2007/09/01

9月

いよいよ9月だねぇ。
年をとったせいか、1年が経つのが早いのだ(笑)
9月といえばまだまだ暑い日もあるけど、いよいよ秋の到来って感じだよね。

9月の日本での旧称は「長月」。
なんでそうなったのかははっきりしないらしいけど、「夜長月」の略とするのが一般的な解釈なんだって。
まさに「秋の夜長」ということなのだ(旧暦の9月は今の10月から11月なので、ちょうど秋のまっただ中なのだ。)。
他に、「稲刈り月」が「ねかつき」となり、さらになまって「ながつき」になっととする説もあるそうだよ。
でも、「夜長の月」っていう方が風流でいいよね(笑)

英語ではSeptemberというけど、最後の-mberはNovemberやDecemberと同じで「月」を意味しているのだ。
で、sept-はラテン語由来で「7つの、7番目の」という接頭辞で、あわせて「7番目の月」という意味なんだ。
一説に、ジュリアス・シーザーの月(July)とアウグストゥスの月(August)を間に差し込んだから、7番目だったのが9番目になった、という説があるんだけど、これは俗説みたい。
古代ローマでは3月が1年のはじめで、そこから数えて7番目の月という意味だそうだよ。
2月が一番日数が少ないのもこのためで、年末に当たるのでしわ寄せが来ているのだ。
これもAugustがJulyに比べて日数が少ないのはまずいと言って2月から1日とって29日とした(閏年を含めて)って説があるけど、これも俗信なんだろうね。

9月といえばなんといてもお月見の季節。
仲秋の名月だよね。
秋や冬は空気が乾燥しているため、月や星がぼやけずに鮮明に見えるのだ(湿度が高いとぼやけるのだ。)。
かつ、9月くらいだとまだ夜はそんなに寒くないので、お月見に向いている季節、となったんだそうだよ。
欧州では月は狂気の象徴ととらえられがちで、狼男の伝説にそれがよく現れているけど、中国や日本では月を愛でて自然に親しむ文化があったんだよね。
ボクは月を楽しむ文化の方が好きなのだ♪

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