2007/05/21

Gone with the "Cold"

症状は全然軽いもので、少しだるいなぁ、くらいなんだけど、ひさびさにカゼっぽいのだ。
で、せっかくの機会(?)なので、カゼについて調べてみたよ。

カゼというのはひとつの病気ではなくて、ウィルスや細菌性の疾病で、発熱、倦怠感、頭痛、のどの痛み(喉頭炎)、せき・鼻水などの諸症状が出るものの総称なのだ。
いわゆる「カゼをひいた状態」でも、その原因は様々というわけ。
医学的には複数の疾病の総称なので、「カゼ症候群」と呼ぶらしいよ。

このうち、全身症状が強くて、重症化することもある(死亡例も出る)インフルエンザは「流行性感冒(流感)」として別に扱うこともあるのだ。
一気に広まる感冒(カゼ)だからだよ。
インフルエンザは感染力はそんなに強くはないのだけど、咳をしたときに出る飛沫で感染するから、混み合ったところではすぐに広まるんだよね。
むかしはインフルエンザは必ず予防接種をしていたけど、副作用が問題になってからは希望者だけになってしまったのだ。
でも、毎年はやりそうなウィルスの型を想定して作っているものなので、必ずしも当たるわけじゃないんだけどね。

で、風邪薬というのは、熱を下げて頭痛を和らげる解熱鎮痛剤や、のどの痛みをおさえ、せきをとめる鎮がい薬、合併症を防ぐための抗生物質、鼻水やくしゃみを止める抗ヒスタミン薬なんかがまざったものなんだ。
でも、これらはあくまでも風邪の症状を緩和する薬で、病気そのものを直すわけではないのだ。
最近では、風邪の症状は体が病原体と戦っている反応で無理におさえるとかえって長引くと言って、あんまり薬を飲ませなくなってきているよね。
実際、熱は39度を超えないのであれば無理に下げる必要はないみたい。

むしろ、ゆっくりと静養して、栄養のあるものを食べて、という方が療法としてはいいみたいだよ。
あと、カゼの時は発熱でビタミンCがより多く破壊されるので、果物を食べてビタミンCを補給するのには意味があるのだ。
あと、汗もかくから水分の補給もこまめにするといいんだよね。
おなかにも来ているときは消化にいいものを食べるのもよいのだ。

一方、インフルエンザには抗ウィルス薬があって、これはウィルスの増殖をおさえる薬。
なので病気自体を軽くするものなんだけど、最近では副作用が問題になっているよね。
でも、この薬はあくまでもウィルスの増殖をおさえるものなので、感染後早期に使わないと意味がないんだ。
たくさん増えてしまった後に増殖をおさえてもたいしてきかないからなのだ。
なので、ちょっと使い方が難しくて、インフルエンザがはやってくると、「ひいたかも」くらいの段階で予防的に使ってしまいがちなのだ。
これからh気をつけて使わないといけないんだろうね。

カゼの予防策としては、「うがい」が思い浮かぶけど、それと同じくらいに重要なのが「手洗い」。
代替の人は手づかみのものを口に持って行くことが多いから(食べるときだけじゃなくても)、手にウィルスがついていると感染してしまうのだ。
なので、うがいと手洗いが重要というわけ。
それとともに、普段から健康的な生活を心がけて、免疫力を高めておくっていうのもあるんだけどね。

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