2011/09/24

黒いダイヤも今はギンナン

今年もとうとうこの季節がやってきたのだ!
そう、ギンナンが道に落ちて、踏まれてくさくなるのだ(>o<)
みんなよけて歩けばいいのに、といつも思うんだよね。
そんなイチョウは「生きた化石」とも呼ばれる植物。
メタセコイアなんかもそうだけど、古代種が現在まで生き残っているのだ。

イチョウが登場したのは古生代後期に当たる石炭紀の終わり頃。
石炭紀は巨大な両生類が地上を徘徊し、原始的なは虫類も出始めた時代。
もっと興味を引くのは、巨大なシダ植物や巨大昆虫がばっこした時代でもあるんだ。
ちょうどイチョウやソテツなんかの裸子植物も繁茂したんだって。
この植物の大繁殖により、空気中の二酸化炭素濃度は下がり、逆に酸素濃度は30%を超えるほど上がったそうだよ(現在は21%ほど)。
二酸化炭素濃度が低くなりすぎて徐々に気候が寒冷になり、氷河期に突入したとも言われているのだ。

で、その石炭紀という名前は、まさに石炭が出る地層だから。
古生代や中生代の植物が腐敗しないままに地中に埋没し、熱や圧力をかけられると、化学反応により酸素や水素が徐々に抜けていって炭素含有量が増えていくんだって。
最初は脂肪族(主に炭素と水素がつながった有機化合物)で脱水反応が起こり、続いて脱炭酸反応でさらに炭素含有量が高まるのだ。
最後に脱メタン反応で芳香族(ベンゼン環を主体とする有機化合物)に変わっていくんだって。
これを石炭化と言うんだ。

この課程で、最初に脱水反応で炭素含有量が70%を超えるくらいになったのが泥炭や褐炭といった柔らかい石炭。
まだ水分も多く含んでいるし、不純物も多いのであまり燃焼性もよくなく、発熱量も低いのだ。
なので燃料としてはあまりよくないんだけど、泥炭なんかはウィスキーを作る際、麦芽の成長を止めるための乾燥に使われていて、その独特の香りがウィスキーの風味になっているんだよね。
褐炭は水分が多くてエネルギー効率が悪いわりに、自然発火もするのでなかなか扱いづらいみたい。

さらに脱炭酸が起きると瀝青炭になるのだ。
これが一番高価な石炭で、いわゆる石炭と言えばこれ、というもの。
炭素含有量は83~90%程度で、燃焼性もよく、発熱量もわりと高いのだ。
ただし、まだ硫黄などの不純物も多く、燃焼時に黒煙が出るんだよね。
蒸気機関車の煙で真っ黒になる原因なのだ。
この瀝青炭を蒸し焼き(乾留)すると、コークスとコールタールに分かれるんだ。
コークスは今でも製鉄産業で重要な位置を占めていて、安定性と価格であまり代替がないんだそうだよ。
鉄鉱石とコークスを積み上げて下から空気を吹き込んで燃やしてやると、コークスが不完全燃焼して一酸化炭素が生まれ、その一酸化炭素が酸化鉄から酸素を奪って(還元して)、金属鉄ができるというわけなのだ。
一方のコールタールの方は世界で最初に認定された発がん性物質でもあるけど(山極勝三郎博士がウサギの耳にコールタールを塗り続けた実験だよ。)、かつては芳香族化合物(ベンゼン、フェノール、ナフタレンなど)の重要な原料だったんだよね。
フェノールを日本名で石炭酸というのはここに由来するのだ。

さらに炭素含有量が上がってかちかちになると無煙炭という石炭になるのだ。
金属光沢があって、燃やしてもあまり煙が出ないのでその名前があるんだ。
発熱量は高いんだけど、あまり着火性がよくないので(不純物としての燃焼性揮発成分に乏しいため)、燃料としては瀝青炭の方が上みたい。
でも、煙が出ないので、かつては軍艦の燃料として重要視されて痛そうだよ。
今では粉状の粉炭にして練炭の材料になったり、炭化物(カーバイト)の材料になったりするのだ。

石炭ができるには、腐敗する前に堆積していく必要があるんだけど、むかしはシロアリやキノコのように樹木の腐敗を進める生物も少なかったので比較的できやすかったみたい。
で、沼沢地などではすぐに水につかるので腐敗しづらく、石炭になりやすいそうなのだ。
さらに、地殻運動や地熱の違いで反応速度が違っていて、日本は地殻運動や火山活動が活発なので、諸外国より反応が早いんだそうだよ。

最近家庭で石炭を使うことはほとんどなくなったよね。
バーベキューのときなどに練炭を見かける程度なのだ。
かつては石炭ストーブなんかもあったわけだけど。
これは固形物なので貯蔵や運搬が困難なことと、天然ガスや石油に比べて発熱量が低いからなんだ。
でも、石炭にもメリットがあるんだよね。
それは豊富な埋蔵量と、比較的安定な地域に埋蔵されているという事実。
海外の方が安く掘削できるので国内から炭鉱はなくなったけど、日本にもまだけっこう石炭はあるのだ。
最終的なエネルギー源としては重要なんだよね。
それに、なんと言っても安いのだ。
なんと言っても発電の燃料としては重要で、我が国の電気の下支えをしているのは原子力と石炭火力なのだ。
石油火力や天然ガス火力は熱効率は高いけど、その分コストもかさむんだよね。

でも、石炭自体は発熱量も低く、また、燃焼させると硫黄や窒素などの不純物が出るし、煤煙で真っ黒になるのだ。
そして何より、二酸化炭素を多く出すのだ。
これが問題になっているんだよね。
技術開発が進んで、石炭ガス化ガスなんて言うものもあるけど、クリーンな燃料に変換できても、その分コストがかかれば安価というメリットが消えてしまうのだ。
燃料が枯渇してきたらそれを乗り越えるかもしれないけどね。
そんなわけで、かつては黒いダイヤと言われた石炭は、これからの状況によってはまた大きく復権するかもしれないんだよ。
後は再生可能エネルギーがどこまで使えるようになるかだね。
今はギンナンを落としているイチョウも、遠い将来には重要な燃料になっているかもしれないのだ(笑)

2011/09/17

期待していないけど期待値

ちょうど1ヶ月くらい前、サマージャンボ宝くじの抽選が行われたようなのだ。
ボクが子どもの頃は、1等前後賞合わせて1億円(1等賞金6,000千万円+前後賞各2,000万円)だったけど、これは宝くじの賞金は原則として額面金額(ジャンボの場合は1枚300円)の20万倍までという上限が法律で決められているからなんだって。
今ではさらに法改正され、総務大臣が指定をした場合は、額面金額の100万倍まで(ジャンボなら300円の100万倍で3億円)の当せん金が認められるようになったんだよ。
今のところ最高額のジャンボ宝くじでも2億円だけどね(前後賞を合わせると計3億円)。
でもでも、「億円」という単位が出てくると俄然夢を見たくなるけど、同時に、当たらないよあぁ、というのも宝くじの印象。
これがどうなっているのかをちょっと数字で調べたのだ。



表がその簡単な分析。
今年のサマージャンボ宝くじの場合、1等、前後賞、2等はそれぞれ1枚ずつ。
01組~100組まであって、それぞれ100000~199999の10万通りの数字の組み合わせがあるので、トータルでは1000万通り。
すなわち、これらの賞は1000万分の1の確率でしか当たらないのだ!
組違い賞だとその100倍、組番の下一桁だけを指定する3等だとその10倍当たりがあるのだ。
で、それぞれ当せん金と当たる確率をかけ合わせて、当せん金の期待値を求めると、1等で20円、前後賞合わせても30円というていたらく・・・。
1等から7等まで+ラッキーサマー賞まで入れても、300円で買った宝くじ1枚に期待される当せん金は136円という結果になったのだ(ToT)
通常ジャンボ宝くじの当せん金期待値は140~150円くらいと言われているから、こんなものだろうね。

逆に言うと、売上金の半額は実入りになるわけで、そこから宝くじ事業を行うに当たっての経費(人件費、印刷費、宣伝費等)が捻出されるとともに、各種公共事業等に投入される収益金(全国都道府県・19指定都市に納められる分)が生み出されるのだ。
財団法人日本宝くじ協会のHPによれば、宝くじの売り上げのうち45.6%が当せん金、14.5%が事業経費、39.9%が収益金になるそうなのだ(平成21年度実績)。
1枚300円のジャンボ宝くじの場合、その45.6%は136円80銭なので、だいたい期待値計算と合っているよね!
実際には、当たっていても当せん金を受け取りに来ない人が多数いるので、その分は収益金にまわるようなのだ。

よく宝くじには「当たりやすい売り場」がある、なんて言って長蛇の列ができることがあるよね。
でも、公平に抽選をしている限り、この売り場だと「当たりやすい」ということはないはずなのだ。
ただし、「当たりが出やすい」というのは存在するんだよね。
それは単純に売り上げ枚数の差。
宝くじの当たりのようにごくごくまれにしか起こらない事象はポアソン分布に近似されるけど、そうすると、一つの売り場で高額当せん金が当たる確率は、「売上げ枚数×当選確率」に近似されるのだ。
例えば、さっきのサマージャンボの場合、50万円以上の当たりが出る確率はわずか0.00114%(>o<)
1万枚の売上げがある売り場なら、その期待値は0.114・・・。

つまり、10回に1回しか高額当せん金は出ないというわけ。
当然、1000枚しか売れない売り場ならその10分の1の確率でしか高額当せん金は出ないわけだよね。
逆に言うと、10万枚以上売上げのある売り場なら毎回1つは高額当せん金が出るんだよ♪
すなわち、一度高額当せん金が出たと言って話題になると売上げが伸びるので、ますます高額当せん金が出る確率が上がるのだ。
この「正の循環」で「当たりが出やすい売り場」(例えば銀座の数寄屋橋)が誕生するわけだよね(笑)
ま、買った人から見れば、どこで勝手も当たる確率に変わりはないのだ。

そんなわけで、年末にはまた年末ジャンボがあるけど、期待値的に購入金額の半額は寄付していると思って買わなきゃいけないわけ。
ま、当たったら大きいし、夢を買うということだよね。
堅実派のボクとしては、なかなか買おうとは思わないのだけど(笑)
とは言え、買わなきゃ当たらないわけで、高額当せん金を手に入れる確率を「0」にしないためには買うしかないのだ!

2011/09/10

血の絆~情けは人のためならず

この前献血をしたんだけど、そのときの血液を使った検査の結果が家に届いていたのだ。
いわゆる血液検査でやるようなコレステロール値やらγGTPやらを調べてくれるんだよね。
これでまたボクの血が至って健康であることがわかってよかったよ♪
ボクの場合は、学生の時にはじめて献血して以来、職場などでやる場合はできるだけ行くようにしているんだよね。
だって、自分が交通事故なんかに遭ったときのことを考えると、輸血用血液は確保しておいてほしいもんね。

でも、調べてみてわかったんだけど、どうやらつい最近まで輸血用血液や血液を加工して製造される血液製剤はそのほとんどを「売血」によっていたようなのだ!
血液銀行と呼ばれる業者に血を売るんだよね。
水木しげる先生の代表作、ゲゲゲの鬼太郎の前身の墓場鬼太郎の冒頭のエピソードにもそんな話が出てくるよ。
日本では、とある事件が起こってから、原則無償で提供される献血により集められた血液が使われるように変わったんだって。
でも、特に若い層で献血離れが進んでいるので、献血場所で提供される飲み物やお菓子が豪華になったり、複数回行くとポイントがたまってそれに応じたプレゼントがもらえるようになったり、献血場所に雑誌やDVDなどを見られるようになったりと工夫がされているんだ。
ボクなんかも献血するときはたっぷりと飲み物とお菓子をもらっちゃうよ(笑)

その問題となる事件とは、「ライシャワー事件」というもの。
駐日米国大使だったライシャワーさんが昭和39年(1964年)に刺されるという事件が起きたんだけど、このとき輸血を通じて肝炎になってしまったのだ。
輸血された血液中に肝炎ウイルスが潜んでいたんだよね。
当時はウイルスの簡便な検査法もなかったし、主に売血により輸血用血液がまかなわれていたんだけど、その血液の多くは金銭を得るために過度に売血を繰り返していた人たちの血だったのだ。
そういう人たちは肉体労働者が多かったらしいんだけど、そういう人たちの間では覚醒剤が流行していて、注射の回し打ちなんかもしていたのでウイルス性肝炎が蔓延していたんだって。
そういう人たちが血を売るので、あまり質のよくない血液だったんだそうだよ。
肝炎による黄疸で血液が黄色くなっているので、「黄色い血液」なんて呼ばれたとか。
(過度の採決により赤血球の減少で血漿の色が強く出て黄色く見えていた、という説もあるよ。)

この事件を機運として我が国では献血制度が整備され、売血がなりを潜めることになったのだ。
でも、実際には、献血だけでは血液製剤分まではまかなえなくて、その分は海外で売血された血液を原料に使っていたりしたんだよね。
そういう状況下で薬害エイズや薬害肝炎みたいな話が出てきたのだ(>o<)
今でこそ簡易的な検出キットがあるので多少予防はできるのだけど(潜伏期間があるので、完全に検出できるわけじゃないんだよね。)、このころはまだそんな技術もなかったのだ。
でも、問題は、そういうリスクがあるとわかってからも使い続けたことなんだよね・・・。

現在の献血は日本赤十字センターが一元的に行っているんだよね。
献血に行くとわかるけど、まずは献血できる体調かどうかを調べて、さらに献血して大丈夫な人かどうかの検査があるのだ。
これには、不特定多数の人と性的関係を持った、とか、麻薬を服用した、とか、いつぐらいにどこの国に滞在したとかいろいろあるんだよね(海外滞在はクロイツフェルト・ヤコブ病などの疾患のリスクの関係だよ。)。
さらに、献血がエイズ検査目的ではないことが確認され(エイズ検査は全国の保健所等で無料で受けられるよ。)、200ml、400ml、成分のどれかを選んで献血開始。
献血前にスポーツドリンクを勧められるのはこれは水分補給のためで、血液はつまるところそのほとんが水でできているので、水で薄めた感じにしたいんだよね。

献血中、手をグーパーさせられたり、使い捨てカイロであたためるように言われることがあるけど、これは体が冷えると血管が細くなって血が出にくくなるからなんだ。
そうすると、時間がかかって献血する人も苦しいし、待ち時間も長くなってしまうんだよね。
ちなみに、成分献血の場合は、一度全血を抜いてから必要な成分をとった後のものを輸血のように体にもどすんだよね。
時間がかかるというのでボクはやったことないけど、ぷくぷくという変な感触があるらしいよ。

ちなみに、全血献血の場合でも、保存する場合は成分ごとに分けて保存されるみたいだよ。
そのままだと長期保存に向かないので、それぞれの成分(赤血球、血小板、血漿等々)に会わせた保存方法がとれるように分けるんだって。
ただし、事故とかでその場で血が必要な場合は「枕元輸血」と言ってその場で血を採取して輸血したりするのだ。
その他、いわゆる「輸血」のイメージは注文制で行われている全血の輸血だけど、手術とか前もってわかっている場合は適宜成分を組み合わせた輸血用の血液製剤が使われるみたい。
なんだか意外だよね。

血を抜くのはちょっとこわいけど、自分もお世話になるかもしれないわけで、安全な血液を確保するためには協力しておきたいものなのだ。
これこそが本当の意味での「情けは人のためならず」だよね。
献血手帳を持っていると有事の際に優先的に輸血してもらえると言われているけど、実際にはそんなことを確かめているひまもないし、公平に扱われるんだって。
確かに、という感じだね。
ま、無理はすることはないけど、できれば一度はやっておきたいね。

2011/09/03

育ちのよいドジョウは臭くない(笑)

いよいよ野田政権がスタートするねぇ。
本人は「ドジョウのように泥臭く」と言っているみたいだね。
いまいち地味な感じがいなめないけど、堅実派ということをアピールしたいのかな?
で、ボクの場合は、むしろドジョウが気になったので、少し調べてみたのだ(笑)

ドジョウはコイ目ドジョウ科の淡水魚で、むかしは水田や小川でよく見かけたのだ。
それこそ田舎では至る所にいたので、安価な食材としても活用されていて、ドジョウ食文化が生まれたんだよね。
最近は水田にも農薬を使うのでぐんと減ったんだって。
戦前に比べると流通量ががた落ちらしいよ。
確かに、現代ではドジョウ料理ってちょっと高級だよね。
泥臭いイメージはあるけど・・・。

ドジョウはウナギが短くなったような、ナマズが細くなったような形態だけど、実はコイの仲間。
でも、鱗がなくて体表面を粘液が覆っていてぬめっとしているのでそういうイメージがあるんだよね。
でも、それは進化の過程でたまたま似たような形態になったというだけなんだろうけど。
実際、だんだんわかってきたように、ウナギは概要で産卵し、稚魚が海から川にもどってきて生育するのだ。
なので、淡水だけじゃなく、海水環境でも生きられるんだよ。

それに、ウナギは水が少ないところでも皮膚呼吸ができるんだ。
ナマズはえら呼吸のみ。
ドジョウの場合は、皮膚呼吸ではなくて口から空気を吸って、腸でガス交換できるようになっているんだって。
水が少ない環境では、水面に口を出してぱくぱくして呼吸ができるのだ。
コイも口を水面につけてぱくぱくするけど、コイの場合はそれでは呼吸できないみたい。
もともともう少し水の多い環境に棲む魚だからね。

ドジョウにもナマズにもひげはあるけど、ナマズのひげがesaとなる小魚や昆虫の動きをとらえるセンサー的な役割を持っているのに対して、ドジョウのひげには味蕾があって、味を感じているらしいのだ。
泥がある環境だと視覚だけに頼れないので、ナマズは水の動きで、ドジョウは味で餌を探しているみたい。
ナマズの場合は何か動きを察したらそっちに行ってぱくっとやればよいけど、ドジョウの場合はおいしそう(?)な味がしたらぱくっといくのかな?

そんなドジョウはユスリカの幼虫やミジンコなどの動物性プランクトンなどを食べる雑食性。
どうしても泥も一緒に食べてしまうので泥臭いんだよね。
食材として使うときにはきれいな水に上げて泥を吐かせる必要があるのだ。
これはコイやナマズでも一緒だけどね。
でも、この泥臭さって、藍藻中に含まれるゲオスミンという化学物質が原因なので、水田のように泥の上に常にきれいな水が流れている場所でとれたドジョウはそんなに泥臭くないのだ!
ため池とか沼とかの水の流れがよくないところでとれるナマズやコイなんかは相当泥臭いけどね。
ちなみに、このゲオスミンは酸性条件下で分解するらしいので、お酢を使うと多少くさみがとれるみたい。
通常は味噌味や強めの醤油味で臭みをごまかすよね。

ドジョウの場合は、ささがきのゴボウと一緒に甘めのしょうゆたれで煮て、最後に卵でとじる柳川が有名だよね。
ドジョウからはよいダシが出るそうで、それを卵でとじておいしく食べようという工夫なんだって。
小さいものだとまるのまま入れるんだけど、内臓があると泥臭さが出るし、骨も硬いので、大きなものは割いてから入れるそうな。
それと、体の表面のぬめりも生臭さの原因になるので、お湯をかけて白くかたまったぬめりを取ってから調理すると上品な味になるみたい。

このほか、江戸では、そのまま醤油味で煮て最後に山椒をふるドジョウ鍋なんかも食べられていたようだよ。
田舎ではそのまま味噌味で煮たドジョウ汁や、蒲焼き、串焼き、唐揚げなどで食されていたようなのだ。
ちなみに、ドジョウ豆腐(地獄鍋)という料理があって、これは豆腐と生きたドジョウを一緒に煮ると、熱さを逃れるためにドジョウが豆腐の中に逃げ込んで煮えてしまう、とかいうものなんだけど、実際には豆腐の中に入り込む前に煮えてしまうので、実現はむずかしいようなのだ。
ウナギは捕るのが大変だったけど、ドジョウは水田にちょっと罠を仕掛けるとすぐにとれたようなので、生活に密着した食材だったんだよね。
今では天然物のドジョウは少なく、養殖物や輸入ものが使われていて、かえってウナギより効果なのだ(>o<)

江戸でドジョウ料理の名店と言えば駒形どぜう。
本来ドジョウの旧仮名表記は「どぢやう」なんだけど、これを「どぜう」と書き始めたのは駒形どぜうの初代越後屋助七さんなんだって。
なんでも、文化3年(1806年)の江戸の大化で店が類焼したとき「どぢやう」の4文字では縁起が悪いとして、3文字で同じく「ドジョウ」と読める「どぜう」と書き改めたんだとか。
他の店もまねするようになって、「どぜう」と書かれることが多くなったんだそうだよ。

というわけで、泥臭いイメージのあるドジョウだけど、実はそんなに泥臭いワケじゃないし、今ではわりと高級食材なのだ。
新しい野田政権は、旧態然としたイメージのドジョウなのか、現代のドジョウなのか、今後が注目されるね。
できれば、泥の中から出ても、洗練された味にあるドジョウになったほしいけど。

2011/08/27

もちもちとしこしこ

暑い日にはつるつるっと食べられる麺類がありがたいよねぇ。
朝夜ともにお世話になっているのだm(_ _)m
朝は主に乾麺のそうめんやそばが多いんだけど、夜は讃岐うどん♪
しこしこもちもちのコシのある太麺が最高だよね!
ボクはもっぱら釜揚げがもっちりしていて好きなのだ。

で、このうどんのコシ、タンパク質のグルテンによるものなんだけど、小麦粉を使った麺類では共通なんだよね。
もともと小麦粉の中にはグリアジングルテニンというタンパク質が含まれていて、これがグルテンに変化すると麺類のコシが出てくるのだ。
うどんなどの麺類の生地をこねるときには必ず水と一緒に塩を入れるんだけど、これがポイント。
もともとグリアジンもグルテニンも比較的低分子のタンパク質で、これが塩の存在下で見ずと一緒に練ると、システインのチオール基(-SH)の間でジスルフィド結合(-S-S-)ができることで、三次元的な網目構造ができるのだ。
それがデンプンと水を抱え込んだのが「麺」だよ。

グリアジンもグルテニンも水溶性タンパク質で、小麦粉を水にさらすだけだと表面の親水基のまわりに水の分子が水素結合で水和して分散するのだ。
小麦粉を水で溶くとさらさらだよね。
でも、そこに塩を入れると、タンパク質のまわりに水和していた水分子がナトリウムイオン(Na+)や塩化物イオン(Cl-)に取られるので、タンパク質同士がお互いに密着するようになるのだ。
そこに「練る」という作業で外から力を加えてあげると、グリアジンとグルテニンの表面に出ているシステインのチオール基の間で化学反応が起こって、ジスルフィド結合でつながるわけ。
そうして重合してできた大きな網目状のタンパク質がグルテンなのだ。
塩がなくてもある程度練ることはできるけど、グルテンの網目構造が大きくならないのだ(>o<)
ちなみに、タンパク質が多すぎると麺が固くなるので、うどん粉は主に中力粉だよね。

うどんなんかは練った後に寝かせたりするけど、それはグルテンをより大きくするためなんだよね。
グルテンの重合度が高ければ高いほど強いコシになるのだ!
ゆっくりと重合反応が起きるのを待つわけ。
このグルテンは液性がアルカリに傾くとよりできやすくなるので、中華麺だとかん水を入れるんだよね。
すると、よりコシが出てくるし、麺の色も黄色くなるのだ。
ちなみに、このグルテンだけを取りだして乾燥させたのがお麩だよ。
練った小麦粉を水にさらしてデンプンを洗い流すのだ。
お麩の網目状構造がまさにグルテンの三次元ネットワークということだね。

麺は打っただけではだめで、必ずゆでるよね。
これはデンプンを糊化(α化)するため。
もともとデンプンはブドウ糖が重合した高分子で、長い螺旋状にブドウ糖がつながった直鎖に分枝として短いブドウ糖の直鎖が出ている構造を取っているんだ。
安定的な結晶構造だと、この枝分かれした部分は水素結合によってきれいにたたまれている状態なんだけど、熱を加えてやるとその水素結合が切れて枝が広がるのだ。
まさに使い古したほうきのようになるわけ。
で、この広がった枝の間に水が入り込んで膨潤すると、ゲル状になるんだよね。
小麦粉を溶いた水に熱を加えるととろみが出るのはこのためだよ。

で、麺の状態でも同じで、グルテンに抱え込まれたデンプンに熱が加わると糊化してゲル状になるのだ。
この状態が麺がゆであがった状態。
あんまりゆですぎると水を吸いすぎてコシがなくなるけど、適度に水を吸った状態では、グルテンの編み目がとろみを帯びたデンプンを抱え込んでいい感じになるんだ。
この状態ですぐ食べるのがいわゆる「釜揚げ」の状態。
この状態ではグルテンの網目構造は比較的ゆるく、デンプンのとろみが目立つので、もちもちした食感になるんだ。

これを冷水でしめると、グルテンの網目構造がかしっときつくなって、麺表面のとろっとしたデンプンは再び結晶化して固い構造になるので、しこしことした食感が生まれるのだ。
これがざるうどんなどで食べる状態。
温うどんにするときはもう一度麺の表面を温めるのが本来のゆで方だよ。
温うどんは二度ゆでるのだ。
ただし、冷え切ってしまうと、グルテンに抱え込まれたデンプンのとろみが失われ、固くぼろぼろ、ぼそぼそになるんだよね。
これが古いゆで麺が「のびた」状態。

一般にゆで麺で売られているのがこの状態で、再び湯がくことでデンプンの糊化が復活し、うどんの食感になるのだ。
焼きうどんにする場合でも、一度湯がいてから使うのはこのためだよ。
ゆで麺をそのまま炒めてもぼそぼそしておいしくないのだ(ToT)
一方、冷凍麺は実は釜揚げの状態で急速冷凍しているんだよね。
ただし、冷凍すると水分が凍結するときに体積が増えて、せっかくのデンプンの高次構造が破壊されて弾力が弱くなることがあるのだ。
そこで、破壊されにくいタピオカなどのデンプンが混ぜられているんだって。

というわけで、うどんなどの麺類のもちもち感としこしこ感はタンパク質とデンプンの重合・変性によるものだったのだ。
現在おいしい既製品うどんがあるのも、こうやって化学的にうどんが解明されたおかげなんだよね。
でも、先人はそれを経験の積み重ねで改良してきたんだから、もっとすごいよね。
よく讃岐うどんなんてものが生まれたと思うよ。

2011/08/20

しりこーん

最近CMで「ノンシリコンシャンプー」というのをよく聞くのだ。
なんだかよくわからなかったんだけど、これって、シャンプーの成分にシリコン系高分子が入っていないってことなんだって。
で、そんなことを知っても、けっきょくなんだかわからないんだけど(笑)
というわけで、ちょっとシリコン系高分子について調べてみたよ。

シリコンと聞くと美容整形のジェル状のものを思い浮かべたり、半導体の材料を思い浮かべたりするよね。
前者のジェル状のやつがシリコン系高分子なのだ。
炭素は水素と一緒に炭化水素系の高分子を作るけど、その炭素の代わりにケイ素が入ったのが有機ケイ素系化合物。
その中でも、ケイ素と酸素が強く結合したシロキサン結合を介して重合した高分子がシリコン(又はシリコーン)だよ。
重合の度合いや置換基によってオイル状立ったり、ゴム状だったりするのだ。

ケイ素と酸素の結合は、炭素と酸素の結合よりもはるかに強いので、シリコン系高分子はいわゆる炭素骨格の高分子より化学的・物理的に安定なんだ。
耐熱性や耐酸化性、絶縁性にすぐれ、紫外線や放射線にも強いんだって。
さらに、炭素・酸素結合を介した高分子が二次元的なジグザグ構造を取るのに対し、ケイ素・酸素結合を介した高分子はそこにひねりが加わって三次元的ならせん構造をとるので、その構造からも独特の性質がでるんだとか。
それは主に水素結合がしづらいということによる分子間力の低下で、表面張力が小さかったり、温度による粘度変化が小さかったり、水をはじく性質(撥水性)が出たりするんだ。

これらの性質がシリコン系高分子の使われ方にも影響するんだよね。
例えば、水素結合を作りづらいという性質は、摩擦が少なく、さらさらしているということなのだ。
これを利用したのが潤滑油で使われるシリコンオイルやグリース。
油の潤滑油は紫外線などで酸化して劣化していくし、酸やアルカリに弱いけど、シリコンオイルだと比較的丈夫なのだ。
また、化粧品なんかにも伸びがよくなってべたつかなくなるとので使われるんだって。
高級な油だと肌にしみこむのでべたつかないけど、その分伸びが弱かったりするよね。
それを補えるのだ。

シャンプーやリンスの成分としてに使われるのもまさにこの理由。
髪を洗うとキューティクルが開き、そこに界面活性剤のシャンプーが来るとキューティクルがはがれるとともに必要な油脂分まで奪っていくのだ。
その油脂分を補うのがリンスやコンディショナーだけど、その上からシリコン系高分子でコーティングすると、「さらさら」した感触になるというわけ。
ただし、キューティクルは傷んだまま「くさいものにふた」方式でごまかしていることになるので、髪質がよくなっているわけではないのだ(>o<)
で、最近は髪質自体をよくしよう、表面上だけさらさらにするんじゃダメだ、という流れで、ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーが出てきたんだそうだよ。
なるほどねぇ、と思うのだ。

熱や酸に強く、変性しづらいという性質は、ゴム状のシリコンゴムで重要なのだ。
シリコンパッキンなどに代表されるように、劣化しづらいゴム状の性質は便利なんだよね。
天然ゴムや合成ゴムだとどうしても酸化して固く、もろくなるから。
で、化学反応を受けにくいので、生体内でも安定するんだ。
それで医療材料にも使われるようになったそうな。
つまった動脈を開くバルーンカテーテルとか、人工心肺膜なんかに利用されているよ。
そのほか、酸素透過型コンタクトレンズもシリコン系高分子だそうなのだ。
さらに、豊胸などの美容整形の分野でも使われているのだ。
ただし、シリコン系高分子自体は安定なんだけど、異物であることは確かなので、それを包んでいる袋が回りの組織と癒着したり、必ずしも長期的な安全性は未確認な面もあるんだよね(ToT)

撥水性という性質は、シリコンオイルやシリコンパッキンでも重要なんだけど、深夜の通販番組でよく見かけるのはカーワックスだよね。
最新のシリコンワックスというやつなのだ。
伸びがよくてよく水をはじく、というもの。
ワックスだけじゃなく、撥水性や摩擦の低下をねらってシリコン系高分子でコーティングをすることはよくあるのだ。
ガラスなんかもあらかじめシリコンコーティングをしておくとべちゃっとぬれずに、水滴が浮くのだ。
そのかわり、くもりやすいんだけどね。
(くもりどめにはむしろ親水性のコーティングをして、水が表面全体に広がるようにするんだよ。)

というわけで、シャンプー界では疎まれ始めているシリコン系高分子も、かなり身近なところで活躍しているのだ。
知らず知らずのうちにお世話になっていたんだねぇ。
ようは使いようってことだから、適材適所で使えばよいだけなんだけど。
とりあえず、家に帰ったらシャンプーの成分表示でも確認しようかな?

2011/08/13

どこに干す?

毎日暑いし、日差しも強いよねぇ(ToT;)
この時期だとい、夕立がこわいものの、洗濯物を外に干すとからっとすぐに乾くのだ!
節電が求められている今こそ、自然の力を使って乾燥だよね。
とは言え、昼間家にいられない共働き家庭の身としては、平日に外に洗濯物を干すのは難しいんだけど(>_<)

よく言われるのは、部屋干しだと独特のにおいが出てくるけど、外に干すとそれがない、というもの。
なので、外に干せないなら乾燥機で乾燥させる、ということになってきているのだ。
部屋干しもうまく活用できれば省エネにもなるし、よいんだけどね。
で、その気になるにおいのもとは、最近CMでもおなじみになってきた雑菌の繁殖。
洗濯物はきれいなはずなんだけど、実際には繊維の間に洗剤が残って付着していたり、落としきれなかった皮脂の汚れなんかがこびりついているのだ。
で、そこに湿気が加わると、雑菌が繁殖してしまうというわけ・・・。

部屋干しのにおいを抑える洗剤やスプレーには殺菌成分が入っていて、この雑菌の繁殖を抑えるのだ。
外に干している場合は、太陽光に含まれる紫外線によりある程度の殺菌効果が期待できるのと、部屋干しよりは乾燥が早いので、雑菌が繁殖できる時間が短く、においが出る前に至らないんだ。
でも、くもりの日なんかだと乾燥に時間がかかって、いつまでも湿気っている状態なので、場合によってはにおいが出てくることもあるのだ。
乾燥機の場合は、乾いた熱い空気で一気に乾燥させるのでその心配はないんだよ。

乾燥機の場合、回転させながらまんべんなく熱風を当てて乾かしていくので、乾燥も早いし、タオルなんかだとふっくらと仕上がるんだよね。
これは回転させることで洗濯している間につぶされていたパイル生地の繊維がふくらんでくるから。
タオルを天日干しする場合は、洗いざらしをそのまま干すと、繊維がつぶされたまま乾燥されてしまうのでごわごわになるのだ!
そのときは、タオルをよく振ったりはたいてから干すとごわごわにならないよ。
そうすることでつぶれていた繊維の間にも空気が入り込み、わりとふっくらと乾燥させることができるのだ。
柔軟剤を使うと繊維自体はやわらかく仕上がるけど、繊維自体がつぶれている場合はその効果がうすいので注意が必要だよ。
柔軟剤を増やせばふっくらとなるわけではないのだ。
問題は乾燥のさせ方なんだよね。

でも、乾燥機も完璧ではないんだよね。
エネルギーを余計に消費するというのもあるけど、一気に乾燥させるので、繊維を傷める可能性があるんだ。
絹や化学繊維のように熱に弱いものだと、その熱で縮んだりするので、それはNG。
また、なかで乾燥させながら回転させるので、ボタンなんかも壊れやすいんだよ。
さらに、乾燥気温赤で動き回るので、しわがつきやすいのだ。
後でアイロンをかけたりすればよいわけだけど、乾燥機は下着やタオルなんかが得意で、高級な衣類には使えないのだ。
ま、高級な衣類は普通はクリーニングに出すけどね(笑)

乾燥機と部屋干しの間にあるのが浴室乾燥。
うちももっぱらこれなのだ。
お風呂場に部屋干ししつつ、そこに乾いた温風を当てつつ、洗濯物から出てくる湿気を排出していくのだ。
普通の部屋干しよりはるかに早く乾くし、日中洗濯物が取り込めない人にはありがたいよね。
最近では放射性物質がつくので外に干せないなんて言って使う人も多いようだけど。

天日干しの場合は、重力で下に引っ張られながら乾燥していくので、しわができづらいんだよね。
とは言え、天日干しでもしわができることはあって、その対策としては、干すときにぱんぱんとよくたたいて伸ばしてから干すとしわになりづらいのだ。
あらかじめアイロンを軽くあててから干すなんていう裏技もあるみたいだよ。
もともと洗うときにネットにたたんで入れて洗るとさらによいらしいのだ。

天日干しもただ日の当たるところに干せばよいというわけではなくて、洗濯物の乾燥には4つのポイントがあるのだ。
それは、気温、湿度、風、日照で、天気予報と一緒に出てくる洗濯指数はこれを組み合わせて計算しているらしいよ。
詳しくは予報会社の企業秘密なんだそうだけど(笑)
重要なのは、湿度と風で、いくら気温が高くても湿度が高いと乾きづらいし、また、気温が低くても風があると乾燥が早いのだ。
日照が少なくても、洗濯物の回りの蒸発した水蒸気が散っていってくれるので、風があるとどんどん水分の蒸発が進んでかなり乾くんだよね!
ま、天日干し独特のあたたかみやからっと感は低いかもしれないけど。

また、直射日光を当てるかどうかも問題なんだ。
よく「陰干し」なんて言葉があるけど、それは、直接日が当たらないように風通しのよいところに干すことなんだよね。
日光には殺菌効果もあるんだけど、同時に、紫外線は色素を変化させて、退色させる作用があるので、色もの・がらものにはよくないのだ。
そこで、日の光を当てずに乾かすわけ。
また、ぬいぐるみとかくつなど、内部に水分がたまりやすいものは、直射日光を当てて乾かすと表面だけ乾燥してしまって中が湿ったままになるんだよね。
なので、内部の水分が徐々に表面にしみ出ていきつつ、表面から水分が飛んでいくように乾かす必要があるのだ。

陰干しではなくて、夜干しというのもあるのだ。
単に夜に干すだけなんだけど(笑)
これは時間がない人が使ったりするよね。
でも、注意しなくちゃいけないのは、夜露が下りてせっかく乾いた洗濯物がまた湿気ってしまう可能性があること。
それと、乾くのに時間がかかるので、においが出るおそれもあるのだ。
陰干しと同じように、風通しが重要なのと、湿度に気にしなくちゃいけないんだ。

というわけで、洗濯物の乾燥だけでも奥が深いんだよねぇ。
なんにせよ、洗濯したての衣類は気持ちよいのだ♪
きちんと乾かして、気持ちのよい生活を送りたいよね。
そのためにも、うまく洗濯物を干さないと。