2008/09/06

どれもミルクを入れたコーヒーなんじゃないの?

ボクはコーヒーはブラックで飲むことが多くて、かつ、缶コーヒーもわりと好きなので、まずスターバックスやエクセルシオールのようなカフェは利用しないのだ。
ちょっと高いしね(笑)
時々行くにしてもドトールとかヴェローチェが多いんだけど、この辺も庶民根性丸出しなのだ(笑)
で、そういうことなので、メニューの違いもよくわからないんだよね。
ラテは牛乳たっぷりの牛乳で、カプチーノはあわあわ、というくらいしかわからないのだ。
なので、ちょっと調べてみたよ。

まずは基本形のカフェラテだけど、もともとはイタリアのカフェ・ラッテで、「牛乳・コーヒー」というストレートな意味なので。
なので、イタリアではコーヒーと多めのミルクを混ぜればラッテなわけだけど、イタリアのコーヒーはイタリアン・コーヒーと別に呼ばれるくらい濃いものだし、もともとエスプレッソを多く飲むので、濃いコーヒーをたっぷりのミルクで割って飲みやすくしたものというわけなのだ。
これが米国でエスプレッソに多めのミルクを入れるカフェラテとして広まっていって、それが世界に発信されたのだ。

似たようなものにカフェオレがあるけど、これはもともとカフェ・オ・レで、フランス語。
英語だとcoffee into milkでミルクの中にコーヒーを入れたもの。
というわけで、作り方としてはほとんど差がないわけだけど、米国や日本ではエスプレッソをミルクに入れるとラテ、そうでなくて普通のコーヒーだとカフェオレ、と区別しているみたい。
ちなみに、もともとフランスは深煎りの渋いコーヒーを入れるので、やっぱりミルクで割って飲みやすくしていたようなのだ。
米国はラテもがぶがぶ飲むけど、カフェオレは専用の丼のようなカフェオレ・ボールに入れて出されて、全部の飲むとおなかがたぷたぷになってしまうのだ。

飲んだ感じも明らかに違うのがカプチーノ。
これはエスプレッソにクリーム状に泡立てたミルクを加えたものだよ。
泡立てているのでミルクも量は少なくて、ラテよりもカロリーも控えめなのだ。
後味があっさりしているのもそのせいだよ。

逆にがっつりしているのがカフェ・モカだよね。
エスプレッソの上にホイップクリームを載せたのがカフェ・コン・パンナという飲み物で、これにチョコレートシロップを加えて甘くしたのがカフェ・モカなんだって。
なので、一番カロリーが高いのだ!

同じく甘いのがキャラメル・マキアート。
ねっとりした甘さが特徴だよね。
カフェ・マキアートは、エスプレッソに蒸気で泡立てたフォームドミルクを加えたもので、ミルクの了は少なめなのだ。
で、これにキャラメルソースを入れるとキャラメル・マキアート。

日本でおなじみなのはむしろコーヒー牛乳だよね。
これは牛乳にコーヒーや砂糖で味付けしたもの。
デフォルトで砂糖でかなり甘めに味付けされているのが特徴だよね。
むかしのカフェオレは甘かったので、あたたかいか冷たいかくらいの差だったけど(笑)、最近はカフェオレも砂糖を加えずに飲まれるようになったので、差が鮮明になってきたのだ。
でも、時々飲みたくなるよね。

最後の番外編はスターバックスのカフェ・アメリカーノとアメリカンの違い。
アメリカーノはエスプレッソをお湯で割ったもので、アメリカンは浅煎りした豆を薄く淹れたものなのだ。
コーヒー豆が高くなったとき、少量でおいしく飲める方法として米国で考案されたものだよ。
最終的な濃さは違わないけど、アメリカンはじっくりと抽出するのでカフェインが大量に含まれているのに対し、エスプレッソは圧力をかけて短時間で抽出するのでカフェインは少なめ(レギュラーコーヒーと同じ量を飲むとエスプレッソの方がカフェイン量は多くなるけど、1杯あたりのカフェイン量はエスプレッソの方が少ないのだ!)。
なので、カフェイン含有量が決定的に違うのだ!

こうして見てくると、臆することなく安心して注文できるよね。
ボクはストレートのコーヒーしか頼まないけど(笑)

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