でももしかしも
今日はホワイト・ハウスから連邦議会議事堂まで、イラクからの米軍の撤退を求めるデモ行進があったのだ。
ボクも散歩の途中にデモの様子を見たんだけど、日本のものとは違ってかなりの興奮状態。
ものすごくヒートアップしているのだ。
やっぱり本場(?)のデモだねぇ。
デモはデモンストレーションの略で、辞書を見ると「示威運動」なんてあるけど、こんな言葉はまず使わないよね(笑)
一般的にはある特定の主義・主張を持った人たちが集まって、プラカードなどを持ちながら、非暴力的な手段で広く公衆に自分たちの主義・主張をアピールする行為を指すんだよね。
多くの場合は大勢で主義・主張を叫びながら大通りを行進するのだ。
たいていは反体制なものが多くて、政府の政策に反対するようなものが多いよね。
日本の場合は1920年のメーデーに行われたものが最初らしいけど、その後戦時体制になると禁止されてしまったみたい。
でも、1960年代になる学生運動が活性化してきて復活し、さらに1980年代になると市民運動が交流してきたので数も増えたみたい。
日本のでも行進の場合、国会や各省庁のまわりを歩くことが多いけど、こういうときには事前に警察に届け出ないといけないみたい。
たしかに、警察の人は車を止めたりしてデモが安全に行われるようにしているんだよね。
日本ではかなりおだやかなデモが多いけど、海外では興奮しすぎてときに暴動になったりすることもあるのだ。
韓国なんかでは自分の体に火をつけて抗議する人がいるみたいだし、海外ではよく国旗を燃やしたりしてるよね。
で、度が過ぎると天安門事件のように死者が出るほどの騒ぎになってしまうので、実はこわいものでまるのだ。
とは言え、平和的で、しかも、意義の高かったデモも現実にはあって、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師による「I have a dream」の演説が行われた、人種差別の撤廃を訴えたワシントン大行進なんかはその例なのだ。
(後にこれはロバート・ケネディさんの活躍などもあって、リンドン・ジョンソン政権で法律の上ですべての差別が廃止されるという大きな動きにつながるのだ。)。
これと似たものにストがあるよね。
ストはストライキの略で、日本語では同盟罷業なんていう難しい言葉になるそうだよ!
ようは、ある職業の人たちが労働を行わないことで抗議をすることなのだ。
鉄道や飛行機なんかでストが起きると交通網がストップするからよくニュースで話題になるよね。
日本ではこれまでそんなに大きな支障が出たことはないようだけど、海外では1週間とか続くこともあって、社会が混乱することもあるようなのだ。
こういうところもやっぱり国民性なのかな?
鉄道や飛行機のストなんて事前に雇用側が譲歩してストを回避したりするよね。
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