はりついてなんぼ
今日は記念品のワッペンをもらったのだ。
ワッペンなんて手にするのは何年ぶりだろう?
小さいときはアニメとかのキャラクターのワッペンをつけてもらったりしたけどね。
こういうのを記念品で配っているということは、大人でもつける人がいるのかな?
まだピンバッジだったらつけるけど、ワッペンははずせないからそう簡単にもいかないよね。
で、このワッペンというのはドイツ語で、もともとは紋章(emblem)のことなんだとか。
なので、「盾」の形をした紋章系のデザインが多いのはそのためみたい。
紋章をより簡便に衣服や防止に津kる方法として税所に考案されたのかもしれないね。
いちいち衣服に刺繍するんじゃ大変だから。
それがきっと別の服飾目的でも使われるようになったと考えると納得がいくのだ。
ワッペンというと、糸で縫いつける場合もあるけど、たいていはアイロンで接着させるよね。
当て布をして、ゆっくりしっかりプレスしてくっつけるのだ。
そういうアイロン接着型のワッペンの場合は、裏地に「のり」がついていて、アイロンの熱を加えることでその樹脂ののりがとけ、それが再度かたまるので接着剤になるのだ。
はがそうとするとはがれないものだけど、はがしたくなくても洗濯を続けていたりするとはがれてくるんだよね(笑)
もともとそういう接着剤なので、タオルのような起毛した素材やガーゼのような織り目の粗い布は接着面が平らでなく、均一でもないので、うまくくっつけることができないみたい。
似たようなイメージなのがアップリケ。
こっちはフランス語で、ワッペンは紋章のようなデザインされたかざりをくっつけるものなんだけど、アップリケは小さな布端などを縫いつけたり、貼り付けたりして草食する手芸の手法のことなんだって。
切り貼りの芸術はコラージュと呼ばれるけど、ようは手芸の世界でそれをやっているようなものなのだ。
できたものを貼り付けるんじゃなくて、貼り付けてかざりを作るというところが違うみたい。
でもでも、市販のアップリケって、多くは穴が開いたところに貼り付けて隠すようなものだったり、ワンポイントのかざりだったりして、すでに当初の意味は見失われているような気がするんだよね。
のりが裏面についているところもワッペンと同じだし。
なんだかそう考えると違いがあいまいなのだ(>_<)
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