カレーライス
暑いと辛いものが食べたくなるよね。
ボクは毎新田部手もいいくらい、カレーライスやカレーパンが好きなのだ。
カレーライスといえば今や日本の国民食とも言われるほどメジャーなものだけど、実は戦後に普及したものなのだ。
日本のカレーの発祥は定かではないみたいだけど、英国経由でインドのカレーが伝わったとするのが一般的みたい。
なので、英国式のカレーはどことなく日本のに似ているんだって。
カレーが一般にも普及したのは日本軍で兵士が食べて気に入って、家でも食べるようになったから、と言われているんだけど、これにも海軍説と陸軍説があるみたい。
どちらかというと陸軍の方が人数も多いし、いろんなところに基地もあったから信憑性は高そうだよね。
でも、横須賀海軍カレーなんて伝統的なメニューもあるし、海上自衛隊では、曜日感覚をなくさないように、毎週金曜日の昼食はカレーライスなんだって。
海の上にいると曜日がわからなくなるので、同じメニューを出すことで曜日感覚をとりもどすのだ。帝国海軍の時は土曜の昼食で、その伝統が今も残っているそうだよ。
(これはうちの実家も同じで、ボクが中学生の時に提案して、毎週土曜の夜はカレーライスで、日曜のお昼にその残りを食べていたんだ。2日目のカレーがまたおいしいんだよね。)
それに、海軍といえば、東郷平八郎元帥が英国で食べたビーフシチューの味が忘れられず、和風にアレンジして肉じゃがが生まれたなんて話もあるし、けっこう料理と関係が深いのだ。
一方、陸軍では交代制でみんなが炊事を担当していて、専門の炊事番がいる海軍とは違って、誰でも家にカレーライスの作り方を持って帰ることが得きる状況にあったのだ。
これはけっこう大きな話で、食べておいしかったから、と言っても家で再現できるわけじゃないから、作ったことがある、っていうのは重要なんだよね。
で、陸上自衛隊にも名物のカレーがあって、それはレンジャーカレーというもの。
カレーライスに納豆がのせられているんだけど、なぜそう呼ばれているのかはすでに不明なんだって。
ボクは家で試してみたことあるけど、なかなかいけてたよ。
納豆が好きな人なら、カレーの味がマイルドになってよいのだ(^o^)/
日本のカレーライスにはジャガイモが入っているけど、これを発案したのは、「Boys, be ambitious!」でおなじみのクラーク博士と言われているそうだよ。
クラーク博士は札幌農学校の教頭として赴任したんだけど(結局8ヶ月しか札幌にはいなかったのだ。)、そのとき、日本の学生の体が貧弱なのは米食のせいだと思って、学生にごはんを食べることを禁止したのだ。
かわりにパンを食べるように指導していたんだけど、肉と野菜と炭水化物がバランスよくとれるからと、カレーライスだけは例外として扱われていという話が伝わっているんだ、信憑性はちょっと怪しいんだけど。
で、問題のジャガイモは米不足を補うためにガサ増やしで入れたみたい。
ボクは大学生時代毎日のようにカレーパンを食べていて、なかば主食と化していたんだけど、カレーはおいしいよね。
カレーの味はそんなに変わらないから、どこに行ってもある程度安心して食べられるのがうれしいのだ。
このボクの大好きなカレーパンの元祖といわれているのが、大江戸線森下駅近くにある、深川のカトレアなのだ。
ここの揚げたてのカレーパンを食べたことがあるんだけど、おいしかったよ。
カレーうどんもおいしいし、カレースパゲッティや、カレーピラフ・炒飯、なんでもありだよね。
そこもまたカレーの魅力なのだ。
インド人は毎日カレーを食べているわけだし、日本人でも毎日カレーを食べていてもいいんだよね、黄レンジャーみたいに(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿