2008/01/09

ひえひえ

ボクは空調の暖房が苦手なので、家では布団や毛布をかぶって寒さをしのいでいるんだよね(笑)
上から温められると頭がぼーっとするのでいやなのだ。
どうしても寒いときは電気ストーブなんかを使うんだけど。

で、この時期避けられないのは手足の冷え。
いわゆる冷え性というわけじゃないけど、気温が低いとどうしても手足の先が冷えるよね。
特に水を使った後は顕著なのだ。
これは寒さで毛細血管が収縮してけっこうが悪くなるからで、もんだりこすったりすると温まるのはまた血行がよくなるからなのだ。
手足なんかの末端は対sけいに比べて表面積も大きいので、余計冷めやすいというのもあるんだよね。

これが病的な状態になるといわゆる「冷え性」なのだ。
これは冬だけじゃなくて1年中ずっと冷たいんだよね。
これは温度調節をしている自律神経がおかしくなっていることに起因していることが多くて、普段から空調がきいていてずっと同じような気温の場所で生活していると、体の温度調節機能がおかしくなって、それで冷え性になると言われているのだ。
適度に汗をかいたり、寒さに震えたりする方が体の温度調節機能は正常に保てるみたい(笑)

体の温度調節がおかしくなると低体温症にもなってしまうんだよね。
人間の体温はだいたい37度弱が理想的なんだけど、これが35度台だとちょっと体温が低いんだよね。
体の中の酵素などのタンパク質は37度付近で一番活性があって、免疫反応なんかはもう少し高い温度の方が反応性が高くなるのだ。
なので病気になると熱が出ることが多いんだけど、これは体が防衛反応として免疫反応の活性を高めようとしているので、下手に解熱剤で体温を下げない方が早く病気が治るんだよね。
で、普段から37度付近だと免疫反応もより活発なので、病気に強い丈夫な体になるのだ。
体温が高めの人はそれだけ健康なんだよ。

体温は体の中で脂肪や糖などを分解したときに出てくる熱が熱源なので、基本的には体の中心があたたかいのだ。
この熱が血液によって体中に運ばれていくんだよね。
で、手足を動かすと血行がよくなって、より熱が運ばれやすくなるのだ。
かつ、筋肉を動かすとそのエネルギー源として脂肪や糖が燃やされるから、そこからも熱が出るのだ。
なので体に筋肉がついていると、けっこうの分だけじゃなくて筋肉で燃焼させる分の熱が増えるので、より体温を高めやすくなるんだよ(その分燃費は悪くなるけど、それだけにダイエット効果もあるのだ。)。

なので、冷え性を克服するには、まずは適度に温度変化のある暮らしに体を慣らして体温調節機能を常に働かせる、ということが大事で、規則正し生活をすると体のホルモン・バランスなんかも正常化してかなり改善するのだ。
さらに体にある程度筋肉をつけると、血行もよくなるし、体も温まりやすくなるんだよ。
つまりは、家で夜も昼もない生活でじっとしているとダメで、健康的に体を動かしながら生活するのがよいということなのだ。
むかしの人と同じような暮らしをすれば、かなり健康的にはなれるんだよね。

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