2008/03/22

熱風でふかふか

きっとむかしは違ったんだろうけど、現在は米国の都市部ではほとんどの過程が洗濯乾燥機を使っていて、外に洗濯物を干すということがないのだ。
個人的には日光に当てて干した方が好きなんだけど、干す環境も整っていないので、ボクも乾燥機を使っているんだ。
なんだかエネルギーも無駄遣いしているような気がして、ちょっと罪悪感があるんだけどね。
家に乾燥機がな人たちも外に干すことはせず、コインランドリーなんかを利用するみたい。
車社会で排気ガスがひどいとか、そういう理由もあったりするのかな?

洗濯乾燥機はドラムで衣類を開店させながら、そこに乾いた熱風を当てて乾燥させるという仕組みなのだ。
熱源は電熱式のものとガス式のものが主流で、本体内にたまった水分や湿気を帯びた空気を排出することで乾燥状態を保っているみたい。
熱を加えるとともに湿気を下げて、どんどん水が蒸発していく状態を作り出すことで乾燥させているのだ。
そういう意味では原理は極めて単純なんだよね。

メリットとして、天候に左右されずに衣類を乾燥させることができることなのだ。
部屋干しでゆっくり乾かすと乾かしている間に雑菌が繁殖して変な臭いがついたりすることもあるけど、乾燥機で短時間で乾燥させればそのおそれはないのだ。
花粉症の人なんかは花粉の時期には外に洗濯物を干せないから乾燥機は重宝するよね。
でも、無理矢理乾燥させていることには変わりないので、薄い生地や化学繊維のものなんかはあんまり向いていないのだ。
もちろん、絹やウールなんかの手洗いが推奨されるようなものにも不向き。
タオルやTシャツ、スウェットなんかの丈夫な生地のものは向いていて、それこそ米国でよくきられている衣料なんだよね。
普及するわけがよくわかるのだ(笑)

でも、日光で干すことにはいい面もあって、ひとつは紫外線も当たるので殺菌されること。
天日干しだといやな臭いがつかないのはこのためなんだよね。
しかも、わりとゆっくりと干していくのでふっくらと仕上がるのも特徴なんだよね。
そこは無理矢理乾燥させているのとはやっぱり違うのだ。
それと、天日で干すとなんだか「お日様のにおい」のようなよい香りがする感じがするよね。
きっと乾燥機で干すのとは香りのもととなる物質が洗濯物に残る・残らないのところで差があるのだ。
でも、何より、日光を活用すればそれだけエネルギーを使わなくて済むから省エネだよね。
せっかく日が差すなら、できれば天日干しですっきりとふかふかに干したいものなのだ。

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