているところだよね。

でも、大きな宿場ではなく、こじんまりとしたもの。
おそらく、中山道(東山道)の板橋宿や日光御成道(岩月街道)の江戸の出口だった王子の方がはるかに栄えているよ。
板橋は江戸4宿最下位とはいえ中山道では最大の繁華街だったし、王子なんかは飛鳥山や王子稲荷などの観光スポットがあって、江戸庶民の一大行楽地だったのだ。
目黒だと目黒不動瀧泉寺や大鳥神社なんかもあるからもう少し人通りがあったんだろうけど、原宿・渋谷・恵比寿のあたりはおそらく草っ原だよ。


今の渋谷駅は谷底にあるけど(だから地下鉄の銀座線が空中を走っている!)、渋谷川・隠田川、宇田川などが流れる田園だったんだって。
明治期に最初に液ができたときはまだまだ田舎だったけど、その後東京市電や玉川電鉄(ともに路面電車)ができると都会化してきて、東急グループにより東京南西部の開発が始まると一気にターミナル駅として栄えるようになるのだ。
その後、隠田川は暗渠となり、そのうえにキャットストリートがあるよ。
もともとキャットストリートの正式名称は旧渋谷川遊歩道路というのだ。

で、ほぼ同じような時期に、原宿には明治神宮が造営され、景色が変わるのだ。
戦前は大きな神社ができただけで町として栄えるのは戦後だけど。
恵比寿は恵比寿でもともとはビール工場と貨物駅しかないようなところで、その跡地がガーデンプレイスなどの再開発区域だよ。
そもそもエビスビールの工場があったから恵比寿という地名になったくらい、何もないところ。
それがいまや東京でももっともおしゃれな都会になっているのだから驚きだね。
ま、土地があるから再開発できるわけで、最初からごみごみしている上野・浅草地域や神田なんかは再開発が難しいのだ。
新宿も都庁周辺の再開発区域は淀橋浄水場跡地だし、池袋のサンシャイン周辺は巣鴨拘置所跡地なのだ。

で、実は渋谷は今もなお発展し続けているんだよね。
90年代後半から2000年代前半にかけ、IT系のベンチャーが渋谷に集積し始め、シリコンバレーになぞらえて「ビットバレー」なんて呼ばれるようになるんだけど、現在もグローバルにスタートアップを集めようとしているのだ。
政府が大々的に進めているのが「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」。
市ヶ谷に移転した防衛研究所の跡地のある、防衛省目黒地区に隣接した国有地に建設予定らしいけど、駅でいうと恵比寿が近いのだ(ガーデンプレイスの奥あたり)。
で、もともとIT系ベンチャーの集積もあるので、一気に渋谷周辺でスタートアップを盛り上げよう、ということのようだ。
でも、なんか計画があんまり進んでいないような・・・。

2025/07/26

選挙はポップに

 参議院選は相当盛り上がったのだ。
既存政党には任せられないと新興勢力も票を伸ばしたしね。
これが民意。
参議院選挙だからこれがすぐに国政に直結するわけでもないのだけど。
そんな今回の選挙で話題になったキーワードの一つが「ポピュリズム」。
日本では大衆迎合主義とか衆愚政治のような悪いイメージで語られることが多くて、今回も報道ではそういうニュアンスを多分に福でいるのだ。

ま、大衆に「耳聞こえのよい」政策をアピールして人気を得ようということなので、そういう側面はあるのだ。
不都合なことは言わない、大衆が聞きたいと思うことを言おうとするあまりに主義・主張が一貫しないなどが指摘されているよね。
与党から見れば、減税を訴えているけど税収が減ることで歳出をどう変えていくのか具体的に言わない、なんてのはよく聞いたこと。
一方で、目先の金配りに効果は薄いとかなんとか言っていたはずなのに状況がまずくなってくるといきなり給付金を打ち出す与党。
いずれにせよ、選挙で票を獲得するためには多かれ少なかれ選挙民の心をつかむ必要があるわけで、完全に「人気取り」的なことを排除はできないんだよね。

むしろ問題は、その時々の状況に即して「政治に主張してほしい」と大衆が思っていることを口にするだけなので、政策がブレブレになるという問題点なのだ。
米国のトランプ大統領やブレグジットの時の英国のジョンソン首相はポピュリズムの典型のように扱われるけど、政策がぶれてはいないので、選挙によって民意が反映されてはいるんだよね。
それが不合理な判断・政策であっても、正式なプロセスで決められたことはsン町しなければいけないのが「民主主義」なのだ。
とはいえ、いわゆる「反エリート主義」や「アンチ・エスタブリッシュメント」みたいな不満を常に抱えているような低所得層をたきつけて数的有利を取る、というのが本当に良いのかどうかという問題だよね。
マキャベリズムに立てば、権力を得るための手段としては正当化されるのかもしれないけど。

で、今回躍進した某新興政党はさっそくいろいろ言われ始めているね。
選挙が終わってから「手のひら返し」があったようで。
最初に出したい法案はスパイ防止法案ではなく反コロナ法案だとか。
外国人排斥をするとは言ってないとかなんとか。
煽って盛り上げて票を得ておいて、投票した人たちが期待したことではなく、もともとその陰に隠していた自分たちがしたいことをするのならばそうなるのは必然ではあるけど。

この関連で最近よく見かけるようになったのは、ヒトラーの「大衆煽動術」なるもの。
そこまでのどてらいうねりになるのかはよくわからないけど、今の経済状況、国際状況は世界大戦前と似ている、なんていう専門家もいるから、より注目を集めているんだよね。
それはこんなもの。

 ・大衆は愚か者である。
 ・同じ嘘は繰り返し何度も伝えよ。
 ・共通の敵を作り大衆を団結させよ。
 ・敵の合うを拡大して伝え、大衆を怒らせろ。
 ・人は小さな嘘より大きな嘘に騙される。
 ・大衆を熱狂させたまま置け。考える間を与えるな。
 ・利口な人の知性ではなく、愚か者の感情に訴えろ。
 ・貧乏な者、病んでいる者、困窮している者ほど騙しやすい。
 ・都合の悪い情報は一切与えるな。都合の良い情報は拡大して伝えよ。
 ・宣伝を総合芸術に仕立てあげろ。大衆の資格聴覚を刺激して感性で圧倒しろ。

なんだか思うところがあるよね・・・。
こういうものだと危機意識を持っていればまだよいのだけど、追う言う意識を持とうなんて思う人はそもそも騙されないんだよなぁ。
SNSなどの趣味・趣向で入ってくる情報にバイアスが出るような媒体にばかり触れていると、いわゆる「エコー・チェンバー」でより凝り固まっていくんだよなぁ。
何が正しくて何が悪いとは一概には言えないけど、明らかに騙そうとする人たちに騙されないようにはしなくちゃいけないんだよね。

2025/07/19

下から注意

 うちの職場の近くは、アスファルトの舗装が少し白っぽいんだよね。
そのせいか、ちょっとまぶしい感じがするのだ。
目が痛い。
砂浜とかと同じ感じ。
でも、この時期に気をつけなといけないのは、むしろ「見えない」方の光。
そう、紫外線。
地面は紫外線も反射しているのだ!


スキー場での「雪焼け」は地表の雪が空からの紫外線を乱反射するから。
冬で日差し自体は強くなくても、紫外線強度は上がっているのだ。
なので、雪焼けで顔面を日焼けするし、ちゃんとゴーグルをつけていないと目が痛くなる、「雪目」になるのだ。
見えないからこそ、ダメージが出てからその存在が分かるんだよね。
気象庁のページによると、紫外線の反射率は地表面の状況で大きく変わるとされていて、新設の場合は驚異の80%!
次に高いのは砂浜で10~25%。
通常のアスファルトは10%程度、水面だと10~20%、草・土だと10%以下、だって。
で、ボクがまぶしく感じている白っぽいアスファルトの場合は、通常の黒っぽいアスファルトより少し高いんじゃないかなぁ。

最近は機構へのづの影響が東京でも気温が爆上がりするし、日差しもかなり強烈になったから、男子日傘なんてのも出てきたよね。
っていうか、真昼間の陰のないところを庁直にどうするなら、ないと死ぬ・・・。
で、日傘はカサなので、当然のことながら情報からの光を防ぐのだ。
可視光や赤外線を防げば熱いのが少し和らぐし、紫外線を防げば日焼けしなくなる、はずなんだけど・・・。
ここで重要なのは照り返し。
アスファルトくらいの反射率ならあまり気にしなくてもよいのかもだけど、地面がもう少し紫外線を反射しそうな状態の場合、地表面で反射された紫外線のことを考えておく必要があるのだ。
特に紫外線い弱い人はね。

雨上がりの地表面だと水にぬれているのでおそらくいつも以上に紫外線を反射しているし、神社の玉砂利のような白い砂利は恐らく砂浜程度には反射していると思われるのだ。
とはいえ、上からくる方が圧倒的に多いわけだから、カサで防ぎつつ、日焼け止めを塗って、紫外線を通さない布地で覆う(基本的には紫外線は透過力が低いので何か布で覆われていればOK)、というのがよいのかな。
完全防備の女性は時々見かけるよね。
暑いのに御苦労様です。

じゃあ逆に、紫外線は鏡のようなもので反射できるのか?
通常の鏡ではダメなんだよね。
古代の鏡は青銅を磨いた銅鏡で、その後は加工の容易さから水銀が使われるようになったのだ。
で、現代の鏡は純銀を使っているんだ。
理由は、可視光のほぼ100%を反射できるから。
つまり、可視光領域においては波長で反射率がほぼ一定なので、正確な色味で鏡像を映し出せるのだ。
ちなみに、赤外線もほぼほぼ反射するよ。
だけど、だけど、紫外線はあんまり反射しないんだよね。

蛍光灯なんかは電気的に紫外線を出して、それを蛍光管内部に塗布された蛍光物質に当てて光っているわけだけど、こういうときに紫外線光源というのはけっこうあるよね。
パリピ御用達のブラックライトなんかもそうだし。
そういうので紫外線が反射できないと困るわけだけど、実は、高純度のアルミだと紫外線を反射するので、それが用いられているのだ。
人間が見る限りは多少光沢の差があるとはいえどちらも銀色だけど、反射する光の波長には大きな違いがあるんだね。
世の中を紫外線で見ている昆虫の場合は、人間が使っている鏡はただの黒い壁にしか見えないけど、磨かれたアルミ板だと自分の姿が映っている姿見になるのだ。

2025/07/12

買取前提

 
「残クレアルファード」という言葉をよく見かけるようになったのだ。
「残価クレジット」という支払方式で安価に高級車んアルファードに乗る、ということのよう。
ちょっとやんちゃそうな人たちが使っている画像をよく見かける気がする。
お手頃にあこがれのアルファードに乗れる、ということのようなんだけど・・・。
世の中、そんなにうまい話があるわけはなくて。
安く乗れる、というメリットの裏側には、もちろんデメリットもあるはずなのだ。

まず、「残価クレジット」とは何か?
これは自動車向けの残価設定ローンのこことで、一定年数の後に下取りで買い戻すことを前提に将来的な売却予定額(=残価)を除いた部分をローンで返済していく、という方式。
ただし、このローンを組んでいる間の車の名義はローンを設定したディーラーになっていて、あらかじめ設定しておいた年数の後、いったん横に置いておいた残価で買い取った場合だけ自分のものになるのだ。
これは、購入額と残価の差額分だけがローンの対象になっているのではなく、最終支払額が残価に設定されていて、そこで残価をまとめて払えばローン完済で自分のものになるし、その時点で手放せば名義は麺攻されず、ディーラーは「担保」又は「抵当」扱いになっていた車を引き取るのだ。
これは住宅ローンを支払いきれずに手放す場合と同じ。
ローンでの購入は支払いが完了してから名義が変わるんだよね。

で、こういうシステムなので、大きな問題が二つあるのだ。
ひとつは、将来的に売却予定額が決められていることから、勝手に車を改造したり(内装を含む)、汚したり、傷つけてはいけないのだ。

走行距離制限もあるみたい。
仮にそういうことがあった場合、その時点での評価額ともともと設定されていた残額の差額分を徴収されるよ。
本当の車好きであればいろいろカスタムしたいのだろうけど、それはダメで、元のままできれいに載り続けないといけないのだ。
これはけっこうきついと思う。
同じような残価設定ローンがスマホにもあるんだけど、この場合は当然画面がバキバキに割れていてはだめで、そういう場合は別途お金を取られるのだ(例えば、auのプランの場合は追加費用が22,000円に設定されているよ。)。

もう一つは金利の問題。
上にあるとおり、あうまでも残額は最終支払額になっているので、ローン自体は購入価格全体にかかっているのだ。
つまり、金利は購入額全体に対してかかるということ。
よって、月々の支払額は、(購入額-残額)÷返済月数+金利という計算になるよ。
通常のカーローンより少し金利が低くなっているらしいけど、それでも、残額分も含めて金利がかかっているので、一見、月々の支払いは抑えられているけど、最終的に残額も払って買い取った場合、余計にお金がかかっている可能性もあるのだ。
ちなみに、側近で残額が払えない場合、その残額に対してさらにローンを組むこともできるみたい・・・。
二重ローンだ。
そうなると、ますます金利分は大きくきいてくるのだ。

自動車だとまだましなんだけど、最近はこの同じシステムが住宅にも使われているよ。
残価設定型住宅ローンというやつなんだけど、これの場合、いったんローン返済期間が終わったところで残額を一括で支払えない場合、さらに十年、二十年とかけてローン返済するようなのだ。
いったいいくつまでローンが続くんだ?
その返済期間が長期に及ぶ場合は、「リバースモーゲージ」も使えて、亡くなった後に住宅を手放す代わりに生存期間中は金利だけ付帯していればよい、というスタイルもあるよ。
子供に家が残せないけど、逆に言うと、最近は相続者がいなくて空き家になっているケースも多いというから、時代にはあっているのだろうか?

話を自動車にもどして。
似たようなローンで、もう少し早く出てきたカーリースというのもあったよね。
サブスクで車に乗れる、みたいな。
こちらは、連たる会社が代わりに自動車を購入してくれて、それを月々一定の利用用で貸してくれる、というサービス。
ちなみに、「わ」ナンバーにはしなくてよいみたい。
この利用料には、車の購入費用のほか、自動車税や自動車重量税、自賠責保険なども入っているのだ。
コピー機のオフィス・レンタルと同じような仕組みで、最初は企業向けに提供されていたんだけど、個人向けが出た、ということだったんだよね。
個人向けの場合、一定のリース期間終了後にその車を買い取れるオプションもあって、これをさらに改良したのが残価クレジットというものらしいのだ。
ただし、カーリースの場合はあくまでもリース契約なので、月々支払うお金は利用料という形で一定。
一方、残価クレジットはローン契約なので、支払期間に応じて少しづつ支払額は減っていくのだ(元本が返却された分だけ)。
それと、残価クレジットの場合は自動車税や自動車重量税、自賠責保険は別途負担する必要があるから、月々の支払額だけを比較してもダメなのだ。

なんとなく仕組みはわかったけど、よくこういうことを考えるよね。
リボ払いもそうだけど、一見お得のように見えて、きちんと設けられる仕組みになっているのだ。
もちろん、赤字切手ボランティアでそういうことをする篤志がいるわけじゃないけど当たり前なのだけど。
でもでも、表面上ンおお得感に飛びつくことなく、よくよく考えて、自分はメリットをきちんと享受できるのか確かめてから使わないと部内のだ。

2025/07/05

伊東に行くなら・・・

 経歴詐称疑惑のあった伊藤市長の問題は、いよいよ「卒業してなかった」ということで落ち着きそうなのだ。
っていうか、手続き的に簡単に手に入ると言われている卒業証明書をなかなか出してこないあたりはもうわかっていたことだけど。
こういうのって、最後まで隠し通せるものではないし、粘らずに早く誤ってしまった方がよいと思うんだけど、実はそうもいかないんだよね。
それは、公職選挙法との関係なのだ。

公職選挙法第235条のでは「虚偽事項の公表罪」というのを規定しているのだ。
第1項は候補者が当選しようとして嘘をつく場合の規程で、、
当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の拘禁刑又は三十万円以下の罰金に処する。
となっているんだよね。
まさにこれにがっつりと抵触するので、経歴を詐称していたことを認めた時点でアウトなのだ。
ちなみに、この規定だと、結果として落選していても、立候補時にウソの情報を選挙公報などに載せてしまうと罪に問われることになるよ。

有名な先例としては、旧民主党の国会議員の案件があるよね。
米国の「ペパーダイン大学を卒業」と経歴に書いていたわけど、それがあやしいということになって追及を受けたのだ。
このときはマスコミを連れて米国の現地にまで行って、みたいな悪あがきをしていたわけだけど、卒業していないんだからどうにかなるわけでもなく・・・。
さんざん追及されて離党して、公職選挙法違反で告発。
警察の事情聴取を受けて、経歴を詐称していたことをおおむね認めたところで議員を辞職。
けっきょくは「起訴猶予処分」ということで落ち着いたんだ。
これって、公職選挙法違反はほぼ明らかなんだけど、訴追するまでは必要ない、という検察の判断なのだ。
一連の流れの中で社会的制裁も受けているしね。
おそらく、今回も同じような流れになるはずで、市長という公職を辞して警察の事情聴取を受けて、となるのだ。
これも裁判まで行かないだろうなぁ。

ちなみに、同条第2項は、立候補している人の足を引っ張ろうとして虚偽の情報を流す場合の規定。
当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆがめて公にした者は、四年以下の拘禁刑又は百万円以下の罰金に処する。
こちらはよりたちが悪いということで量刑が重くなっているのだ。
自分を利するより、他人を蹴落とす方が罪深いということだね。
これが原因で落選になったかどうかはわからないんだと思うけど、これは被疑事実を認めた場合は起訴猶予とは行かないと思うんだよね。
ほぼほぼ確実に裁判にはいくと思うね。

ちなみにのちなみに。
選挙妨害という観点で実際に事例があるのは、虚偽情報をなあすというよりは、もっと物理的な妨害行為なのだ。
先般問題になったのは、演説しているところに行って大音量でその演説が聞こえないように妨害するってやつ。
わざわざ街頭演説の行先裂きにストーキングしてやってたみたいだよね。
これは真偽を確かめるという以前の問題で即アウト行為。
虚偽の情報を流して足を引っ張ったんじゃないか、というときには、それは本当に虚偽なのか、虚偽だったとしてどれくらい影響が出たのか、などなどを掘り下げる必要があるので、面倒っちゃ面倒。
どのみちそういう妨害をする人は他にもポスターをはがしたりと妨害してくるので、そっちで現行犯で取り締まった方がよかったりするわけだ。
ただし、ネット上でのデマの拡散や誹謗中傷なんてのもあるから、今後はそういうケースで取り締まられる例が増えてくるかもだけど。

というわけで、参議院選挙が近いので、ここも要注目なのだ。
今回は注目度の高い選挙だし、いろいろあるかもね。
国籍問題を明確に解決しないまままた立候補しようとしている元議員もいるみたいだし。
人腹なりそうだ。
って、候補者を擁立しただけで炎上案件が発生しているからなぁ。
興味は尽きないね。