2007/08/10

シャンプーの後に・・・

ボクはかなり髪の毛が太くて、しかもかたいんだよね。
シャンプーだけしか使わないと、すっごいごわごわになってしまって、朝起きると髪の毛が爆発してしまうのだ。
なので、リンスやコンディショナーをきちんと使う方なんだけど、いまいちその違いがよくわからず、いつもその場のフィーリングで選ぶんだよね。
でも、やっぱり気になるので、少し調べてみたのだ。

リンスはもともと「すすぐ」という意味の英語で、むかしのシャンプーは石けん水のようにアルカリ性の水溶液で、洗った後そのままにしておくとキューティクルが開きっぱなしでごわごわになってしまうので、お酢を水に溶かしたものなどの酸性の溶液ですすいでいたんだって。
それでその名前がついたんだけど、今ではシャンプーはほぼ中性なので、その必要はなくなって、別の役割になっているんだけど、名前だけ残っちゃっているみたい。

で、今のリンスは、シャンプーで洗うことですっかり洗い流されてしまった髪の毛の表面の油分を補給するためのもので、髪の毛をコーティングするのだ。
すると、髪の毛の表面がなめらかになるので、静電気でまとわりつくこともないし、ごわごわ感もなくなってくしのとおりもよくなるというわけ。
リンスの主成分は界面活性剤で、そこにコーティングされる油が溶けているんだけど、少しは髪の毛の洗浄効果もあるんだよね。
その洗浄効果を高めたのがリンス・イン・シャンプーで、別にリンスとシャンプーを混ぜたわけじゃなく、リンスの洗浄力を高めたものなのだ。

リンスは界面活性剤と油なので髪の毛の仲間では浸透していかないんだけど、髪の毛の仲間で有効成分を浸透させて、内側からしっとりやわらかい髪質にするのがトリートメント。
熱や染色で傷めた髪の毛の状態をよくするためにはリンスでコーティングするのじゃ足りなくて、トリートメントでしっかりケアしてあげないとダメだそうだよ。
ボクにはあまり縁がない話なんだけど・・・。

で、その中間的な存在がコンディショナー。
リンスよりも髪の毛をケアする能力は高くて、トリートメントほどではないとか。
でも、これらの境界はすっごくあいまいで、きちんとした区別があるわけじゃないので、メーカーごとに扱いはだいぶ違うみたい。
同じような成分でも、あるメーカーはリンスとして製造し、あるメーカーはコンディショナーとして製造するようなのだ。

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