2010/01/09

食べ飲み放題注意!

年が明けて気になるのが「正月太り」・・・。
お節料理ってあっさりしているように見えても、栗きんとんや黒豆は糖分たっぷり、数の子は魚卵だから脂肪とコレステロールがたっぷり。
しかも、なぜかおもちは同量のごはんより多く食べられてしまうので、基本的に食べすぎになるのだ。
ボクも今年初めての経験になったけど(笑)、実家に帰省するとそのほかにもあれ食べろ、これ食べろと勧められて食べ通しになるので、ぶくぶくといくよね)>o<(

そんなときにいつも以上に目につくのがカロリーの低い食品・飲料。
このところは春雨スープやカロリーオフ飲料がはやりだよね。
でも、「カット」だとか、「オフ」だとか、「ひかえめ」だとかいろいろ種類があって複雑なのだ。
でも、実はあれって一定のルールに従って表記されているんだよ。
それは、健康増進法第31条に基づく栄養表示基準なのだ。

ざっくり言うと、一般的なものに比べて少なめなのが、「低」、「ひかえめ」、「小」、「ライト」、「ダイエット」「オフ」で、これらは以外と含まれているので注意が必要なんだよね。
食品の場合、100gあたり熱量だと40kal以下、糖類5g以下、塩分(ナトリウム量)120mg以下なのだ。
飲料だと、100gあたり熱量だと20kcal以下、糖類2.5g以下、塩分(ナトリウム量)120mg以下だよ。
春雨なんかはもともと緑豆のデンプンから作っているのでそれなりに熱量があるんだよね。
なので、春雨ヌードルだとこっちが多いのだ。
スポーツドリンクもエネルギー源のクエン酸や果糖、ブドウ糖が入っていることが多いし、マグネシウムやカリウム、ナトリウムなどの塩分を入れる必要があるので(浸透圧を上げないと吸収しにくいため)、けっこうこっちのカテゴリーが多いよ。
軽めではあってもそれなりに気をつけておかないと摂取過多になるよ!

一方、徹底的に抑えたのが、「無」、「ゼロ」、「ノン」、「レス」で、これらの表示の場合は含まれている量が非常に少ないのだ。
でも、完全に入っていないわけではないので、その点は間違わないようにしないといけないんだ。
食品、飲料ともに、100gあたり熱量だと5kal以下、糖類0.5g以下、塩分(ナトリウム量)5mgとされているよ。
缶コーヒーだとブラックでないとなかなかこの基準は満たせないよね。
なので、甘さひかえめの缶コーヒーなんかは「カロリーオフ」が多いみたい。
脱脂粉乳だけ入れたカフェオレとかだとたまに「ノンカロリー」にできるけどね。
コーラのようなものの場合は、合成甘味料で糖類を完全にシャットアウトできるので、「ゼロ」とかの表示も使えるんだ。

ここまで出て来ないものとしては「カット」というのがあるけど、これは自社の他製品に比べて、ということなんだよね。
当社比○倍と同じなのだ。
なので、比較対象のもとのものが大きく影響してくるわけ。
糖分50%カット、と言われても、他に流通している「カット」でないものがそれよりも糖分量が少ない場合もあるのだ。
A社の通常商品の100gあたりの糖分量が15gの場合、50%カットだと7.5gになるけど、「オフ」表示にするには食品だと5g、飲料だと2.5g下回る必要があるので、B社製品は6gでも無表示になるのだ。
すると、実は「カット」になっていないB社の方が糖分量が少ないという状況が出てくるんだよ。

というわけで、きちんと基準に従って表示されて入るんだけど、きちんと自分でそのものの量を確かめないといけないのだ。
「カロリーオフ」とか「カット」という字面に踊らされているとダメなんだよね(>_<)
ボクも正月のツケを返さないといけないので、今まで以上に気をつけないと!

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