2007/10/11

火災報知器

今日、夕ごはんの準備をしていると、思った以上に煙がもくもくと出て、ついに火災報知器がピピピピピと鳴りだしたのだ(>_<)
煙自体はたいしたことないんだけど、火災報知器が鳴るとなんだか焦るよね・・・。
なんかとんでもないことをしてしまった気分になるのだ。
でも、いまいちどれくらいの煙で反応しているのかがわからないんだよね。
もわっと煙が出ても反応しないときもあるし。
というわけで、その原理を少し調べてみたのだ。

火災報知器は日本でも消防法が改正されて設置が義務付けられているけど、基本的には熱や煙を感知して作動するものなのだ。
音が鳴って警告するだけのものから、スプリンクラーや防火扉と連動しているもの、警備会社や管理会社に自動的に連絡を行うものなど様々。
これからは一般住宅にも設置されるから、ますます見かける機会が増えるよ。

で、肝心の原理なんだけど、いくつか種類があるみたい。
一番直感的にわかりやすいのは熱を感知するもので、室温が一定温度以上になると作動するものなのだ。
たぶん、50度以上とか、通常の気候ではそこまで上がらない温度に設定されているんだろうね。
熱を感知しているので、おそらく赤外線センサーかなんかだと思うよ。

もうひとつの代表的な方式は煙を感知するもの。
煙が充満してくると光が直進できずに散乱されるんだけど(煙の中で光が暗くなるのはこのためなのだ。)、その拡散された光を感知するみたい(普通の状態では光が届かない方向から光が来るかどうかを検出するものだと思うのだ。)。
あらかじめレーザー光を出しておいて、それが煙で散乱されて遮断されるのを検知する方式もあるみたい(煙でレーザー光が検出器に届かなくなると作動するのだ。)。

この他にも、炎に特徴的な短波長の紫外線を感知したり、火災事故の死亡原因として代表的な一酸化炭素ガスを検知するものなどもあるみたいだよ。
いずれにしても、ほんの少しの兆候でも検知できるんだけど、誤作動が少ないということが重要なのだ。
誤作動を少なくしようと感度を下げると火災が発見できなくなるからね。
こういうのはなかなかバランスが難しくて、複数の見地方式を組み合わせたりとか、工夫のしどころなんだよ。

でも、明らかにうちの報知器は敏感すぎるような・・・。
とは言え、実際には音が鳴るだけで、いまのところそれ以降何もアクションがないから別にいいんだけど。
これでちょっとでも報知器が鳴って、いちいち管理会社の人や消防署の人が来ていたら大変なことになるのだ。
きっとしばらく警報が鳴り続けてもずっとその状態が続くと次の動作に移るのかも。
さすがに鳴るだけだったらあんまり役に立たないからね(笑)

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